ガンダムSEED編 PHASE−01
ショート01.
究極の選択(私なら迷わず副長)

 イザーク 「ディアッカ、この裏切り者め! 女に誑かされ、ナチュラルに手を貸すとは! 貴様
        それでもザフトの…」
 ディアッカ 「怒るなよ、イザーク。俺は前半、全然目立ってなかったんだから、これぐらいの役
         得があってもいいだろ? そうだ、お前も彼女ぐらい作ってみたらどうだ? ミリィ
         の伝で紹介してやるぞ」
 イザーク 「か、彼女だと? ふ、ふん、そんなもの戦士には不要だ……。だが、まあ、お前が 
        そこまで言うのなら…」
 ディアッカ 「素直じゃないな。まあいい。それじゃあ、ミリィの友達でロングヘアーがよく似合う 
        赤毛の美少女と、ミリィの上司でちょっと堅物だけど、時々可愛いところも見せる 
        年上のお姉さま、どっちがいい?」
 イザーク 「む…………うーん………(ちょっと幸せそうな顔で考え中)」
 ディアッカ 「慎重に選べよ。(小声で)命に係わるからな」
 イザーク 「? 何か言ったか?」
 ディアッカ 「いや、何も」(極上の笑顔)



ショート02.
夢の三姫会談・または三大ヒロイン最大の決戦

その1.そう言えばこの三人って、本編ではまだ一度も会した事無いんだよね
(このショートショートは2003年の5月末に書かれたものです)

 ラクス 「カガリ様とは初めてお会いいたしますね。その節はアスランがお世話になりました」
 カガリ 「い、いや、別にそんな事は……」(少し後ろめたい気持ち)
 フレイ 「へえ、随分と心が広いのね。自分の婚約者(おとこ)を寝取られたくせに」
 カガリ 「ね、寝取られたって、あたしとアスランはそんな……!」
 ラクス 「あら、お久しぶりです、フレイさん。ご心配をおかけしているようですが、私にはキラが
      いますから。先日、貴方を振って、自由の翼を手に入れた人が」
 フレイ 「……ふん。あんな奴、あんたにノシつけてあげるわよ」
 ラクス 「ええ、ありがたく頂きます。ですが、フレイさんは『逃がした魚は大きい』という言葉の意
      味を知ることになるかもしれませんね」

 (微笑みあう両雄。凍りつく世界)

 カガリ 『く、空気が……重い………』


その2.気を取り直して、第1クールを振り返ってみよう

 ラクス 「第1クールはわたくしもカガリ様も、顔見せ程度でしたわね」
 カガリ 「まあ、私はそうだったけど、ラクスはそんな事ないだろ。出番も多かったし」
 ラクス 「いいえ、わたくしの出番など微々たるものでした。キラともすぐ離れ離れになってしまい
      ましたし……。第1クールのヒロインは、文句無くフレイさんですわ」
 フレイ 「へえ、分かってるじゃない」(ちょっと気分良し)
 ラクス 「でも、いくら出番が多くても、『二代目カテ公』なんてニックネームは御免ですわ」
 フレイ 「!!!!!!!!」
 カガリ 『ま、また空気が……空気が重い……!』


その3.気を取り直して、第2クールの回想

 ラクス 「第2クールはカガリ様の独壇場ですね。今まで待たされていた鬱憤を晴らすかのよう 
      なご活躍、お見事でした」
 カガリ 「あ、ああ、ありがとう……」
 フレイ 「ちょっと! カガリの独壇場って何よ! 私も出てたのよ!」
 ラクス 「あら、そうでしたか?」
 フレイ 「そうよ!」
 ラクス 「……………………ああ、思い出しました。キラとカガリ様の仲に嫉妬して、あまり頭の
      良くない誘惑をなされたり、戦闘中に船に酔ったり、視聴者の方たちから『みんな頑張
      ってるのに、全然働かない怠け者ヒロイン』と呼ばれたり」
 フレイ 「くっ………!」(結構事実な為、反論できない)
 カガリ 『お父様、地球とプラントの間で頑張っておられるお父様の苦労が、少しだけ分かりまし
      た。誰かラクスを止めて!』


その4.そしてこれから……

 カガリ 「31話からしばらくは私の出番は無いみたいだね。ラクス、私の分まで頑張りなよ」
 ラクス 「はい、キラと一緒に頑張ります。公式サイトのキャラ紹介文から『ヒロイン』の文字が消
      えたフレイさんも、一緒に頑張りましょうね」
 フレイ 「くっ……! いい気になってんじゃないわよ、ハロ女! 私だってまだこれから……」
 ラクス 「元カレとヨリを戻そうとして失敗したり、捕虜に銃を向けたり、『二代目カテ公』に相応し
      いご活躍をなさるそうですね。本当にこれからが楽しみですわ」(余裕の、されど残酷 
      な微笑)
 フレイ 「!!!!!!!!!!」
 カガリ 『ラクス……。あんた、最強だよ』



