ガンダムOO編 #02
ショート14.
トリニティ三兄弟登場

その1.ヨハン・トリニティ

 ロックオン「チームの中のまとめ役で常識人っぽくて、MSは狙撃手タイプで……。俺と被って 
        るじゃねーか。いや、可愛い妹がいる分、あっちの方が上か?」
 ヨハン「そうでもない。弟も妹も問題児だからな。苦労している」
 ロックオン「苦労人なところも被ってるな。……今度、一緒に酒でも飲むか?」
 ヨハン「頂こう。君とは気が合いそうだ」
 ロックオン「だといいんだけどな。キャラが被りまくっているのが気になるぜ」
 ハロ「君ハ生キ残レルノカ?」


その2.ミハエル・トリニティ

 ミハエル「ははははっ、行けーっ! GNファング!」
 リボンズ「彼はキレやすいタイプのキャラのようですね。同じファンネル使いとして恥ずかしい」
 アレハンドロ「いや、あれはファンネルじゃない。それに中の人ネタはそろそろ控えた方が…」
 リボンズ「次回、リボンズ、ガンダムに乗る」
 アレハンドロ「SSでは私の言う事を聞いてくれないのか。本編で出番が少ないストレスが溜ま
          っているのか?」


その3.ネーナ・トリニティ

 刹那「…………はっ」
 ロックオン「ふー」
 アレルヤ「やれやれ」
 ティエリア「ふん」
 ネーナ「な、何よ何よ、その『興味無いね』みたいな反応は!」
 ロックオン「いや、何ていうか」
 アレルヤ「ここまで萌え要素が揃えられると、逆に白けるんだよね」
 ティエリア「巨乳キャラというのもポイントが低いな。この世界では巨乳は珍しくない。ぶっちゃ 
        け見飽きている」
 刹那「俺は胸のサイズには拘らない。だが、どちらかといえば小さい方がいい。具体的に言え
     ばマリナ・イスマイールくらいのサイズが…」
 ネーナ「殺す。あんた達、みんな殺す!」
 ヨハン「ガンダムマイスターではなくオッパイマイスターか」
 ミハエル「あっ、それなら俺もなってみたいかも」
 ヨハン「奇遇だな。俺もだ」
 ネーナ「ダメにーにーども、あんた達も殺す! スローネドライで踏み潰す!」
 オッパイマイスター達「わー、逃げろー」
 スメラギ「あっさり仲良くなったわね。これもヴェーダの計画通りなのかしら?」



ショート15.
OOキャラで演ってみよう、開始?

 ロックオン「ガンダムSEED編で人気のシリーズだな。ついにこっちでもやるのか。けど、まだ 
        早いんじゃないのか? これから出るキャラもいるかもしれないのに」
 刹那「心配無い。それに第二期の終了まで待っていたら、一年以上も先になる」
 ロックオン「そうだな。で、第一弾は何をやるんだ?」
 刹那「『ガンダムSEED』を…」
 ロックオン「待て。色々な意味でちょっと待て!」
 刹那「駄目なのか。じゃあ初代のガンダムを…」
 ロックオン「待てって言ってんだろ!」
 刹那「これも駄目なのか。じゃあ『ガンダムW』を…」
 ロックオン「お前、分かっててやってるだろ!」
 ハロ「危険、危険、シャレニナラナイクライ危険!」



ショート16.
トリニティ三兄弟の趣味と嗜好について(公式ではありません)

その1.好きな映画は何ですか?

 ヨハン「仲のいい兄弟とはいえ、趣味や好みは違うものだ。例えば好きな映画のジャンルは」

 ヨハン…見てて鬱になるシリアスドキュメンタリー
 ミハエル…スカッと爽快なアクション巨編
 ネーナ…スプラッターホラー

 ネーナ「恋愛ものって見ててイライラするのよ。さっさと告白してキスしちゃえばいいのに」
 ヨハン「それでは上映開始から三分で終わってしまうぞ」
 ネーナ「残り時間は三角関係の果ての血みどろグチャグチャバトルをやればいいのよ。女の 
      子同士のケンカって凄いのよ。髪をつかみ合ったり、引っかきあったり、ほとんど動 
      物みたいで面白いの。きゃは!」
 ヨハン「断言する。その映画は絶対に受けない。女は自分の醜さを見る事を好まないからな」
 ミハエル「そう言い切る兄貴は凄いと思うぜ。色々な意味で」


その2.好きな料理は何ですか?

