ガンダムOO編 #05
ショート51.
オイシイところはミスターブシドーが全部持って行ったなあという
感じだった第4話 

その1.「違う」「違います」には吹いた

 マリナ「囚人服を着替えたいんだけど、私に合う服って無いのかしら?」
 刹那「無い。特に胸のサイズが合わないそうだ」
 マリナ「あはははははははは」
 刹那「笑っても無駄だ。事実を認めろ」
 ミレイナ「うわっ、あの二人の間に流れている険悪な雰囲気、半端じゃありません。あの二人は
       絶対に恋人とかじゃないですぅ」


その2.訳・貧乏なんだよ

 イアン「働かざる者食うべからず、だ。俺の仕事を手伝ってもらうぞ」
 沙慈「はあ。それでCBって時給幾らなんですか?」
 イアン「……………………。この四年、俺達は同じ服を着ている。この意味、分かるか?」
 沙慈「すいませんでした。あと洗濯は小まめにしましょうね」


その3.弁解できません

 ライル「フェルトか。兄さん好みの可愛い子だったな。……ん? ちょっと待て。兄さんとあの子
      が会ったのは四年も前だよな。あの子の年齢は……兄さん、しばらく見ないうちにロリ
      コンになっていたのか。人は変わるものなんだな」
 ハロ「ロックオン、ロリコン! ロックオン、ロリコン!」
 天国のニール「違う、違うぞ、ライル。ハロもフォローしてくれ!」


その4.ミスターブシドーとあのシリーズの意外な共通点

 マネキン「貴方がミスターブシドーか。噂は聞いている」
 ブシドー「それは光栄だな。だが私には他人の評価など関係ない。私の望みは唯一つ、ガンダ
       ムを倒す事だ。そして倒したガンダムを武者ガンダムに改造する!」
 マネキン「その心意気、頼りにしています。ですが武者ガンダムはさすがに古いと思います。そ
        れに最近のSDは武者ではなく三国志が主流だそうです」
 ブシドー「あのシリーズは私も好きだ。張遼ゲルググや周倉ドーベンウルフが出るとは思わな 
       かった。いい意味で暴走しているな」
 マネキン「私もそう思います。少し貴方と似ていますね」


その5.戦いのゴングが鳴った!

 スメラギ「ミレイナちゃん、私の服、サイズが合わないんだけど……」
 ミレイナ「えーっ、おっかしいですねえ、四年前のサイズと同じにしたんですよ。特にお腹とか、
       腰周りとかはぐげげげげげげっ!」
 スメラギ「ミレイナちゃん、私のサイズは変わってないわ。これはあなたのミス、よねえ?」
 ミレイナ「ぐ、ぐげ……」
 イアン「ミ、ミレイナ! スメラギさん、うちの娘にネックハンギングツリーは止めてくれ!」
 刹那「二年間酒びたりの生活をしていれば体型が変わって当然なのに、スメラギ・李・ノリエガ
     はなぜあんなに怒っているんだ?」
 アレルヤ「刹那、君は相変わらずだね。もう少しそっちの事も勉強した方がいいと思うよ」



ショート52.
セカンドシーズン第5話 故国とカタロンの基地燃ゆ

その1.ちゃっかりしてます。ちなみにお金は全て酒代に消えました

 カタロン構成員「あのー、ガンダムと記念写真撮らせてもらってもいいですか?」
 スメラギ「構いませんよ。でもパソコンなどに掲載するのは止めてくださいね。著作権違反で訴
       えますから」
 刹那「スメラギ・李・ノリエガ、ガンダムの写真なら既に大量に掲載されているぞ」
 スメラギ「ええ、そうよ。おかげでこの四年間、お金には苦労しなかったわ」
 刹那「こういう事には抜かりが無いな」
 スメラギ「退職金代わりよ」
 ティエリア「こっちは四年間、同じ服なのに……。この女こそ訴えられるべきだ! 慰謝料を請
        求する!」
 ライル「って反政府組織が言ってもなあ」


その2.珍獣扱いですか

 刹那「マリナ・イスマイールは子供には人気があるのか。意外だな」
 シーリン「子供は珍しいものに食いつくものよ。このアニメでは貧乳キャラって、本当に少ない 
       から」
 刹那「納得した。俺はあの中には入る事は出来ない。というかその気も無い」


その3.スミルノフ親子に明日は無い?