ショート03.
キラ・ヤマトという男について

 マリュー 「感謝してるわ。私たちがこうして生き残る事ができたのは、彼のおかげだから」
 ナタル 「アークエンジェルの防衛には欠かせない人材です」
 フラガ 「うーん……。かわいい後輩、弟分ってところかな?」
 サイ 「……色々あったけど、やっぱり、大事な友達だよ」
 ミリアリア 「人は見かけによらない、って事を教えてくれたわ」
 トール 「頼りになる友達だよ。コーディネイターだからって、そんなの関係ないよ」
 カズイ 「ちょっと怖い気もするけど……やっぱり友達かな」
 フレイ 「所詮はコーディネイターよ。どんなに優しくても、お父様を殺した連中と一緒だわ。好き
      になったりするもんですか……」
 カガリ 「MSの操縦は凄いけど、何かこう、ほっとけないところがあるんだよな」

 全員 「で、結構泣き虫」
 キラ 「うっ…………うわあああああああああんっ!」



ショート04.
アスラン・ザラという男について

 イザーク 「まあ、凄腕なのは認めるがな。どうも気に入らん……」
 ディアッカ 「ああいうタイプは、本気出させると怖いよ。遠すぎず親しすぎず、だね」
 ニコル 「もちろん友達ですよ。コンサートにも来てくれますし」
 クルーゼ 「パイロットとしては優れた人物だ。精神的に甘い部分もあるがね」
 パトリック 「自慢の息子だよ。将来が楽しみだ」
 シーゲル 「娘の婚約者だ。なかなか良く出来た若者だよ」

 全員 「で、ハロマニア」
 アスラン 「違あああああああう!」
 ラクス 「そうですわ。アスランはただ、加減というものを知らないだけですわ」
 アスラン 「フォローになっていませんよ、ラクス……」



ショート05.
フリーダムガンダム登場

その1.ラクスは何でも知っている?

 キラ 「! これがフリーダム……」
 ラクス 「ええ。キラの新しい機体ですわ。でも主役機の乗り換えは、『Ζ』では21話、『ZZ』では
      11話、『V』は29話、『G』と『W』は24話、『X』は22話。でも『SEED』では34話。総 
      集編4話分を差し引いても30話台だなんて、随分と遅い登場ですわね」
 キラ 「? ラクス、何の話?」
 ラクス 「何でもありませんわ」(謎めいた微笑)


その2.「お待たせしました」「ええ、待ちくだびれましたわ」

 キラ 「新型のガンダムか……。けど…」
 ラクス 「? どうかしましたか、キラ?」
 キラ 「いや、何だろう、始めて見る機体なのに、もうずっと前から知っているような気がして… 
      …。デジャブーってやつかな?」
 ラクス 「少し違いますわ。OPや模型雑誌などには、随分と前から出ていて、視聴者の皆様を 
      焦らしに焦らしていましたから」
 キラ 「えっ?」
 ラクス 「何でもありませんわ」(謎めいた微笑)



ショート06.
ナイトメア
(☆ゆーか☆さんからのリクエスト)

その1.チェンジ!

 カズイ 「ふわあああああ……。あー、よく寝た…………ん? 何か、妙に体が軽いな………っ
      て、 ん? あれ? えっ?」

 (違和感を感じて鏡を見ると、そこにはキラの顔が)

 カズイ(姿はキラ)「えええええええええええええええええっ!!!!!????? な、何だ 
             何だ何だよこれ!? ど、どうして…」
 ? 「カズイ!」
 カズイ(姿はキラ) 「えっ? …………って俺がいる? いや、でも俺はここに、でも俺はキラで
             ……」
 キラ(姿はカズイ) 「キラは僕だ! これは一体、どうなってるんだよ!? どうして僕が君で、 
             君が僕で……」

 (両者、大混乱)

 キラ(姿はカズイ) 「………………原因は分からないけど、僕たちの精神が入れ替わったみた
              いだね」
 カズイ(姿はキラ) 「ああ。けど、どうしてこんな事に?」
 キラ(姿はカズイ) 「そんなの分かるわけないよ! クッ、どうして……」
 カズイ(姿はキラ) 「キラ…………」
 キラ(姿はカズイ) 「どうしてカズイなんだ! サイなら結構美形で女の子にモテそうだし、トー 
             ルならミリィとイチャイチャできて楽しめるのに、よりにもよって、どうして顔 
             も性格も立場的にも地味で、絶対に誰かとカップルになる事なんてない、存
             在さえ忘れられかけているカズイなんだ!」
 カズイ(姿はキラ) 「………………結構前向きだなと褒めるべきなのか、呆れるべきなのか、 
             怒るべきなのか、微妙だなあ」


その2.スクランブル!

 (鳴り響く警報音。敵機襲来(数は一)を告げるアナウンス)

 カズイ(姿はキラ) 「て、敵って、ど、どうしようキラ?」
 キラ(姿はカズイ) 「落ち着いて、カズイ。取りあえず君はストライクに」
 カズイ(姿はキラ) 「お、俺が乗るのか? む、無理だよそんなの! 出来っこないよ!」
 キラ(姿はカズイ) 「大丈夫、敵は一機だけという事は、恐らく偵察機だ。戦闘にはならない。そ
             れにその体は僕の体、コーディネイターの体なんだ。戦闘は無理でも、歩
             かせる事ぐらいなら出来るはずだ」
 カズイ(姿はキラ) 「で、でも……」
 キラ(姿はカズイ) 「今は君しかいないんだ! 頼む、この艦を守ってくれ!」
 カズイ(姿はキラ) 「………………分かった。やれるだけやってみるよ」

 (カズイ、去る)

キラ(姿はカズイ) 「よし、それじゃあ僕も仕事をしないと………………あれ? カズイって、何の
            仕事をしてたっけ?」

 (考え中)

 キラ(姿はカズイ) 「………………寝よう」


その3.ツープラトン・アタック!

