ガンダムSEED編 PHASE−26
ショート358.
当てはめてみよう・パート6
(ymaさん&銀色小麦さんのリクエスト)

その1.議長とルナは何かあったのか?

 アスラン「今回は二つのセリフでやってみよう。まずはこれだ」

の列車、デンライナー。次の駅は過去か、未来か。

 キラ「『仮面ライダー電王』のOPナレーションだね。担当している石丸謙二郎さんは『世界の車
    窓から』のナレーションもしているんだよね」
 アスラン「スタッフのジョークだろうな。じゃあやってみよう。緑で書かれた部分を自分なりに変 
       えてみてくれ」
 キラ「じゃあ、まずは僕から」

自由の列車、フリーダムライナー。次の駅は勝利か、敗北か。

 キラ「どうかな? 実際のデンライナーもフリーダム並の火力だし」
 アスラン「ヒーロー番組っぽい感じだな」
 デュランダル「次は私がやろう」

デスティニープランの列車、メサイアライナー。次の駅は偽善か、謀略か。

 アスラン「……自分で言って、空しくありませんか?」
 デュランダル「もう慣れたよ。タリアに振られた時に比べたらマシと言える」
 キラ「大変ですね」
 ルナマリア「じゃあ次は私が」

最強主人公が乗るはずの列車、デスティニーライナー。次の駅はキラか、アスランか。

 シン「って、俺は乗せてもらえないのかよ!」
 ルナマリア「私は事実を言ってるだけよ」
 アスラン「ルナマリア、達観してないか?」


その2.シンには心当たりが無いそうです

 アスラン「二つ目はこのセリフだ」

中学出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、
異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。

 キラ「『涼宮ハルヒの憂鬱』で主人公のハルヒが自己紹介するシーンのセリフだね」
 アスラン「彼女のキャラクターを明確に現している名台詞だ。じゃあやってみてくれ」
 ラクス「では、最初はわたくしが」

プラント中学出身、ラクス・クライン。ただの人間には興味ありません。この中に素敵なキ
ラ、優しいキラ、強いキラ、泣いているキラがいたら、わたくしのところに来なさい。以上。

 アスラン「キラ限定ですか」
 ラクス「あら、ハロの方が良かったでしょうか?」
 アスラン「キラ以外のキャラはハロ以下なのか……。まあいい、次だ次」
 レイ「俺がやろう」

メンデル中学出身、レイ・ザ・バレル。ただの人間には興味ありません。この中にクローン
人間、操りやすいシスコン、ちょっと腹黒な議長、お母さんをやってくれる女性(若い人限
定)がいたら、のところに来なさい。以上。

 アスラン「素直すぎるぞ。しかも最後のは何だ?」
 レイ「どうせなら若い方がいい」
 アスラン「本当に素直だな。グラディス艦長に殺されないようにしろよ」
 ステラ「最後はステラがやってみる。えーと……」

ファントムペイン中学出身、ステラ・ルーシェ。ただの人間には興味ありません。この中に
ワンワンなガイア、優しいネオ、お兄ちゃんみたいだったスティング、すぐに死んじゃったア
ウルがいたら、ステラのところに来なさい。以上。

 ステラ「ステラの好きなMSと人を呼んでみたの。来てくれるかな?」
 アスラン「いや、来ないと思うぞ。特にアウルは」
 シン「あのー、ステラ、俺の事、忘れてない?」
 ステラ「…………」
 シン「何で黙るの? 俺、ステラに何かした? ねえ?」
 アスラン「ケンカしたのなら、なるべく早く仲直りした方がいいぞ。俺の経験がそう言っている」



ショート359.
SEEDモビルスーツ&モビルアーマーグランプリ
(コスモさんのリクエスト)

