ガンダムSEED編 PHASE−23
ショート334.
SEEDキャラで演ってみよう/ゲゲゲの鬼太郎編
(聖魔鳳旬さんのリクエスト)

 アスラン「……なあ、この作品を俺たちがやるのは、かなり無理があると思うんだが。姿形が人
       間とかけ離れたキャラが多過ぎるし」
 キラ「文句はリクエストを受けた管理人さんに言ってよ。それじゃあ、キャスティングを発表する
    よ」

 鬼太郎(主人公。幽霊族の最後の一人で、悪い妖怪から人間を守る)…シン
 ねずみ男(半妖怪。金にガメつく、鬼太郎を裏切る事も多いがなぜか憎めない)…アズラエル
 猫娘(鬼太郎に好意を寄せる妖怪の少女。気が強い。ねずみ男の天敵)…カガリ
 砂かけ婆(妖怪アパートの管理人。鬼太郎の保護者的な存在)…タリア
 子なき爺(鬼太郎の仲間。砂かけ婆とは腐れ縁のケンカ友達)…ムウ
 一反木綿(反物のような姿をした妖怪。鬼太郎を乗せて空を飛ぶ)…バルトフェルド
 ぬりかべ(巨大な壁の妖怪。口数は少ない)…レイ
 ぬらりひょん(鬼太郎の宿敵。日本妖怪の総大将を名乗る狡猾な妖怪)…デュランダル
 朱の盆(ぬらりひょんの子分だが失敗ばかりしている。顔がデカい)…ユウナ

 タリア「婆……。ええ、もう若くないって事は分かっているわ。けど……」
 ムウ「爺……。赤いチャンチャンコを着た爺の役かよ……」
 デュランダル「私の役も老人のような風貌なのだが……」
 バルトフェルド「かなりショックを受けているな。ところでキラ、私やレイの役だが、体型が人間と
          は違いすぎる。どうするんだ?」
 キラ「一反木綿やぬりかべのようなキャラは、着ぐるみを使います。バルトフェルドさん達は声 
     を担当してください」
 バルトフェルド「着ぐるみなのか。ロボットは使わないのか?」
 キラ「ええ。製作担当のアスランは今、目玉の親父のロボットを作るので手一杯ですから。耐水
     性の小型ロボットを作るのは大変みたいです」
 バルトフェルド「彼も苦労しているな。そういえば、目玉の親父の声は誰が演じるんだ?」
 キラ「それが、まだ決まっていないんです。最後まで残った人はみんな上手くて……」
 バルトフェルド「ほう。誰が残ったんだ?」
 キラ「マリューさんとフレイとラクスです」
 バルトフェルド「なるほど、確かに芸達者のメンバーだ。だが、なぜ女性ばかりなんだ?」
 キラ「管理人さんの考えです。『目玉の親父の声は田の中勇さんの声で固まっていて、男性が
     演じてもそのイメージは崩せない。壊す為にはこれくらいしないと』だそうです」
 バルトフェルド「色々な意味で間違っているな」



ショート335.
フェイク(デュランダル製)
(kazuhideさんのリクエスト)

その1.もしもキラの偽者が作られたら

 デュランダル「おめでとう、整形手術は無事に済んだようだね。今日から君にはキラ・ヤマトとし
          て生きてもらう。ミーア君のように私の役に立ってもらうよ」
 偽キラ「ええ、覚悟はできています。その為の能力もあると思いますから」
 デュランダル「確かに君は優秀だ。だが、まだ未完成だ。キラ・ヤマトとして振舞うのなら絶対に
          身に付けなければならないものがある」
 偽キラ「それは、何ですか?」
 デュランダル「ヒーロー技能だ。味方がピンチの時には必ず、それも絶好のタイミングで駆けつ
          けなければならない。そのタイミングを知る為、君にはこれを見てもらう」
 偽キラ「古今東西のスーパーヒーローものの映画やアニメ、ですか。俺は可愛い女の子が出て
      くる映画が好きなんですが。議長が隠し持っている18禁ものは特に、グエッ!」
 デュランダル「射殺してしまったが仕方が無い、これも私のイメージを守る為だ。方針を変更し
          よう」