 キラ(姿はカズイ) 「ふわああああああ……。あー、よく寝た。こんなにリラックスしたのは久し 
             ぶりだなあ。脇役って、楽でいい……あ、カズィ、お疲れ様」
 カズイ(姿はキラ)「キ〜ラ〜〜〜〜〜! お前、いい加減な事を言いやがって! 歩かせるど
             ころか、腕一本動かすことも出来なかったぞ!」
 キラ(姿はカズイ) 「いいじゃないか。さっき聞いたけど、敵はフラガ少佐が追い払ってくれたん
             だろ? だったら……あれ、フレイ?」

 (フレイの手にはナイフが)

 カズイ(姿はキラ) 「!!!!!! フ、フレイ、何を持って……!」
 フレイ 「キラ、あんた、何やってるのよ……」
 カズイ(姿はキラ) 「えっ?」
 フレイ 「さっきの無様な戦いは何よ。キラはもっと頑張らないとダメよ。頑張って、頑張って、私
      の為にコーディネイターを殺さないとダメなのよ……。役に立たない奴は、あたし嫌い
      なのよ、いらないのよ……」
 カズイ(姿はキラ) 「フ、フレイ、ちょっと落ち着いて……!」
 キラ(姿はカズイ) 「そ、そうだよフレイ、そんな危ない物は捨てて……」
 ナタル 「バスカーク二等兵、ここにいたか」
 キラ(姿はカズイ) 「あ、副長、いいところに! フレイを止めて…」

 (ナタル、キラ(姿はカズイ)に銃を向ける)

 キラ(姿はカズイ) 「えっ?」
 ナタル 「戦闘中に職場放棄とはいい度胸だ。軍事裁判抜きで銃殺決定だ」
 キラ(姿はカズイ) 「ええええええええ!」
 フレイ 「キラ、さよなら……」
 ナタル 「銃殺だ」
 カズイ(姿はキラ) 「あわわわわわわ……。そ、そんな理不尽な……」
 キラ(姿はカズイ) 「ぼ、僕が何をしたっていうんだ!」
 フレイ&ナタル 「何もしてないからダメなの(だ)」
 キラ&カズイ 「あ。なるほど」

 (納得したので死刑決定)


その4.グッド・モーニング……?

 カズイ 「うわあああああああああっっっっっ!!!!!!…………って、あれ? ここは…… 
       ……。あ、あはは、何だ、そうか、やっぱり夢か……。あーっ、よかった。でも、どうし 
      てあんな夢を見たんだろう? 何かの暗示かな? ……取りあえず、仕事は真面目に
      やろう。銃殺はゴメンだよ」

 キラ 「うわあああああああああっっっっっ!!!!!!…………って、あれ? ここは………
     …。あ、あはは、何だ、そうか、やっぱり夢か……。あーっ、よかった。でも、どうしてあん
     な夢を見たんだろう? 何かの暗示かな? ……取りあえず、フレイは怖いから別れよう
     かな?」

(オーブ到着前のとある朝の出来事だった)



ショート07.
健康のため、飲みすぎには注意しましょう
(バクさんからのリクエスト)

 ディアッカ 「おい、知ってるか? クルーゼ隊長、時々、薬を飲んでるらしいぜ」
 ニコル 「えっ? 隊長、ご病気だったんですか?」
 ディアッカ 「いや、病気の薬じゃないみたいだ」
 イザーク 「ただの胃薬じゃないのか? この隊には問題起こす奴が多いからな。胃に穴が開 
        いてもおかしくない」
 イザーク以外の全員 『お前が言うか』
 ニコル 「病気の薬じゃないとしたら、栄養剤とかですかね?」
 ディアッカ 「食事はきちんと食べてるみたいだぞ。精神安定剤とか?」
 ニコル 「そんな薬を必要とするほど、ヤワな人じゃないですよ、クルーゼ隊長は」
 ディアッカ 「言うねえ、お前も」
 ニコル 「アスランはどう思いますか?」
 アスラン 「俺か? うーん…………(考え中)。酔い止めの薬とか」
 他一同 「パイロット失格かよ」



ショート08.
新アイキャッチより

その1.正直な気持ち

 キラ 「何だろう……。凄く居心地がいいんだけど、けど、ここは自分の居場所じゃなくて、でも 
     絶対に離れたくない……。ああ、何を言ってるんだ、僕は」


その2.しゃぼん玉飛んだ、屋根まで飛んだ……。

 キラ 「ラクスは、しゃぼん玉が好きなんだね」
 ラクス 「ええ。丸くて、綺麗で、可愛くて。まるでハロみたいで大好きですわ」
 ハロ 「アリガト、ラクス! アリガト、ラクス!」
 キラ 「そ、そう……。うん、そうだね。ハロみたいで可愛いね(そうか、ラクスが好きなのは『ハ 
     ロ』であって、『ハロを作った人』じゃないんだ。ちょっと嬉しいかも…)。」



ショート09.
「SEED1いい男」は……?

