ガンダムSEED編 PHASE−07
ショート124.
もしもSEEDが格闘ゲームになったら

その1.あれ?

 キラ「って、僕たち自身が戦うの!? こういうのは普通、モビルスーツで戦うんじゃ…」
 イザーク「ゴチャゴチャ言うな! いくぞ!」
 キラ「う、うわああああ!」

 アスラン「驚きつつも、しっかり勝つところはさすがと言うべきか」
 ディアッカ「しかも空中に放り上げての四連コンボ。殺る気満々だな、キラ」


その2.技を考えてみました

 キラ「さすがに全員の分は無理だから、とりあえず僕のだけ」

 必殺技
 「エールダイブ」 ↓→→+攻ボタン(空中可)
 「ランチャーキック」 遠距離で←↑→+攻ボタン
 「ソードクラッシュ」 近距離で↑↑→+攻ボタン(タメ可)

 ハイパースキル
  「ハイマットブレイク」 →→↑↓→+攻ボタン3回
  「ラケルタツインフィニッシュ」 近距離で方向キー2回転+攻ボタン
  「フリーダムエンド」 →↓↓←+攻ボタン2回(3ゲージ消費)

 ファイナルスキル(HPを30%消耗する特殊技)
 「レディキラー」 近距離で←←→↑+防御ボタン
  女性キャラを魅了し、攻撃力を半減させる

 一同「うん。実にキラらしいファイナルスキルだ」
 キラ「もう、こういうのにはツッコまないからね」


その3.女性キャラも参戦しまーす!

 ラクス「お行きなさい、ハロ」
 ハロ「テヤンデエー!」
 ナタル「その動きは読んでいる。そして技を出した後の隙が大きい事もな!」

 フレイ「パパを殺したコーディネイターなんて、みんな地獄に落としてあげるわ!」
 カガリ「私はナチュラルなんだけど……。まあいい、降りかかる火の粉は払うまでだ!」

 ミリアリア「ナイフで切り刻まれるか、私の『手作り』料理でKOされるか、どっちがいい?」
 マリュー「どっちもゴメンよ。アークエンジェル召還! ローエングリン、てーーーーっ!!」

 キラ「…………みんな、凄く生き生きしているように見えるんだけど」
 アスラン「文章ではイマイチ伝わらないが、超人プレイ連発だな。空中で二段ジャンプしたり、
       普通に三角飛びしたり。物理法則を完全に無視してるな」
 キラ「約一名、格ゲーの法則も無視してる人がいるけどね」


その4.各自の勝利のセリフを考えてみました・男性編

 キラ「いきなり僕と戦うなんて、ちょっと無茶だよ。トレーニングなら付き合ってあげるよ?」
 アスラン「勝つには勝った。だが、この戦いに正義はあるのか……?」
 イザーク「ハハハハハッ! 所詮、お前の実力などその程度! 俺に勝てるはず無いだろう 
       が!」
 ディアッカ「うーん、俺ってグレイト?」
 ニコル「戦いは嫌いです。でも、僕には戦わなければならない理由があります」
 ムウ「おっさん呼ばわりするなよ。不可能を可能にする男に、年齢制限は無いのさ」
 バルトフェルド「うーん、勝利の後のコーヒーは、また格別の味だねえ。そうは思わないか、ダ
          コスタ君?」
 クルーゼ「誰にも私は止められんよ! そして、人の世の終わりもな!」
 サイ「え、お、俺が勝ったのか? いいのかな、俺なんかが勝っても……」
 アズラエル「この結果は当然です。だって、僕が負けるはず無いじゃないですか。ふふふ…」
 オルガ「ハハハハハハッ! 次はどいつだ? ぶっ殺してやるぜ!」
 クロト「殲滅、撃破、そして、勝利! 実戦でもゲームでも、俺は強い!」
 シャニ「あーあ、退屈な時間だったなあ。もうちょっと頑張ってよ。楽しめないじゃないか」

 キラ「アズラエルのセリフは、ちょっとムカッと来るね」
 アスラン「ああ。けど、お前のも結構キツいと思うぞ」
 キラ「こういうのって、つい本音が出るから」
 アスラン「恐いぞ、キラ」


その5.各自の勝利のセリフを考えてみました・女性編

 ラクス「よく頑張りましたね、ハロ。それでは、勝利の歌を歌いましょう」
 フレイ「SEEDの真のヒロインの力、侮らないで!」
 カガリ「やっぱり私は、MSより体を動かす方が好きだな。さて、次は誰だ?」
 ミリアリア「あら、勝っちゃった。祝賀パーティーの準備しないと。もちろん、料理は私の手作り
        …って、みんなどうして逃げるのよ!」
 マリュー「艦長ってストレスが溜まるのよ。たまには発散しないとね」
 ナタル「当然の結果だ。貴様の戦術は甘すぎる。体を鍛える前に、もっと知識を増やす事だ」
 アサギ・ジュリ・マユラ「こんなところでも三人一組……。でもいいわ、勝てたんだから」

 ラクス「フレイさんが、聞き捨てならない事を言ってますわね」
 カガリ「ああ。…………潰すか?」
 ラクス「ええ。ROMを弄って、二対一の戦いが出来るようにしましょう。そして、ボッコボコです
     わ」(ニッコリ)


