ガンダムSEED編 PHASE−21
ショート317.
SEEDキャラで演ってみよう/あらいぐまラスカル編
(ブレイズザクさんのリクエスト)

その1.動物を飼う時は「最後まで面倒を見る」という決意と覚悟を

 アスラン「日本ではアニメ化された作品が有名だが、原作はアメリカの作家スターリング・ノー 
       ズ氏が書いた小説だ。氏の少年時代の思い出を書いたもので、内容はほぼ実話ら
       しい」
 キラ「そうだったんだ。そういえば主人公の少年の名前も『スターリング』だね」
 シン「このアニメを見てアライグマを飼う人が増えたんだろ?」
 アスラン「ああ。だがアライグマは見かけと違って気性が荒く、扱いきれずに捨てる人が続出し
       た。そして野生化したアライグマが畑を荒らしたりして問題になった。現在でも駆除 
       活動が行なわれている。困ったものだな」
 キラ「みんなこのアニメをちゃんと見たのかな? アニメのラスカルも成長するにつれて気性が
    荒くなって飼う事が出来なくなって、最後は森に返しちゃうのに……」
 アスラン「『懐かしのアニメ感動の名場面』などでもラスカルとスターリングとの別れのシーンは
       よく放送されるが、なぜラスカルを森に返す事になったのかという事情については省
       略されている事が多かったからな。最近はそうでもないようだが」
 シン「動物を飼うのなら最後まで責任を取るべきだ。捨てるなんて最低だ。捨てられる方の身 
    にもなってみろっての」
 アスラン「まったくだ。それで配役だが、ラスカル以外のキャラのキャスティングは固定して、ラ
       スカル役は色々変えてみる。では固定キャラのキャスティングを発表する」

 スターリング(主人公。ラスカルを飼う11歳の少年)…アスラン
 ウィラード(スターリングの父)…バルトフェルド
 エリザベス(スターリングの母。ミルウォーキーの病院に入院している)…タリア
 セオドラ(スターリングの一番目の姉。結婚してミルウォーキーに住んでいる)…マリュー
 ジェシカ(スターリングの二番目の姉。大学生)…ナタル
 ハケット(スターリングの家の家政婦。動物嫌い)…マーナ(カガリの乳母)
 オスカー(スターリングの親友)…シン・戦後バージョン
 スラミー(太った悪ガキ。人気者のラスカルに嫉妬している)…オルガ
 アラン(スラミーの仲間。犬をラスカルにけしかける)…アウル
 アリス(スターリングの町に転校してきた少女。アニメオリジナルキャラ)…ラクス

 シン「戦後バージョンって、時期限定かよ」
 キラ「まあまあ。ところでスターリングの愛犬のハウザーとか動物キャラはどうするの?」
 アスラン「着ぐるみを用意したので、これを着てやってもらう。キャスティングは……」

 ハウザー(スターリングの愛犬。大人しいセントバーナード犬)…ムウ
 ドニィブルック(スターリングの隣家の黒馬。ラスカルのお気に入り)…ディアッカ
 ポー(教会に住むいたずら好きのカラス)…シャニ
 ジョーカー(アランが飼っている犬。犬種はボクサー。ラスカルを襲う)…スティング

 ムウ「やれやれ。この年で犬の着ぐるみを着る事になるとは思わなかったな」
 ステラ「ネオ、カッコいい……」
 スティング「俺も犬の役かよ。って、おい、あのカラスの着ぐるみ飛んでるぞ!」
 アスラン「飛行機能つきだからな」
 シャニ「うわ〜、すげ〜。俺、空飛んでる。あははははは! ゴメンね、飛んじゃってさあ!」
 スティング「それはアウルのセリフだぞ。無駄にハイテクな着ぐるみだな。ところであれ、どうや
        って着地するんだ?」
 アスラン「…………」
 スティング「どうして眼を逸らすんだよ。ま、いいけどな」