 フレイ 「いい男って事は、やっぱり顔が良くないとね。という訳で、カズイやマードック曹長なん
      かは除外ね」
 ミリアリア 「あ、あっさり切るわね……。でも、顔だけならSEEDは結構ハンサム揃いよ? 一
        位を決めるのは難しいんじゃない?」
 カガリ 「男の魅力は顔だけじゃないだろ。腕力とか性格とかも重要だぞ」
 ラクス 「腕力でしたら、ナチュラルの皆様は苦しいのではないでしょうか?」
 マリュー 「そうねえ……。でも、MSやMAの操縦技術も、考えてあげるべきじゃない?」
 ナタル 「艦長、誰を推薦したいのかバレバレです。やはりここは、精神面の方を重視すべきで
      はないでしょぅか?」
 カガリ 「精神面だと、キラやアスランは未熟なところがあるな」
 フレイ 「少年キャラ全員、苦しいんじゃない?」
 ミリアリア 「じゃあ、大人の魅力を重視する?」

 (喧々諤々…………)

 女性一同 「と、いう訳で、厳選なる審査の結果、『SEED1いい男』は、シーゲル・クラインさん 
        に決まりました。おめでとうございます!」
 男性一同 「何故!?」



ショート10.
じゃあ、「SEED1いい女」は?

 キラ 「………………」
 アスラン 「………………」
 イザーク 「………………」
 サイ 「………………」
 ディアッカ 「………………」
 トール 「………………」
 カズイ 「………………」
 ニコル 「………………」
 フラガ 「………………」
 クルーゼ 「………………」
 他、SEEDに出演した男性キャラたち 「………………」
 キラ 「誰を選んでも……」
 アスラン 「ああ……」

 男性一同 「えー、『SEED1いい女』ですが、番組に出演された皆さん、それぞれに魅力があっ
        て、選び切れませんでした! 申し訳ありません!」(平伏)

 (SEEDの女性キャラは誰一人として敵に回してはならない。これは世界の常識である)



ショート11.
歴史に「 i f 」(もしも)は無いけれど

その1.ヘリオポリス襲撃時、地球軍に残ったガンダムがデュエルだったら?

 キラ 「あまり変わらないんじゃないかな? デュエルもストライクと同じように汎用性に優れた機
     体だし」
 イザーク 「ふむ。キラ ・ ヤマトがデュエルに乗るという事は、俺がストライクに乗るのか。フッフ
        フフフフ、勝てる、勝てるぞ! 同じ汎用型でも、あらゆる面でデュエルより優れたス
        トライクなら勝てる!」
 アスラン 「イザーク、その発言はデュエルでは絶対にストライクに勝てない、と認めているよう 
       なものだぞ」
 クルーゼ 「フッ……。MSの性能の違いが、戦力の決定的な差で無い事を教えてやる!」
 アスラン 「何ですか隊長、そのセリフは?」
 クルーゼ 「いや、なぜか急に言ってみたくなったのだよ」
 アスラン 「?」


その2.ヘリオポリス襲撃時〜〜〜〜〜がバスターだったら?

 キラ 「うーん、遠距離戦オンリーの機体だからなあ……。ちょっと厳しいかも」
 ディアッカ 「って事は、俺がストライクか。うーん、いいねえ。あの伝統のトリコロール主役カラ 
        ー! 最近、人気急上昇の俺に相応しい機体だ。存在さえ忘れられ価値だった前
         半戦でも、大活躍間違いなしだな!」
 ニコル 「でも、ディアッカがストライクで活躍するという事は、アークエンジェルに捕まる事もなく
      なり、ミリアリアさんと仲良くなる事もありませんね」
 ディアッカ 「やっぱ俺にはバスターだな。これからもよろしく頼むぜ、相棒!」


その3.ヘリオポリス(省略)がブリッツだったら?

 キラ 「バスターとは逆に接近戦重視の機体か……。ミラージュコロイドを上手く使えば、何とか
     いけるかな?」
 ガルシア 「そうだ、キラ ・ ヤマト! 君はブリッツに乗るべきだったのだ!」
 キラ 「うわっ! あ、貴方はアルテミスの……」
 ガルシア 「君がブリッツに乗っていれば、我がアルテミスが陥とされる事もなく、私はG兵器の
        データを手土産に、本土に戻る事が出来たのだ! おのれ、おのれえ!」
 キラ 「………………」
 ニコル 「醜いですね」


その4.ヘリオ(略)がイージスだったら?(大河原先生、ゴメンナサイ)

 キラ 「やだ」
 アスラン 「! な、なぜだキラ! イージスはいい機体だぞ! 武装も整っているし、変形だっ
        てする! ライバル色の赤だけど、主役機に相応しい機体じゃないか!」
 キラ 「その変形システムが問題なんだ」
 アスラン 「何?」
 キラ 「変形したイージスって……」
 アスラン 「…………」
 キラ 「ぶっちゃけカッコ悪い」
 アスラン 「!」(実は自分もそう思ってた)



ショート12.
真「SEED1いい女」は?(ショート10の続き)

その1.名前も無いのに!