 ヨハン…薄味の和食
 ミハエル…スタミナ満点の激辛料理
 ネーナ…果物やサラダ

 ロックオン「意外だな。ネーナちゃんはジャンクフードとか好きそうなイメージだったんだが」
 ネーナ「うん、ハンバーガーとかも好きだけど、野菜や果物も好きよ。ドレッシングをたっぷりか
      けて、お皿に残ったのを一気に飲み干すの。マヨネーズとドレッシングが混ざったやつ
      は最高の味よ♪」
 ロックオン「前言撤回。性格だけじゃなくて味覚も壊れているのか。さすが、刹那にキスした女 
        だぜ」
 刹那「どういう意味だ」


その3.好きな異性のタイプは?

 ヨハン…特に無し。でも、だらしのない女性は嫌い
 ミハエル…眼鏡っ子
 ネーナ…主役なのにイマイチ目立たない、それなのに無茶ばかりする可愛い男の子

 ロックオン「おーい、刹那、ネーナちゃんがご指名だぞー」
 刹那「断る。帰れ」
 ネーナ「うふふ。そういう冷たいところも可愛いわね」
 ヨハン「ストーカー思考になっているぞ、ネーナ」
 ミハエル「絶望した! ティエリアは結構俺のタイプだったのに男だなんて、絶望した!」
 ティエリア「貴様、僕のキャラクターを盗るな!」
 ロックオン「いや、お前とあの先生は声が同じなだけだろ」
 アレルヤ「この二人、同人誌ではよく見かけるカップルになりそうだね」



ショート17.
負けない、逃げない、くじけない

その1.グラハムの場合

 グラハム「エイフマン教授とハワードの魂に誓おう。私はフラッグでガンダムに勝利してみせ  
        る! カタギリ、フラッグを極限まで強化してくれ」
 カタギリ「分かった。取りあえずビームサーベルとハイパーメガランチャーを装備しよう。それか
       らバイオセンサーを搭載して、人の思いを力に変えられるようにしよう。体当たりは強
       力だぞ」
 グラハム「名称はZ(ゼータ)フラッグか。悪くないな」
 カタギリ「でも、強くしすぎると精神崩壊する可能性がある。それでもいいのかい?」
 グラハム「大丈夫だ。劇場版ではハッピーエンドになるからな」
 ダリル「二人とも、妄想はそれくらいにしてください。いや、別次元の話か?」


その2.コーラサワーの場合

 マネキン「少尉。今、世界は大きな変革期を迎えようとしている。そのことについて考えるような
       ことは無いのか?」
 コーラサワー「はい、無いです。俺が考えているのはこの後の食事の代金と、大佐殿を酔わせ
          てホテルに連れ込む計画についてだけです」
 マネキン「素直だな、君は。だから私も素直になろう。帰れバカ者」


その3.沙慈の場合

 沙慈「第一クールの頃は幸せだったのに、どうしてこんな事に……。いや、これはきっと第二期
     で僕が主人公として活躍する為の布石なんだ。今は我慢しよう。脇役が輝きすぎて、イ
     マイチ目立たない主人公にならない為にも!」
 刹那「エクシア、目標を補足。将来の脅威を破壊する」
 沙慈「あ、自覚はしてるんだ。ってうわーっ!」


その4.ルイスの場合

 ルイス「パパもママも死んじゃって、私もこんな体になっちゃった……。でも、このままじゃ終わ
      らない。必ず復活してみせる! ハレヴィ家の遺産は全て私のもの。これを使って世 
      界の経済界に君臨してやるわ。あ、この体を強化してCBに復讐するのもいいわね。 
      家族を失い、恋人とも別れ、孤独に戦う女戦士……。ああ、うっとり」
 沙慈「ルイスの性格が変わっている。これもGN粒子の影響?」