その1.強そうな機体部門・デストロイガンダム

 キラ「『強い』じゃなくて『強そう』っていうのがポイントだね」
 アスラン「実際は強いんだが、やられるシーンの方が印象に残っているからな。不憫な……」


その2.インパクトある機体部門・ザムザザー

 キラ「名前といい、外見といい、これを超える機体は無いね」
 アスラン「ちなみに準グランプリはデスティニーだ。理由は言わなくても分かるだろう」
 シン「あー、確かにあれは俺もビックリした。色々な意味で」


その3.美しい機体部門・フリーダムガンダム

 アスラン「アカツキとかなりの接戦だったが、フォルムの美しさでこちらが一歩リードした」
 キラ「今でも人気は高いしね。ジャスティスとかセイバーは候補に入ってないの?」
 アスラン「お前、分かってて言ってるだろ……」


その4.可愛い機体部門・ハロ

 キラ「…………『機体』?」
 アスラン「ツッコむな」


その5.地味に活躍した機体部門・バスターガンダム

 イザーク「待て。これはデュエルじゃないのか?」
 ディアッカ「人気の差ってやつだな。スパロボとかのゲームでも、デュエルよりバスターの方が 
        使えるし」
 イザーク「貴様、言ってはならん事を!」
 アスラン「イザーク、自覚はしていたんだな」
 キラ「そうでもないゲームもあるんだけどね」


その6.悲劇の機体部門・ブリッツガンダム

 ニコル「うーん、これはあまり喜べませんね……」
 キラ「僕も。準グランプリのセイバーといい、あまりイメージが良くないね」
 アスラン「どちらもお前が落としたんだけどな」


その7.多彩な機体部門・ザクウォーリア&ザクファントム

 キラ「この機体って、結局何種類出てきたんだろう?」
 アスラン「パーソナルカラーが多すぎるのも困ったものだな」


その8.悪役っぽい機体部門・フォビドゥンガンダム

 キラ「強さならプロヴィデンスだけど、悪役っぽさならこっちの方が上だね。フォルムといい、武
     器といい、味方っぽい気がしないよ」
 アスラン「だが、乗ってみたいと思っている奴は多いみたいだぞ。あの鎌で敵をバッタバッタと 
       切り倒したいらしい」
 キラ「そういうゲームを作ったら売れるかもね。管理人さんは買うそうだよ」
 アスラン「ストレス溜まっているのか、あいつは?」


その9.カッコいい機体部門・ストライクフリーダムガンダム

 アスラン「デザインはそうでもないんだが、動くとカッコよく見える。そして強い。文句無しだな」
 シン「はいはい。どーせインパルスもデスティニーもカッコよくありませんよ。ふーんだ」
 キラ「シンがやさぐれているよ」
 アスラン「放っておけ。この部門は『大人の判断』をしないと収拾がつかん」


その10.そして、最優秀機体部門のグランプリは……

 アスラン「ストライクガンダムだ。ガンダムSEEDという作品の根幹ともいえる存在だからな」
 キラ「そうだね。僕もこの機体には思い入れがあるよ」
 アスラン「このMSが無かったら、多くの人間の運命が変わっていただろうな」
 キラ「管理人さんも含めてね」
 アスラン「それは言うな」



ショート360.
私がコーディネイター嫌いになった理由(わけ)

その1.アズラエルの場合

 ナタル「公式では『子供の頃、コーディネイターの子をイジメようとして返り討ちにあった』のが 
      原因とされていますね」
 オルガ「うわっ、ダサッ」
 クロト「カッコ悪ー」
 シャニ「ガキだね」
 アズラエル「うるさいですねえ」
 ナタル「どうしてその子をイジメようとしたんですか?」
 アズラエル「…………初恋だったんですよ」
 ナタル「はあ?」
 アズラエル「その子、男のクセに女の子みたいな顔をしてましたね。勘違いして告白したら大笑
         いされて、それで……。クソッ、美形揃いのコーデイネイターなんて大嫌いだ!」
 ナタル「確かに、女装させたら似合いすぎる顔をした者が多いですね。一部を除いて」
 ディアッカ「ん?」
 アーサー「はい?」