その6.各自の勝利のセリフを考えてみました・隠しキャラ編

 ロウ「ジャンク屋と思って油断したのか? 最近のジャンク屋は、腕っ節も強くないとダメなん 
     でね」
 劾「幾度も地獄を見てきた身だ。貴様などに遅れは取らん」

 シーゲル「ふはははははっ! 答えよ、貴様ら! 流派、東○不敗は!」
 一同「声優ネタにも限度がある! ゲームバランス崩れるし!」



ショート125.
職業の適性検査
(白亜さんのリクエスト)

その1.警察官

 キラ……能力は優秀。でも、相手に泣きつかれると途端に弱くなり、違反を見逃してしまう。
 アスラン……キラよりはクールに仕事をする。でも、基本的に人情家なので、つい見逃してし 
         まう事も。
 ディアッカ……女性好きだが、「仕事は仕事」と割り切り、きちんと取り締まる。意外と向いてい
          るかも。
 イザーク……真面目にやり過ぎて、心労で倒れる。
 ニコル……いつも笑顔で、マイペース。でも、仕事はキッチリやる。ディアッカに似てるかも。
 ラクス……ニコニコ笑顔で容姿なく違反切符を切る、非情の婦警(笑)。
 カガリ……狙った獲物(違反者)は逃さない、金髪のハンター。ラクスとのコンビは最強にして
        最凶。


その2.エンジニア

 キラ……機械いじりは得意。手先も器用で、細かい作業も苦ではない。
 アスラン……キラ以上に機械いじりに長けているが、良くも悪くも自分のペースで作業をしてし
         まうため、団体作業は向かないかも。
 ディアッカ……適正低し。出来ない事は無いのだが、頭を動かすより、体を動かす方が得意。
 イザーク……適正はディアッカ以下。
 ニコル……細かい作業は得意だが、芸術家らしいこだわりで、作業のペースを乱してしまうか
        も。
 ラクス……適正ゼロ。人には向き不向きというものがあるのです。
 カガリ……適正マイナス値。って、ラクス以下かい(笑)。


その3.接客業

 キラ……常に相手の事を考えて接する。マナーも問題無し。ただし、女性客の人気が高すぎ、
       男性客を不快にしてしまう時もあり。天性のホスト。
 アスラン……マナーはキラ以上。男女共に受けが良く、適正は非常に高い。
 ディアッカ……女性への接客態度が少々問題あり。仕事中にナンパするのはやめましょう。
 イザーク……客のクレームに対し、キレる事がしばしば。適正低し。
 ニコル……どんなお客に対しても、終始笑顔を向ける。アスランとのコンビは無敵。
 ラクス……世間とズレたところもあるが、接客そのものは問題無し。
 カガリ……普段は問題ないのだが、感情を押さえきれず、客とケンカになる事も。適正ゼロ。


その4.遊園地のスタッフ

 キラ……大人から子供まで、問題なく対応できる。突発的なトラブルにも強く、極めて優秀。
 アスラン……キラとは逆に、突発的なトラブルには少々弱い。迷子に泣かれて、困り果てる一
         面も。
 ディアッカ……客を楽しませる事に関しては、一流。スタッフというより、エンターティナー。
 イザーク……仕事を真面目にこなそうという態度は評価できる。が、遊園地内を鋭い眼でうろ
         つくのは……。
 ニコル……最優秀。接客、トラブルへの対応、子供たちを楽しませようという精神、全てにお 
        いて問題無し。
 ラクス……歌で心を和ませ、遊園地の雰囲気を良いものにした。ただし、自分が迷子になるな
        ど、トラブルを起こす事も少なくない。
 カガリ……迷子の親を一緒になって探したりなど、親身になって行動するため、子供たちの人
        気は高い。だが、機械のトラブルには弱いので、注意が必要。コーヒーカップの高
        速回転はやめてください。マジで。



ショート126.
クジラ石について

その1.固定観念

 ラクス「クジラ石。正式名称はエビデンス01。ジョージ・グレンが木星で発見した地球外生命 
      体の化石。コーディネイターの叡智の象徴ともいうべき物ですが、果たしてこれは、人
      類にとって良き物なのでしょうか?」
 アスラン「この化石をジョージ・グレンが見つけた事でコーディネイターは自分たちの能力に自
       信を持つようになり、ナチュラルはそんなコーディネイターに劣等感を抱くようになっ 
       た……。今回の戦争の原因の一つかもしれませんね」
 カガリ「化石じゃなくて本物を見てみたいな。地球のクジラみたいに優しい生き物なんだろうな
      あ……」
 ラクス「あら、カガリさん。『クジラが優しい生き物』なんて、どちらの方がおっしゃられたのです
      か?」
 カガリ「えっ? だってクジラはイルカみたいに人間の次に頭が良いんだろう?」
 キラ「『頭が良い』からといって、『人間に優しい』とは限らないよ」
 アスラン「むしろ海を汚している人間を嫌っているかもしれん」
 カガリ「そ、そんなあ……」
 ラクス「あまり希望を抱きすぎるのもどうかと思いますわ。キラの言うとおり、クジラは確かに深
      い知性を持っていますが、知性のある生物が心優しいとは限りません」
 アスラン「希望は時に、人の身を滅ぼす事もある。過剰な期待は抱かない事だな」
 キラ「でも、何も分からないからこそ、知らなくちゃならないのかも。僕たちが大人になる頃に 
     は、少しでもクジラ石の謎が明らかにされればいいね」
 一同「いや、それこそ過剰な期待だろう」
 キラ「そうだね。本編の終盤では完全に忘れられていたからなあ」