その2.もしもアスランの偽者が作られたら

 デュランダル「今日から君にはアスラン・ザラとして生きてもらう。いいかね?」
 偽アスラン「ええ。それで俺は何をすればいいんですか?」
 デュランダル「君にはこれから黄色のMSに乗ってもらう。アスラン・ザラ=赤というイメージを 
          徹底的に破壊するのだ。あとルナマリア・ホークに『赤いMSに乗るな』と言って
          くれ」
 偽アスラン「何ですか、その任務は。ルナマリアは貴方の部下なんだから、自分で言ってくださ
         いよ」
 デュランダル「いや、この年になると若い女の子と話すのは恥ずかしくて」
 偽アスラン「おっさんかよ」


その3.もしもシンの偽者が作られたら

 デュランダル「アスラン・ザラは偽者も私に従ってくれないようだな。ではシンの偽者君、君に頼
          むとしよう。ルナマリア・ホークによろしく言ってくれたまえ」
 偽シン「了解。任せてください」

 偽シン「すいません、任務失敗です。あっさり偽者だと見抜かれました」
 デュランダル「なぜだ? 整形手術は完璧のはずだ」
 偽シン「俺にも分かりません。でも『上司や先輩の言う事は聞いた方がいいと思うよ』って言っ 
      たらルナマリアが凄く驚いて…」
 デュランダル「説得力が全然まったく無いからな」


その4.もしも…

 アズラエル「ん?」
 ジブリール「ん?」
 ユウナ「ん?」

 キラ「この人たちの偽者が作られたら偽者の方がマトモな性格になりそうだなあ、って思うのは
    僕だけかな?」
 アスラン「安心しろ、キラ。俺も同じ気持ちだ。もう一人加えてもいい気がするが」

 イザーク「ん? 誰か今、俺の悪口を言わなかったか?」



ショート336.
ロスト・メモリー
(セフィロトの樹さんのリクエスト)

その1.お約束ですが

 アスラン「うっ……」
 カガリ「あっ、気が付いたか。ああ、起きるな。まだ寝ていた方がいい」
 メイリン「小さいとはいえ隕石が頭に当たったんです。死んじゃったかと思いました。でも大丈夫
      そうで良かったです」
 カガリ「そうだな。こいつは運が悪いようでいいからな」
 アスラン「こ、ここはどこだ? 俺は誰だ? 君達は誰だ?」
 カガリ&メイリン「やっぱりこの人は運が悪い!」


その2.メイリン、さりげなく攻撃

 アスラン「俺の名はアスラン・ザラ。元ザフトのエースパイロット……ザフトって何だ? ざぶとん
       の親戚なのか?」
 カガリ「くっ、アスランがディアッカ並のバカになってる……」
 メイリン「ショックです……。でも落ち込んでる場合じゃありません。アスランさんの記憶を戻しま
       しょう!」
 アスラン「すまない。ところで君達は誰なんだ?」
 カガリ「私はカガリ・ユラ・アスハ。こっちはメイリン・ホーク。私はお前の…こ、恋人、だ」
 アスラン&メイリン「えっ、そうだったの!?」
 カガリ「アスランに言われると何かムカツクな。あとメイリン、お前は私達の知っているはずだ」
 メイリン「てへっ♪」


その3.歴史は繰り返すのか

 アスラン「カガリさんが俺の恋人……。おかしいな、俺の恋人はピンクの髪をした可憐な少女だ
       った気がするんだが」
 メイリン「忘れた方がいい事は覚えているんですね」
 カガリ「そいつは今は別の男とイチャついてる。ぶっちゃけ、お前は振られたんだ」
 アスラン「そ、そうか……」
 メイリン「そうです。過去の事は忘れて、新しい恋に生きましょう!」
 アスラン「いや、忘れすぎて困っているんだが」
 カガリ「メイリン、どさくさに紛れて腕を組むな! アスランは私のこ、こ、恋人なんだ!」
 メイリン「…………ふっ」
 カガリ「何だその笑いは!」
 アスラン「あー、君たち、ちょっと落ち着いて……。何だろう、昔、こういう修羅場を体験したよう
       な気がする。嫌な記憶だなあ」


その4.リバース・メモリー

 キラ「アスラン、頭をケガしたんだって? 大丈夫?」
 アスラン「ああ、キラ。大丈夫だ。わざわざすまないな」
 カガリ&メイリン「あっさり戻ったーっ! 女の愛情より男の友情?」



ショート337.
「舞い降りる剣」がフリーダムじゃなかったら……
(運命(デスティニー)さんのリクエスト)

その1.イージス、デュエル、バスター、ブリッツ

 キラ「うわあああああ〜〜〜〜……」
 ノイマン「艦長、今、目の前をMSが落ちていきましたが」
 マリュー「飛行能力を持たないMSで無茶したバカがいたようね。放っておきなさい」
 ノイマン「せめてグゥルに乗ってくれば…」