 アンドレイ「父さん、あんたが母さんを殺したようなものだ。俺は絶対にあんたを許さない!」
 セルゲイ「このバカ息子め。だが、そんなお前用の最終兵器を用意した」
 ソーマ「この台詞を言えばいいんですか? えーと……ケンカは止めて、お兄ちゃん、パパ!」
 セルゲイ「ぐっ、パ、パパは破壊力があるな……。む? なぜだ、アンドレイ、なぜ動じていな 
       い! お前は妹萌えのはずだ!」
 アンドレイ「時代は変わったんですよ、父さん。今の俺は妹よりヤンデレ萌えです」
 セルゲイ「ぬ、抜かった! 情報収集は戦略の基本、それを怠るとは…」
 ソーマ「色々な意味でダメすぎますね。もう帰ってもいいですか? というか帰らせてください」


その4.問題は最後まで聞きましょう

 マネキン「ワンマンアーミー、ミスター・ブシドーか。上層部はなぜあの男にそこまでの権限を与
        えているのだ?」

 @それ程までに優秀だから
 A不倫の証拠写真とか、弱味を握られているから
 Bコスプレがカッコいいから

 マネキン「…………3番か?」
 ブシドー「違う。正解は4番の『一緒に戦ってくれる人がいないから』だ」
 マネキン「寂しい人生を送っているのだな。まあ仮面キャラに関わったら不幸になるのは、ガン
       ダムシリーズのお約束だからな。む? という事は私も?」


その5.あの頃は……

 沙慈「僕のせい、なのか? 僕が情報を漏らしたからカタロンの基地が……」
 刹那「そうかもしれない。どんな情報を話したんだ?」
 沙慈「僕が砂漠にいた経緯について。あと四年前のルイスは可愛かったとか、お母さんも美人
     だったとか、二人とも胸が大きくてラッキーだったとか。話を聞いてくれた大佐は眼を輝
     かせていたよ。『君とは四年前に会いたかった』って」
 刹那「人は昔には戻れない。だが、四年前のお前は地獄に落ちるべきだ」
 沙慈「そ、そんなあ!」



ショート53.
セルゲイとアンドレイは間違いなく親子だと確信した第6話

その1.言い返せません

 ティエリア「彼らの命を奪ったのは君だ! 君の愚かな振る舞いだ! 自分は違う。自分には 
        関係ない。違う世界の出来事だ。そういう現実から目を背ける行為が無自覚な悪 
        意となり、このような結果を招く!」
 沙慈「黙れよ、このテロリストども」
 ティエリア「うっ。は、反論できない」
 刹那「沙慈・クロスロード。キャラが変わっているぞ」


その2.スメラギさんが倒れた理由

 刹那「飲み過ぎか」
 ロックオン「飲み過ぎだな」
 アレルヤ「急性アルコール中毒?」
 ティエリア「彼女にはこの言葉を送ろう。酒は飲んでも飲まれるな」
 スメラギ「ううっ、違うのに……。うえっぷ」


その3.一目惚れ

 アンドレイ「乙女だ……」
 ルイス「あのー、私は坂本竜馬のお姉さんじゃありません」
 ソーマ「さすがは元日本の学生。よく勉強している」
 ルイス「ありがとうございます。私の目標にしている人なんです」
 アンドレイ&沙慈「いや、それは止めてください。お願いだから」


その4.荒熊はMかもしれない

 セルゲイ「アロウズの将校は我々より立場が上。つまり、ソーマが私に命令する事も出来ると 
       いう訳か。………………いかん、少し興奮してしまった。鎮静剤を飲まなければ」
 ソーマ「私は超兵、戦う為の道具として生きます。その方が幸せになれそうですし」


その5.オタク話は状況を考えてやりましょう

 イアン「お前さん、射撃は得意なのか?」
 沙慈「銃を撃った事はありません。あ、でもシューティングゲームは得意です。グ○ディウスは 
     名作ですね」
 イアン「若いのに古いゲームを知ってるな。けど、シューティングなら今は東方Projectだろう。
      あれはキャラもいい」
 沙慈「うーん、興味はあるんですけど……」
 イアン「今度貸してやろう。まずは一番最初の霊異伝からだ。シューティングじゃなくプロック崩
      しなんだが、これはこれで面白いぞ」
 ミレイナ「二人とも、早く銃座に行ってください! これだからゲームオタクは嫌いんですぅ!」



