ガンダムSEED編 PHASE−24
ショート342.
タイトルをネタにして考えてみました・デスティニー編パート4

その1.明けない夜

 ラクス「まあ。夜なのに太陽が沈みませんわ」
 キラ「これが白夜だよ。地球の公転面の垂線に対して地軸が約23.4度傾いているから、北 
    極や南極に近い地方は、夏は地球が自転しても太陽が見える位置にいる。北欧の風物 
    詩の一つだね」
 ラクス「キラは物知りですわね。そして、素敵な光景……」
 キラ「うん、そうだね。でも、ラクスの方が素敵だと思うよ」
 ラクス「キラ……」

 ミリアリア「艦長、あのバカップルを何とかしてください。ストレスで胃に穴が開きそうです」
 マリュー「気持ちは分かるけど落ち着いて。あなたにもその内、いい人が見つかるわよ」
 ミリアリア「……(小声で)それはそれでちょっと嫌かも」


その2.ステラ

 ステラ「ステラの名前、タイトルになった……。嬉しい……」
 シン「…………」
 ルナマリア「…………」
 レイ「シン、僻むな。そしてルナマリア、君は僻んでも無駄だ」
 ルナマリア「どういう意味よ!」


その3.示される世界

 アーサー「議長が世界をシメるんですか? あー、学生の頃を思い出しますねえ。校舎裏に呼
       び出されて、上級生に『お前、生意気だぞ』ってボコボコにされた事。今ならザフトの
       権限であいつらを……」
 タリア「アーサー、あなたにそんな権限はありません。昔も今もこれからも」


その4.悪夢

 レイ「悪夢。英名はナイトメア。この単語を聞いて何を連想するかでその人間の趣味や年齢が
    分かるな。ちなみに俺が連想したのは『ロスト・ユニバース』という作品に登場した悪の犯
    罪組織の名前だ。この作品のアニメは今でも伝説になってる。興味のある奴は『ヤシガ 
    ニ』で検索してみろ。今も昔もアニメを作るのは大変らしいな」


その5.混沌の先に

 シン「ゴチャゴチャでグチャグチャの先にあるものか……。アスランの女性関係が清算された 
     世界かな?」
 ルナマリア「想像できない世界ね」
 アスラン「おい」


その6.アスラン脱走

 メイリン「タイトルが間違っています。正確には『アスランとメイリンのラブラブ逃避行! さら  
      ば、ミニスカお姉ちゃんと巨乳だけが売りの物真似アイドル!』です」
 アスラン「メイリン、ちょっと黙ってくれないか。特にカガリの前では」


その7.雷鳴の闇

 シン「MSって金属で出来ているんだよな。雷が落ちたら大変じゃないか!」
 レイ「大丈夫だ……と思う。大丈夫ですよね、ギル?」
 デュランダル「…………」
 レイ「なぜ黙るんですか、ギル!」


その8.新しき旗

 デュランダル「反ロゴス同盟の結成を記念して旗を作ってみた。私がデザインしたのだが、どう
          かね?」
 ルナマリア「暴走族、いえ珍走団の旗みたいなデザインですね……」
 タリア「あの人、そういうマンガが好きだったから……」
 ルナマリア「男連中は目を輝かせていますね。ザフトの未来が心配だわ」


その9.天空のキラ

 キラ「正確には空を超えて宇宙まで行っちゃったんだけどね。ラクスを守るためならどこへだっ
     て行くよ」
 ラクス「キラ……」
 ダコスタ「隊長、この二人のバカップル度、どんどん上がってませんか?」
 バルトフェルド「耐えろ、ダコスタ君。それがクライン派の掟だ」


その10.黄金の意志

 カガリ「黄金のMS、アカツキ……。これは、お父様の隠し財産!? これを使ってオーブを再
      建しろと…」
 エリカ&キサカ「合っているけど違う!」



ショート343.
タイトルをネタにして考えてみました・デスティニー編パート5

その1.リフレイン

 アスラン「……思い返してみると、俺、デスティニーが始まってからロクな目に合っていないな」
 デュランダル「ふむ。君の遺伝子には不幸を呼ぶ特性があるのかもしれんな。分析させてくれ
          ないかね?」
 アスラン「お断りします。あってたまるか、そんなの」


その2.自由と正義と

 ラクス「どちらも人の世界にとって必要なものですが、自由は無法に繋がり易く、正義はそれを
      守るために他者を束縛しかねない。この二つは近い存在ですが、相容れないものなの
      かもしれませんね……」