その2.ジャスティス

 アスラン「という事は俺がフリーダムに乗るのか? それはもう鏡伝でやってるじゃないか」
 キラ「いや、鏡伝では僕はアラスカには行ってないから。見せ場を一つ無くしちゃったよ」
 アスラン「口調は穏やかだが、目が笑ってないぞ、キラ」


その3.プロヴィデンス

 ノイマン「か、艦長、あのMSは……」
 マリュー「ええ、見るからに悪役ね。ローエングリン、てーっ!」
 キラ「いきなりですか!? まあ実際にラスボスだけど」


その4.時を越えて

 キラ「マリューさん、下がってください。ストライクフリーダムで援護します!」
 マリュー「そのMSなら援護なんてする必要は無いわ。敵を全機撃墜して!」
 キラ「いや、そういう事をする為に来たんじゃないんです。それに大気圏内ではドラグーンは使
     えませんから」
 ノイマン「使えたら出来るという事か。実際、やれそうなのが怖いな」



ショート338.
SEEDキャラで演ってみよう/D.Gray−man編

 キラ「週刊少年ジャンプで連載中の漫画です。アニメ化もされています。詳しいことはこちらを 
    見てください」
 アスラン「丸投げか。まあいい、配役を発表するぞ」

 アレン・ウォーカー(主人公。アクマを狩るエクソシストの少年。ちょっと腹黒)…キラ
 リナリー・リー(心優しいヒロイン。髪型がツインテールからショートに変わった)…ルナマリア
 神田ユウ(エクソシストの剣士。アレンとは仲が悪い)…イザーク
 ラビ(ブックマンの後継者。口調は軽いが戦闘能力は高い)…アスラン
 クロウリー三世(吸血鬼のような牙を生やした青年。後にエクソシストに)…ディアッカ
 ミランダ・ロットー(マイナス思考が強い女性。後にエクソシストに)…フレイ
 コムイ・リー(リナリーの兄。黒の教団の本部室長。優秀だが重度のシスコン)…シン
 ブックマン(裏歴史の記録者。エクソシストだが教団には従属していない)…バルトフェルド
 千年伯爵(アクマを作り出す怪人物。外見はコミカルだが性格は凶悪)…アズラエル
 ロード・キャメロット(ノアの一族の一人。無邪気で残酷な少女。人間嫌い)…ミーア
 ティキ・ミック(ノアの一族の一人。普段は人間として生活している。飄々とした人物)…ムウ

 シン「俺がコムイ役に選ばれたのはシスコンだからか? そうなのか? そうなんだろ! ちくし
     ょーっ!」
 アスラン「シン、落ち着け。意外と似合っていると思うぞ」
 シン「全然嬉しくない!」
 バルトフェルド「君はワガママばかりだな。俺なんかじーさんの役だぞ。任務にクールに徹する
           ところが似ているから選ばれたんだが…」
 アスラン「俺は『非情に成り切れないところが似ている』からだそうです。微妙な評価だ」
 ミーア「私は悪役なの? 私と全然似てないわね。胸も小さいし」
 アズラエル「外見の事を言ったら僕なんて全然まったく似てませんよ。伯爵はブクブクに太って
        いるのに、僕はこのとおり均整の取れたスタイルですからね。どうするんですか?」
 キラ「ああ、それなら大丈夫です。千年伯爵用の特性スーツを用意しました。アスランが作って
     くれたんです。自動装着機能付きなんですよ」
 特性スーツ「ハロ! ガッタイ、ハロ、ガッタイ!」
 アズラエル「な、何ですか、このバカデカい球は! ぐわ、お、重い! う、動け…ガクッ」
 キラ「あ、潰れちゃった。アスラン、重量計算はちゃんとしないと」
 アスラン「すまない。ワザとやらなかった。大丈夫、SSだからすぐに復活する」
 キラ「確かにそうだけど……。慣れ、って怖いね」