ショート54.
荒熊さんの涙に感動したセカンドシーズン第7話

その1.シーリンがマリナの元を離れた理由

 マリナ「そんな、アザディスタンが……」
 シーリン「マリナ、あなたの気持ちは分かるわ」
 マリナ「シーリン……」
 シーリン「でも、働かざる者食うべからずよ。カタロンの雑用係として働いてもらいますから」
 マリナ「い、嫌! 働くのは嫌ああああああっ!! 私はテレビを見ているだけで後はダラダラ
      のんびり出来る生活がしたいの! だからアザディスタンを豊かにしようと頑張ってい 
      たのに、どうして!」
 クラウス「この姫、人間として駄目すぎるぞ。アザデイスタンは連邦に占領されて良かったのか
       もしれないな」


その2.イメージの払拭は難しい

 マネキン「ガンダムを落とすチャンスを見送るとは、ワンマンアーミーとはいえ勝手すぎるぞ、ミ
       スターブシドー」
 ミスターブシドー「強いガンダムを正々堂々と、ハンデ無しで倒す事が私の生きる目的なのだ。
            昔の日本にいたサムライのようにな。いや、ニンジャの方だったか?」
 マネキン「取り合えず貴公は日本文化について、もっと勉強する必要があるな」


その3.スメラギさんが血の涙を流して羨ましがりそう

 マリー「アレルヤ、あなた達はどうして研究所を脱走したの?」
 アレルヤ「理由は色々あったけど、最大の理由は食事だね。どんどん粗末で不味い物ばかり 
        になっていって、耐えられなくなったんだ。予算が削られたのかな?」
 マリー「……………………」
 アレルヤ「マリー、どうしたんだい?」
 マリー「う、ううん、何でもないわ。(小声で)言えない……。寝たきり状態だった頃、食べる事し
      か出来なかったら流動食だったけどバンバン食べちゃって、研究所の予算を文字通り
      食いつぶしたなんて言えない。太らない体質でラッキーだったわなんて、絶対言えない」
 アレルヤ「?」


その4.セルゲイファンの皆さん、本当にごめんなさい

 セルゲイ「ふっ、娘を嫁に出す父親の心境とは、こういうものなのだろうな。…………いや、違
       うな。この感じは昔やった寝取られ系のゲーム(18禁)をやった時のものだ。幼なじ
       みの可愛いヒロインを鬼畜教師に取られた時の、あのやるせない、けど萌えてしまう
       あの感覚! ううむ、ゾクゾクするぞ」
 ロックオン「何でだろう。あの機体、撃っちまった方がいい気がする。人類として」
 ハロ「照準セット! 照準セット!」


その5.かなり気に入っていたようです

 沙慈「君でも笑うんだね」
 刹那「嬉しい事があれば、俺だって笑う。今日の夕食に筑前煮があった時とか」
 沙慈「いや、期待されても作らないから」
 刹那「沙慈・クロスロード、お前を殺す」
 沙慈「いや、それ、違う世界の人の決め台詞、うわーっ!」
 イアン「刹那、そいつを殺しちまったら、そいつの筑前煮は食えないだろ。若いねえ」



ショート55.
セカンドシーズン第8話、真の主役降臨!

その1.パトリック・『マネキン』の誕生は遠い

 コーラサワー「大佐〜〜〜〜! 来ちゃいましたーーーーっ!」
 マネキン「……………………えーと、誰だっけ?」
 コーラサワー「そ、そんなあ!!!!」
 マネキン「冗談だ。貴様の事は絶対に忘れん」
 コーラサワー「た、大佐、そんなに俺の事を…」
 マネキン「四年前に立て替えた飲み代を返してもらうぞ。利子を含めるとかなりの額になってい
        る。覚悟するんだな」
 コーラサワー「そ、そんなああああああああ!!!!!!」


その2.微妙に声ネタです

 ティエリア「体型はナノマシンの調整で何とかなるが、声は難しいな」
 スメラギ「大丈夫、この蝶ネクタイを付けていきなさい。昔の友達に貰った変声機よ。この腕時
       計型麻酔銃も忘れないで」
 ティエリア「いや、殺人事件を解決しにいく訳ではありませんから」


その3.テレビマニアの本領発揮?

