ガンダムSEED編 PHASE−06
ショート112.
SEEDキャラで演ってみよう/デスノート編
(こーべぇさんのリクエスト)

その1.だって、ねえ……

 キラ「僕が夜神 月の役か……。別に不満は無いけど、満場一致の推薦っていうのは、ちょっ
     となあ……」


その2.キャスティング大成功?

 月(キラ)「世の中に知らしめるんだ、僕の存在を。正義の裁きをくだす者がいるって事を!!
       誰も悪い事ができなくなる。確実に世界は良い方向に進んで行く。そして罪を受けて
       当然な悪人が心臓麻痺で死んでいく裏で、道徳の無い人間、人に迷惑をかける人
       間を(中略)そして僕は、新世界の神となる」
 リューク(ディアッカ)『やっぱり、人間って…面白!!…』

 アスラン「迫真の演技だったな、キラ。見ててゾッとしたぞ」
 キラ「そうだね。自分でも驚いているよ。この役って、僕に合ってるのかな? なーんてね♪」
 アスラン「…………」
 ディアッカ「本編で色々あって、ストレスが溜まっているんだろ。察してやれ、アスラン」
 アスラン「あ、ああ……。そうだよな。ストレスのせいだよな、うん」


その3.第二話より・この時点ではLの顔は明らかになってないんですけどね

 L(シャニ)「キラ。お前がどんな手段で殺人を行なっているのか、とても興味がある…。しか 
        し、そんな事は…お前を捕まえればわかる事だ!」
 月(キラ)「僕を、死刑台に送るだと…。L…」
 L(シャニ)「キラ…」
 月(キラ)&L(シャニ)「必ずお前を探し出して始末する!!」
 月(キラ)「僕が」
 L(シャニ)私が」
 月(キラ)&L(シャニ)「正義だ!!」

 アスラン「シャニも迫真の演技だな」
 ディアッカ「いや、あれはちょっと本音が入っていると思うぞ。お前が月役だったら、本音度さら
        にアップだろうな」


その4.ジャンプ2004年21号特別付録より

 キラ「どうしてここに首領パッチ(ボーボボ)の着ぐるみが……? な、みんな、どうしてそんな 
     期待するような目を……い、嫌だ! 絶対に着ないからね! うわああああ…!」



ショート113.
SEEDキャラで演ってみよう/ジャングルはいつもハレのちグ
ゥ編
(KENTさんのリクエスト)

 ウェダ(マリュー)「たっだいまー! ああ、ハレッ!」(ハレに抱きつく)
 ハレ(イザーク)「うおっ。お、お、お、お帰り、母さん…??」
 ウェダ(マリュー)「母さん、今、超ゴキゲンなのよー? 何故でしょう?」
 ハレ(イザーク)「……酒だろ」
 ウェダ(マリュー)「ん〜〜、それも原因の一つってぇカンジ〜〜〜。今日はお友達を紹介しま 
            〜〜〜す」
 ハレ(イザーク)「はあ…?」
 ウェダ(マリュー)「グゥちゃ〜ん、入ってらっしゃい」
 ハレ(イザーク)「え、まぢ?」
 グゥ(ラクス)「こ、こんばんわ…」(もじもじ)
 ハレ(イザーク)「こんばんわ…」
 ウェダ(マリュー)「あらー、らしくないわねー。ハレが人前で照れるなんて……」

 (その日の夕食はとても楽しいものだった。そして、翌朝)

 ハレ(イザーク)「ふわあああ…。おはよ……」
 グゥ「オハヨー」(体はラクスで顔はハロ)
 ハレ(イザーク)「って、待てやコラ! 原作以上にとんでもない事になってるじゃないか!」
 ウェダ(マリュー)「そう? あんまり違和感無いと思うけど」
 クライヴ(ムウ)「インパクトあるしな。結構ウケるかもしれんぞ」
 ハレ(イザーク)「んな訳あるか! あとエロ保健医、貴様の出番はまだ先だろうが!」
 クライヴ(ムウ)「硬い事言うなよ、息子」
 ハレ(イザーク)「息子言うな!」
 ウェダ(マリュー)「まあ、相変わらず仲が良いわね」
 グゥ(体はラクスで頭はハロ)「ミトメタクナイ!」