その3.反撃の声

 ルナマリア「反撃の声って、どんな声かしら?」
 レイ「いつの間にか主人公の座を取られた男がその座を取り戻そうとして戦い、叫ぶ声だ」
 ルナマリア「……レイ、もしかしてシンの事が嫌いなの?」
 レイ「ふっ。誰もあいつの事とは言っていないぞ」
 ルナマリア「うわあ、意地悪な微笑み」


その4.二人のラクス

 キラ「…………」
 アスラン「キラ、妙な事を考えていないか?」
 キラ「ううん、考えていないよ。ラクスを怒らせたくないから」
 アスラン「そうか。ならいいんだが……」
 キラ「…………ふふっ」
 アスラン「キラ!?」


その5.変革の序曲

 デュランダル「世界の変革。分かりやすく言えば、物語の路線変更みたいなものだ。当然、反 
          発も大きいだろう。それでも私はやるつもりだがね」
 レイ「ギル、俺もあなたと一緒にやります」
 デュランダル「もっと分かりやすく言えば、『仮面ライダー響鬼』が29話以降から大きく変わった
          だろう。あれと同じように私は世界を変えて…」
 レイ「さようなら、ギル。俺はあの路線変更は納得できないんです」


その6.真実の歌

 ラクス「あら、まことさんの歌ですか?」
 キラ「違うよ、ラクス。確かに『真実』と書いてそう読ませる名前もあるけどね」


その7.ミーア

 ミーア「……ふっ」
 シン「くっ! こ、このニセ者女め!」
 ルナマリア「はいはい、シン、落ち着いて。戦う前から負けてるから」


その8.新世界へ

 ルナマリア「ザフトの慰安旅行の行き先、大阪の新世界ですって? 私、オーストラリアとかグ
         ァムとかに行きたかったのに……」
 シン「別にいいじゃん。通天閣とか見れるし、食べ物は美味しいそうだし。ルナも串カツ食べよ
     うぜ」
 レイ「シン、これが大阪地区の著名な串カツ店のリストだ。分かっていると思うが串カツのソー 
     スの二度付けは厳禁だ。マナーを守って楽しい食事をしよう」
 ルナマリア「下調べバッチリ!?」


その9.レイ

 シン「…………」
 ルナマリア「あ、灰になっちゃった」
 レイ「すまない、シン。せめて安らかに眠れ」


その10.最後の力

 デュランダル「最後の最後で発揮される力……。火事場のクソ力のようなものかね?」
 キラ「違います。元ネタも古いですよ」
 デュランダル「そうかな? 私は今でも好きなマンガなんだが」



ショート344.
SEEDキャラで演ってみよう/仮面ライダーカブト編

 天道総司(主人公。天の道を行き総てを司る男。冷静沈着で傲岸不遜)…キラ
 加賀美新(仮面ライダーガタック。もう一人の主人公。熱血漢)…アスラン
 矢車想(仮面ライダーザビー&キックホッパー。中盤からやさぐれる)…ムウ
 影山瞬(仮面ライダーザビー&パンチホッパーに変身。小悪党的なキャラ)…アウル
 風間大介(仮面ライダードレイク。女性にだけ優しいメイクアップアーティスト)…ディアッカ
 神代剣(仮面ライダーサソード。お坊ちゃまキャラ。正体はスコルピオワーム)…イザーク
 日下部ひより(物語のヒロイン。過去の経験から少々内向的。一人称は「ボク」)…ステラ
 岬祐月(加賀美の同僚。神代に好意を寄せられる)…マリュー
 田所修一(加賀美の上司。正体はネイティブ。実家はそば屋)…バルトフェルド
 高鳥蓮華(ZECTに所属した天道の部下。天道を「師匠」と呼ぶ)…ルナマリア
 加賀美陸(加賀美新の父親でZECTのトップ。闇キッチンの審査員もしている)…パトリック
 三島正人(陸の側近。強靭かつ冷酷な人物。番組終盤で陸を裏切る)…クルーゼ
 じいや(神代の執事。料理の腕は天道をも上回る)…シーゲル
 天道樹花(天道の妹。兄を心から信頼している)…メイリン
 ゴン(大介の助手を務める少女。過去の記憶を失っている)…ミリアリア
 間宮麗奈(正体はウカワーム。多数のワームを率いて人類を攻撃する)…ナタル
 乃木怜治(正体はカッシスワーム。ワーム軍団の首領的存在)…アズラエル
 根岸(平和的なワーム・ネイティブのリーダー。ZECTの真のトップ)…デュランダル