その2.ジブリールの場合

 ジブリール「実は私は猫より犬の方が好きなんだ。だが犬アレルギーで仕方なく……。クソッ、
        病気知らずのコーディネイターなんて大嫌いだ!」
 ナタル「ブルーコスモスの盟主はこんな奴ばかりなのか。やれやれ」
 猫「ニャー」(呆れている)


その3.フレイの場合

 フレイ「コーディネイターにデブはいない……。いくら食べても太らないのね。羨ましい、ううん、
      あいつ等が間違っているのよ。コーディネイターは人類の、乙女の敵だわ!」
 ミリアリア「正確には、ダイエット業界の敵ね」


その4.ステラの場合

 ステラ「ステラはコーディネイターは嫌いじゃない。敵だから戦っているだけ。ネオも喜ぶし」
 アウル「なるほど。シンって奴に惚れたのも、コーディネイターを嫌ってないからか」
 ステラ「…………惚れた? ステラがシンに?」
 アウル「うわ、微妙な顔してるよ。まあそうなる以前に死んじまったからな。生きてりゃ間違いな
      かっただろうけど」


その5.「スターゲイザー」のスウェン・カル・バヤンの場合

 スウェン「コーディネイターは人類の敵だ。だから倒す。それだけだ」
 ミューディー「捻りの無い答えね。そんな公式コメントじゃ面白くないわよ。個人的にあいつ等が
         許せないってのは無いの?」
 スウェン「無い。いや、一つだけある」
 ミューディー「何よ?」
 スウェン「出番やセリフが多く貰える事だ。コーディネイターのセレーネに比べて、俺の出番も 
       セリフも少なすぎる」
 ミューディー「いや、それはシナリオの都合でコーディネイターとは関係無いし、コーディネイタ 
         ーで主役だったのに大変な目にあった奴もいるし」

 シン「ん? 今、誰か俺の事を呼んだような気が」



ショート361.
『OO』と書いて『ダブルオー』と読む

その1.このSSは2007年6月に書かれたものです

 キラ「ついに新作ガンダムの情報が公開されたね」
 アスラン「ああ。タイトルは『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)』。2007年10月から始まる 
       そうだ。放送時間は土曜日の午後六時。俺達と同じだな」
 シン「まだ始まってもいないのに、ゴチャゴチャ言ってる人が多いみたいですよ」
 アスラン「それだけガンダムシリーズに機体と不安を抱いている人が多いという事だ。だが、そ
       ういう事を言うのは、せめて第一話を見てからにしてほしいな」
 キラ「そうだね。ほとんど何も分かっていない状態で言っても仕方ないよね」
 シン「あ、でも一つだけはっきり分かってる事がありますよ」
 アスラン「何だ?」
 シン「管理人さんの週末のスケジュールが、ますます忙しくなる」
 アスラン「ああ、それは絶対間違いない」
 キラ「アニメオタクからも卒業できなくなるね」
 アスラン「それはもう諦めているそうだ。少年ジャンプとアニメ、特撮とは一生付き合っていく覚
       悟らしい」
 シン「男らしいなあ」
 アスラン「英雄とバカは紙一重とも言うがな」


その2.さて、どうしようかな?

 キラ「管理人さん、新作の感想とかSSは書くつもりなのかな?」
 アスラン「今のところは未定らしい。全ては第一話を見てから決めるそうだ。書く気はあるそう 
       だが」
 シン「ふーん。じゃあSSで俺達とOOのキャラクターが共演する可能性もあるんだ」
 アスラン「そのとおりだ。そうなった時は、シン、分かってるな?」
 キラ「自重してね」
 シン「二人とも、俺が何かすると思ってるんですか。しませんよ、何も。……俺の出番を減らさ 
     ない限りは」