その2.ラスカル=キラの場合

 アスラン「それじゃあキラ、これを着てくれ。俺が作ったラスカルの着ぐるみだ」
 キラ「うん。でもこれ、アライグマっていうよりレッサーパンダの色だね」
 アスラン「アニメの配色を再現した。実際のアライグマは地味というか暗い色だからな」
 キラ「うん。……んしょっと、これでいいの?」
 ラクス「まあ、素敵ですわ! キラ、わたくしと一緒に来てください。記念写真を撮りましょう。そ
     れから一緒に町に出て……」
 キラ「ラ、ラクス、ちょっと待って、うわああああああ!」
 ムウ「……行っちまった。いいのか? キラの奴、着ぐるみを着たままだぞ?」
 アスラン「今のラクスは止められませんよ。キラ、ある意味羞恥プレイだが、周りの目なんか気
       にするな。たくましく生きろよ」
 ムウ「お前って時々非情になるな」


その3.ラスカル=ステラの場合

 ムウ「おっ、これはピッタリの役じゃないか? 『外見は可愛いけど実は気性が荒い』っていうア
     ライグマの性格に合ってるし」
 ステラ「うん、ステラもこの着ぐるみ、好き」
 アスラン「ああ。問題は……」
 シン「アスラン、役を交代してくれ! ステラは俺が飼う!」
 ルナマリア「危ない発言をするな、このスケベ!」
 シン「ごはっ!」
 アスラン「やれやれ……」


その4.ラスカル=カガリの場合

 カガリ「ど、どうだアスラン、似合うか?」
 アスラン「ああ、よく似合っているよ、カガリ」
 ムウ「おや? 意外とクールな反応だな。ラクスやシンみたいに暴走すると思ったのに」
 ルナマリア「いえ、アスランの足下を見てください。自分で自分の足を踏んでますよ」
 ムウ「痛みで暴走寸前の心を抑えているのか……。凄い奴だ」
 ルナマリア「ホント、不器用な人ですね」


その5.ラスカル=デュランダルの場合

 デュランダル「…………なぜみんな逃げるのかね? 自分でも似合わないとは思うが」



ショート318.
SEEDキャラで演ってみよう/スーパーマリオブラザーズ編

 キラ「コンピューターゲームの歴史に残る大傑作ゲームだね。管理人さんも子供の頃に大ハマ
    リしたそうだよ」
 アスラン「このゲームが無かったらファコミンブームも無かっただろうし、セガサターンやプレイ
       ステーションなどの後継ゲーム機も発売されなかったか、もしくは発売時期が大幅に
       遅れていただろうな。まさに歴史を変えたゲームだ」
 シン「ふーん、凄いゲームなんだなあ。ところでセガサターンって何?」
 キラ&アスラン「…………」(ちょっとジェネレーションギャップを感じている)
 シン「? まあいいや。えーとキャスティングだけど、ゲームのマリオやルイージはヒゲの生えた
    いい年のオッサンだから、ちょっと無理があるキャスティングかもしれない。ま、イメージ優
    先って事で」

 マリオ…キラ
 ルイージ…シン
 ピーチ姫…ラクス
 キノピオ…メイリン
 ヨッシー(1、2には出ていないけど特別に)…アスラン
 クッパ…アズラエル
 クリボー…ミゲル
 ノコノコ…ユウナ
 パタパタ…クロト
 ハンマーブロス…イザーク&ディアッカ
 メット…クルーゼ
 トゲゾー…レイ

 ミゲル「ちょっと待て! どうして俺が最弱ザコキャラのクリボーなんだよ!」
 シン「管理人さんからのコメントによると『アニメで一番最初に倒されたキャラだから』だって」
 ミゲル「ぐおっ!」
 ユウナ「僕が亀のノコノコなのは?」
 シン「『踏みつけて蹴り飛ばしたいキャラだから』。クロトは好きなキャラだけど『空を飛んでるか
    らイメージで』」
 ユウナ「ぐふっ」
 クロト「た、単純すぎる……。滅殺してやる!」
 クルーゼ「私とレイはなぜこのキャラの役になったのかね?」
 シン「『倒しにくい敵だから』だそうです。トゲゾーはファイヤーボールか無敵状態で無いと倒せ
    ないし、メットは踏みつけられるけど倒すなら無敵にならないとダメだし」
 クルーゼ「意外とまともな理由だな」
 レイ「ええ。納得しました」
 アスラン「俺も訊かせてくれ。なぜ俺がヨッシー役なんだ?」
 シン「『活躍しているようで実はコキ使われている役だから』だそうですよ」
 アスラン「…………」
 シン「ピッタリの役ですね」
 アスラン「お前もそうだな、地味なルイージ」
 シン「…………」
 アスラン「…………」
 キラ「二人とも、落ち着いて。このゲームにはヨッシーとルイージの対戦モードは無いから」