 ディアッカ 「女性陣、凄く怒ってたな……」
 クルーゼ 「うむ。だが、『決めるならはっきり決めろ』という彼女らの主張は正しい」
 フラガ 「やれやれ。ここは覚悟を決めますか」
 イザーク 「くっ……。みすみす死ぬのが分かってて、死地に飛び込まねばならんとは!」
 ニコル 「仕方ありませんよ。フラガさんの言うとおり、覚悟を決めましょう。それで皆さんは、誰
      が1番だと思いますか?」
 キラ 「ラクス」
 アスラン 「カガリ」
 ディアッカ 「ミリィだ」
 トール 「同じく」
 ニコル 「個人的趣味は受け付けません。公平に選んでください」
 フラガ 「やっぱ、ある程度の年齢は必要じゃないのか?」
 クルーゼ 「同感だな。十代の小娘を『いい女』と呼ぶのは、無理がある」
 サイ 「じゃあ、ラミアス艦長か、バジルール副長ですか?」
 バルトフェルド 「おいおい、我が愛しのアイシャを忘れてもらっちゃ困るな」
 イザーク 「はあ? あのビビアン声の女が1番いい女だと? 寝言は寝てから言え」
 フラガ 「ん? 声か……」

 男性一同 「というわけで、厳選なる審査の結果、『SEED1いい女』は、キラのお母さんに決ま
        りました! おめでとうございます!」
 女性一同 「決め手は井上喜久子ボイス!?」


その2.ラクスさん、いいんですか?

 ラクス 「ええ、構いませんわ。『SEED1素晴らしい女性』が将来の『お母様』だなんて、嬉しい
       ですわ」
 他一同 「微妙に変わってるし、気が早過ぎ!」


その3.カガリさん、いいんですか?

 カガリ 「別にいいよ。そんなに拘らないし。それに、キラのお母さんは、何かこう、他人じゃない
      気がするんだ。どうしてだろう?」


その4.フ、フレイさん、いいんですか……?

 フレイ 「何で私にだけ、そんな恐る恐る聞くのよ。別にいいわよ。カガリじゃないけど、私もそん
      なに拘らないわ」
 キラ 「えっ? ホントにいいの?」(ちょっと驚き)
 フレイ 「いいわよ。だって私は『ガンダムワールド1いい女』ですもの。SEED『だけ』のチャンピ
      オンになっても、嬉しくもなんともないわ」
 他一同 『………………この女はどうしてこう、敵を作るような事ばかり言うんだろう』



ショート13.
嫌な三すくみだな

 クルーゼ 「……………ふ」
 パトリック 「………………ふん」
 アズラエル 「………………ふむ」

 キラ 「あの三人、何で睨み合ってるの?」
 アスラン 「ああ、何でも『SEEDのラスボス役は誰だろう?』という話になって……」
 カガリ 「微妙な役だからね。最高に目立てるけど、死亡率も高いから」
 ラクス 「でも、スパロボやGジェネには確実に出演出来ますわ。しかも声付きで」
 クルーゼ 「!」
 パトリック 「!」
 アズラエル 「!」

 (静かな戦い、ますますヒートアップ)



ショート14.
実はラクスもSEED持ち?

 キラ 「……………」
 アスラン 「……………」
 ラクス 「うふふ」
 アスラン 「キラ、後は任せる」
 キラ 「えっ? ちょっ、ちょっとアスラン!」
 ラクス 「うふふふふ」



ショート15.
いや、何となく(別名一発ネタ)

 ラクス 「キーラキーラひーかーる、おーそーらのほーしーよー……」



ショート16.
お願いします、バンプレストさん

 カガリ 「ちぇ、ストライクのパイロットの椅子、狙ってたのにな……。まあいいや、スパロボやG 
      ジェネで我慢するか」
 ラクス 「ゲームではわたくしも乗れるのかしら?」
 他一同 「お願いします、それだけはやめてください。いろんな意味で」



ショート17.
悪役三人組、SSに初登場

 クロト 「あははははははっ! ついに、ついに俺の出番が来たぞ! 本編でもショートショート 
      でも、俺の邪魔をする奴はみんな消してやる! 撃滅! 抹殺!」
 シャニ 「はっ、こんなつまんないショートショートなんかに出るのが、そんなに嬉しいのかよ。ウ
      ザいな、まったく……」
 オルガ 「うるせえぞ、お前ら。少しはSEED初の本格悪役パイロットとしての誇りを持て」
 クロト 「へいへい、分かりましたよ、シューイチさん」
 シャニ 「ああ、分かってるよ、ゾルダ」
 オルガ 「取り合えず、お前らはまず、俺の名前から覚えろ」



ショート18.
死亡フラグが立ちました?

 フラガ 「おいおい、何で俺が死ななきゃならんのだ? せっかく艦長とキスできたのに」
 ディアッカ 「彼女ができたら死ぬ、っていうのはガンダムのお約束だからな」
 キラ 「僕も主人公なのに、最終回で死ぬ、なんて噂されてるし……」
 ラクス 「わたくしもですわ。何の根拠もなく、どうして皆さん、そんな事を言うのでしょう?」
 ディアッカ 「まあ噂は噂だ。あんまり気にするな。それに俺たちはまだマシな方だぞ。とあるキ 
        ャラなんか、まだ彼女もいないのに『44話で死ぬ』とか『三人組になぶり殺しにされ
        る』とか、散々言われていたからな」
 キラ 「そうか……。酷い話だね」

 イザーク 「へーっくしょん! うーん、風邪でも引いたかな?」

 (全ての噂がガセである事を信じ……たかったんですけどね)