ショート114.
なぜなにSEED・パート3

その1.これも時代の流れか……

 ナタル「本日はMSの歴史と開発コンセプトについてだ。MSのルーツは、ジョージ・グレンが 
      木星探査用に開発した外骨格・補助動力装備宇宙作業服だ」
 フレイ「また、あの人が関わっているのね。ホントに全ての元凶なんじゃない?」
 ナタル「その作業服をプラントが軍事用に再開発したのが、史上初のMSであるジンだ。この
      機体をベースとして、様々なMSが開発された」
 サイ「連合とザフトのMSは、開発コンセプトから違うみたいですね」
 ナタル「その通りだ。ザフトは人的資源の不足もあり、MSのみであらゆる戦況に対応できる 
      よう、ディンやバクゥなどの専用機を多く開発している。量より質という訳だ。損害を少
      なくし、目標の撃破を最優先としている」
 ミリアリア「フリーダムやジャスティス、プロヴィデンスみたいな、単体でも戦局を変える事が出
        来る高性能MSは、その頂点ね」
 トール「けど、一機のMSに大火力を与えるより、MSの数を揃えて、物量で押す方がいいんじ
      ゃないかな? 連合はその戦法で戦局を引っくり返したんだし」
 サイ「いや、それは人手不足のザフトには不可能だよ」
 ナタル「そうだな。戦争を早期に終結させる事が出来なかった時点で、ザフトの不利は決定し
      ていた。物量では連合の方が上なのだから、持久戦に持ち込めば、連合の勝利はほ
      ぼ間違いない。ザフトはファーストガンダムのジオン軍と同じ失敗をしてしまったのだ」
 フレイ「歴史は繰り返す、ってやつね」
 ナタル「連合のMSは従来の兵器との連携を想定し、集団での運用を前提としている。また質
      より量を重視し、物量による力押しを基本戦略とした」
 トール「あんまりカッコ良くない戦略だなあ」
 ミリアリア「でも、有効な戦略よ。それに『質』だってバカに出来ないわ。ストライクたちG兵器は
        連合製だし、ビーム兵器を装備した量産型MSを造ったのは、連合が先なのよ」
 フレイ「そういうところもファーストガンダムのジオンと連邦の関係に似てるわね」
 カガリ「そうだな。ところで、一つ質問があるんだが」
 ナタル「何だ?」
 カガリ「ファーストガンダムとは何だ? 新作のガンダムなのか?」
 一同「!!!!!!」


その2.結構期待してたのに

 カズイ「うーん……。けど、どうしてザフトではビーム兵器の開発が遅れたんだろう? コーディ
      ネイターの方が優秀なんだから、連合より先に造っていてもおかしくないのに…」
 ナタル「これは推測だが、一つはジンの性能が良すぎたのだろう。開戦当初から連合軍を圧 
      倒して、充分な戦果を挙げた。それに満足してしまい、次期主力兵器の開発に予算が
      回らなかった」
 サイ「そんな事に予算を回すのなら、ジンを一機でも多く造った方がいい、と判断したんでしょ
     うか?」
 ナタル「その可能性はあるな。その後、連合のMS開発計画を察知してからは予算を回して、
      フリーダムやジャスティス、ゲイツなどの新型機を生産した。だが、時既に遅し。連合 
      はダガータイプを大量生産し、ザフトの優勢を覆した」
 フレイ「ザフトは敵を侮りすぎたのね。おごれる者は久しからず、ってやつね」
 ナタル「さて、次はオーブのMSについてだ。オーブの一部の勢力が連合と手を組み、ストライ
      クなどを開発。その際に使用された技術を盗用し、アストレイシリーズを開発した。そ
      のデータを元に、量産機であるM1アストレイを開発した」
 フレイ「…………改めて聞くと、オーブって、結構悪い事してない?」
 サイ「そうだな。少なくても、胸を張れる事じゃないな」
 カガリ「ち、違う! あれはサハク家の奴らが勝手に…」
 トール「そうまでして開発したM1アストレイも、あんまり役に立たなかったみたいだし」
 カガリ「う!」
 カズイ「そうだね。顔はガンダムタイプなのに、ジンやダガーと大差無いし」
 フレイ「史上最弱のガンダムね。ううん、あれをガンダムと分類する人なんているのかしら?」
 カガリ「う……うわあああああーーーーーーん!!!」
 フレイ「あ、行っちゃった」
 ナタル「事実なのでフォロー出来んな……。まあ、M1アストレイが活躍できなかったのは、パ
      イロットの錬度の低さもあったのだが……。慰めにならんな、これは」



ショート115.
マネー・マネー

 キラ「生きていくためにはやっぱりお金が必要だけど、僕たち(三隻連合)の資金源ってどうな
     っているのかな?」
 カガリ「お父様がス○ス銀行に残していた、オーブの隠し資産」
 エリカ「モルゲンレーテが壊滅する前に、ちょっとだけ頂いたわ」
 ラクス「わたくしの歌の印税も少し」
 アスラン「毎月、父上から振り込まれているお小遣い」
 ディアッカ「あ、俺も」
 キラ「…………みんな、冗談だよね?」
 一同「さあ、どうだろう?」(ニッコリ)



ショート116.
SEEDキャラで演ってみよう/武装錬金編
(麒麟さんのリクエスト)

その1.練金の戦士たち

 カズキ(アスラン)「突き破れ! オレの武装錬金!!」

 斗貴子(ナタル)「臓物(ハラワタ)をブチ撤けろォ!!」

 C・プラボー(バルトフェルド)「防護服(メタルジャケット)の武装錬金、シルバースキン!
                    衝撃に対して瞬時に金属硬化、そして再生。伊達や酔狂
                    でこの格好をしているとでも思ったか?」
 カズキ(アスラン)&斗貴子(ナタル)『思ってた!』