ショート319.
ガンダムSEEDの計算と答え

その1.+(足し算)

ニコル+ブリッツガンダム=アルテミス壊滅
 ニコル「あの頃の僕は凄く輝いていたような気がします」

キラ+フレイ=サイが怒るけど返り討ち
 キラ「サイ、あの時はごめん」
 サイ「もういいよ、キラ。俺は自分のペースでのんびりゆっくり生きるから」
 キラ「カズイみたいに?」
 サイ「それは違う。いつか必ず復活してやる。必ず!」

ラクス+笑顔=キラの新たな飛翔
 キラ「ある意味、ジェネシスやレクイエム以上の最終兵器だね。僕には特に」
 アスラン「否定はしないんだな。このバカップルめ」

バルトフェルド+コーヒーのブレンド=ダコスタの苦悩
 バルトフェルド「最後のは疑問だな。僕の入れたコーヒーはこんなにいい味なのに」
 ダコスタ「僕もコーヒーが嫌いなわけじゃありません。でも、趣味に凝る前に仕事をしてくださ  
       い。お願いします」

シン+インパルス=鬼のような強さ
シン+デスティニー=微妙な強さ
 シン「っておい」
 ルナマリア「でも否定はできないでしょ? 弱い敵には強いけど、強い敵には弱いって感じだっ
         たし」
 シン「くそっ、いつか汚名挽回してやる!」
 ルナマリア「シン、それを言うなら『汚名返上』よ」


その2.−(引き算)

シン−マユの携帯電話(過去の辛い思い出)=キラと握手
 シン「本当に捨てたわけじゃない。けど、俺の心の中にあったのは捨てた。これからの俺には 
    いらない物だからな」

アスカガ−カガリ=女難で苦労人のアスラン
 アスラン「そうだな。カガリの元を離れてから俺の人生はおかしくなったんだよなあ……。これ 
       からはずっと一緒にいるべきなのかな? でも……」

DESTINYのイザーク−冷静さ=SEED前半のイザーク
 イザーク「余計なお世話だ!」
 ディアッカ「いや、今のお前は褒めてるんだからいいんじゃないのか?」

SEED後半のディアッカ−ミリアリア=DESTINYのディアッカ
 ディアッカ「ミリィ、俺が悪かった! だから戻ってきてくれーっ!」
 イザーク「うるさい!」


その3.×(掛け算)

キラ×アスラン=女性ファンが喜びます
キラ×ラクス=管理人が喜びます
シン×ステラ=根強い人気があります
 キラ「管理人さん、記号の使い方、間違ってます。この記号はそういう意味じゃないです。キラ 
     ×ラクスは僕も嬉しいけど」


その4.÷(割り算)

戦争で死んだ人の数÷使用された兵器の数=ロゴスの収入
 キラ「になるのかな?」
 アスラン「議長はそうだと言っていたし、そう目論んでいたのは確かだ。今回の戦争では違う結
       果になってしまったが」

ネオ・ロアノーク÷マリューの記憶=ムウ・ラ・フラガ
 ムウ「愛する女を護ろうとしたその時、奪われた過去の記憶が蘇る! うーん、燃えるなあ」
 キラ「そうですね。自分で言わなかったらもっとカッコよかったんですけど」


その5.ちょっと複雑なのを

フリーダム+ドラグーンシステム+アビスのおへそ=ストライクフリーダム
 アウル「えっ、俺のアビスの価値ってへそだけ?」
 アスラン「ガンダムシリーズでは後半の主戦場は宇宙になる。水中用MSに出番は無い」
 キラ「シビアな世界だね」

カガリ×ルナマリア×メイリン×ミーア=アスラン最大の危機
 アスラン「四人揃って!? しかも掛け算だと?」
 キラ「凄い事になりそうだね。アスラン、君の無事を祈るよ」