ショート18.
イメージチェンジ

その1.スナイパーから独眼竜にイメージチェンジ

 ロックオン「いや、これはイメチェンじゃないぞ。本編じゃ強がったけど、実際には片目のスナイ
        パーなんて役に立たないだろうな。みんな、足を引っ張るかもしれないが、よろしく
        頼む」
 刹那「大丈夫だ。お前の代わりならハロがやってくれる」
 アレルヤ「そうだね。ハロは頼りになるからね。ロックオンのフォローをしなくていい分、今まで 
        よりも活躍してくれるかもしれないよ」
 ロックオン「俺の存在価値ゼロかよ、おい」
 スメラギ「OOがスパロボに出演したら、メインパイロットはハロでロックオンが精神コマンド要 
       員になりそうね」
 アレルヤ「さすがスメラギさん、的確な戦術予報です」


その2.ティエリアもイメチェン…

 ティエリア「みんな、冗談が過ぎるぞ。ロックオンはハロの足を引っ張ったりしていない」
 ロックオン「ティエリア……。お前、優しくなったな。分かってくれる奴がいて、俺は嬉しいぞ」
 ティエリア「ハロに足は無い。だから『足を引っ張る』という比喩的な表現は適切なものではな 
        い。この場合は『電子頭脳に悪影響を与える』とか言うべきだ」
 ロックオン「前言撤回。やっぱお前、変わってねえ」


その3.イメチェン? いいえ、予定通りです

 刹那「人はそう簡単には変わらない。だから俺も変わらない。ガンダムも変わらない。乗り換え
     はしない。俺はエクシアに乗ったまま戦い続ける」
 スメラギ「スポンサーのバ○ダイから苦情が来そうな発言ね」
 クリスティナ「その件は大丈夫だそうです。第二期は沙慈・クロスフォードを主役にして、彼を新
         しいガンダムに乗せるそうですから」
 刹那「…………」
 スメラギ「かなりショックを受けているわね。この予報が当たらない事を祈りましょう」


その4.沙慈のイメチェンは危険な香り

 沙慈「ガンダムなんか、ガンダムなんか、ガンダムなんか……ブツブツブツブツブツ」
 スメラギ「見事なまでに暗黒面に落ちているわね。無理も無いけど」
 クリスティナ「今の彼はバン○イには近づけない方がいいですね。バンダ○ミュージアムも出入
         り禁止だそうです」
 スメラギ「入口にあるリアルスケールモデルのガンダムは見せられないわね」


その5.MSのイメチェンシステム、トランザム

 アリー「イメージチェンジってレベルじゃねえだろ、あれは! 強くなり過ぎだぞ」
 アレハンドロ「機体が赤くなって、分身を作る程にスピードが上がるとはな。リボンズ、あのシス
          テムへの対抗策は?」
 リボンズ「問題ありません。あれは脚で戦艦を蹴る事によって、その反動で驚異的な加速力を
       得ているだけです。分身もミラージュコロイドの残像に過ぎません」
 アレハンドロ「さすがだ、リボンズ。という訳だから安心したまえ」
 アリー「安心できねえよ。ツッコミどころあり過ぎるんだよ、このバカ主従が」



ショート19.
お兄ちゃんズ、あっさり退場

 ミハエル「ガンダムパイロットなのに、こんなに早く退場かよ。空しいぜ……」
 ヨハン「嘆くな、ミハエル」
 ミハエル「兄貴はまだマシじゃねえか。ガンダムに乗って戦って倒されたんだからな。俺なんて
       あんなに呆気なく……」
 ヨハン「いや、お前の方が恵まれていると思うぞ。俺のスローネアインは破壊されたが、お前の
      ツヴァイはまだ健在だ。MSが活躍すれば、前のパイロットだったお前も忘れられる事
      はないだろう。プラモなどが売れればバ○ダイから特別ボーナスが入るかもしれん」
 ミハエル「そ、そうなのか? そうか、俺はまだマシだったんだな。あはははははは!」
 ヨハン「(ボソッと)んな訳ねーだろ、このバカが。お前が間抜けだから俺まで…」
 ミハエル「ん? 兄貴、何か言ったか?」
 ヨハン「いや、何も。ははははは」(乾いた笑い)



ショート20.
ニックネームは親愛の証?