 ナタル「私の役はミスキャストではないだろうか? こういう役は、カガリ・ユラ・アスハのような
      明朗快活な娘の方が合っていると思うが」
 アスラン「管理人さんも最初はそのつもりだったそうです。けど、斗貴子さんの重要な特性を生
       かすためには、ナタルさんが一番だと判断したみたいですね」
 ナタル「一番の特性?」
 アスラン「『年上だけどちょっと可愛いところがある』」
 ナタル「…………」(真っ赤)
 バルトフェルド「なるほど。カガリ嬢やラクス嬢では『年上』にはならんからな。かといって、ラミ
           アス艦長やアイシャでは年上過ぎ……む! 殺気!?」
 マリュー「バルトフェルドさん、それは…」
 アイシャ「どういう意味かしら?」
 バルトフェルド「…………武装錬金! このシルバースキンの絶対防御は決して破れ…」

 アスラン「あっさり破られましたね。うわー、ボッコボコ……。あのー、生きてますか、バルトフェ
       ルドさん?」
 バルトフェルド「……………」(返事が無い。だが、かろうじて生きているようだ)
 アスラン「錬金術の力も超えるとは……。年上の女性は怒らせないようにしよう」


その2.カズキが守りたい人たち

 大浜(イザーク・肉じゅばん着用)「なんか懐かしいな。こうやってコンビニで買い食いし 
                       てダベるの」
 カズキ(アスラン)「中三の時は、塾帰りの定番だったっけ」
 六舛(ニコル・眼鏡着用)「確かに高校に入ってからは減ったな。特に最近」
 岡倉(ディアッカ・リーゼントカツラ着用)「それは誰かさんがずぅーと斗貴子サンにうつつ
                            を抜かしているから」
 カズキ(アスラン)「うつつを抜かしてた覚えはないけど、ホンットゴメン!」

 キラ「これって、ただのコスプレなんじゃ……。六舛は普通にサイを使えばいいんじゃないか 
     な?」
 サイ「キラ、それって暗に俺が『眼鏡だけ』のキャラって言ってないか?」
 一同「何を今更」
 サイ「…………」

 まひろ(ラクス)「わかった、任せて! 何を隠そう私は看護の達人よッ!!」

 キラ「あ、これはベストキャストかも」
 ラクス「ええ、わたくしもそう思います。役と自分が一体になって、とても楽に演じられますわ」
 カガリ「……あれは『演じている』のか? すごく生き生きとしてて、素の自分を見せているよう
      な気がしないでもないんだが……」


その3.蝶野家の人々

 蝶野攻爵(ムウ)「言っただろう、彼は透明な存在……。いつも風景の一部でしかない。
            そしてーーー(激しく血を吐く)そして! 自分の力では命すら保てな 
            い最弱のイモ虫。けど彼は見つけてしまった。偉大なる錬金術の力 
            を!!」

 ムウ「意外なキャスティングだな。この役はてっきり、クルーゼが演るんだと思ってたんだが。
     あいつ、変態仮面だし」
 キラ「クルーゼさんは素顔が明かされてないから、パピヨンマスクを被ったときの顔がイメージ
     し辛くて、ムウさんにしたそうです。あと、忘れがちだけど、このキャラ、カズキたちより年
    上だし」
 ムウ「言動を見ていると、とてもそうは思えないんだがな。まあ、そこがこのキャラの面白いと 
     ころでもあるんだが。ところで……」

 (ムウの視線の先には、あの『素敵な服』が)

 ムウ「やっぱり、これは着なくちゃならないのか?」
 一同「必然!」
 ムウ「『当然』を通り越して、『必然』か。…………あー、分かった、やってやるよ! パピ!ヨ 
     ン!」
 キラ「吹っ切れましたね。でも、それで良し!」


 蝶野次郎(クルーゼ)「蝶野の家に生まれたのに一年遅かっただけで、後はずっーーー
               と兄さんの予備扱い。普通の教育! 普通の学校! 普通の生
               活! 名前だってひいひいじいちゃんにちなんだ由緒ある゛爵゛ 
               の一文字を付けてもらえず、至って普通! 兄さんが発病するま
               で、僕がずっと地を這うイモ虫だったんだ!」

 ムウ「クルーゼ、仮面を外していないな。違和感バリバリだぞ」
 クルーゼ「ふん。変態の弟役ならば、変態仮面でも構わんだろう。ハーッハハハハハハ!」
 ムウ「その呼び名、気にしていたのか。こいつも吹っ切れたようだな。遺伝子の繋がりを感じ 
     る……」

 蝶野刺爵(アル・ダ・フラガ)「おお! 素敵なスタイルだ、次郎。今夜は何のパーティ  
                  だ?」
 (パピヨンの手刀が父の腹を貫く)
 パピヨン(ムウ)「そうだな。強いていうなら、故・蝶野攻爵を偲ぶ会」
 蝶野刺爵(アル・ダ・フラガ)「次……郎ォ………ぎゃあああ!」

 ムウ「このバカ親父は、本編でもこれぐらいやってもいい気がするぞ」
 クルーゼ「それは私も同感だ。ふむ、今日は妙に気が合うな」
 ムウ「そうだな。後で一杯、飲みにでも行くか?」
 クルーゼ「いいだろう。たまには付き合おう」

 キラ「…………変態仮面と、変態の領域を垣間見た男。理解し合うのも当然なのかな?」


その4.L.X.Eの面々(この章だけ、昔の書き方にしてみました)