ショート320.
SEEDキャラで演ってみよう/スクールランブル編
(RANGEさんのリクエスト)

その1.女性キャラ

 シン「…………」
 レイ「どうした、シン? スクランの単行本をじっと見て」
 シン「いや、このマンガを読んでいると、現実との差を思い知らされるんだよなあ。特に主人公
    のクラスの2−C。クラスの女子のほとんどが美少女だなんて、そんなクラスあり得ないだ
    ろ?」
 レイ「確かにそうだな。俺達が訓練を受けたザフトの訓練施設でも、そんなクラスは存在しなか
    った」
 シン「あーあ、せめて一人でもこのマンガに出てくるような可愛い女の子がいたらなあ。そうす 
    れば、訓練だってもっと楽しく…」
 ルナマリア「ふーん。シン、それって私が可愛くないっていう事かしら?」(怒)
 シン「あ」
 レイ「あの二人は放っておいて、キャスティングを発表する。例によってこのマンガも登場キャラ
    が多いので、主要キャラのみのキャスティングだ。自分の好きなキャラがいない!と怒ら
    ないでくれ」

 塚本天満(主人公。烏丸大路に片想いしている。鈍感&早とちり。髪が一部動く)…メイリン
 塚本八雲(天満の妹。自分に好意を持つ人の心が読める。播磨とは微妙な関係)…ステラ
 沢近愛理(天満の親友。日英ハーフの金髪お嬢様。播磨に好意を抱いている)…フレイ
 周防美琴(天満の親友。男っぽい性格だが女らしい面も。花井とは幼馴染。胸はD)…カガリ
 高野晶(天満の親友。常に冷静沈着で腹が読めない。この作品最強キャラかも)…シホ
 一条かれん(アマレス部員。純情な性格。今鳥が好き)…ミリアリア
 サラ・アディエマス(八雲の親友。イギリスからの留学生。シスターもしている)…ラクス
 ララ・ゴンザレス(2−D所属。一条を一方的にライバル視している)…ルナマリア
 姉ヶ崎妙(保険医。播磨とは色々あって、彼のことを「ハリオ」と呼んでいる)…アイシャ

 レイ「それから、特別に」

 刑部絃子(物理の教師。播磨の従姉妹で一緒に住んでいる。ナイスバディ)…ガーネット

 シン「ハァハァ……。ちょっ、ちょっと待て。鏡伝キャラの出演は禁止じゃなかったのか?」
 レイ「無事だったのか。これは特別だ。声も同じだし、性格的にもピッタリだからな」
 シン「それはそうだけど、いいのかなあ?」
 ルナマリア「シン、逃がさないわよ!」
 シン「うわっ!」
 レイ「シン、命を大事にしろ。続いて男性キャラのキャステイングだ」


その2.男性キャラ

 播磨拳児(もう一人の主人公。天満に心底から惚れている。バカだけど真の漢)…シン
 烏丸大路(天満から惚れられている生徒。無口で何を考えているのか不明)…ニコル
 花井春樹(2−Cの学級委員長。メガネキャラ。播磨に匹敵するバカ&漢)…アスラン
 今鳥恭介(軽薄なナンパキャラ。巨乳と特撮が好き)…ディアッカ
 麻生広義(2−Cの影の実力者。美形で運動神経バツグン、料理も得意な完璧超人)…キラ
 西本願司(2−Cのエロソムリエ。デブキャラ。男子からは尊敬されている)…ユウナ
 東郷雅一(2−D所属。C組をライバル視している。キザだけどちょっとバカ)…イザーク
 ハリー・マッケンジー(2−D所属。東郷の親友。某クワトロにそっくり)…レイ

 ルナマリア「ニコルさんが烏丸役なの? ちょっと違うんじゃないかしら」
 レイ「ミスマッチを狙ったようだな。意外と合うかもしれんぞ。ところでシンはどうなったんだ?」
 ルナマリア「聞きたい?」(ニッコリ)
 レイ「遠慮する。その血の付いたハンマーは早めに処分した方がいいぞ」