ショート362.
迷信なんだけどね

その1.13日の金曜日には不幸な事が起きる

 アスラン「いや、別にその日でなくても毎日不幸な事ばかりだし」
 キラ「戦争中には、あまり意味の無い言葉だね」


その2.黒猫が前を横切ると不吉

 キラ「ああ、だからアスランのハロには黒いのが無いんだね」
 アスラン「違う」


その3.風邪は人に移すと治る

 アズラエル「コーディネイターは病気にならない。コーディネイターばかりの世界になったら、こ 
         の治療法が廃れるじゃないですか。だから滅ぼすんですよ」
 ナタル「それは本気で言っているんですか?」
 アズラエル「冗談ですよ。でも、この迷信は真実かもしれませんよ。僕と試してみませんか?」
 ナタル「遠慮します。どうしてもと言うならサブナック少尉達とどうぞ」
 アズラエル「うほっ」


その4.雷が鳴るとヘソを取られる

 ミーア「…………」
 マネージャー「いや、それはホントに迷信だから。君の衣装はそういうんじゃないから」


その5.流れ星が流れ落ちる前に三回願いを言うと、その願いは叶う

 アズラエル「金、金、金!」
 ジブリール「猫、猫、猫!」
 デュランダル「デスティニー・プラン、デスティニー・プラン、デス……舌を噛んでしまった。ふっ、
          私もまだまだ未熟だな」
 タリア「バカな事で張り合わないでください」
 シン「主役、主役、主役!」
 ルナマリア「ヒロイン、ヒロイン、ヒロイン!」
 タリア「そこの二人も切実過ぎる願いは止めなさい。空しくなるだけよ」



ショート363.
C.Eになっても…

その1.未来とは、夢を現実にする事

 アスラン「コズミック・イラという新時代になっても、人類はそれ程進歩していない気がする。繰 
       り返される戦争、謀略、裏切り……。人類も世界も、旧世紀の頃と大して変わってい
       ないな」
 キラ「20世紀の人達が21世紀は素晴らしい時代だと考えていたのと同じようなものだね。そし
     て22世紀を迎える頃には、21世紀の人達が同じ事を考えるだろうね」
 アスラン「技術が進歩しても、人間そのものが進歩しなければ何も変わらないな」
 キラ「そうだね。でも、ドラ○もんを作るのは22世紀中には不可能だと思うんだけど」
 アスラン「本体は作れるかもしれんが、秘密道具は絶対に無理だ。だが23世紀なら何とか…」
 キラ「未来に夢を見続けるのも人類の変わらないところだね。これはいい事なのかな?」


その2.皆さんも気を付けましょう

 アスラン「いくら時代が変わっても変わらない事もある。例えば…」

 イザーク「ヤ○ーのネットオークションで競り落とした物がまだ届かん。金は振り込んだのに、 
       なぜだ!?」
 シン「げっ、今月の携帯電話の使用料がバカ高い! ほとんど使ってないのに、どうして?」
 ディアッカ「メイドのコスプレをした女の子に逆ナンパされてホテルまで行ったら、怖いお兄さん
        達が出てきて財布を取られた。くそっ、ザフトの軍人の権限を利用して、必ず捕まえ
        てやる!」

 アスラン「こういうトラブルは今も昔も変わらないな。だがディアッカ、お前のは自業自得という 
       気もするぞ」


その3.日本人の夢?