 アズラエル「この僕が蝶野爆爵役? ふむ、あのヒゲはなかなかオシャレだと思うけど、爺さん
         の役というのは……」
 キラ「オシャレ、絶対に間違ってますよ。僕は早坂秋水の役です。王道だなあ」
 フレイ「で、私はその双子の姉の桜花ね。この二人、結婚式ゴッコをやってる時は、ちょっと危
      ない姉弟だと思ったけど……凄い過去、背負っているわね」
 キラ「うん。管理人さんもかなり衝撃を受けたみたいだよ。他のメンバーはホムンクルスの金 
    城はオルガ、陣内はシャニ、太はキサカさんで、細は上げ底靴を履いたノイマンさん、そ
    して信奉者の震洋はクロトか。あとは……」
 フレイ「ムーンフェイスね。……あれ、どうするの? あんな顔をしたキャラなんて、SEEDには
      いないわよ」
 キラ「いや、他のどのマンガやアニメにもいないよ。特撮技術で誤魔化す手もあるけど、それ 
     じゃあリアリティが無いし……。よし、あの顔に整形してもらおう」
 フレイ「凄い事を考えるわね。でも、誰をあんな取り返しのつかない顔に整形させるのよ?」
 キラ「おーい、トール、カズイ、ちょっとこっちに来てくれないかな? あと、トノムラさんとロメル
     さん、ミゲルさんにモラシムさん、サザーランドさんも。それから…」
 フレイ「三十人揃えるつもり!? 体型に無理があるような気もするけど、キラ、恐ろしい子…
      …!」



ショート117.
SEEDキャラで演ってみよう/ハンター×ハンター編
(麒麟さんのリクエスト)

 カガリ(ゴン役)「しかし、このマンガももう随分と長い間、連載しているなあ」
 アスラン(クラピカ役)「連載期間の四分の一ぐらいは休載しているようだが、それでも長期連
               載だな。天空闘技場での戦いが懐かしい……」
 ムウ(レオリオ役)「旅団との戦いも、もう随分と昔の事の様に感じるな」
 キラ(キルア役)「クラピカとレオリオが出なくなって、もう随分と経つけど、二人とも何やってい
            るんだろう? レオリオは医者になるための勉強だろうけど、クラピカはまだ
            マフィアにいるのかな?」
 ディアッカ(団長役)「だろうな。意外と義理堅いところもあるから、潰れかけの組織を見捨てら
              れないじゃねーの?」
 クルーゼ(ヒソカ役)「ふん。裏社会で生きていくのなら、そういう感情は命取りになるぞ」
 キラ「グリードアイランド編は、カードを使った駆け引きが面白かったね」
 ラクス(ビスケ・少女バージョン役)「そうですわね。でも、全体的に白いコマが多かったのは残
                      念ですわ」
 カガリ「単行本で直されているとはいえ、やはり残念だな。ストーリーは文句なく面白いんだが
      ……」
 イザーク(コルト役)「キメラアント編も面白いぞ。先の展開が全然読めん。まあ、白いコマは多
              いし、休載もよくやっているがな」
 カガリ「ホント、それさえなければ、日本でもトップクラスのマンガなのにな……」
 キラ「まあ『ガンダムSEED』も人の事は言えないんだけどね」
 一同「……………それは禁句だ。でも、確かにその通り」
 キラ「物語を作るのって、本当に大変なんだよね。でも、それでも頑張ってほしいな」



ショート118.
脳内辞書 −キラの場合−

 アークエンジェル〔戦艦〕
  ―― 地球連合軍の戦艦。正式名称は長ったらしいので却下。
  ―― 僕たちの家。
  ―― いい思い出も嫌な思い出もたくさん詰まった、忘れられない艦。

 アスラン・ザラ〔人名〕
  ―― 子供の頃の親友。
  ―― 敵として出会い、殺し合いをしたけど、何とか仲直りできた。奇跡だ。
  ―― 将来の義弟。いや、義兄かな?

 エターナル〔艦名〕
  ―― ザフトの最新戦艦だったけど、ラクスたちが盗んで、僕たちの艦に。
  ―― ピンク。

 カガリ・ユラ・アスハ〔人名〕
  ―― 僕の双子のきょうだい。
  ―― 信じられないけど、オーブのお姫様。
  ―― 気が強いけど、悪い人間じゃない。割と好き。でも、下手に手を出すとアスランに殺され
      るので、きょうだいのスキンシップは控えめにしている。

 ガンダム〔機械〕
  ―― 連合の作ったG兵器の呼び名。
  ―― でも使っているのは僕だけ。ちょっと悲しい。

 オーブ連合首長国〔国名〕
  ―― 僕たちの住んでいる国。
  ―― ナチュラルとコーディネイターの共存を掲げ、中立を保っていたけど、地球軍の侵攻に
      よって壊滅、占領された。
  ―― 漢字や日本系の名前が多い、公用語が謎の国。

 コーディネイター〔人種〕
  ―― 遺伝子操作された優秀な人類。
  ―― のはずなんだけど、少なくとも自分の周りにいるコーディネイターに『優秀』といえる人間
      はいない気がする。自分も含めて。