ショート321.
食事の前にお菓子を食べ過ぎないように

 キラ「SEEDに出てくるキャラクターやMSを題材にした食べ物を考えてみたんだ」
 アスラン「ゲテ物系はダメだぞ。文章だけとはいえ、食品を粗末にするようなネタも禁止だ」
 キラ「アスラン、それはギャグSSにとっては死刑宣告だよ」
 アスラン「安直なネタに走るな、と言っているんだ。文句を言う前に考えてみろ」
 キラ「厳しいね。それじゃあ、こんなのはどうかな?」

 三つの味が楽しめる! スーパーポテトチップス「ストライク」

 アスラン「三つの味とはどんな味だ?」
 キラ「エールが塩味、ランチャーは一撃必殺のハバネロ味、ソードはキレ味が鋭いミント味」
 アスラン「ミントはやめろ。想像するだけで気持ち悪くなってきた」

 食べるのが勿体無い? 金ぴかチョコレート「アカツキ」

 アスラン「金ぴかチョコレートとは何だ? 金箔が散りばめられているのか?」
 キラ「うん。あらゆる攻撃を跳ね返す特殊金属製の金箔だよ」
 アスラン「食べられないじゃないか! MSの機能まで再現しなくてもいい!」

 SEEDの登場キャラ達の顔の形をしたドロップ、「SEEDフレンドロップ」

 アスラン「これは実際に発売されそうだな。いや、著作権の問題があるから無理か?」
 キラ「顔の造形も難しいからね。でもラクスの顔の形のドロップは作らないよ」
 アスラン「理由は聞かなくても分かる。俺もカガリの顔のドロップが他の男に舐められるのはち
       ょっと……。あと自分の顔が舐められるのも嫌だな」
 キラ「ワガママだね、アスラン」
 アスラン「お前が言うな」

 遺伝子組み換え食品は一切使用していません。かりんとうやコンペイトウなど、昔懐かし
い天然素材のお菓子セット、「スイート・ブルーコスモス」

 アスラン「商品の名前はともかく、天然素材のみのお菓子というのはいいコンセプトだな。……
       って、どうしてどのお菓子も青色なんだ? 着色料まみれじゃないか!」
 キラ「大丈夫だよ。青りんごの汁を使っているんだって」
 アスラン「騙されるな、キラ! 青りんごの汁は青くないぞ!」



ショート322.
キャストチェンジ・パート2
(健さん&曹祥さんのリクエスト)

その1.全て作者の勝手な予想です

 キラ「今回のお題はSEED第32話、ディアッカとミリィが大喧嘩してディアッカが殺されかける 
     シーンだよ。この事件を切っ掛けに二人は仲良くなったんだよね?」
 ディアッカ「ああ。けど、我ながらとんでもない馴れ初めだな」
 キラ「今回のキャストチェンジの対象はディアッカ。この時、アークエンジェルで捕虜になったの
     がディアッカ以外の三人だったら?で考えてみたんだ」
 アスラン「つまり俺とイザーク、そしてニコルの三人か。だがこの時点ではニコルは戦死してい
       るんだが…」
 ニコル「大丈夫です。この場合、僕の代わりにディアッカが戦死した事になりますから」
 アスラン「そうか。それなら安心だな」
 イザーク「むしろそっちの方が良かったんじゃないのか?」
 ディアッカ「お前ら……」
 キラ「ディアッカ、そんなに落ち込まないで。それじゃあ始めるよ。まずはアスランから」

 アスラン「…………」
 ミリアリア「…………」
 アスラン「…………」
 ミリアリア「…………」

 ニコル「会話が成立してませんね」
 イザーク「当然だろう。自分の恋人を殺した男と、殺された男の恋人だぞ。会話が成り立つ方 
       がおかしい。あいつの性格なら尚更だ」
 キラ「会話をしないからミリィを怒らせるような事も無い。ナイフは向けられないみたいだよ。良
     かったね、アスラン」
 アスラン「良かった…のか? 次はイザークの番か。ディアッカ以上にトラブルを起こしそうだ 
       な」