ショート19.
SEEDキャラで演ってみよう/戦隊編

その1.アークエンジェル側での配役

 キラ 「いいのかなあ、こんなのやって。知らない人が見たら、面白くも何ともないんじゃ……」
 フラガ 「あんまり気にするなよ。お遊び、お遊び。で、配役だけど、キラは主人公だし最強だか
      らレッドな。で、俺はサブリーダー役のブルー。そして、姫さんがイエローでミリィがピン
      ク」
 カガリ 「私はそんなにカレー好きじゃないぞ。嫌いでもないけど」
 ミリアリア 「カガリ、ダブルヒロインの戦隊は、大体の場合、イエローは女の子の担当なのよ」
 カガリ 「そうなのか? ふむ、最近その手の番組を見てなかったからな。不勉強だった」
 フラガ 「で、グリーンはサイだな。メンバーを影から支える縁の下の力持ちだ」
 サイ 「は、はあ……(喜んでいいのか、残念がるべきなのか微妙だな…)」
 フラガ 「ようし、これで決定! マリュー長官の下、地球の平和を守るためにガンバロー!」
 他一同 「おーっ!」

 カズイ 「どうせ、どうせ僕なんて……」


その2,ザフト側での配役

 アスラン 「俺がレッドでいいのか?」
 ニコル 「当然じゃないですか。アスランは僕たちのリーダーなんですから」
 イザーク 「少し気に入らんが、まあいい。それで、俺がブルーか。密かにリーダーの座を狙う野
        心家。対立しながらも、次第に友情を深めていく……。ふん、くだらん役だ」
 ディアッカ 「そうかな? 割と今のお前に合ってる様に思うけどな。で、俺がイエローで、ニコル
        がグリーンか。どっちかっていうと、ニコルはブラックじゃないのか?」
 ニコル 「黒はあまり好きじゃないんですよ。お葬式とか喪服とか連想しちゃって」
 ディアッカ 「お前が言うと、シャレにならないな。で、ピンクは……」
 ラクス 「わたくしですわね」
 他一同 『この戦隊、最強だ』


その3.優れたヒーロー番組には、優れた悪役が必要です

 パトリック 「なぜ私がこのグループにいるのだ! 私はプラントの為に誠心誠意…」
 クルーゼ 「世間はそうは見てくれていないようですな。まあ、所詮はお遊びですから、気楽に考
        えましょう」
 サザーランド 「そうだな。で、私たちは悪の大幹部という事かね?」
 アズラエル 「ええ。そして私は、失敗続きの皆様の地位を脅かす新幹部、という事で」
 クルーゼ 「本編でも通用する役柄ですな、それは」
 オルガ 「そして俺たちは、アズラエル直属の戦士として…」
 クロト 「戦隊どもを苦しめる! ハハハハハハッ、撃滅! 抹殺!」
 シャニ 「それしか言えないのかよ、お前は。ウザいな……」
 サザーランド 「ふむ、意外と面白そうだな」
 パトリック 「ううむ……。そうだな、クルーゼの言うとおり、気楽にやってみるか」

 フレイ 「で、何で私がこっちのグループにいるのよ!」
 一同 「何を今更」



ショート20.
SEEDキャラで演ってみよう/仮面ライダー龍騎編

 キラ 「楽しんでくれる人を更に絞り込んでますね……」
 フラガ 「だから、あんまり気にするなって。それで、配役はどうする? ちなみに俺は神崎士郎
      役、ラクスお嬢さんは優衣役だ」
 キラ 「最強の兄妹ですね。それじゃあ配役は、僕が龍騎で…」
 アスラン 「俺はナイトだな。もう一人の主人公だし」
 イザーク 「ちょっと待て! 何で俺がシザースなんだ! こいつは根っからの悪人で、出てきて
       すぐに殺られたキャラじゃないか!」
 ディアッカ 「いやいや、シザースは意外と人気があるんだぞ。弱いけど。で、俺がゾルダか。い
        いんじゃないの? 砲撃戦は得意だし、キャラ的にも少し似てるしな」
 ニコル 「僕はライアですか。占いはあまり得意じゃないんですけど……」
 クロト 「ハハハハハッ! 俺はガーーイ! どいつもこいつもぶっ飛ばしてやるぜ! 必殺! 
      瞬殺!」
 オルガ 「俺は王蛇か。最強の悪役を演じさせてもらえるとは光栄だな」
 シャニ 「俺はタイガ? マジ? メンド臭いな……」
 カガリ 「紅一点のファムは私か。任せておけ。アクションは得意だからな」
 クルーゼ 「私はベルデか。黒田アーサー氏に負けぬよう、頑張らせてもらおう」
 キラ 「オーディンは神崎士郎の分身で、リュウガは龍騎の影みたいなものだから、配役はしな
     くてもいいね。それじゃあ、これで決定…」
 アスラン 「まだ残っているぞ。インペラーはどうする?」
 キラ 「あ、忘れてた。そうだな……」

 キラ 「ちょっと悪い気がするなあ……。あんなに喜ぶとは思わなかった」
 アスラン 「結構、悲惨な役なんだけどな。もしかしてあいつ、原作、知らないんじゃ…」
 (不安がる二人の前には、インペラーのデッキを持って、喜んでいるカズイが)



ショート21.
ニアミス(SEED第39話より)