その1.この四人があだ名で呼び合うシーンは想像できませんが、それでも

 ロックオン「俺達はチームワークがイマイチだ。もう少し親密度を上げるべきだと想うが」
 アレルヤ「いいと思うよ。それで具体的には何をするの?」
 ロックオン「そうだな。取りあえずはお互いをあだ名で呼び合うとか」
 ティエリア「無意味な行為だ。その程度の事でチームワークが高まるとは思えない」
 ロックオン「まあまあ、そう言うなよ、ティー」
 ティエリア「何だ、そのセンスゼロなニックネームは」
 アレルヤ「そうだね。ティーっていうのは安直過ぎるよ」
 ロックオン「そうか? それじゃあ…」
 刹那「ティティ」
 ロックオン「俺よりセンス無いあだ名だな」
 ティエリア「…………」
 アレルヤ「ちょっと嬉しそうだよ。気に入っているみたい」
 ロックオン「付ける方も付けられる方もセンスゼロかよ。ダメだこりゃ」


その2.それを言っちゃあオシマイよ

 ロックオン「アレルヤはハレルヤと合わせてアレハレと呼ぼう。俺は…」
 アレルヤ「ロックとか、ロックマンとか?」
 ロックオン「マンだと全然違うキャラになるだろ。ロックでいいよ。ん、どうした刹那?」
 刹那「俺達の名前はコードネームだ。それにあだ名を付ける事に意味があるのか?」
 ロックオン「企画を殺すなよ、せっちゃん」


その3.CBの他の面々にもニックネームを

 クリスティナ「あ、私が付けてあげますよ。スメラギさんはシンプルに『スーさん』」
 スメラギ「私、釣りバカ社長!?」
 クリスティナ「フェルトは『無口なハロマニア』」
 フェルト「それ、あだ名なの……?」
 クリスティナ「ラッセさんは『GNアームズが配備されるまで何の為にいるのか分からなかった、
         武装が一切無いプトレマイオスの砲撃士』ですね」
 ラッセ「あだ名のレベルを超えているな。サボッてはいなかったんだが」
 クリスティナ「留美さんは『チャイナガール』、紅龍さんは『ザ・ボディガード』」
 留美「そのままね」
 紅龍「本名で呼んでもらった方が楽だし早い気がします。クリスさんのあだ名は何ですか?」
 クリス「もちろん『ガンダムOOの隠れヒロイン』! これで決定!」
 全員「…………」(ツッコむ気にもならないらしい)

 リヒテンダール・ツエーリ「………………あのー、俺のあだ名は?」


その4.この人達にもあだ名を付けてみました

 グラハム…乙女座
 カタギリ…女運悪し
 セルゲイ…熊パパ
 ソーマ…熊の娘
 マネキン…名探偵コ○ン
 アリー…ぎっちょん
 アレハンドロ…黒幕
 リボンズ…ア○ロ・レイ
 マリナ…貧乏姫
 シーリン…小姑
 沙慈…スプーン(匙(さじ))
 ルイス…ルイルイ
 ヨハン…哀れな長男
 ミハエル…へっぽこ次男
 ネーナ…くぎみー

 ルイス「私のあだ名、嫌過ぎるんだけど。沙慈も嫌なあだ名ね」
 沙慈「子供の頃、本当にこう呼ばれていたよ……。あははははは」
 ネーナ「声優ネタが多いわね。私のあだ名なんてまんまだし」
 ソーマ「私は大佐の娘ではないのですが」
 セルゲイ「ふむ。そういえば私の家族構成はどうなっているのだろう。子供がいてもおかしいな
        い年齢なのだが」
 コーラサワー「おい、ちょっと待て! 俺のあだ名が無いぞ。AEUのエースの俺にあだ名が無
          いとは、どういう事だ! 」
 マネキン「少尉、お前にあだ名はいらない。パトリック・コーラサワーはコーラサワーと呼ぶ以外
       に考えられないからな」
 コーラサワー「大佐……」
 マネキン「もしくは、ただのバカ」
 コーラサワー「大佐ああああああああああっ!!」