 サイ・アーガイル〔人名〕
  ―― ヘリオポリス時代からの友人。
  ―― あだ名はメガネ。本人の前では言わない。
  ―― 一時は断絶状態になったけど、何とか仲直りできた。嬉しい。でも、物語の本筋には全
      然関わらなかった。所詮はワキ役か。

 ザフト〔組織〕
  ―― プラントの軍隊。僕たちの当初の敵。
  ―― 強いのか弱いのか、イマイチよく分からない。

 ストライク〔モビルスーツ〕
  ―― 地球連合のG兵器のうちの一体。僕の愛機。後でムウさんにあげた。
  ―― エールは使いやすいけど決め手に欠ける。ランチャーは接近戦がダメ。ソードはカッコ
      いいけど、ムウさんはなぜか使ってくれなかった。何でもあれを使おうとすると、緑の髪
      をした男の子の幽霊が出るらしい。本当だろうか?

 地球連合軍〔組織〕
  ―― 僕が所属していた軍。
  ―― 女性はなぜか美人が多い。

 デュエル〔モビルスーツ〕
  ―― ザフトに盗まれたG兵器のうちの一体。
  ―― とにかくしつこい。弱いくせにしつこい。あと、エルちゃんを返せ。

 トール・ケーニヒ〔人名〕
  ―― ヘリオポリス時代からの友人。凄くいい奴だったけど、戦死。
  ―― ミリィの事ならディアッカがいるから心配いらないよ。だからゆっくり眠って……。
  ―― と弔った次の日から、ディアッカの枕元にトールの姿が立つようになったらしい。なぜだ
      ろう?

 ドネルケバブ〔食べ物〕
  ―― 砂漠の町の名物。
  ―― カガリはチリソース、バルトフェルドさんはヨーグルトソースを奨めてくれた。
  ―― 僕はミックスを食べた。けど、ブルーコスモスのバカ共のせいでグチャグチャに。ブルー
      コスモスへの恨み、一割アップ。

 ナチュラル〔人種〕
  ―― 自然のままに生まれてきた人類。
  ―― 結構強くて、たくましい人たちが多い。特に女性は。ブルブル。

 フリーダム〔モビルスーツ〕
  ―― ラクスからのプレゼント。
  ―― 強くてカッコいいMS。
  ―― フルバースト状態はカッコいいけど、スケールの小さいプラモやフィギュアでは再現され
      ていない。おのれ。

 フレイ・アルスター〔人名〕
  ―― 元サイの婚約者。色々あって、結局守れなかった人。
  ―― 口は悪いけど、胸は大きい。あと、いい匂いがした。
  ―― この戦争の一番の被害者かもしれない。やっぱり守りたかった。

 ラウ・ル・クルーゼ〔人名〕
  ―― 変態仮面。
  ―― 戦っている最中にベラベラしゃべる、凄くうるさい人。

 ラクス・クライン〔人名〕
  ―― アスランの元・婚約者。プラントでは有名な歌手。
  ―― 彼女には驚かされてばかりいる。僕を驚かせるのが趣味なのかもしれない。
  ―― 太ももが柔らかい。



ショート119.
脳内辞書 −アスランの場合−

 イージス〔モビルスーツ〕
  ―― 俺の愛機。
  ―― 女色(おんないろ)って言うな。あと、MA形態がカッコ悪いと言うのもダメだ。

 イザーク・ジュール〔人名〕
  ―― 同僚。
  ―― 以前は馬が合わなかった。単純だが、悪い人間ではない。
  ―― 戦後はプラントに戻った。プラントの将来に期待と不安を感じる。

 カガリ・ユラ・アスハ〔人名〕
  ―― キラの姉(妹かもしれない)。
  ―― 俺の中の『何か』を変えてくれた、世界で一番大切な女性。

 キラ・ヤマト〔人名〕
  ―― 親友。
  ―― 以前は敵だったが、何とか和解できた。
  ―― お互いにその手を多くの血で染めてしまった。だが、それでも俺たちは生きていかなけ
      ればならない。

 クサナギ〔戦艦〕
  ―― オーブの戦艦。
  ―― クルーの錬度が低く、絶対に沈むと思っていたが、生き残った。不思議だ。

 コーディネイター〔人種〕
  ―― 生まれる前に遺伝子操作された人類。またはその子孫。
  ―― 以前は「コーディネイターである事」に誇りを持っていた。だが、キラやカガリと出会って
      分かった。大切なのは「どう生まれたか」ではなく、「どう生きるか」なのだ。

 ジェネシス〔機械〕
  ―― ザフトの切り札。地球に死をもたらす破壊兵器。
  ―― 人として生きるのならば、絶対に許してはならない存在。

 ジャスティス〔モビルスーツ〕
  ―― ザフトの最新鋭モビルスーツ。Nジャマーキャンセラーを搭載している。
  ―― この機体を「ザフトのために」ではなく、自分の意志で使う事を決めた時、俺の人生は
      変わったと思う。

 ディアッカ・エルスマン〔人名〕
  ―― クルーゼ隊からの同僚。
  ―― ザフトにいた頃はただの皮肉屋だったが、オーブで再会した時は少し変わっていた。何
      があったのだろう?