 マリュー「変わらないものもあれば、大きく変わったものもあるわ。MSなんかそのいい例よ。こ
       んな人型の巨大ロボットが主力兵器になるなんて、旧世紀には想像もしてなかった 
       でしょうね」
 ムウ「いや、そうでもないようだぞ。極東の島国では、むしろこんな世界を夢見ていたそうだ」
 マリュー「その文化をオーブが受け継いでいるのね。色々な意味で納得したわ」
 カガリ「あまり嬉しくないコメントだな」



ショート364.
SEED博物館へようこそ

その1.MS館

 アスラン「ガンダムSEEDに関する物が展示されている博物館か。嫌な予感がするんだが…」
 キラ「気のせいだよ。まずはMS館を見てみようよ」
 アスラン「色々置いてあるな。世界で最初に作られたジンの腕とか、MAのシミュレーターとか」
 キラ「フリーダムにズタボロに切り刻まれたセイバーの破片もあるよ。あ、こっちはアスランが 
    乗ったグフの鞭の一部だって」
 アスラン「この博物館の館長は俺に恨みでもあるのか?」


その2.キャラクター館

 アスラン「こっちはキャラクター館か。MS館よりも人が多いな」
 キラ「SEEDのキャラクター人気は凄いからね。展示物も多いみたいだよ」
 アスラン「そのようだな。だが、心なしか写真が多いような気がする。それも明らかに盗み撮り
       したような」
 キラ「ムウさんとマリューさんのキスシーンの写真もあるね。どうやって撮ったんだろう。あ、こっ
     ちにはアスランとカガリの…」
 アスラン「誰だ撮ったのは! そしてこんな写真を展示するな!」
 キラ「カガリが聞いたら複雑な気分になるだろうね」


その3.博物館でも、お客様は神様です

 アスラン「まったく……。ん? この部屋は特別展示室か」
 キラ「『悲劇のキャラクター、ミゲル・アイマンとハイネ・ヴェステンフルス展』だって」
 アスラン「結構、見ている人が多いな。見物客のほとんどが西川貴教さんのCDを持っているの
       が気になるが」
 キラ「午後から屋上のホールで西川さんのコンサートがあるんだって」
 アスラン「単なるファンイベントじゃないか。いいのかこれで?」
 キラ「最近の博物館は経営が厳しい所が多いみたいだからね。努力しているんだと思うよ」
 アスラン「努力の方向性を間違えている気がする……」



ショート365.
脳内辞書 −イザークの場合−

 赤服〔その他〕
  ―― ザフトのエリートが着る服。単に『赤』とも言う。
  ―― 初めて着た時は嬉しかったな。母上も喜んでくれた。
  ―― ディアッカの話では、ニホンのイセという地方に同じ名前の菓子があるらしい。日本の 
      文化は奥が深い。

 アスラン・ザラ〔人名〕
  ―― 友人……と呼ぶには微妙な関係だ。強いて言うなら「戦友」か。
  ―― 昔は嫌いだったし、今でも決して好きではない。だが、もしこいつが手を貸してほしいと
      頭を下げてきたら考えてやらない事もない。俺は寛大だからな。
  ―― と思っているのに、こいつは一度も俺に頭を下げた事がない。ムカツク奴だ。

 エザリア・ジュール〔人名〕
  ―― 俺の母親。大切な人だ。
  ―― 二年前の戦いではパトリック・ザラに協力した為、政界を追われた。まあこれは仕方な
      いだろう。悪い人ではないんだが、少々視野が狭かった。
  ―― 今、どこで何をしているかだと? 知らん。監督に聞いてくれ。俺も会いたいんだが…。

 キラ・ヤマト〔人名〕
  ―― ストライク、フリーダム、ストライクフリーダムのパイロット。
  ―― 俺に敗北と屈辱を与えた男。あんなに人を憎んだのは生まれて初めてだった。
  ―― 戦後、アスランの親友と聞いて、色々な意味で納得した。悪い奴ではないようだが、特
     に馴れ合うつもりは無い。
  ―― と思っていたら、こいつの方からプラントにやって来た。しかもザフトに入ったばかりな 
      のに俺と同じ白服。恐ろしい男だ。挨拶ぐらいはすべきだろうか?