ショート21.
無理です

その1.カタギリの願望

 カタギリ「僕とミス・スメラギの仲の進展を……」
 スメラギ「無理ね」
 グラハム「確かに。望み薄だな」
 カタギリ「君まで言わないでくれ。普通に落ち込むから」


その2.クリスの切望

 クリス「……」(目をキラキラさせている)
 リヒティ「いや、そんなに期待されても仮○ライダーとかに変身は出来ないから。サイボーグに
      だって出来る事と出来ない事があるから」
 フェルト「サイボーグ=ヒーローじゃない……。技術の進歩に現実が追いつくと、物語を作る人
       は大変。でもタケ○プターは現実に作ってほしい。あれで空を飛びたい」
 ハロ「24世紀デモホウソウチュウ、ホウソウチュウ!」


その3.ミハイルの希望

 ミハイル「俺の最期のシーン、あれは無いだろ? 一応ガンダムのパイロットなんだぜ。スペシ
       ャルエディションとかで作り直してくれーーーーーっ! 」
 ヨハン「哀しい叫びだな」


その4.コーラサワーの欲望。そして絶望

 コーラサワー「大佐、第二期は俺と大佐のラブラブ物語になるっていう噂を聞きました!」
 マネキン「そうか。では第二期には出演しない事にしよう」
 コーラサワー「大佐あああああああああああああああっ!!」



ショート22.
思い出の写真
(9人のコリない日本人さんのリクエスト)

その1.ピーピング・トム

 刹那「フェルト、その写真は…」
 フェルト「うん、ロックオンを撮った写真。アルバムにしようと思ってまとめているの」
 刹那「そうか……。随分たくさんあるんだな。戦闘中の写真まである。こんな写真、どうやって 
     撮ったんだ?」
 フェルト「ハロが撮ってくれた。小型カメラを搭載しているから」
 刹那「…………」
 フェルト「刹那とロックオンの会話も録音してあるよ。刹那ってロックオンには弱…」
 刹那「それ以上は言うな。俺とお前だけの秘密にしろ。いや、してください。お願いします」
 ハロ「刹那、ヨワイ、ヨワイ!」


その2.いや、それはちょっと待て

 ソーマ「中佐。例の披験体の写真などは無いのですか?」
 セルゲイ「そういう資料はもう無いそうだ。施設をガンダムに破壊されてしまったからな」
 ソーマ「そうですか。顔が分かれば色々と有利だと思ったのですが」
 セルゲイ「戦闘で相手の顔を知る必要など無いだろう」
 ソーマ「いえ、それでは『強化人間の悲劇』フラグが立たないそうなので。相手のパイロットと顔
      見知りになって、それから……」
 セルゲイ「少尉に妙な事を教えた人間を教えてくれないか。そいつとじっくり話をしたい」


その3.データを入れたのはイオリア・シュヘンベルグ?

 アレルヤ「ティエリア、みんなで記念写真を撮るって。君も来なよ」
 ティエリア「断る。そんな物を取る必要性を感じない。それにヴェーダのデータバンクに『写真を
        撮ると魂を吸い取られる可能性が高い』とある。そんな危険な行為には参加できな
        い」
 アレルヤ「ティエリア、そのデータバンクは最新のやつに更新した方がいいと思うよ」



ショート23.
2008年3月29日、ガンダムOO第一期放映終了

その1.死者達の集い

 ロックオン「終わったな」
 リヒティ「終わったねえ」
 クリス「終わったわね」
 ラッセ「終わった、か……」
 ヨハン「私達は一足先に終わったので」
 ミハエル「よーやく終わったのかよ、って感じだぜ」
 ロックオン「まあ兎にも角にも、みんなお疲れさん。俺達は死んじまったけど、後は生き残った
        奴らが何とかしてくれるさ」
 クリス「そうね。でもこうして見ると、メインキャラで死んだのって、CBのメンバーばかりね……」
 アレハンドロ「確かに。私も一応メンバーだからな」
 ロックオン「ま、それだけの事をしたんだから仕方ないさ。世界に喧嘩を売って、誰も死なない
        なんて虫のいい展開だったら視聴者もシラケるだろう」
 ラッセ「確かに。俺達がいなくなったCBの人員編成が気になるが、ここは大人しく第二期を待
      つか」
 ロックオン「そうそう。俺達はもう見守る事しか出来ないしな。ここは一つ、第一期放映終了記 
        念という事で、パーッと騒ごうぜ!」
 全員「おーっ!!」