 フレイ 『何だろう……。今、この部屋の扉を開けて、外へ出たら…』
 イザーク 『何だ……? 今、この部屋のドアを開けて、中に入ったら…』

 フレイ&イザーク『すっごくヤバい気がする。色んな意味で』

 (そして、またもすれ違い)



ショート22.
新ガンダムについて

 キラ 「フリーダムガンダムのフリーダムは、《自由》って意味だね」
 アスラン 「ジャスティスは《正義》だ。プラントの正義の象徴という事か…」
 オルガ 「俺のカラミティは《災厄》という意味だ。確かに、敵にとっては究極の災厄だな」
 クロト 「レイダーは《急襲》や《強奪》という意味だぞ! 強そうじゃないか! ハハハハッ!」
 シャニ 「フォビドゥンは《禁断》って意味らしいね。下らない…」

 アスラン・オルガ・クロト・シャニ 「で、《ガンダム》って何?」
 キラ 「…………そりゃ、確かに僕しかそう呼んでないけどさ」



ショート23.
感動の再会(SEED第39話より)

 ディアッカ 「おーい、アスラーン。俺もいるんだけどなあ……」



ショート24.
こうなったら重傷です

 キラ 「服のコーディネートとか、ナチュラル食品とかって聞くと、ちょっとドキッとするそうだよ」
 ラクス 「コンタクトレンズのCMなどで『シード〜』という言葉を聞いた時もそうらしいですわ」
 フレイ 「化粧品のCMで『オーブ』ってのもあるんだけど、で、やっぱり聞くたびにドキッとしてる
      そうよ。心臓に悪い生活してるわね」
 カガリ 「私の国とあのメーカーは、何の関係もないぞ。あと、神話や伝承などを読んでる時も、
      SEEDに出てきた言葉を見つけて、びっくりする事があるそうだ。イザナギとかグング
      ニルとか」
 クロト 「くっくっくっ……。シューティングゲームとかしていると、自然に『抹殺!』とか『撃滅!』と
      か口にしてしまうそうだぞ」
 アスラン 「石田彰さんの声を聞くと、どうしても俺を思い出すそうだ。まったく、迷惑な話だ」
 イザーク 「ニュース番組のBGMでSEEDの音楽が使われた時、テレビのボリュームを上げた
       そうだ。バカだな」

 キラ 「以上、このHPの管理人さんの体験録でした」
 ラクス 「本人は『こんなのSEEDファンなら常識だ』と思ってらっしゃるところが、少しお気の毒 
      ですわね」
 アスラン 「ラクス、キツい一言ですね…」



ショート25.
夢の三姫会談・第三クールを終えて

その1.振り返ってみると

 ラクス 「第三クールも終わりましたわね」
 カガリ 「ああ。ラクスは大活躍だったな。キラとアスランが再会して、手を取り合えたのも、あん
      たのおかげだ。二人に代わって、礼を言うよ」
 ラクス 「ありがとうございます。ですが、まだこれからですわ。最後の戦いに向けて、力を合わ
      せて頑張りましょう」
 カガリ 「そうだね。私もいよいよ宇宙に上がるし、あんたとももうすぐ会えるみたいだしね。ちょ
      っと楽しみだよ」
 ラクス 「わたくしもですわ。カガリ様にお会いする日を、楽しみにしています」
 (微笑みあう二人)

 フレイ 「ふん……。見てなさいよ、私だって、このままじゃ終わらないわ! ……ちょっと誰よ、
      『負け犬の遠吠え』なんて言ったのは!」
 ラクス 「被害妄想極まれリ、ですわね」


その2.これからどうなる?

 カガリ 「いよいよ最終クールか。延長って噂もあったけど、やっぱりデマだったみたいだし、あ
      と1クール、頑張るか」
 ラクス 「そうですわね。まったく先の展開が読めませんから、毎週楽しみですわ」
 カガリ 「ああ。福田監督のお話では、最終クールはラクスが活躍するみたいだな。専用の戦艦
      にも乗るみたいだし」
 ラクス 「ええ。これでわたくしも、Gジェネやスパロボに『声付き』で出させていただけますわ」
 カガリ 「あー、いや、ちょっと喜ぶポイントが違うような気がするんだけど…」

 フレイ 「…………ふん。ちっとも羨ましくなんてないわよ! ええ、全然、ちっとも!」


その3.カップルの行く末

 カガリ 「ラクスはもうキラと確定だろ? アスランとは婚約解消しちゃったし」
 ラクス 「そうなるみたいですね。キラと一緒になれるのは本当に嬉しいですわ。カガリ様もご遠
      慮なさらず、アスランと仲良くしてくださいね」
 カガリ 「あ、ああ、うん……」(ちょっと照れる)
 ラクス 「フレイさんも、イザークさんと仲良くなさってくださいね」
 フレイ 「ちょっと! 何で私があんな奴と!」
 ラクス 「では、クルーゼ隊長とですか?」
 フレイ 「それも嫌!」
 カガリ 「ワガママだなあ。番組終わるまでにどっちかに決めないと、あぶれるぞ」
 フレイ 「くっ……。番組が始まった頃は結構モテてて、男なんて選り取りみどりだったのに、どう
      して!」
 ラクス 「やっぱり、逃がした魚は大きかったようですわね」