その2.言い方を変えれば

 キラ「謎の宇宙生物、エビデンス01か……」
 ラクス「宇宙生物、というより、宇宙怪獣という方が合っているかもしれませんね。とっても大き
      いですし」
 キラ「宇宙怪獣……」
 アスラン「…………」
 カガリ「…………」
 上記の三人「なぜだろう、魂が燃える!」
 ラクス「あらあら?」


その3.『ゴ○ラvs〜』のノリで

 ラクス「では、SEEDの次回作は『ガンダム軍団vs宇宙怪獣エビデンス01』という事で」
 一同「いや、さすがにそれは無いでしょう。面白そうだけど」



ショート127.
来た来た来たーーーーーっ!
(このSSはSEEDデスティニー放映前に書かれた物です)

その1.私も出番はあると思います

 アスラン「ついにSEEDの続編が発表されたな。タイトルは『機動戦士ガンダムSEED DES
       TINY』か」
 カガリ「私がオーブの代表的な立場になっていて、アスランは偽名を名乗って、私の補佐をし 
      てくれているのか。……嬉しいような、そうでないような、複雑な気分だ」
 アスラン「新型MSのインパルスガンダムがストライクに似すぎているだの、色々と不安も感じ
       るが、やっぱり期待してしまうな。世界に本当の平和をもたらすため、微力だが俺も
       頑張らせてもらおう」
 カガリ「ああ、そうだな。一緒に頑張ろう、アスラン!」

 キラ「……………」
 ラクス「……………」
 カガリ「だ、大丈夫だ、二人とも! まだ発表されていないが、お前たちにだって出番は必ずあ
      る!……と思う。多分」
 アスラン「フォローになってないぞ、カガリ。それに落ち込んでいる奴らは、他にもまだいるし」
 イザーク「…………」
 ディアッカ「…………」
 マリュー「…………」
 サイ「…………」
 他、多数


その2.歴史を受け継ぐ者たち

 カガリ「気を取り直して、と。それじゃあここで、デスティニーの登場キャラを紹介しよう。新主 
      人公のシン・アスカ、ヒロイン(?)のルナマリア・ホーク、プラント評議会最高議長のギ
      ルバート・デュランダル氏、どうぞ!」
 シン「…………」
 ルナマリア「…………」
 デュランダル「…………」
 カガリ「あれ? どうして三人とも黙っているんだ?」
 アスラン「ん? 紙に何か書いてあるぞ。えーと…『まだ声優も決まってないので、読者も私た
       ちの声をイメージしづらいでしょう。担当の声優さんが決まるまで、私たちは喋らな 
       い事にします』」
 カガリ「……プロだな」
 アスラン「ああ。この人たちなら、期待してもよさそうだ」


その3.評価はそれぞれ。でも、結局みんな見ると思います

 キラ(立ち直ったようだ)「ネットでは色々言われているね。ほとんど否定的な意見だけど…  
                …。普通に楽しみにしているのって、このHPみたいなSEEDびいき
                のHPだけじゃないかな?」
 アスラン「まあ、否定的な事を言っている人たちの気持ちも分からなくはない。確かに、どこと
       なく「Zガンダム」に似ているしな」
 キラ「でも、放送前からこんなに話題になっているアニメって、珍しいんじゃないかな? それ 
     だけみんな注目しているって事だろうね」
 アスラン「ああ。問題は、その注目に応えられるかどうかだな。取り合えず期待しよう。賞賛す
       るのも絶望するのも、全ては本編が始まってからだ」
 キラ「そうだね。この不安が一年後には笑い話になっている事を祈るよ」



ショート128.
ガンダムSEEDが教えてくれたもの

 キラ「戦争の空しさ」
 アスラン「遺伝子操作の危険性」
 ラクス「過酷な時代の中でも懸命に生きる人たちの強さと優しさ、ですわ」
 カガリ「憎しみの連鎖とその恐ろしさ……かな?」

 カズイ「今時のアニメは美形でなければ人気が出ない、ってことかな。ハア〜〜……」
 サイ「美形だからって、人気が出るとは限らないよ。ハア〜〜〜〜……」
 トール「サイ、何気に『自分は美形だ』って言っているね」



ショート129.
夏の風物詩?

その1.この二人は立場が逆だった方が良かったかもしれない

 キラ「うーん……。分からないなあ」
 ディアッカ「何がだ、キラ?」
 キラ「どうしてSEED本編では水着シーンがなかったのかな?」
 ディアッカ「…………」
 キラ「砂漠編とか、海上での戦いとか、機会はあったのに、どうしてなかったんだろう?」
 ディアッカ「規制とか厳しかったんじゃないのか?」
 キラ「それはSEEDには通じない言葉だと思う」
 ディアッカ「確かに。ミリィの水着姿は俺も見たかったな…って、この時期はまだ俺はアークエ
        ンジェルには乗ってないから見れないのか……。くっ!」
 キラ「本気で悔しがらなくても……」
 ディアッカ「黙れ! 何だかんだ言って美女に囲まれているお前に、男ばかりの部隊にいる俺
        の苦労と悲しみが分かるか!」
 キラ「女ばかりっていうのも、凄く大変なんだけどね……」


その2.水着マスター?