 モレノ医師「…………おーい、一人忘れてないかー? 誰か私に気付いてくれー」


その2.生者達の憂鬱

 スメラギ「何とか生き残れたけど、前途は多難ね」
 イアン「そうだな。ガンダムは全機ヤラレたようなもののだし、パイロットもボロボロだ。だが新 
      型機も完成した。四年後の第二期は俺達の反撃で幕を開けるはずだ」
 留美「ええ。皆さんには世界の真の変革を期待していますわ」
 セルゲイ「そうはいかんよ。我々は地球連邦軍の一員として、君達の行いを阻止させてもらう」
 コーラサワー「そういう事だ。奇跡の生還を成し遂げたAEUのエースパイロット、このパトリッ 
          ク・コーラサワー様が今度こそガンダムを…」
 マネキン「うるさいぞ、少尉。まあ第二期を盛り上げる事には私達も依存は無い。時間帯は移
       動するが、力を合わせて番組を盛り上げよう」
 スメラギ「ええ、そうしたいんだけど、その前にあの子達を何とかしないと」

 フェルト「…………」
 ソーマ「…………」

 イアン「落ち込んだり微笑んだり、何してるんだ、あの二人は?」
 スメラギ「四年後の自分達を想像しているのよ。成長しているのか、それともしていないのか不
       安と期待が入り混じっているのね」
 セルゲイ「乙女心は複雑というやつか」
 コーラサワー「はっ、その心配は無用だぜ。俺は巨乳も貧乳もどっちでもOK、ぐはあああああ
          あああっ!!」
 マネキン「少尉、デリカシーの無い男は嫌われるぞ。と、少し遅かったか」
 イアン「漢だな、あいつは」
 セルゲイ「ああ。かなりの馬鹿だが長生きはしそうだ」


その3.狭間をさ迷う者

 ティエリア「僕は死んだのだろうか? 微妙な終わり方だったな」
 刹那「俺は生きているはずだ。主人公だからな」
 ティエリア「おかしいな。僕の見た限りでは、OOの主人公はロックオンのはず…ああ、すまな 
        い。少し冗談を言っただけだ。だから泣かないでくれ」



ショート24.
第二期への質問

その1.リボンズの後ろにいた五人は何者ですか?

 リボンズ「僕の直属の部下だよ。超人戦隊リボレンジャーだ」
 アレハンドロ「服の色がみんな一緒というのは気に入らないな。金色にしなさい。金ぴかにそれ
          ばジ○っぽいMSでもラスボス級に強くなれるぞ」
 リボンズ「成金趣味を丸出しにしないでください、小物のアレハンドロ様」
 アレハンドロ「ふっ。視聴者からそう言われるキャラは多いが、劇中で実際にそう言われたガン
          ダムキャラは私が初めてだろうな。喜んでやろう、ふははははははは!」
 リボンズ「素晴らしい小物っぷりです。ありがとうございました」


その2.シーリンはどうしてマリナの元を去ったのですか?

 シーリン「お給料が安かったからです。あと食事が……」
 マリナ「そんな! 砂漠の料理は美味しいじゃない。サソリの唐揚げとか、サソリとサボテンの
     実のサラダとか、サソリの甘辛煮とか」
 シーリン「私はサソリ料理のフルコースを食べる為に生きているんじゃありません」
 マリナ「そう……。ラクダ料理の方が良かったかしら?」
 シーリン「失礼します!」
 マリナ「ああ、待って、シーリン!」
 刹那「マリナ・イスマイール。俺はお前を信じてもいいのか? サソリ料理は意外と美味いが」


その3.ルイスと一緒にいた、ティエリアに似た人は誰ですか?

 @ティエリアのクローン
 Aティエリアの双子の兄弟
 Bどっちにしても、ルイスの新しい恋人

 沙慈「…………」
 刹那「気を落とすな。女の心は移ろいやすいものだとロックオンが言っていた。一人や二人に 
     振られたぐらいで挫けるなとも言っていた」
 沙慈「嬉しくない励ましだなあ……」


その4.グラハムはなぜ仮面を付けているのですか?