 イザーク「何だ、お前は?」
 ミリアリア「うっ……」
 イザーク「ふん。別に何もしない。繋がれているしな。それにしても貴様は泣いてばかり 
       だな。女とはいえ、情けない。それでも兵士か?」
 ミリアリア「……」(ナイフを掴む)
 イザーク「そういえば、この艦には女が多いな。女まで最前線に送り込むとは地球軍も 
       人手不足という事か。それとも色気でパイロットをたぶらかして、その気にさせ
       るのが仕事なのか? いや、いくらナチュラルでもそこまでバカな女はいない
       か。ははは…」
 フレイ「うるさい、この白髪男!」(銃を乱射)
 イザーク「ぐはっ!」
 サイ「フレイ、いくら事実を言われたからって、それはやり過ぎだ!」
 ミリアリア「わ、私の見せ場が……」

 アスラン「予想どおりの結果だったか。いや、予想以上と言うべきか」
 キラ「これも一つの愛の形(イザフレ)だね」
 イザーク「違う!」
 ニコル「まあまあ。最後は僕ですね」

 ニコル「あの……僕の顔に何か付いてますか?」
 ミリアリア「うっ……」
 ニコル「そんなに怖がらなくても、何もしませんよ。いえ、出来ないんですけどね。……ど
      うかしたんですか? 泣いているんですか? 何か辛い事があったんですか?
      もしかして、誰か亡くなった……」
 ミリアリア「うっ……あああああああっ!」(ニコルの胸に飛び込んで号泣)
 ニコル「えっ!? あ、あの、ちょっと、ええええ!?」

 ディアッカ「ちょっと待て。何だ、この展開は。どうしてミリィがニコルに抱きつくんだよ。不自然 
        だろ!」
 アスラン「いや、そうでもないと思うぞ、彼女の心は疲れ切っている。そこへ優しい言葉をかけ 
       られたら心が揺れるのも無理は無い」
 イザーク「ニコルは貴様と違って礼儀を心得ているし、容姿もいいからな。女も気を許すだろう」
 ディアッカ「そ、そんな訳あるか! な、ミリィ?」
 ミリアリア「…………」
 ディアッカ「ミリィ?」
 キラ「女心は男にとっては永遠の謎だね」


その2.妄想、さらに暴走

 キラ「今度はSEEDデスティニー第36話から。この話でアスランはメイリンと一緒にザフトを脱
     走したけど、もし一緒に連れて行ったのがメイリン以外のメンバーだったら?」
 アスラン「既にもの凄く嫌な予感がするのは俺の気のせいか?」
 キラ「気のせいだよ。それじゃあ始めるね。レイはアスランに銃を向ける役だから除外して、彼
     以外のメンバーで考えてみよう。まずはこの人から」

 アスラン「すいません艦長、あなたを巻き込むつもりは無かったのですが……」
 タリア「いいのよ。私もあの人のやり方には疑問を持っていたし。あなたこそいいの? 
      私みたいなおばさんと駆け落ちなんて」
 アスラン「か、艦長!?」
 タリア「冗談よ。さあ、逃げましょう。こっちよ!」

 アスラン「キラ、ツッコミどころが満載なんだが」
 キラ「でもタリアさんは満更でもなさそうだったよ。『こうした方が長生きできたかも』って」
 アスラン「グラディス艦長……」
 キラ「それじゃあ次はこの人を」

 アーサー「って、あれ? どうして僕まで脱走しているんだ? 僕は一緒の艦に乗ってい
       たアスランを助けてあげただけなのに」
 アスラン「それは俺が聞きたいです」
 レイ「シン、後を追う必要は無い。あの二人を行かせてやれ」
 シン「あ、ああ。レイ、愛の形って色々あるんだな……」

 アスラン「……」
 キラ「ごめん、アスラン。ちょっと調子に乗りすぎたよ。謝るから銃を降ろして。次で最後だから」

 アスラン「シン、すまない。だがお前が俺を助けてくれるとは…」
 シン「あんたの事は好きじゃないけど、それでも仲間だからね。あんたの事を信じてやる
     よ。さあ、こっちだ!」

 シン「うわあ、俺、カッコいいなあ」
 アスラン「そうだな。お前がこんな性格なら俺も苦労しなかったんだが…」
 キラ「アスラン、ため息混じりにそんな事を言うとシンが傷付くよ。それじゃあ今回はこれで終わ
     り…」
 ルナマリア「ちょっと待って! どうして私を一緒に脱走させてくれないのよ! 手抜きをしない
         で!」
 キラ「手抜きじゃないよ。考えてみたけど、メイリンとそんなに変わり映えしないから」
 シン「いや、メイリンより役に立たないんじゃないか? コンピューターの扱い、メイリンより下手
     らしいし」
 ルナマリア「シン、ちょっとこっちに来なさい。じっくりたっぷりお話しましょうね♪」



ショート323.
チャットルーム「SEED」より・パート16

キャンベルの歌姫>皆さん、こんにちわ〜w お元気でした?