 ディアッカ「気を取り直して、と。キラ、SEEDの女性陣にはどんな水着が似合うと思う?」
 キラ「そうだね……。マリューさんやナタルさんはスタイルいいから、どんな水着でも似合いそ
     うだな。フレイはビキニ系、ミリィはワンピース系が似合いそうだな。ラクスはパレオなん
     かも似合うだろうなあ。カガリは、あれで結構胸があるから……って、どうしたの、ディア
     ッカ? そんなちょっと退いたような目をして」
 ディアッカ「いや……。やっぱりお前は凄いよ。色々な意味で」


その3.やれやれ

 アスラン「なぜだろう? 女性の水着姿にはそんなに興味は無いけど、『カガリの水着姿』を想
       像すると、胸がドキドキする。どうなっているんだ、俺は?」
 ディアッカ「気にするな、アスラン。それは男としては当然の反応だ。俺だって、ミリィの水着姿
        を想像すると、胸がドキドキして、体の一部が……」
 ミリアリア「このSSは下ネタは厳禁よ」
 ディアッカ「うっ! そ、そんなバカな!」
 キラ「そんな、この世の終わりみたいな顔をしなくても……」
 ミリアリア「本物のバカね」



ショート130.
「男の子」の操縦法(そっちの意味ではありません)

 アズラエル「さあさあ、君たち。お薬の時間ですよ。僕のために頑張って、コーディネイターども
         を殺してきてくださいね」
 オルガ「…………」
 シャニ「…………」
 クロト「…………」
 アズラエル「ふむ。ご機嫌斜めみたいですねえ。では、頑張ってくれたら、何か欲しい物を一つ
         あげましょう。何が欲しいですか?」
 三人(声をそろえて)「女」
 ナタル「ちょっと待て、この色ボケども」
 アズラエル「了承」
 ナタル「待て、諸悪の根源!」
 フレイ「この艦に乗ってのは間違いだったかも……。キラ、助けて……って、あっちも似たよう
      なものかな? あーあ……」



ショート131.
SEEDデスティニーのMSについて

その1.五大ガンダム

 キラ「今回も五体のガンダムなんだ。インパルスって、ストライクの真似かな? ザフト製なの
     に地球軍のMSみたいだね。セイバーもイージスに似てるし、アビスにガイアにカオスは
     不吉な名前といい、『あの三機』を思い出させるね。こういうところも地球軍に似てるな。
     技術提供を受けたのかな?」
 アスラン「技術提供というより、地球側に気を使ったのかもしれん」
 キラ「?」
 アスラン「『ガンダム』の著作権は地球軍にあるからな」
 キラ「新事実発覚!?」


その2.乗るなら

 キラ「まあ、別にどうでもいいんだけどね。どうせ僕は乗らないし。僕、序盤は出番無いから。 
     アスランと違って」
 アスラン「捻くれるな、キラ。だが、もし自分が乗るとしたら、どのガンダムがいい? やはりス
       トライクを思い出させるインパルスか? それともセイバー?」
 キラ「うーん……。正統派にはちょっと飽きたなあ。アビスやカオスの方が心惹かれるね」
 アスラン「ガイアには乗りたくないのか?」
 キラ「うん。何となく、不吉な感じがして」
 アスラン「………いや、幾らなんでも……だが、歴史は繰り返すとも言うし……うーん………」
 キラ「僕が言ったら、シャレにならないね。ごめん」


その3.ザク・ザク・ザク

 キラ「……………」
 アスラン「……………」
 キラ「ザクだね」
 アスラン「ああ。ザクだな」
 キラ「噂で聞いた時は、絶対ガセネタだと思ったんだけど」
 アスラン「まあ、ザクに似たMSなら、他のガンダムにもたくさん出ているが……」
 キラ「でも、僕は結構好きだよ。取り合えず味方みたいだし」
 アスラン「そうだな。ああ、キラ、ここでのやり取りは他言するなよ。コズミック・イラの世界では
       『ザク』は新しい名前なんだからな」
 キラ「分かっているよ、アスラン。それにしても、オールドファンの反感を買うことを知っていな 
     がらザクを復活させたバンダイって、いろんな意味で凄いなあ……」



ショート132.
噂を信じちゃイケないよ

その1.放送開始前の怪情報、ってやつなのか?

 ムウ「SEEDデスティニーで俺が復活する、という噂を聞いたんだが……」
 キラ「復活してくれたら嬉しいですけど、あの状況からの生還は無理ですよ」
 ムウ「お前だって似たような状況から生還したじゃないか。なら、俺だって!」
 キラ「無理だと思いますよ。だって僕とムウさんは違い過ぎますから」
 ムウ「そんなに違うか?」
 キラ「ええ。僕は簡単には死にません。『主人公』ですから」
 ムウ「!」(大ショック)


その2.生と死の間で

 オルガ・シャニ・クロト・アズラエル・パトリック・サザーランド「俺(私)の復活は……」
 キラ「絶対にありません。噂を聞いたこともないです」
 一同「!」
 ナタル「まったく、浅ましい奴らだ」
 ニコル「そうですね。復活するなら、人気キャラの僕たちですよねえ。身の程を知れ、って感じ
      です」
 アスラン「ニコル、お前、ちょっと変わったな……」
 ニコル「こっちには凄い女性がいますから。名前は…」
 アスラン「いや、いい。言わなくても分かるから。そして、こういう話題に参加させてはいけない
       キャラ、ナンバー1だから」