ショート339.
タイトルをネタにして考えてみました・デスティニー編パート1

その1.怒れる瞳

 ルナマリア「えーと……イカの瞳?」
 シン「管理人は最初マジでそう勘違いしたらしい。ふざけるな!」


その2.戦いを呼ぶもの

 ステラ「戦いさん、戦いさん、ステラが呼んでいるの。だから来て」
 シン「いや、ステラ、これってそういう意味じゃないから。そして元ネタ古すぎ」


その3.予兆の砲火

 デュランダル「ある意味、祭りの始まりを告げる狼煙だな」
 タリア「嫌な例えですね」


その4.星屑の戦場

 スティング「星屑って言葉は、どうも嫌なイメージがするな。燃えカスみたいな」
 アウル「流れ星だといいイメージになるんだよなあ。どっちも中身は同じなのに」
 スティング「ブーステッドマンとエクステンデッドのイメージの違いみたいなものだな。中身はほ 
        とんど同じなのに、イメージはブーステッドマンは薬物中毒のキレやすいバカ、俺た
        ちは悲劇の少年少女だからな」
 ステラ「悲劇性が高いのはステラのおかげ……。感謝して」
 スティング&アウル「へへーっ! 感謝しております、ステラ様」
 オルガ&シャニ&クロト「いや、それでいいのかお前ら?」


その5.癒えぬ傷痕

 アスラン「ああ、疲れた……。体の傷はいつかは治るけど、心の傷はそう簡単には治らないん
       だな。父さん、母さん……」


その6.世界の終わる時

 シン「………………うああああああっ!!」
 ルナマリア「あっ! シン、自分が負けそうだからってゲーム版をひっくり返さないでよ」
 レイ「これも一種の『世界の終わり』だな」
 メイリン「シンはボードゲームには向いてないわね」


その7.混迷の大地

 シン「混迷、こんめい、コンメイ、コンとメー……。キツネとヒツジの事か?」
 レイ「分かりにくいボケだな。ところでキツネは本当にコンと鳴くのか? 俺は聴いたことが無い
     んだが」


その8.ジャンクション

 ロウ「えっ? 俺の事呼んだ?」
 ルナマリア「ジャンク屋とジャンクション、か。子供でも思いつくネタね」
 メイリン「お姉ちゃん、厳しいわね」


その9.驕れる牙

 シン「牙をおごってくれるのか? 俺、そんな物欲しくないんだけど」
 ルナマリア「シン、『おごる』の意味が違うわよ」
 レイ「そうだぞ、シン。もらえる物は何でも貰うべきだ。でないと後で必ず後悔する。俺もあの 
    時、ラウからあの本を貰っておけば……。10歳の子供が18禁本を見るのは悪い事だと
    思っていた俺がバカだった。くっ!」
 ルナマリア「いや、それは悪い事だから。子供にそんな本をあげるラウって人も含めて」


その10.父の呪縛

 デュランダル「…………」
 アスラン「な、何ですか?」
 デュランダル「父に縛られた息子、か。…………ウッ」
 アスラン「変な事を想像しないでください。吐くのは勝手ですけどね」



ショート340.
タイトルをネタにして考えてみました・デスティニー編パート2

その1.選びし道

 シン「どっちの道を行こうかなあ……。よし、コインの裏表で決めよう」
 レイ「シン、その選び方では自分が選んだとは言わないぞ」


その2.血に染まる海

 タリア「アーサー、鼻血が出ているわよ。どこかにぶつけたの?」
 アーサー「いやあ、デュランダル議長が乗っていた頃、艦長の部屋の前を通りかかった時に聞
       こえた色っぽい声を思い出してしまって」
 タリア「正直ね。ちょっと来なさい。血の海に沈めてあげるわ」
 メイリン「艦長、艦の中を血で染めないでください」


その3.よみがえる翼

 キラ「翼って聞くと、あのスーパーサッカー少年を思い出すね」
 ラクス「ええ。現在、プロで活躍されている方々の中にはあのマンガを読んでサッカーを始めた
      方もいるそうです。あのマンガが無ければ日本サッカーは今でもアジア予選を突破でき
      なかったかもしれませんわ」
 キラ「ツッコミどころも満載なんだけどね。とんでもない威力のシュートとか」
 ラクス「同じようなツッコミは某テニス漫画も受けていますわね。ジャンプのスポーツ漫画の伝 
      統ですわ」
 キラ「歴史は繰り返す、か」


その4.明日への出航

 バルトフェルド「……シュッシュッポッポー」
 マリュー「『しゅっ』しか合ってないわね。聞かなかった事にしてあげます」


その5.戦場への帰還

 レイ「このタイトルは正確ではありませんね。正確には『アスラン・ザラ、人間関係の戦場への 
    帰還』だと思います」
 アスラン「やめてくれ。長いしシャレにならない」


その6.インド洋の死闘

 シン「インド洋って、インド以外の国もたくさん接しているのに『インド洋』なんだな。どこの国も文
     句を言わないのか?」
 ルナマリア「そんなつまらない事で文句を言うほど、みんな暇じゃないわよ。名称も国際的に定
         着しているし」
 シン「そうか。けど、『日本海』には文句を言っている国がいるぞ」
 ルナマリア「あー、あの国は色々な意味で例外だから。北の方は特にね」