獅子の娘>あ、どうも。お久しぶりです

ピンクちゃん>こんにちは。わたくしも今、来たばかりですわ

月の聖女>こんにちは。今日はたくさん集まりましたね

ツインテール>こんにちは、キャンベルさん、また会えて嬉しいです

キャンベルの歌姫>私も皆さんとまた会えて嬉しいです。今日は何の話をしていたんですか?

月の聖女>恋愛話です。実は…

 アスラン「……」
 キラ「アスラン? いきなりパソコンの電源を切るなんて、何かあったの?」
 アスラン「いや、何となくだが、俺はこれ以上見てはいけない気がしたんだ。見たら一生心に残
       る傷を負うような気が」



ショート324.
特別編・鏡伝オリジナルキャラ人気投票の結果

 ガーネット「2006年7月に行なわれました特別企画、鏡伝オリジナルキャラ人気投票。たくさ 
        んの投票、どうもありがとうございました。結果は以下の通りです」

 1 ギアボルト 220票
 2 ガーネット・バーネット 206票
 3 ダン・ツルギ 108票
 4 ゼノン・マグナルド  99票
 5 ミナ・ハルヒノ  77票
 6 ネプチューン  70票
 7 ステファニー・ケリオン  59票
 8 ノーフェイス  55票
 9 ダブルG  29票
10 タツヤ・ホウジョウ  28票
11 メレア・アルストル  16票
12
ルミナ・ジュリエッタ
プルート
 14票
14 ラージ・アンフォース  13票
15 クルフ・ガルドーヴァ  10票
16 ウラノス   9票
17 シャロン・ソフォード   7票
18 ジール・スメイザー
ラユル・アッバース
  6票
20 カノン・ジュリエッタ   5票
21 ジャック・スカーツ   4票
22
ノイズ・ギムレット
レヴァスト・キルナイト
オーマ・ディプトリー
アヤセ・シイナ
  3票
26
フルーレ・サー・リュエル
クリスト・ラーディッシュ
アレックス・サンダルフォン
アルル・リデェル
  2票

 ギアボルト「ガーネット・バーネットに完勝しました。ビクトリーです。でも……」
 ガーネット「凄いわねー、ギアちゃん。うん、ギアちゃんになら負けても悔しくない。これからも一
        緒に頑張りましょうね」
 ギアボルト「……微妙に嬉しくないのはなぜでしょう?」


 ダン・ツルギ「ふう、何とか逃げ切ったか。上の二人には負けたけど、ゼノンには勝った。主役
          の面目は保たれたな」
 ゼノン「ふん。まあいい、ライバルキャラでここまでの人気を獲得できただけでも良しとするか」


 ミナ「ゼノンのすぐ後ろだなんて、嬉しいな♪」
 ステファニー「ベスト10に入れたのは嬉しいけど、ミナちゃんには負けちゃったか……。でも私
         達二人の票数を合わせても1位のギアボルトには届かないのよね。鏡伝2のヒロ
         インって、ひょっとしてあの子だったの?」


 プルート「納得いかないわ! どうして私が12位で、あのおっさんが6位なのよ!」
 ネプチューン「ほっほっほっ。おっさんキャラを侮ってはならんぞ。ファーストのランバ・ラルしか
          り、Gガンダムのマスター・アジアしかり、時に主役さえ凌ぐ漢っぷりを見せるか
          らのう」
 プルート「くっ、このおっさん、過去編でも何気にヒイキされてるし……悔しいーーーっ!!」
 ウラノス「…………」(メチャクチャ落ち込んでいます。票数が二桁に届かなかったのがショック
      だったようです)


 メレア「ノーフェイス、ダブルGとタツヤ・ホウジョウって奴を呼んできて。僕のベスト10入りを阻
      んだお礼をしたいんだ。ついでに君は今後一年間給料無し」
 ノーフェイス「メ、メレア様、それだけはご勘弁を!」