ショート133.
SEEDキャラで演ってみよう・仮面ライダーブレイド編
(スペリオンさんのリクエスト)

 キラ(剣崎一真)「橘さん! 本当に裏切ったんですか!? アンタと俺は…仲間じゃなかった
            …うわっ! そんなっ! そんなっ! 何故だ! 何故だ! 何故だーーー
            ー!!」


 アスラン(橘朔也)「伊坂! 貴様だけは…貴様だけは俺の手で倒す!」
 クルーゼ(伊坂・ピーコックアンデッド)「ギャレン如きに…!」


 サイ(上城睦月)「俺は、剣崎さんみたいに、ご両親を助けられなかった過去も無いし、橘さん
            みたいに恋人を殺されたわけじゃないし…誰かのために戦う事が出来ない
            んです!」
 ミリアリア(広瀬栞)「それじゃまるで不幸な方がいいみたいね?」
 トール(白井虎太郎)「そんなに嫌なら辞めちゃえば?」
 サイ(上城睦月)「やめられるわけないでしょ! 俺は、カテゴリーAに選ばれた。これは…運 
            命なんです!」


 キラ(剣崎一真)「待ってくれ! 誰なんだアンタ一体? 味方なんだよな!? 俺と一緒に戦
            って、うわっ!?」
 叢雲劾(相川始)「全てが俺の敵だ! 貴様もな!」


 キラ「? みんな、どうしたの?」
 一同「…………違う! こんな、こんな聞き取りやすいセリフ、ブレイドじゃない!」
 キラ「もうオンドゥル語ネタは勘弁してあげようよ……」



ショート134.
SEEDことわざ辞典

「アスランも歩けばキラに当たる」(犬も歩けば棒に当たる)
 異常なまでに遭遇率の高い二人のこと。

「寝耳にトール」(寝耳に水)
 いきなりパイロットになった友への驚きを表す言葉。しかも死亡率高し。

「ディアッカ、世にはばかる」(憎まれっ子、世にはばかる)
 何があってもしぶとく生き残る、しかも結構、美味しい目に合うこと。

「ならぬ堪忍するが堪忍、でもアニメではやらせない堪忍」(ならぬ堪忍するが堪忍)
 これ以上、我慢できないようなところを耐えるのが、本当の堪忍である。でも、耐えてばかりだ
と話が進まないので、ちょっとキレてもらうということ。

「虎穴に入らずんばガンダムを得ず」(虎穴に入らずんば虎子を得ず)
 虎の穴に飛び込むような勇気が無ければ、ガンダムは手に入らないということ。ただし、主人
公は例外。

「キラ到る処、女性あり」(人生到る処、青山あり)
 どこへ行っても女性に付きまとわれる、幸福なのか不幸なのか分からない様子を表す言葉。

「全ての道はジョージ・グレンに通ず」(全ての道はローマに通ず)
 物事の原因は結局、一つという事。結局のところ、こいつが一番悪いんじゃないか?という疑
問を表す言葉でもある。

「アラスカの敵をパナマで討つ」(江戸の敵を長崎で討つ)
 恨みを忘れず、残酷に晴らすこと。憎しみの連鎖を表す言葉でもある。

「カガリの目にも涙」(鬼の目にも涙)
 普段男勝りなキャラが涙を流すと、破壊力倍増ということ。何だ、この意味は(笑)。

「ラクスは小説よりも奇なり」(事実は小説よりも奇なり)
 物語以上に先の読めない、不可解な行動をする人のこと。きちんと説明してください。

「プラモが売れればスタッフが苦しむ」(風が吹けば桶屋が儲かる)
 プラモが売れる→スポンサーが喜ぶ→もっといい作品をつくれと製作スタッフに指示→ただで
さえキツい番組制作スケジュールが更に厳しくなる、という世の中の流れのこと。それでも頑張
るのがプロなのだが。

「苦しい時の回想頼み」(苦しい時の神頼み)
 製作スケジュールを少しでも和らげるための手段。「回想」を「使い回し」にしても可。

「キスは剣よりも強し」(ペンは剣よりも強し)
 愛は何よりも強いということ。少なくてもアニメの世界では。

「沈黙(キラ)は銀、雄弁(クルーゼ)は金」(沈黙は金、雄弁は銀)
 たとえ悪役のセリフでも、雄弁に語られれば納得させられてしまうということ。アニメ、特にガン
ダムシリーズではその傾向が強い。