その7.戦士の条件

 シン「えーと、目立つ事、負けない事、可愛い彼女をゲットする事、議長に忠実である事…」
 アスラン「シン、戻って来い!」


その8.ローエングリンを撃て

 アスラン「オペラ関係者から苦笑いされそうなタイトルだな……」
 レイ「アスランのボケの意味が分からない人は『ローエングリン』『ワーグナー』で検索してくださ
     い。アスラン、貴方のボケは分かりにくい。お笑いを目指すうえでは致命的ですよ」
 アスラン「ボケたわけじゃないし、目指してもいない。人の進路を勝手に決めるな」


その9.見えない真実

 ミーア「『真実が見えない』と『真実を見ようとしない』は違うのよね。もう少し早くその事に気付 
      いていれば、もしかしたら……」


その10.PAST

 ディアッカ「よし、これでしりとりで『パ』が来た時に使えるネタが増えたぜ。グゥレイト!」
 ミリアリア「パで始まる言葉って、意外と少ないのよね。でもこれ、SEEDを見ている人にしか通
        じないと思うんだけど」
 イザーク「放っておけ。奴には敗北と同時に知ってもらう」
 ミリアリア「厳しいわね。私も賛成」



ショート341.
タイトルをネタにして考えてみました・デスティニー編パート3

その1.さまよう眸

 ステラ「ひとみがさ迷うの……? よ、妖怪!? ステラ、怖い……」
 シン「大丈夫だ、ステラ。俺が守るから! レイ、俺の部屋からゲタとちゃんちゃんこを持ってき
     てくれ」
 レイ「ツッコむ気も無くなるボケをするな」


その2.蒼天の剣

 ルナマリア「『蒼天』って『青い空』っていう意味だけど、他にも『天の神様』とか『天帝』って意味
        もあるんだって」
 メイリン「あー、何となく分かるわ。この回に登場したフリーダムってそんな感じだし」
 クルーゼ「気に入らんな。私のプロヴィデンスも『天帝』という意味があるのだぞ」
 ルナマリア「負けた人が言ってもねえ」
 メイリン「王座交代、という事で」


その3.戦火の蔭

 シン「戦火の蔭、火の影、たき火の影……」
 ステラ「シン、顔が真っ赤。どうしたの?」
 シン「あ、い、いや、何でもない。何でもないんだ」
 ステラ「?」


その4.すれ違う視線

 ルナマリア「昔のラブソングみたいなタイトルね。話の内容もそんな感じだったし」
 メイリン「ちなみに隠しタイトルは『覗き見る視線』です。お姉ちゃん、覗きは犯罪よ」
 ルナマリア「あ、あれは艦長に言われて仕方なく!」
 メイリン「その割には気合入ってたわね。シンも気をつけた方がいいわよ」


その5.罪の在処

 アウル「ステラ、ハチミツはどこだ?」
 ステラ「あそこの戸棚の中……」
 アウル「お、あったあった。ステラも食べるか?」
 ステラ「うん!」
 スティング「ベタネタだな。いいのか、これで?」


その6.約束

 シン「守りたかったけど守れなかったなあ……」
 ネオ「ああ。難しいものだな……」


その7.届かぬ思い

 アーサー「届かないんですか? それじゃあこの台に乗って…」
 タリア「黙りなさい、アーサー」


その8.残る命 散る命

 トダカ「『残り物には福がある』とも言う。ここで生き残った者たちがオーブの篝火になってくれる
     事を祈ろう……」


その9.FATES

 デュランダル「では、聖杯戦争を始めようか」
 レイ「ギル、全然まったく完璧に違います」
 デュランダル「そういえばあのゲームにもギルと呼ばれるキャラクターがいるそうだな。少し私 
          に似ていると聞いたのだが」
 レイ「…………ノーコメントです」


その10.刹那の夢

 キラ「刹那って数の単位で、1/75秒を表す言葉だよ」
 アスラン「七十五分の一、か。感じる間もない、まさに『一瞬』といえる時間だな」
 ディアッカ「ふっ。俺には縁の無い言葉だな」
 キラ「…………」
 アスラン「…………」
 ディアッカ「な、何だよ、その疑いの眼差しは。本当だぞ! 俺はそんなに早くない!」
 イザーク「バカが」
 ミリアリア「同じく」

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