 アスラン「キラが天道総司だと!? 性格が全然違うじゃないか」
 キラ「管理人さんもそう思ったそうだけど、ピッタリな人が思いつかなかったんだって。天道みた
     いなキャラってSEEDシリーズには出ていないからね。だから能力的に近い僕にしたそう
     だよ」
 アスラン「あんなキャラが出ていたら、作品そのものが変わっていただろうな」
 シン「俺じゃ天道総司はダメなんですか?」
 キラ「うん、最初はシンを選んだそうだけど、『ちょっと似ているけど決定的な何かが違う気がす
     る』からやめたんだって」
 アスラン「言われてみれば、確かにそんな気がするな」
 シン「うっ、何気に酷い事を言われている様な気が」
 ステラ「シン、気にしない方がいい。ステラ…ううん、ボクも気にしないから」
 シン「…………」
 ステラ「シン、どうしたの?」
 シン「いや、何か凄く新鮮な気がして。ちょっと嬉しくなった。ありがとう、ステラ」
 メイリン「シン、新しいジャンルに目覚めたみたいね」
 ルナマリア「バカ。…………私も試してみようかしら?」
 メイリン「お姉ちゃん、恋愛は焦ったら負けだよ」



ショート345.
SEEDことわざ辞典・パート2

「論より核」(論より証拠)
 ブルーコスモスの基本思想。同意語は「青き清浄なる世界のために」。

「ジンの冷や水」(年寄りの冷や水)
 デスティニーの時代を表す言葉。それでもザウートよりはマシ?

「アーサーもメイリンも照らせば光る」(瑠璃も針も照らせば光る)
 そんなに目立っていなかったキャラクターでも、ちょっとした事で輝くということ。アーサーの場
合は違う意味もあり。

「デスティニー・プランから世界の未来を覗く」(葦のずいから天井覗く)
 狭い視野から世界を見ようとしていること。他の人の意見も参考にしましょう。

「旅は道連れ、ネタだらけ」(旅は道連れ、世は情け)
 アークエンジェルの旅に同行した記者志望の少女の真意。戦後に本を出したりして。

「アスランの正論は耳に煩し」(良薬は口に苦し)
 シンの心境。正しいからこそ聞けないのか。

「二年も経てば平和の価値忘れる」(のどもと過ぎれば熱さ忘れる)
 何度も何度も過ちを繰り返す世界と人間たちのこと。人類の歴史は戦争と平和の繰り返し。

「キラにストライクフリーダム」(鬼に金棒)
 最強のパイロットとMSの組み合わせ。「アスランにセイバー」は意味が違うので注意。

「出番は欲しいし、命は惜しい」(ふぐは食いたし、命は惜しい)
 デスティニーに出なかった前作生存キャラたちの心境。負け惜しみではありませんよ?

「目立っていたけど主役の座失い」(安物買いの銭失い)
 シン……。

「スタッフ暇無し」(貧乏暇無し)
 アニメを作るのはとっても大変なんです、という意味。でも頑張りましょう。

「側にいたレイ、習わぬデスティニー・プランを読む」(門前の小僧、習わぬ経を読む)
 デュランダルの考えに賛同していたレイだけど、実はこうだったのかも。そして、初めて自分の
意思を示したのが最後の一撃だったのでは?

「目の上のクライン派」(目の上のたんこぶ)
 デュランダルにとっての厄介物。ロゴスは敵ではなく、駒の一つ。

「キラも敗北の誤り」(弘法も筆の誤り)
 どんな人にも失敗はあるという意味。あの時のシンは強かったけどね。

「恋愛フラグは身を助ける」(芸は身を助ける)
 これさえあれば最低でも出番は増える、という意味。異性のキャラとの好感度はマメに上げて
おきましょう。

「一戦去って、また一戦」(一難去って、また一難)
 主人公が乗る艦の宿命。クルーの皆さんも大変です。

「暴走シンの耳に説得」(馬の耳に念仏)
 何を言っても聞いてもらえないという意味。でも、将来への伏線にはなるかも?