 子供A「マリナ様、これあげるから元気出して」
 マリナ「ありがとう……って、テレビのリモコン?」
 子供B「マリナ様、テレビが好きだって聞いたから。でもここにはテレビ無いし」
 マリナ「でもリモコンはあるのね。しかも旧型のブラウン管テレビの」
 子供C「凄い、見ただけで分かるんだ。さすがマリナ様!」
 子供A「マリナ様、マリナ様!」
 子供B「マリナ様、マリナ様!」
 マリナ「あ、ありがとう。……これって、喜んでいいのかしら?」


その4.後悔先に立たず

 ティエリア「刹那・F・セイエイ、君がバックアップに回ると、いつもトラブルが起きるような気がす
        るんだが、これは私の気のせいか?」
 刹那「気にするな。これは主人公の宿命だ」
 ティエリア「君が正体を明かしすぎるからだと思うんだが。やはりこの男、第一期の内に殺って
        おくべきだったか」



ショート56.
「拭えぬ」は「ぬぐえぬ」と読みます、セカンドシーズン第9話

その1.アルケーガンダムはスパロボではHP30000以上になりそう

 刹那「くっ、つ、強い……」
 ティエリア「馬鹿な、二人掛かりでも押されるとは!」
 アリー「ははははははは、地獄から戻ってきた俺を甘く見るんじゃねえ! ガンダムども、これ
      で終わりだ!」
 ?「待て! そんな事は許さんぞ!」
 アリー「だ、誰だ!?」
 ?「『機動戦士ガンダムOO』の製作スタッフの代表だ。スポンサーからもこんなに早く主役サイ
   ドのガンダムを落とすなと言われている。すぐに撤退したまえ」
 アリー「くっ、奴らには逆らえねえ。仕方ねえ、引き上げだ」
 刹那「助かった、のか。製作スタッフとスポンサーこそが、奴の言っていた『神』なのか?」
 ティエリア「違う、とは言い切れないな。文字どおり『次元の違う存在』だからな」


その2.まだ9話なのに

 マリー「アレルヤ、何も言わなかったけど、どうしてあの場に行ったの?」
 アレルヤ「どうしてなんだろうね。君を助けてから、自分の存在が軽くなってきた気がするよ」


その3.ボツの理由・呼びにくいし、余計な敵を作りそうだから

 ミスター・ブシドー「私のその名は自称ではない。いつの間にかそう呼ばれるようになった。あま
            り好きな名前ではないな」
 カタギリ「自分で名前は付けなかったのかい?」
 ミスター・ブシドー「付けたのだが上層部から『こんな名前はダメだ』と言われた上、定着しなか
             った。なぜだろう? どれもいい名前だと思うのだが」
 カタギリ「これが君が考えた名前のリストか。えーと……『ガンダムキラー略してガンキラー』、 
      『ガンダムをガンガン落とすナイスガイ略してGGG(スリージー)』、『ガンダムバスター
      略してガンバスター』……」
 ミスター・ブシドー「どうかな?」
 カタギリ「みんなボツ。そして、この名前を全てボツにした叔父さんに拍手」


その4.プトレマイオスに落とされたので、対ガンダム戦のスコア更新はならず

 コーラサワー「くっ、アロウズとしての初の戦いだったのにあっさり落とされるなんて。これじゃあ
          大佐を失望させてしまう」
 マネキン「安心しろ。お前にバトル方面での期待はしていない。今後も面白く落とされて、私と 
       視聴者を和ませてくれ」
 コーラサワー「た、大佐、はい、俺、頑張って落とされます!」
 リント「何なんだ、この二人の関係は。異常だと思う私が間違っているのか?」



ショート57.
刹那役の宮野真守さん、ご結婚おめでとうございます

 刹那「俺の声を担当している宮野真守さんが2008年12月1日に入籍した。同時に子供ももう
     けたそうだ。喜ばしい事だ」
 ロックオン「出来ちゃった婚かよ。ま、本人達が幸せならいーんじゃねえの? おめでとさん」
 アレルヤ「おめでとうございます。僕もマリーと……。最近は、それくらいのイベントをしないと目
        立てそうにないからね。ふふ、ふふふふ」
 ティエリア「結婚か。人生の一大イベントだな。私の場合、タキシードとウェディングドレスのどち
        らを着ればいいのだろうか? いや、冗談だ。冗談だからな」
 ミレイナ「刹那さんは結婚しないんですか?」
 刹那「しない。結婚は人生の墓場だと聞いている。俺は生きたまま墓に入るつもりは無い」
 ミレイナ「最初の祝福の言葉が台無しですぅ。それとも、これが男の人の本音なんですか?」