 グラハム「傷を隠す為だ」
 カタギリ「いや、この時代の医学はもの凄く発達しているから、顔の傷ぐらい治せるはずだよ」
 グラハム「言い方が適切ではなかったな。体の傷ではない。心の傷を隠す為だ」
 カタギリ「ああ、それは分かるよ。部下を二人も失った上、ガンダムとも相打ちで…」
 グラハム「『空気を読め』だの『ダメージを受けたガンダムと戦うなんて、ちょっと卑怯ですね』だ
       の……私だってもっといい条件で戦いたかったのだ! 文句は監督と脚本家に言い
       たまえ!」
 カタギリ「ファンに喧嘩を売るのは良くないよ。気持ちは分かるけどね」


その5.生意気だったネーナが、どうして留美にはあんなに従順に?

 留美「あら、知りたいのですか? うふふふ。皆さんがもう少し大人の階段を登ったら、お教え
     しますわ」
 紅龍「お壌様、青少年の心を弄ぶような言動は慎んでください。18禁同人誌のいいネタにされ
     ます」
 留美「もうされてますから気にしません。これからは強気でいきます。ふふふふふふふふふ」
 紅龍「開き直りましたね。こうなったお嬢様は強くて怖い。君もよく覚えておきたまえ」
 ネーナ「は、はい……」



ショート25.
さよならハレルヤ

その1.私にとって、二重人格キャラといえばこの人(正確にはちょっと違うけど)

 ハレルヤ「おい、アレルヤ」
 アレルヤ「何だい、ハレルヤ」
 ハレルヤ「俺の出番は第一期だけなのか?」
 アレルヤ「最終回で死んじゃったからね」
 ハレルヤ「ちっ、これから大暴れしようかと思っていたのに、残念だぜ」
 アレルヤ「二重人格キャラの一方の人格が消えるのは、お約束だからね」
 ハレルヤ「どうせならもっと感動的に消えたかったぜ。お前と最後のバトルをして、敗北を認め
        てから光の中に消える。そして古代エジプトの王に…」
 アレルヤ「それ何て遊戯王? ガンダムファンが分からないネタは止めようよ」


その2.鏡に映った自分が自分だとは分からない

 ハレルヤ「おい、アレルヤ」
 アレルヤ「何だい、ハレルヤ」
 ハレルヤ「どうしてお前はそんなに大人しいんだ。もっと過激にやろうぜ」
 アレルヤ「僕はこれでいいんだよ。過激にやりすぎるとロクな事にならないし、いい反面教師が
        いるからね」
 ハレルヤ「反面教師……ああ、他のマイスターの事か。確かにそうだな。分かるぜ、アレルヤ」
 アレルヤ「自分で自分の事って分からないものなんだね」


その3.アレルヤとソーマの関係については第二期で

 ハレルヤ「おい、アレルヤ」
 アレルヤ「何だい、ハレルヤ」
 ハレルヤ「ソーマ・ピーリス、いやマリーの事だが」
 アレルヤ「彼女の事は言わないでくれ。どうしてマリーが……」
 ハレルヤ「いや、ちょっとあいつの思っている事が伝わってきたんだが、あいつの頭の中はオ
        ヤジみたいな奴の事で一杯だったぞ」
 アレルヤ「! マ、マリーはおっさん趣味だったのか。なら僕も、ヒゲを生やして…」
 ハレルヤ「それは止めろ。マジで」


その4.読者の皆さんも気を付けましょう

 ハレルヤ「おい、アレルヤ」
 アレルヤ「何だい、ハレルヤ」
 ハレルヤ「俺達のこの会話だが…」
 アレルヤ「脳内会話だからね。誰にも知られていないよ」
 ハレルヤ「いや、お前さっきから声に出しているぞ」
 アレルヤ「!」
 ハレルヤ「しかも俺の時は声の調子を変えている名演技。やるな、アレルヤ」
 アレルヤ「うわあああああああああああああああ!!!!」


その5.口実

 スメラギ「アレルヤ、さっきから一人でブツブツ言ったり、突然吠えたり、何か悩みでもあるのか
       しら? よし、お酒を飲ませてストレス解消させましょう。ついでに私も飲みましょう」
 ロックオン「スメラギさん、人の悩みに付け入るのは止めてくれ」

HPトップページに戻る
「創作ギャラリー」トップページに戻る