 トリィ〔機械〕
  ―― 子供の頃、キラに送った鳥型メカ。
  ―― 宇宙空間も飛べるように作った覚えは無いんだが……。まあ、機械が製作者の予想を
      超える性能を発揮するのは、よくある事だ。気にしない事にしよう。

 ナチュラル〔人種〕
  ―― 遺伝子操作されずに生まれた、旧来からの人類。
  ―― 以前は単なる「敵」だった。でも、今は違う。

 ニコル・アマルフィ〔人名〕
  ―― クルーゼ隊からの同僚。
  ―― ピアノの名手。
  ―― 俺の事を慕ってくれていたが、キラに殺された。
  ―― 一時は仇をとろうと思った。でも、今の俺には、お前の仇を取る事は出来ない。済まな
      い。

 パトリック・ザラ〔人名〕
  ―― 俺の父親。プラントの最高権力者。
  ―― 愛する人を失った怒りを、ナチュラル全体に向けてしまった悲しい人。最後まで分かり
      合えなかった。せめて安らかに眠ってほしい。

 ハロ〔機械〕
  ―― ラクスに送った、遊戯用の機械。
  ―― 今思うと、自分でもやりすぎたと思う。反省。

 レノア・ザラ〔人名〕
  ―― 俺の母親。
  ―― 優しい人だったが、血のバレンタインで死亡。俺がザフトへ入る切っ掛けとなった。
  ―― だが、よく考えれば、あの人が子供が『人殺し』になる事を望むはずが無い。短慮だっ
      た。



ショート120.
SEEDキャラで演ってみよう/金色のガッシュ!編
(芳野秋生さんのリクエスト)

 アスラン(監督)「よーし、みんな、準備はいいな! それじゃあ、撮影を…」
 キラ(高嶺清麿役)「………」
 ミリアリア(大海 恵役)「………」
 ラクス(水野鈴芽役)「………」
 ディアッカ(フォルゴレ役)「………」
 フレイ(シェリー役))「………」
 樹里(リィエン役)「………」
 カガリ(ココ役)「………」
 アスラン「ん? どうしたんだ、みんな? テンションが低いが…」
 キラ「あのさあ、アスラン……。『あれ』、何?」

 (キラたちの前には、SDキャラのような二頭身のロボットたちが百体。しかも、どれも何気に 
  見覚えがある)

 アスラン「魔物役として、俺が造ったロボットたちだ。ちなみに配役は…」
 ストライク(ガッシュ役)「ザケル!」
 イージス(ティオ役)「セウシル!」
 デュエル(キャンチョメ役)「ポルク!」
 フリーダム(ブラゴ役)「グラビレイ!」
 アストレイ・レッドフレーム(ウォンリイ役)「ゴウ・レドルク!」
 プロヴィデンス(ゾフィス役)「ラドム!」

 一同「………………」
 アスラン「自分で言うのもなんだが、なかなかの出来だ。存分に使ってくれ!」
 キラ「……アスラン、一言いいかな?」
 アスラン「何だ?」

 (一同、期待を込めた目でキラを見る)

 キラ「魔物の呪文は魔物じゃなくて、僕たちが言うんだけど」
 一同「いや、それ以前の問題です!」

 改造オカビ(ウマゴン役)「メルメルメ〜〜〜!!」



ショート121.
SEED日本昔話
(斬陽さんのリクエスト)

その1.桃太郎

 キジ(ミリアリア)「桃太郎さん、桃太郎さん、お腰につけたキビダンゴ、一つ私にくださいな」
 桃太郎(ディアッカ)「いやいや、キビダンゴといわず、俺様の全てをあげよう。さあ、俺の胸に
              飛び込んで…ぐほっ!」
 犬(フレイ)「さすがキジ。見事な飛び蹴りね」
 猿(カガリ)「桃太郎いなくてもいいんじゃないか?」

 赤鬼(キラ)「桃太郎、遅いね。どうしたんだろう?」
 青鬼(アスラン)「自業自得な目にあって、死にかけているような気がする。カンだけどな」


その2.金太郎

 カガリ「男性陣が全員逃げた?」
 ミリアリア「うん。まあ、あの衣装じゃねえ……」
 フレイ「逆セクハラよね」
 ラクス「残念ですわ。キラの金太郎姿を見たかったのに……」
 カガリ「けど、それじゃあ話にならないだろう。よし、私が金太郎をやろう」
 アスラン「するなーーーーーっ!!!! …………あ」
 女性一同「ニヤリ」(全員、獲物を見つめる獅子の眼)
 アスラン「う、うわあああああああっ!!!!」

 カガリ「あー、ごめんアスラン。まさか泣くほど嫌だとは思わなかったんだ。今度、遊園地に連
      れて行ってやるから、な?」
 フレイ「そう言いつつ、あの娘、アスランの金太郎姿をしっかり写真にとっているのよね。やる
      わね……」


その3.浦島太郎

 クルーゼ「ほう、私が浦島太郎役か。なるほど、確かに私なら玉手箱の煙で老化する時、特殊
       メイクの必要が無いからな。はっはっはっ…って、コラアアアッ!!」
 ラクス(乙姫)「見事なノリツッコミですわ」