「泣きっ面にアズラエル」(泣きっ面に蜂)
 悪いことがあった上に、さらに悪いことが起きるという例え。この男にだけは泣き顔を見せたく
ないという意味もある。

「話数は金なり」(時は金なり)
 話をまとめるために、最も必要なものの事。スケジュール管理は大切に。

「ムウに睨まれたマリュー」(蛇に睨まれた蛙)
 恋愛感情が優先して、仕事に集中できないという事。バカップルは程々に。

「目には目を、GにはGを」(目には目を、歯には歯を)
 ガンダム大量化を肯定する言葉。それでも主人公機には勝てないのだが。

「ナチュラルも人なり、コーディネイターも人なり」(彼も人なり、我も人なり)
 どちらも同じ人間だということ。当たり前のことなのだが、これに気付かない人が多い。

「カズイの手も借りたい」(猫の手も借りたい)
 これ以上無く、究極的に忙しいということ。こうなる前に対処したいものである。

「お転婆姫にも衣装」(馬子にも衣装)
 普段はどんなに男勝りでも、着るものを着れば可愛いんだなあ、という事。当人の前では絶対
に口にしないように。

「ストライクダガーも積もれば力となる」(塵も積もれば山となる)
 「戦いは数だよ、兄貴」ということ。いや、ストライクダガーの能力は決して低くはないのだが。

「花よりハロ」(花より団子)
 ボール型機械への愛情表現。某歌姫専用の言葉だったが、三次元世界には同じ気持ちの人
も多いようだ。

「仮面男に手を噛まれる」(飼い犬に手を噛まれる)
 側近に裏切られ、ひどい目に合うということ。本人は最後まで自分が踊らされていることに気
付いていなかったけど。

「番組中盤までのイザーク、大海を知らず」(井の中の蛙、大海を知らず)
 見識が狭く、浅慮なこと。後半は人間的に成長した。「イザーク」の部分は「カガリ」でも可。

「地震、雷、核、人間」(地震、雷、火事、親父)
 世の中で恐ろしいものを順序をつけて言ったもの。結局、一番怖いのは人間の心なのだ。

「サイにガンダム」(猫に小判)
 どんなに優れた物でも、それを扱いこなせなければ意味が無いということ。適材適所の反語で
もある。

「能あるオーブは爪を隠す」(能ある鷹は爪を隠す)
 本当の強者は、やたらと力を見せびらかせないということ。それでも、数の力の前には敵わな
かった。

「泣いて暮すも一生、笑って暮すも一生」
 最後は普通のことわざで。戦争で受けた心の傷は深いだろうけど、それでも頑張って生きて
ほしい。



ショート135.
笹の葉、さらさら

 アスラン「カガリ、その派手な飾り付けをした笹は何だ?」
 カガリ「これは七夕の笹飾りだ。東洋に伝わる風習で、オーブでもやっているんだ。願い事を 
      短冊に書いて、この笹につけると、願いが叶うといわれている。みんなも書いてみない
      か?」
 ラクス「あら、面白そうですわね。では…」

 (敵味方を越えて、短冊を集めました。どうやって集めたのかは聞かないように)

 キラ…世界が平和になりますように
 アスラン…悲しい戦争が起きませんように
 ラクス…平和の歌が世界に響き渡りますように
 カガリ…オーブが、いや世界中が平和でありますように

 カガリ「戦争なんて、もうコリゴリだ。でも、そうはいかないんだろうな……」

 マリュー…静かに暮らせますように
 ムウ…マリューが幸せでありますように
 フレイ…キラといつまでも一緒にいられますように。そう、いつまでも。ふふふふ……。
 ミリアリア…戦争の真実を伝えられる、立派な報道記者になれますように
 サイ…続編でも出番がありますように
 トール…ミリィが幸せになりますように。あと、某ガン黒な男が消滅しますように

 カガリ「フレイとトールの願いは、願いと言うより怨念のような気がするんだが」

 イザーク…プラントが平和でありますように
 ディアッカ…銀髪の奥手な少年に彼女が出来ますように。あと、ミリィとの仲の進展も
 ニコル…父さんと母さんが幸せでありますように
 クルーゼ…世界の全てが焼き尽くされますように
 バルトフェルド…美味いコーヒーが飲めますように
 パトリック…レノアの魂が安らかでありますように。あと、ナチュラル根絶

 カガリ「ホッとできる願いと、恐い願いの差が極端だな」

 オルガ…好きな小説の新巻が早く出ますように。と言うか、さっさと出せ
 クロト…ゲームの新作の発売日がこれ以上、延長されませんように
 シャニ…俺の曲を採用しない音楽業界に天罰が下りますように
 アズラエル…コーディネイターが死に絶えますように。あと、商売繁盛もお願いします
 ナタル…この問題児たちと早く縁が切れますように

 カガリ「……大変なんだな、バジルール艦長も。上層部に転属願いを出したらどうだ?」

 カズイ・モラシム・アサギ・ジュリ・マユラ…ファンのみんなが私たちの事を忘れられない
                          ように
 (同じ願いを書いた者、多数)

 カガリ「あー……ゴメン、ちょっと忘れてた。あははははは」
 三人娘「笑って誤魔化すな!」



ショート136.
SEEDキャラで演ってみよう・銀魂編
(麦めしさんのリクエスト)
その1.第二十八訓より

 キラ「このマンガ、確かに面白いけど、ちょっとマニアックじゃないかな?」
 アスラン「管理人が書きたいんだから仕方が無いだろう。未見の人は、これを機会に読んでみ
       てくれ。本当に面白いマンガだから。あと、SSの都合上、原作と若干セリフが変わ
       っている部分がある。注意してくれ」