 グフイグナイテッド〔モビルスーツ〕
  ―― SEEDデスティニー終盤での俺の愛機。パーソナルカラーは白。
  ―― 名前が微妙に言い難い。ディアッカが舌を噛んでいた。
  ―― ガンダムタイプに乗りたかった、とは言わない。でも少し悔しい。

 シホ・ハーネンフース〔人名〕
  ―― ザフトのMSパイロット。俺と同じ赤服で、『鳳仙花』の異名を持つ。俺には及ばないが、
      なかなか優秀な奴だ。
  ―― 前大戦の終盤辺りから一緒に戦っているが、アニメより漫画の方で頑張っている。そう
      いえばアニメでは一言も喋っていないな。恥ずかしがっているのか?
  ―― こいつと一緒にいると、なぜかディアッカに冷やかされる。いい加減にしろ。俺は構わん
      が、こいつが迷惑しているだろうが。
  ―― 書き忘れていたが、こいつは女だ。変な想像はするなよ。

 ストライク〔モビルスーツ〕
  ―― デュエルと共に地球軍が作っていたモビルスーツ。
  ―― 何度も苦汁を舐めさせられた相手。顔を見るのも嫌な機体だ。
  ―― まあ一度ぐらいなら乗ってみてもいいが。アニメでは不可能だからゲームで我慢しよう。

 ディアッカ・エルスマン〔人名〕
  ―― 俺の同僚。
  ―― ガングロ。スケベ。バカ。以上。
  ―― いや、バカではないな。ある意味、俺より頭がいい。しかし女運は悪い。

 デュエル〔モビルスーツ〕
  ―― 二年前の俺の愛機。
  ―― ナチュラルが作ったにしてはなかなかの性能だった。ストライクには勝てなかったが、 
      俺が最後まで生き残れたのはこいつのおかげだ。感謝している。
  ―― デュエルモンスターズ? デュエルマスターズ? 何だそれは。

 ニコル・アマルフィ〔人名〕
  ―― アスラン、デイアッカ、そして俺と一緒にチームを組んでいた男。いい奴だったが、二年
      前に戦死した。
  ―― 墓参りは欠かさず行っている。天国というものがあるなら、あいつはきっとそこにいるは
      ずだ。安らかに過ごしていてくれ。
  ―― 年上趣味だという噂を聞いた。そうだったのか?

 フレイ・アルスター〔人名〕
  ―― クルーゼに捕らえられたナチュラルの女。
  ―― 特に記す事は無い。一緒にいたのはほんのわずかな間だったし、会話もロクにした事
      が無かったからな。
  ―― なのに一部のファンの間では俺とこの女がカップルにされているらしい。人の妄想力は
      凄いものだな。

 民俗学〔その他〕
  ―― 公式設定の俺の趣味の一つ。民族の伝統的な文化、信仰、風俗、慣習、思考の様式 
      を解明する事を目的とした学問。
  ―― なかなか面白い。気が付いたら夢中になっていた。そろそろレポートにまとめるか。
  ―― 唯一の問題は、周りに同じ趣味の奴がいない事。ディアッカには端から期待していなか
      ったが、アスランやニコルも興味無しだった。オノレ。

 ラウ・ル・クルーゼ〔人名〕
  ―― 二年前の上官。
  ―― 仮面はどうかと思ったが、軍人としては優秀だった。少し尊敬していたのだが……。
  ―― あれ以来、俺は仮面をつけた奴は信用しない事にした。だからアスラン、貴様もサング
      ラスなどするな。似合ってないし。



ショート366.
脳内辞書 −ディアッカの場合−

 アークエンジェル〔戦艦〕
  ―― 地球軍の艦。SEED後半での俺の母艦。
  ―― デスティニーでは温泉がついたらしい。混浴である事を願う。

 アスラン・ザラ〔人名〕
  ―― 俺のダチ。イザークは嫌っているけど、俺はそんなに嫌いじゃないぜ。
  ―― と本人に言ったら、「悪いが俺はそういう趣味は無いんだ」と逃げられた。おいおい、誤
      解するなよ。俺はそこまで節操無しじゃないぜ。