「フリーダムが出るか、ジャスティスが出るか」(鬼が出るか、蛇(じゃ)が出るか)
 怪物的MSと戦う事になったミネルバの皆さんの素直な気持ち。デストロイは意外と簡単に倒
せるので挙げられていません。

「アズラエルの子はジブリール」(蛙の子は蛙)
 思想を継ぐ者という意味。……変な想像はしないように。

「ガンダム強奪にブレイク・ザ・ワールド」(弱り目に祟り目)
 悪い事の上に更に悪い事が起こるという意味。しかし議長は上手く利用しました。

「先制攻撃は三文の得」(早起きは三文の得)
 と思って攻撃したら、ニュートロンスタンピーダーのせいで酷い目に合いました。戦争は慎重に
やりましょう、という逆の意味も込められています。

「ラクスの泣き所」(弁慶の泣き所)
 どんな人にも必ず弱点はあるという意味。胸の事は言わないように。キラは気にしてないし。

「レクイエムで逆転勝利」(濡れ手で粟(あわ))
 たった一撃で最大の効果を得ようとすること。でも、反撃も強力なので注意。

「ネオの一声」(鶴の一声)
 ステラにとっては至上の言葉。番組後半はシンに変更。

「遺伝子の好きなカップリング」(亭主の好きな赤烏帽子(あかえぼし))
 どんなに不条理なことでも従わなければならないという意味。相手が人間なら説得できる可能
性はあるんですけど、遺伝子じゃあねえ……。

「ガナーザクウォーリアの持ち腐れ」(宝の持ち腐れ)
 番組前半のルナマリア。インパルスに乗ってからは強くなりました。

「オーブへ金色のMSを飾る」(故郷へ錦を飾る)
 カガリの帰還を祝う言葉。そしてユウナはボッコボコ(笑)。

「転ばぬ先のネオ・ジェネシス」(転ばぬ先の杖)
 万が一の備えは怠らないように、という意味。それでも負ける時は負けるけど。

「偽ラクスは禍の門」(口は禍(わざわい)の門)
 彼女の正体がばらされてから、議長の転落は始まりました。『道具』の扱いは慎重にすべきで
したね。



ショート346.
当てはめてみよう・パート5

その1.おいこらアスラン

 キラ「この企画、みんなが忘れた頃にやっているね。ネタが尽きたらやるのかな?」
 アスラン「身も蓋も無いことを言うな」
 キラ「否定はしないんだね」
 アスラン「庇う義理は無いからな。それじゃあ始めるぞ。今回のお題は…」

命がけの冒険に今日も旅立つ者がいる。密かに眠る危険な秘宝守り抜くために、あら
ゆる困難を乗り越え進む冒険者たち!

 キラ「『轟轟戦隊ボウケンジャー』のOPナレーションだね」
 アスラン「ああ。青い文字の部分にそれぞれ考えた言葉を当てはめ、変えてみてくれ」
 キラ「分かった。じゃあ、まずは僕から」

命がけの戦闘に今日も挑む者がいる。人類を滅ぼす力を持った危険な兵器止めるため
に、あらゆる困難を乗り越え進むガンダムパイロットたち!

 キラ「ガンダムの基本ストーリーを表してみたんだけど、どう?」
 アスラン「悪くは無いが、これはSEEDシリーズには当てはまらないな。SEEDシリーズでは敵
       側にもガンダムパイロットがいるからな」
 クルーゼ「そうだな。最近はライバルキャラもガンダムに乗る事が多い。古くからのファンは嘆
        いているそうだ」
 アスラン「あなたがそれを言っても説得力を感じませんよ」
 キラ「アスランも微妙だけどね。じゃあ次はクルーゼさん、どうぞ」
 クルーゼ「ああ。任せたまえ」

命がけのアニメ製作に今日も殉じる者がいる。疲労や寝不足は当たり前の危険な職場
戦い、作品を完成させるために、あらゆる困難を乗り越え進む監督やスタッフたち!

 クルーゼ「というのはどうだろう?」
 アスラン「これはSEEDの製作スタッフに対する皮肉ですか?」
 クルーゼ「労いの言葉だよ。あまり勘ぐるな」
 キラ「本当にスタッフの皆さんはご苦労様です。質のいいアニメを作るのって、僕たちの想像以
     上に大変なんですね……」
 アスラン「最近の製作体制は『血を吐きながら走り続けるマラソンだ』という声もあるぞ。さて、 
       次は誰が作る?」
 シン「あ、俺にやらせてください。こんなのはどうですか?」

命がけのネットRPGに今日もダイブする者がいる。レベルが低すぎて冒険に誘ってもらえ
ないので危険なレベルアップ成し遂げるために、あらゆる困難を乗り越え進む廃人寸前
のプレイヤーたち!