その4.かぐや姫

 かぐや姫(?)「おじいさん、おばあさん、長い間、お世話になりました。私は今日、月の都に帰
           ります。どうか、お元気で」
 おじいさん(ムウ・メイクしてます)「待ってくれ、かぐや姫!」
 おばあさん(ナタル・メイクしてます)「そんな……姫!」
 かぐや姫(?)「ああ、月よりの迎えが来ました。さようなら、おじいさん、おばあさん。さような 
           ら、さようなら……」

 かぐや姫(マリュー)「ムーンプリズムパワー、メーイク、アーーーーップ!」
 一同「確かにそのキャラも月のお姫様だけど、やっぱり違ーーーーーう!!」


その5.一寸法師

 キラ(一寸法師)「……………」
 ラクス(お姫様)「…………」
 イザーク(鬼)「…………」
 キラ「まあ、特撮をアスランに任せた時から、嫌な予感はしてたんだけど…」
 イザーク「これは新手の嫌がらせなのか?」

 (一同の前には、全長50mの鬼(顔はイザーク)が立っている)

 ラクス「大きい鬼さんですわね。顔も凄く怖いし、迫力のある映像が撮れそうですわ」

 (確かに迫力はありますが、予算オーバーで撮影は中止になりました)


その6.かちかち山

 キラ「この話って、実は怖い話なんだよね」
 アスラン「ああ。子供の頃に読んだのは、そんなに……な話じゃなかったんだが、あれは子供
       向けにアレンジされていたんだな。本当の話を読んでみると、かなり凄まじい内容だ
       ぞ。タヌキは極悪だし、ウサギもかなり酷い奴だし」
 キラ「そうだよね、ウサギは結構エグいよね。タヌキの背中に火を点けるし、傷口に塩を塗る 
     ような事を平気でするし、挙句の果てに口先三寸でタヌキを騙して、泥舟に乗せて沈め
     るし」
 アスラン「ああ。まったく、怖い話だ」

 キラ&アスラン「という訳で、二人とも頑張ってくれ」
 フレイ(ウサギ役)「って二人とも、役をもらえなかったからって余計な事を………ああ、こら!
             タヌキ役のイザーク、逃げるな! 火なんか点けないわよ! 待ちなさい、
             こら!」


その7.舌切り雀

 キラ「雀の世話をしたおじいさんは、小さいつづらを貰って財宝を手に入れました。雀の舌を 
     切ったおばあさんは、大きいつづらを貰ってお化けに驚かされました、か……」
 アスラン「どうした、キラ?」
 キラ「うん、この雀って寛大だなあと思って。自分の舌を切った相手を、驚かせるだけで済ませ
     るなんて」
 アスラン「おばあさんがお化けに殺されるパターンもあるけどな。でも、大抵は驚かせるだけだ
       な」
 キラ「自分の舌を切った相手を驚かせるだけで許してあげるなんて、凄いね。僕にはとても無
     理だよ」
 アスラン「俺もだ。そう考えると、人間は雀以下なのかも知れんな」
 ミリアリア「はいはい、現実逃避はその辺にして。二人ともさっさと雀のぬいぐるみを来てね。 
        え? 『舌切り雀が二羽いるのはおかしくない』? いいのよ、地方によっては舌切
        り雀の他にも、羽を切られた羽切り雀がいるから」
 アスラン「面白ければ何でもいいのか。管理人さんと一緒だな」
 キラ「羽を切られた雀は、どうやっておばあさんから逃げたんだろう? 謎だ……」



ショート122.
第18話より・絶対こうなると思った(笑)

 (カガリの頬を叩くキラ)

 キラ「気持ちだけで、一体何が…」
 カガリ「やったなあ!」(右ストレート一閃)
 キラ「ごおっぷ!?」(天高く飛ぶキラ)

 ムウ「気が立ってる女の子を殴るのは、自殺行為だぞ。まだまだ甘いな、キラ」



ショート123.
SEED世界昔話

その1.シンデレラ

 義母(マリュー)「さあ、娘たち、お城のパーティーに行くわよ! 王子様をゲットして、目指せ玉
           の輿! 準備はいい?」
 義姉A(フレイ)「バッチリですわ、お母様。あ、シンデレラ。あんたは留守番よ。あんたみたい
           な汚い小娘をお城に連れて行ったら、私たちの品性が疑われるわ」
 義姉B(カガリ)「私たちが帰ってくるまでに部屋の掃除は済ませておけよ。じゃあな」
 シンデレラ(ミリアリア)「うう、お母様もお姉様たちも意地悪だわ……。特に上のお姉様は、私
                をいじめる事を生きがいにしているような気がする……。ああ、私も 
                お城に行きたい…」
 魔女(ラクス)「出番ですわね。シンデレラ、泣くのはおやめ…」
 シンデレラ(ミリアリア)「そして王子様と結婚して、あのクソ意地悪な連中を全員処刑台に送っ
                てやる! 王子様と結婚した後は、王子を政治の事なんて考えないノ
                ーテンキに教育して、私が実権を握るのよ! そしてこの国は私の物
                に! フフフフ……」
 魔女(ラクス)「…………」

 (魔女、何も言わずに退場。実際のシンデレラも、意地悪な継母たちは最後に処刑されます)