ショート26.
ガンダムSEEDのゲーム

 キラ 「MSを操縦して敵を倒すアクションゲームだね。声はフルボイスだって」
 アスラン 「外伝のキャラも出るそうだ。MSはフリーダムとジャスティスも出るのか。だが、原作
       が未完だから、ストーリーは途中で終わりそうだな」
 フラガ 「うーん、まあ悪いゲームじゃないようだけど、俺が主人公の恋愛ゲームにした方が売 
       れるんじゃないか?」
 アスラン 「恋愛ゲームにするなら、キラを主人公にした方がいいのでは? 意外と手が早い奴
       ですから」
 キラ 「ア、アスラン……」
 ラクス 「そうですわね。ですが恋愛ゲームにするのなら、少し気になる事があるのですが」
 キラ 「何?」
 ラクス 「その場合、ボーイズラブもあるのでしょうか?」(ちょっと目が輝いている)



ショート27.
忙しいのは分かるけど

 シャニ 「ううううう……。うわ〜〜〜〜〜〜!」
 オルガ 「な、ど、どうしたんだシャニの奴? あんなに荒れやがって!」
 クロト 「さっき公式サイトを見たらしい」
 オルガ 「ああ、なるほどな」
 シャニ 「フォビドゥンの武器は大釜じゃないぞ〜〜〜〜! それに僕の苗字はアンドロスじゃな
      くてアンドラスだ〜〜〜!」
 オルガ・クロト 「早く直してやれよ、スタッフ……」(ちょっと同情)
 (現在はちゃんと直っています)



ショート28.
ブルーコスモス最大の謎

 サザーランド 「アズラエル総帥、一つ気になっている事があるのですが…」
 アズラエル 「何かね?」
 サザーランド 「総帥は今、何歳…」

 (ボコッ)

 アズラエル 「う〜ん、今日もいい天気だ」



ショート29.
新エンディング

その1.君は生き延びることが出来るか?

 キラ 「キラカガ・アスラク派にとっては、あまり見たくないものらしいね」
 アスラン 「俺としては、あの連合三人組のさわやかな表情の方が気になったぞ。違和感があり
        すぎる」
 フラガ 「ん? 何の話をしているんだ?」
 キラ 「!」
 アスラン 「!」

 (何も言わず、その場を去る二人)

 フラガ 「………まったく、どいつもこいつも気を使いやがって。大丈夫、生き延びてみせるさ。 
      マリューの為にも、俺自身の為にもな」


その2.まあ頑張れ

 クルーゼ 「私も出ていないのだがな……」(ちょっと寂しい)



ショート30.
第4クールOPについて

 ディアッカ 「よっしゃあ! ついに、ついに俺の時代が来たぜ! ん? どうしたんだい、イザー
        ク君。表情が暗いねえ。もっとスマイル、スマイル!」
 イザーク 「貴様……、分かってて言ってるな。殺されたいのか?」
 キラ 「ま、まあまあ、落ち着いて…」
 アスラン 「そうだぞ、イザーク。OPに出番が1カットしかないとはいえ、他人に当たるのはよくな
       い」
 イザーク 「くっ…」
 ダコスタ 「そうそう。ケンカは良くないよ。みんな仲良く…」
 イザーク 「……貴様にだけは、貴様にだけは言われたくない! この、後半ポッと出男がぁー
       ーーーっ!」
 ダコスタ 「い、いや、俺はちゃんと前半にも出ている…」
 イザーク 「知らんわーーーーっ!」

 (逃げるダコスタ。追うイザーク)

 キラ 「あーあ。ところでアスラン、あのディアッカによく似た声の人って、誰?」
 アスラン 「………………さあ?」



ショート31.
どうやら隠しカメラを仕掛ているらしい
(みっちいさんのリクエスト……は「毒舌」か「洒落た会話」だったんですけどね)

 フラガ 「よおっ! バスター乗りの金髪ガングロ少年」
 ディアッカ 「あのなあ……。俺にはちゃんとディアッカ・エルスマンっていう名前があるんだ。ち 
         ゃんと名前で呼んでくれよ」
 フラガ 「悪いな。男の名前を覚えるのは、あまり得意じゃないんだ。まあ、お前さんとは散々や
      りあった仲だが、これからは同じ船に乗る仲間だ。そこで、お近づきの印として、俺か
      らのプレゼントをやろう」
 ディアッカ 「ん? 写真か……。これは、ミリアリアの………。へえ、あいつ、こんな顔で笑うん
        だな」(ちょっと感動)
 フラガ 「なかなか可愛いだろう? 彼女だけじゃなく、アークエンジェルの女性陣はみんな俺 
      の(隠し)カメラに収めてある。まあ、約一名の写真は個人的にやる事はできんが(声
      を潜めて)、お前さんの懐具合によっては、もう少し際どい写真(やつ)もくれてやらん.
      事もない」
 ディアッカ 「! き、際どい写真って、まさか……!」
 フラガ 「お前さんのご期待どおりの物だ。ただし、返品は不可だが…」
 ディアッカ 「買った!」

 ディアッカ 「………………」
 キラ 「あれ? ディアッカ、何で廊下でうつ伏せに倒れて…。ん? この写真は……」

 (写真には原作第16話の『疑惑のシーン』が写っている。そう、トールと一緒に部屋から出て来
 たミリアリアが彼の襟元を直すという、色んな意味で『際どい』あのシーンである。)

 ディアッカ 「あのおっさん、いつか後ろから撃ったる」(青少年の純情な怒り)

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