 ディアッカ(銀時)「あ〜〜〜〜? 下着泥棒だァ!!」
 サイ(新八)「そーなんスよ。僕が旅行中に二回もやられたらしくて。何とかならないスかね?」
 ディアッカ(銀時)「昔の人はよォ、着物の下はノーパンだったらしいぜ。お姫様も。お姫様なの
            に着物の下は…」
 フレイ(お妙)「てめーのノーパン談義はどーでもいいんだよ。こちとら、お気に入りの勝負パン
          ツ盗られてんだぞコラ」
 ディアッカ(銀時)「勝負パンツって、お姉さん、誰かと決闘でもするのかイ? あと、俺、セリフ
            最後まで言ってないんだけど。原作ではノーパンについて、更に熱く語るの
            に」
 フレイ(お妙)「ノーパン談義なんてどうでもいいのよ。それより私に手を貸しなさい。パンツを 
          取り戻した上で、パンツを盗んだ奴を殺すんだから」
 ディアッカ(銀時)「原作以上にエキセントリックになってんじゃねーよ。獣か、おめーは」
 カガリ(神楽)「下着ドロなんて女の敵だ。姉御、私も一肌脱ぎますぜ!」
 一同「…………」(冷たい視線でカガリを見る)
 カガリ「な、何だ」
 一同「カガリちゃん、セリフは一言一句正確に言おうね」
 カガリ「うっ……。わ、分かった。し、下着ドロなんて、女の敵…………アル」
 サイ「うん、OK。恥ずかしいのは分かるけどね。あれ? 今、桂役のアスランの悲鳴というか
     歓喜というか、そんな微妙な叫びが聞こえたような…」
 ディアッカ「ほっとけ。恋する女の意外な一面を見たバカが、萌え苦しんでいるだけだ」
 フレイ「本当にバカね」

(場面変わって、新八たちの屋敷。下着泥棒を迎え撃つため、迎撃体勢が取られる。瓦割りを
するカガリ(神楽)、薙刀振るうフレイ(お妙))

 サイ(新八)「スイマセーン、下着泥棒ぐらいでちょっと殺気立ち過ぎなんじゃないですか。って
         いうか、なんでアンタまでいるんですか、姉さんを狙うストーカー局長?」
 キサカ(近藤局長)「細かい事は気にするな、新八君。それよりコレを頼む!」
 サイ(新八)「何ですか、コレ?」
 キサカ(近藤局長)「簡易型のサイクロプスシステムだ。これを庭に埋め込めば、こんなボロ屋
             敷も立派な要塞になるぞ」
 サイ(新八)「ボロ屋敷のままでいいわ! あと、原作以上にハジケないでください! サイクロ
         プスなんか使ったら、俺たちも死んじゃうでしょう!」
 フレイ(お妙)「新ちゃん、ここはもう戦場なのよ。遊び気分なら帰りなさい」
 サイ(新八)「姉上、ここが僕の帰る所なんですけど。それからここは、戦場と言うより処刑場 
         のような気がするんですけど」
 キサカ(近藤局長)「戦場が帰る所とはよく言ったわ。それでこそ侍よ」
 サイ(新八)「処刑場ってコメントは、何気にスルーしてますね。原作に無いセリフからですか?
         図星だからですか?」


その2.第三十三訓より

(真選組の屯所に亡霊(?)が出るので、何とかしようと…)

 ムウ(山崎。趣味はミントン)「局長、連れて来ました。街で探してきました拝み屋です」
 ディアッカ(変装した銀時)「どうも」
 イザーク(土方)「おいおい、冗談だろ、こんなうさん臭い連中…」
 ディアッカ(変装した銀時)「あら、お兄さん、背中に…ププッ」
 イザーク(土方)「なに、コイツら。斬ってイイ? 斬ってイイ?」
 キサカ(近藤局長)「先生、何とかなりませんかね。このままじゃ恐くて一人で厠(トイレ)にも行
             けんのですよ」
 カガリ(変装した神楽)「任せるね、マッスルゴリラ」
 キサカ(近藤局長)「アレ、今ゴリラって言った? ついでに妙なアドリブも入れなかった?」

(その後、正体がばれた銀時たちは、木に逆さづりの刑に)

 ディアッカ(銀時)「俺、昔から霊とか見えるからさ〜、それを人の役に立てたくて。あっ、君の 
            後ろにメチャメチャ怒ってるババアが見えるね」
 キラ(沖田)「マジですかィ? きっと駄菓子屋のババアだ。アイスの当たりくじ何回も偽造して
         騙したから怒ってんだ。どーしよう…」
 ディアッカ(銀時)「まー、他にも色々見えますけどね。というか、ちょっと見えすぎ。君、今まで
            結構人を殺してるね。一度マジでお払いした方がいいよ」
 キラ(沖田)「つまらないアドリブで忠告ありがとうございます。じゃあコレを鼻から飲んでくださ
         い。極上の濃硫酸です」
 ディアッカ(銀時)「殺る気満々かよ! しかもグツグツ煮立ってるじゃねえか! 誰か助けてェ
            ェ!」
 キサカ(近藤局長)「おい、トシ。そろそろ降ろしてやれよ。いい加減にしないと総悟(沖田の名
             前)がSに目覚めるぞ」
 イザーク(土方)「何言ってんだ。アイツはサディスティック星からやって来た王子だ。もう手遅 
            れだ」
 ディアッカ(銀時)「サディスティックっていうレベルじゃないと思うんですけど! うわ、熱、マジ
            で熱っ! 髪が、髪が溶ける! 助けてーーーーっ!」