 タツヤ「まさか俺がベスト10に入るとはなあ。鏡伝1のオーブ脱出戦でしか活躍しなかったの 
      に。しかも無駄死にだし」
 ラージ「根強いファンがいるって事だろ。俺もあの場面は感動したからな」
 クルフ「たとえ出番は少なくとも、その瞬間に輝きを放ったキャラクターは人気を得る。俺も見 
      習うべきだったな」
 ラージ「あんたの死に様もカッコいいと思うぞ。俺なんか恋人でもない女の為に死んじまった。 
      それも二度も。頭の悪い死に様だったぜ。ま、後悔はしてないけどな」
 クルフ「ふっ、貴様も立派な漢だな。今度じっくり語り合おう」


 アヤセ「……………………」
 ギアボルト「22位」
 アヤセ「!」
 ギアボルト「3票」
 アヤセ「うっ……」
 ギアボルト「勝負あり、ですね。私の靴の裏でも舐めますか?」
 アヤセ「う、うわあああああああああああん!! これで勝ったと思うなよーーっ!!」
 ギアボルト「典型的な負け犬の遠吠えですね。頭悪いです」
 ガーネット「アヤセには遠慮しないわね、ギアちゃん」
 ダン「あの二人はケンカする程仲がいい、のかな?」



ショート325.
SEEDキャラで演ってみよう・涼宮ハルヒシリーズ編

 キラ「原作は谷川流先生が書いた小説だね」
 アスラン「2006年の春にアニメ化されている。残念ながら地上波の放送ではなかったが、管 
       理人は2006年に放映されたアニメの中では最高傑作だと思っているそうだ」
 キラ「確かに凄い出来だったよね。京都アニメーションはいいアニメを作るね」
 アスラン「仕事場は大変そうだけどな。じゃあキャスティングを発表するぞ」

 涼宮ハルヒ(SOS団団長。高校一年生。色々な意味で常識を超えている少女)…フレイ
 キョン(本名不明。物語の語り部。SOS団で唯一の「普通の人間」)…アスラン
 長門由希(寡黙な美少女。正体は宇宙的アンドロイド。戦闘力は高い)…ステラ
 朝比奈みくる(グラマーな超・美少女。流されやすい性格。正体は未来人)…ミーア
 古泉一樹(笑顔が似合う転校生。SOS団の副団長。正体は超能力者)…キラ
 朝倉涼子(キョンのクラスの委員長。正体は長門由希と同じ宇宙的アンドロイド)…メイリン
 鶴屋さん(みくるの友人。口癖は「めがっさ〜」。名前は不明)…ルナマリア
 谷口(キョンのクラスメイト。ナンパな性格。ハルヒと同じ中学に通っていた)…ディアッカ
 国木田(キョンのクラスメイト。少しクール)…ニコル
 キョンの妹(小学五年生。ハルヒも認めるくらい素直ないい子)…マユ

 キラ「SOS団はハルヒが作った同好会だよ。学校には公認されてないけどね。ちなみにSOS
     団という名前は「界をいに盛り上げるための宮ハルヒの」の略称だよ」
 アスラン「原作でもツッコまれているが、本当に凄い名前だな」
 キラ「小説もアニメも傑作だから、知らない人や見てない人は見てほしいね。ジュニアノベルだ
    からって敬遠するのは損していると思うよ」
 アスラン「そうだな。そして上には上がいる、と分かるだろう。はあ……」
 キラ「どうしたの、アスラン?」
 アスラン「いや、別世界の人間とはいえ、俺より苦労している人間がいるとはな」
 キラ「キョンの事だね。確かに彼は苦労しているね。何気に女の子にモテてるところもアスラン
     と似ているね」
 アスラン「不本意だが同感だ。だから俺がキャスティングされたんだろうな。……シン、俺がマ 
       ユちゃんの兄役になったのは、そういう理由だ。だから納得してくれ。殺気を向ける 
       な」
 シン「う〜〜〜〜〜〜〜」
 カガリ「…………」
 アスラン「カガリもそんなに冷たい目で見ないでくれ。頼むから」

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