 キラ「当てはめる言葉がちょっと長いね。それ以外は面白いと思うよ」
 アスラン「読者の中には思い当たる人がいるかもしれないな。ゲームは一日一時間だ」
 キラ「アスラン、それはネットRPGじゃ絶対無理」


その2.カンフーアクションが面白い作品です

 アスラン「課題を変えよう。次も戦隊シリーズからだ」

を心に感じ、力を手にする拳法拳。拳に相対する二つの流派あり。一つ、
義の獣拳、ビーストアーツ。一つ、邪悪な獣拳、アクガタ。戦う宿命の拳士
たちは日々高みを目指して、学び、変わる!

 キラ「今度は『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のOPナレーションだね」
 シン「ああ、あの全身タイツ戦隊…」
 アスラン「シン、それ以上は言うな。お前は戦隊ファンまで敵に回すつもりか?」
 シン「うっ」
 アスラン「分かったようだな。それじゃあ始めよう。まずは俺からだ」

女性の視線を心に感じ、厄介な愛力を手にする拳法愛の多角関係拳。愛の多角関係
拳に相対する二つの流派あり。一つ、最後は結局ラブラブになる愛の多角関係拳、
キラアーツ。一つ、本人は凄く迷惑な愛の多角関係拳、アスランガタ。戦う宿命
の拳士たちは日々女関係の清算を目指して、学び、変わる!

 シン「うわあ……」
 キラ「アスラン、自虐ネタは程々にしておいた方がいいよ。そして僕に八つ当たりするのはやめ
     てほしいんだけど」
 アスラン「うるさい。どうせ俺もお前もこういうキャラなんだよ」
 ムウ「やさぐれているなあ、坊主。よし、ここは俺の考えたネタで暗い気分を晴らしてやろう」

巨乳を心に感じ、巨乳力を手にする拳法拳。拳に相対する二つの流派あり。一
つ、劇中何度も胸揺れした乳拳、マリューアーツ。一つ、そんなに揺れなかったけ
ど実は結構巨乳な乳拳、ナタルガタ。戦う宿命の拳士たちは日々ムウ・ラ・フラガ
の愛を勝ち取る日を目指して、学び、変わる!

 ムウ「どうだ、面白いだろ?」
 キラ「面白いと言うか、ムウさんの欲望と願望を見せられただけのような……」
 ムウ「いや、バジルール副長が隠れ巨乳なのはホントだぞ」
 キラ「そういう問題じゃなくて…」
 ディアッカ「あ、こういうのなら俺も作れるぜ。乳拳ってのは同じだけど、他はちょっと変えてみ 
        た」

小さな乳を心に感じ、巨乳になるため力を手にする拳法拳。拳に相対する二つ
の流派あり。一つ、見事巨乳になってその座を守る乳拳、ミーアアーツ。一つ、
の大きさを気にして少しでも大きくなろうとする乳拳、ラクスガタ。戦う宿命の拳士
たちは日々ミーア並の巨乳になる奇跡を目指して、学び、変わる!

 ディアッカ「どうだ? グゥレイトに面白いだろ?」
 ムウ「はははは! ああ、最高のネタだな。ラクス嬢ちゃんには絶対に見せせられないけど」
 ラクス「そんな事はありませんわ。わたくしも楽しませてもらいました」
 ディアッカ「!」
 ムウ「!」
 マリュー「さっきから好き放題言って……。セクハラなんてレベルじゃないわね」
 ナタル「少し厳しく教育する必要がありますね。ミリアリアからも許可は貰っていますし」
 キラ「ムウさん、ディアッカ、ごめん。今回は庇い切れない」
 アスラン「今回も、だろ。懲りないあいつらも悪いが」
 ハロ「ハロ! ラクス、マリュー、ナタル、カゲキニランゲキ、ハロ!」



ショート347.
SEEDキャラで演ってみよう/怪談編

その1.番町皿屋敷

青山主膳という武士に仕えていた お菊は、ある日、家宝の十枚一組の皿を一枚割ってし
まった事を咎められ、殺されて井戸に投げ込まれた。以来、その井戸から夜な夜な お菊
が皿を数える声が…。

 カガリ「一枚、二枚、三枚……九枚……。一枚足りない。恨めしや〜」
 キラ「うーん、イマイチ怖くないね」
 アスラン「キャスティングに問題があると思うぞ。どうして彼女にやらせたんだ?」
 キラ「カガリが口癖のように言っていたんだ。『アスランにはイマイチ押しが足りない』って」
 カガリ「うわーっ! キラ、余計な事を言うな!」
 アスラン「カガリ……。大切だから丁寧に扱ってきたんだが、逆効果だったかな?」