ショート137.
双子の着せ替えごっこ

 カガリ「キラが着ている軍服を着てみたんだが、どうだ? 服のサイズは調整済みだ」
 ミリアリア「あら、結構似合うじゃない。髪を染めたら、キラそっくりね」
 ラクス「さすがは双子ですわね」

 キラ「百歩譲って、僕がカガリの服を着るのはいいよ。でも……どうしてお姫様ドレス?」
 ムウ「まあ、いいじゃないか。似合っているぞ」
 キラ「嬉しくありませんよ」
 ディアッカ「女性陣は喜んでいたぜ。ん? アスランの奴はどこへ行ったんだ?」

 アスラン「違う、断じて違う。俺はキラのドレス姿にときめいたんじゃない。キラが着ているカガ
       リのドレスにときめいたんだ。って、それも嫌な感じだな……」



ショート138.
そこがいいんだけどな(ディアッカ談)

その1.続編にも出番あるし

 ミリアリア「はあ……。私の周りにいる女の子って、みんな凄い人ばかり。スタイルいいし、魅 
        力的だし。世の中って不公平だわ」
 カガリ「そんな事は無いぞ。ミリィは可愛いし、魅力的だ」
 ラクス「そうですわ。ミリィさんにはミリィさんだけの素敵なところがあります」
 ミリアリア「ホント? どこ?」
 カガリ「えーと……………普通の女の子なところ」
 ミリアリア「それって、喜んでいいの?」
 フレイ「キレると恐いところ」
 ミリアリア「フレイにだけは言われたくないわ」
 ラクス「何気においしい出番を確保して、彼氏もゲットしているところ、ですわ」
 ミリアリア「そのやり方で頂点に立っている人に言われてもねえ……。あと、あいつは別に私 
        の彼氏じゃないから。な、何よ、その眼は。本当よ!」


その2.大人の女性たちからのアドバイス

 マリュー「贅沢な悩みねえ。女の子は『若い』というだけで、充分魅力的なのに……」
 ナタル「彼女たちも数年もすれば、それが分かるでしょう。あ、艦長、目元に小じわが」



その139.
SEEDキャラで演ってみよう・水戸黄門編
(斬陽さんのリクエスト)

 悪代官(クルーゼ)「これでこの藩の名産品を売る権利は、貴様のものになったな。ふん、随 
             分と悪どい真似をしおって」
 悪徳商人(アズラエル)「ははは。ですが、お代官様にとっても、決して悪い話ではないと思い 
                ますよ。山吹色のお土産の量が増えるのですから」
 悪代官(クルーゼ)「ふん、そうだな。今後とも長い付き合いを…」
 ?「お待ちなさい!」
 悪代官(クルーゼ)&悪徳商人(アズラエル)「むっ、誰だ!?」
 水戸黄門(シーゲル)「お前達の悪事の証拠は全て掴みました。観念しなさい!」
 風車の弥七(ムウ)「お前達の密談は、天井裏で俺様が聞かせてもらったぜ」
 かげろうお銀(マリュー)「不正の証拠を握り潰すために閉じ込めていた人たちも全員、助け出
                したよ。もう言い逃れは出来ないわ!」
 悪徳商人(アズラエル)「くっ……」
 悪代官(クルーゼ)「ええい、ジジイめ! 者ども、出会え、出会え!」
 水戸黄門(シーゲル)「やれやれ、往生際が悪いですね。助さん、格さん、こらしめてやりなさ 
               い!」
 助さん(キラ)「はい、ご隠居さま」
 格さん(イザーク)「お任せを…って、ちょっと待て。何で俺が格さんなんだ?」
 助さん(キラ)「細かい事は気にしない方がいいよ。ほら、来た!」
 格さん(イザーク)「ちっ、仕方が無いな。おらおら、かかって来い!」

 (大乱闘。そして、)

 格さん(イザーク)「ええい、静まれ静まれ! この紋所が眼に入らぬか!」
 助さん(キラ)「こちらにおわす方をどなたと心得る。恐れ多くも先の副将軍、水戸光圀候にあ
          らせられるぞ! 一同、頭が高い、控えおろう!」
 全員「はっ、ははーーーっ!」

 キラ「…………」
 アスラン(今回はお休み)「ん? どうした、キラ?」
 キラ「うん。この時代劇ってさあ…」
 アスラン「言いたい事は分かる。『水戸黄門って、最大の遠出の旅は鎌倉までなのに、どうして
       全国漫遊した事になっているんだろう?』とか『殿様が自分の領地を離れてもいい 
       のか?』とか『よく見たら黄門様って、ほとんど何もしてないな』とか『この時代の代 
       官や役人は、九割が腐敗官僚だなあ。国家として破綻しているんじゃないのか?』 
       とか、ツッコミどころは満載だろう。だが、時代劇にそういうツッコミは野暮というもの
       だ。もう少し、広い心で…」
 キラ「いや、僕が聞きたいのは、『アレ』の存在意義なんだ」
 アスラン「……ああ、アレか。気にするな。アレは…………黄門一行のオマケだ」
 キラ「オマケか。なるほどね」
 アスラン「ああ、偉大なオマケだ」

 (二人の視線の先には、寝転がっているディアッカが。彼の役名は『うっかり八兵衛』)

HPトップページに戻る
「創作ギャラリー」トップページに戻る