 赤服〔その他〕
  ―― SEED時代に俺が着ていた服。昔の栄光にすがるほど、落ちぶれちゃいないぜ。
  ―― でも給料の差は大きい。クソッ。

 アフリカ〔地名〕
  ―― 砂漠ばかりだそうだ。
  ―― それ以上の事は、行ってないから知らない。知らないったら知らないんだよ。byスペシ
      ャルエディション。

 イザーク・ジュール〔人名〕
  ―― 俺のダチ・パート2。
  ―― ふと思う。こいつが女の子だったら、俺の青春バラ色だったんじゃないかなあ。顔も悪く
      ないし。

 巨乳〔その他〕
  ―― 漢(おとこ)の夢、人類の宝。異論は認めない。

 キラ・ヤマト〔人名〕
  ―― SEED前半では最強の敵。後半は最強の味方。
  ―― こいつを敵に回したら人気が下がるから、デスティニーでもこいつの側についた。世渡
      り上手にならないとな。

 ギルバート・デュランダル〔人名〕
  ―― SEEDデスティニーでのプラント評議会議長。
  ―― 彼女に振られた事で暴走したおっさん。やれやれ、これだから女に慣れてない奴は。

 グゥレイト〔その他〕
  ―― 俺の口癖。意味は説明するまでも無いだろう。
  ―― キ○肉マン? ウル○ラマン? マジ○ガー? 勇者シリーズ? 何だそりゃ。

 ニコル・アマルフィ〔人名〕
  ―― 俺のダチ・パート3。ピアノが上手かった。
  ―― 昔「お前のピアノをBGMにして、日本舞踊を踊ってみたい」とジョークで言ったら、本気
      で曲を考えてくれた。いい奴だ。

 日本舞踊〔その他〕
  ―― 俺の趣味。
  ―― と言ったら、大抵の奴らが意外そうな顔をしやがる。失礼だな、お前ら。

 バスターガンダム〔モビルスーツ〕
  ―― SEEDでの俺の愛機。
  ―― 本当に世話になった。今でも時々乗りたくなる。
  ―― ゲームでも活躍しているみたいで、嬉しいぜ。グゥレイト!

 ミリアリア・ハウ〔人名〕
  ―― 俺の恋人。
  ―― って書きたかったんだけどなあ……。はあ。

 ルナマリア・ホーク〔人名〕
  ―― ミネルバのMSパイロット。
  ―― 俺は会った事も無いんだが、射撃の腕は俺に勝るとも劣らないらしい。なら、きっとザフ
      トでもトップクラスだろう。可愛い子だそうだし、一度会ってみたいな。

 レイダーガンダム〔モビルスーツ〕
  ―― 飛行形態に変形する地球軍のMS。口が怖い。
  ―― TV版ではイザークと協力して、スペシャルエディションでは俺一人で落としていた。どっ
      ちがグゥレイトなんだろう?



ショート367.
SEEDキャラで演ってみよう/ドラえもん編
(メデューサさんのリクエスト)

その1.ちなみに声は三石琴乃さん

 キラ「日本を代表する名作だね」
 アスラン「ああ。完全な子供向け漫画だが、大人が見ても面白い。素晴らしいとしか言い様が 
       ないな」
 シン「キャスティングはどうするんですか? ドラえもんなんて人間がやるのは無理でしょ」
 キラ「うん。だからアスランに作ってもらったよ」
 シン「作ったって、ドラえもんをですか!? 著作権とか大丈夫なんですか?」
 アスラン「心配するな。胴体はドラえもんだが頭はハロにした。名づけて『ハロえもん』だ」
 シン「いや、それはそれで問題起こりそうなんですけど。体色がピンクってのもどうかと」