その2.牡丹燈籠

若者・新三郎の元に、病気で会えなかった恋人・お露が牡丹燈籠を手に下げてやってき
た。しかし二人の様子を覗き見た下男は、新三郎が骸骨を抱いている光景を目にする。
お露は既に死んでいたのだ。事実を知った新三郎は魔除けのお札を貰うが…。

 ミリアリア「うふふ、新三郎様、私と一緒に来てくださいませ……」
 ディアッカ「グゥレイト! お前と一緒なら地獄にでも落ちてやるぜ。だから、さあ、俺の胸に飛 
        び込んで来い! いや、俺が飛び込もう。受け止めてくれ!」
 ミリアリア「来るな! そして、脚本を無視するな!」
 キラ「これもキャスティングミスだね」
 アスラン「ああ。ディアッカとムウさんは怪談には向いていないな」
 ムウ「俺も同類かよ」


その3.四谷怪談

夫・伊右衛門に毒を盛られ、醜い姿になった お岩は夫とその愛人を恨みながら死んだ。
亡霊となった お岩は凄まじい怨念で夫と愛人を呪い殺そうとする…。

 バルトフェルド「お岩役はラミアス艦長だな」
 デュランダル「いや、グラディス艦長だ」
 アズラエル「バジルールさんも捨てがたいですよ。真面目な女性は騙され易いですし」
 イザーク「俺はフレイ・アルスターを押すぞ。番組前半限定だが」
 マリュー「推薦してくれるのはありがたいけど、どういう理由で私達を押しているのか、理由をじ
       っくり訊いてみたいわね」
 フレイ「そうですね。特にイザークからは、じっくりと、念入りに訊きたいわね」
 イザーク「? 素直に思った事を言っただけなのに、なぜ怒っているんだ。女は分からん」
 キラ「イザーク……」
 アスラン「墓穴を掘りまくっているな。俺も他人の事は言えんが」


その4.番外編・鍋島藩の化け猫

鍋島光茂に息子を殺された母は、飼い猫に復讐を託して自害する。猫は化け猫となり、鍋
島家に様々な災いを起こす…。

 ギアボルト「…………にゃあ」
 ガーネット「ネ、ネコ耳ギアちゃん……。あは、あははははははははは!」
 キラ「あ、ガーネットさんが壊れた」
 シン「あの人にとっては本物の化け猫より強敵みたいですね」
 アスラン「さすが鏡伝オリキャラ人気ナンバー1、と言うべきか。絵にしたら読者の中にも壊れ 
       る人がいるだろうな」
 ギアボルト「にゃあ?」



ショート348.
この落し物は誰の物ですか?

その1.シューティングゲームのディスク

 シン「ルナ、これ、お前のだろ? 訓練もいいけど程々にな」
 ルナマリア「いや、こんなのに頼るほど落ちぶれてないから」


その2.本。タイトルは『ナンパ成功率100%への道』

 キラ「これはムウさんのですか?」
 ムウ「違う。そんな本に頼らなくても俺達のナンパの成功率は常に100%だ!」
 キラ「…………」
 ムウ「何だ、その目は。ほ、本当だからな。一応」


その3.ツインテールヘア

 メイリン「いや、落としてないから。単に髪を解いただけだから」
 ルナマリア「あざといイメチェンね」


その4.射撃の腕

 メイリン「いや、落としてないから。元から持っていないだけ」
 ルナマリア「どうしてあんたが答えるのよ。そしてケンカ売ってる?」


その5.ブルーコスモスの裏帳簿

 アズラエル「どこのバカが持ち出したんですか。絶対に取り戻しなさい! でも僕の名前は出さ
         ないように!」
 アスラン「必死だな」
 キラ「アル・カポネは警察より国税局を恐れたそうだけど、それと同じようなものかな」


その6.豊胸剤

 ディアッカ「ん? これは……ああ、ラクスが使っている薬か。効き目は無さそうだな」
 ラクス「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
 キラ「ディアッカ、君の冥福を祈るよ」


その7.マユ

 メイリン「いや、あれはマユちゃんの声が入った携帯電話だから」
 ルナマリア「シンにとっては同じような物らしいけどね。必死に探しているわよ」
 シン「マユーーーーーッ!」
 ルナマリア「うっさい、シスコン」


その8.ネオの仮面

 ステラ「これはステラの。ネオから貰ったの。嬉しい……」
 ジブリール「仮面の代金はお前の給料から引いておくぞ」
 ネオ「ケチな上司は嫌われますよ。いや、あんたに言っても無駄か」

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