その2.赤ずきん

 赤ずきん(フレイ)「こんにちは、おばあちゃん。あら、おばあちゃん、どうしたの? ベッドで寝
             ているなんて、病気なの?」
 オオカミ(クルーゼ)「ごほん、ごほん。ああ、ちょっと風邪をひいてしまってね」
 赤ずきん(フレイ)「まあ大変。そういえば声もいつもと違うわね」
 オオカミ(クルーゼ)「ああ、喉を痛めてしまってね。さあ、こっちへ来て、お前の顔を見せておく
              れ」
 赤ずきん(フレイ)「嫌よ」
 オオカミ(クルーゼ)「えっ?」
 赤ずきん(フレイ)「これから猟師のおじさん(フラガ)とデートの約束があるの。病気が移った 
             ら大変じゃない。せっかくごちそうを持ってきたけど、病気じゃ食べられな 
             いわね。これは私が食べておくわ。じゃあね、おばあちゃん」
 オオカミ(クルーゼ)「って、おい! …………行っちまった。まったく、これだから最近の娘は
              ! 敬老という言葉が死語になりつつある気がするぞ」


その3.裸の王様

 キラ(王様)「どうして女性陣みんな、そんなに眼をキラキラ輝かせているの?」
 アスラン「キラ、パンツのチェックは怠るなよ。妙な仕掛けがしてあるかもしれんからな」


その4.ヘンゼルとグレーテル

 キラ「お菓子の家か……。子供の頃、夢に見たなあ」
 カガリ「でも、実際にあったら、大変だろうな」
 アスラン「ああ。アリやらゴキブリやら、甘いもの好きな虫がウジャウジャ寄ってきただろうし、
       掃除も一苦労だ」
 ラクス「実際に作れるのでしょうか? コズミック・イラの科学力を駆使すれば実現できるので
      はないでしょうか」
 アスラン「うーん……。お菓子の成分を鋼鉄並の強度にすれば、何とか…」
 カガリ「それじゃあ、お菓子を食べれないじゃないか! お菓子の家一つ作れないとは、未来
      の科学も大したことないな」
 キラ「MSは作れても、お菓子の家は作れない、か。色々と考えされられる意見だね」


その5.ブレーメンの音楽隊

 イザーク「俺がロバで」
 ディアッカ「俺がイヌで」
 ニコル「僕がネコで」
 ミゲル「俺がオンドリか。俺の歌唱力を評価してのキャスティングだな。うん、なかなかいいじゃ
      ないか」
 イザーク「じじいのオンドリだけどな」
 ディアッカ「それを言うなら、俺たち全員、じいさんなんだけどな」
 ニコル「でもこの動物たち、結局ブレーメンには行かないんですよね」
 ディアッカ「『タイトルに偽りあり』の元祖かもな。ま、面白いからいいんじゃねえの?」
 イザーク「まあ、実際にブレーメンに行っても、音楽隊には入れなかっただろう。どこの世界に
       ロバやらイヌやらを雇う音楽隊がいるんだ?」
 ニコル「昔話でそういうのを言ったら、おしまいですよ。でも、そういう音楽隊も、ちょっと見てみ
      たい気もしますね」


その6.人魚姫

 カガリ「初めてこの話を読んだ時から、ずっと疑問に思っていた事があるんだが……。人魚の
      種族に男はいないのか?」
 フレイ「そういえば、男の人魚は出てこないわね」
 ラクス「人魚の世界は、男性より女性の方が強いのかもしれませんわ」
 ミリアリア「ふーん。人間の世界とは逆なのね。あーあ、私も人魚に生まれたかったなあ。そう
        すれば、男に振り回されるような人生じゃなかったかもしれないし」

 男性一同「いや、あなたたちも充分強いですって」


その7.アラジンと魔法のランプ

 キラ「擦れば何でも願いを叶えてくれる魔法のランプか……。便利だけど、後で何かとんでも 
     ない物を請求されそうで、ちょっと怖いな」
 アスラン「今、このランプの魔神をモデルにしたペットロボットを作っているんだ。まあ、ランプ 
       の魔神ほど便利な奴じゃないが」
 キラ「へえ。どんなロボットなの?」
 アスラン「青いボディのネコ型ロボットだ。ドラヤキをあげれば何でも願いを叶えてくれる。名前
       は……」
 キラ「開発中止ーーーーーっ!!!!」


その8.ウサギとカメ

 キラ「早足だけど自分を過信してしまうウサギと、鈍足だけど着実に前に進むカメか……。ね
     え、どっちがナチュラルで、どっちがコーディネイターだと思う?」
 アスラン「カメがナチュラルで、ウサギがコーディネイターかな。ただし、どちらにも正義は無い
       がな」


その9.白雪姫

 白雪姫……ラクス
 王子様……キラ
 継母の王妃……フレイ
 七人の小人……アスラン、イザーク、ディアッカ、ニコル、サイ、トール、カズイ

 ラクス「七人の小人さんたちはアイドルグループとして売り出せそうですわ。一人を除いて」
 ミリィ「美形揃いだもんね。約一名を除いて」
 カズイ「うう……。どうせ僕なんて、僕なんて……」

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