その2.皆さんも想像してみましょう

 キラ「のび太はドラえもんと並ぶ重要キャラだけど、このキャスティングにも悩んだよ」
 アスラン「SEEDのキャラは基本的にみんな頭が良くて、のび太のようなちょっとおバカなキャ 
       ラはいないからな」
 シン「ディアッカさんとかイザークさんは駄目なんですか?」
 キラ「あの二人は、のび太ほど気弱じゃないからね」
 シン「『ちょっとおバカ』ってところは否定しないんですね」
 キラ「でも、よく探したらいたんだ。のび太みたいなドジッ子で、ドラえもんに凄い道具を出しても
     らっても、すぐに調子に乗って失敗しちゃうキャラ」
 シン「そんな奴、SEEDシリーズにいたっけ? はっ! ま、まさか俺の事じゃ……」
 アスラン「お前じゃない。この人だ」

 のび太……ジブリール

 シン「いやいやいやいや! これは無い、絶対に無い! というか色々な意味でやっちゃダメ 
     だろ!」
 キラ「そうかな? ピッタリだと思うんだけど」
 アスラン「いや、キラ、シンの言うとおりだ。想像してみたが、いい年こいたオッサンが俺の傑作
       ハロえもんに抱きつくシーンは不気味すぎる。ハロえもんが可哀想だからやめよう」
 シン「ハロえもんの為かよ!」
 キラ「うん、アスランがそう言うのなら」
 シン「すんなり聞いちゃうし。アンタ達って人はーーーーっ!!」


その3.頭も体も、お兄ちゃんより小さいそうです

 キラ「じゃあ、のび太役はシンって事で」
 シン「ええ、もうそれでいいですよ。ジブリールにやらせるくらいなら俺がやります」
 アスラン「他の連中はもう決めたのか?」
 キラ「うん、こんな感じで」

 しずか……ラクス
 スネ夫……イザーク
 ジャイアン……オルガ
 出来杉くん……レイ
 のび太のママ……マリュー
 のび太のパパ……ムウ
 ドラミちゃん……ハロえもん(頭部はミーア使用バージョン)

 アスラン「なるほど。妥当なキャスティングだな」
 シン「あのー、最後の奴が気になるんですけど。人間じゃないし、それにあのハロは日本語が
     話せないんじゃ…」
 キラ「大丈夫。放送時には画面の下に字幕を出すから」
 シン「どうしてそこまでハロに拘るんだろう。あの丸いメカには人を引きつける何かがあるのか
     な? ……ちょっと見習おうかな」
 ハロ「ハロ?」



ショート368.
フリーダムは誰のもの?
(てきとーさんのリクエスト)

その1.ザフトのエースパイロット集合(MSV含む)

 キラ「僕がフリーダムに乗らなかったら、誰が乗っていたんだろう?」
 アスラン「イザークに渡される予定だったという噂があるな」
 ディアッカ「あいつじゃ宝の持ち腐れだと思うぜ。やっぱここは射撃の得意な俺が…」
 ニコル「生きていれば僕も乗りたかったですね」
 ミゲル「それは俺もだ。クソッ」
 バルトフェルド「あれだけのMSだ。キラ以外で使いこなせるとしたら、僕ぐらいだと思うがね」
 クルーゼ「プロヴィデンスを見事に使いこなした私だ。フリーダムに乗って活躍するなど、造作
        も無いことだ」
 シホ「わ、私も乗ってみたいかも……。本編ではセリフ無いけど。うう」
 モラシム「俺は海が専門だからな。どうでもいい話だ」
 ミハイル「ふむ。ではここは『ドクター』と呼ばれたこの私が」
 全員「お前じゃ無理だよ、ヤラレ役」
 ミハイル「全員、そこに並びたまえ。良く効く注射をしてあげよう。液は入っていないがね」


その2.天然ボケなコメントが来ると思ったので

 アスラン「イザークはいいのか?」
 イザーク「興味が無いな。あの頃の俺にはデュエルがあった。俺の相棒はあいつだけだ」
 アスラン「…………」
 イザーク「何だ、その珍獣を見るような目は」

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