ショート58.
ようやく二桁ですよ、セカンドシーズン第10話

その1.大学時代のカティ・マネキンは『可愛い』というより『カッコいい』

 コーラサワー「おっ、これは大佐の大学時代のアルバムか。ちょっとだけ見て…」
 マネキン「見るな! 見たら貴様を殺す」
 コーラサワー「は、はい、失礼しました!。……大佐、本気の眼だった。大佐の大学時代に何 
          があったんだろう?」
 マネキン「ふう、危なかった。『若作りのカティ』などと言われていた頃の写真は処分した方がい
       いな」


その2.娘の年齢から計算すると、リンダさんの年は…言わぬが華?

 リンダ「初めまして、皆さん。イアンの妻のリンダです」
 沙慈「わ、若い……」
 アレルヤ「イアンさん、犯罪ですよ。スメラギさんより若い人を奥さんにして、しかも子供を産ま
       せるなんてヘボシュア!」
 スメラギ「何気に失礼な事を言ってるんじゃないわよ、このハブラレルヤ」
 マリー「アレルヤは昔から女心に鈍感なのよね。やっぱり大佐の娘になった方が良かったかし
      ら?」


その3.ヨハンに千円(昼飯代)、ミハエルに四千円(ナイフ代)

 ネーナ「お前が、お前がにーにーズを!」
 アリー「ああ、そういえばあいつらを殺したのは俺だったな。あいつら、すげー影が薄いから忘
      れてたわ」
 ネーナ「うーん、ぶっちゃけ言うと、私も今の今まで忘れてたわ。でも思い出したから、お前を許
      さない! にーにー達には五千円も貸してたのよ。あんたが代わりに返して!」
 アリー「何だよ、その無茶苦茶な理屈は。テロリストより借金取りの方が怖いな」


その4.違う意味で前向きなマリナ

 マリナ「このままだと中東は完全に連邦の支配下になってしまう……。でも中東のテレビ番組っ
      て、お堅い戒律のせいで面白くないのばかり。連邦に支配された方がいいのかしら?」
 シーリン「いい加減テレビ離れしなさい、この貧乏(元)姫」


その5.ハレルヤ復活

 ハレルヤ「くっくっくっ、帰って来たぜ! 最近影が薄くなったアレルヤに代わって、次回から俺
        の出番だ! アリオスもパワーアップするし、主役の座もいただきだぜ!」
 刹那「そうはさせない。ダブルオー、まずは内部の敵を駆逐する」
 ハレルヤ「上等だ、やってみろ、刹那ああああああ!!」
 ロックオン「お、おい、二人とも、マジでケンカするなよ! ティエリア、いつまでもシャワー浴び
        てないで、お前も止めろ!」
 ティエリア「それは出来ない。僕のシャワーシーンは視聴者サービスの一環だからな」
 ロックオン「あー、どいつもこいつも! カタロンの方が真面目に戦ってないか?」
 ハロ「ロックオン、ソレハ言ワナイ、オ約束!」



ショート59.
ゴールデン・アップル
(シェリーさんのリクエスト)

その1.元ネタはギリシャ神話の「パリスの審判」

 海の精霊テティスと英雄ペレウスの結婚式には多くの神々が招かれました。
 しかし争いと不和の女神エリスだけは呼ばれませんでした。
 怒ったエリスは「最も美しい女神に与える」と、黄金のリンゴを投げ入れました。
 このリンゴに、三人の女神が同時に手を伸ばしました。
 主神ゼウスの妻ヘラ。
 愛と美の女神アフロディーテ。
 戦いの女神アテナ。
 三人は、このリンゴを手にするのは自分だ、と譲りません。
 困ったゼウスは、トロイア王の息子の一人で、当時は羊飼いをしていた青年パリスに裁
定させる事にしました。
 三人の女神はそれぞれパリスに、自分を選んでくれたら贈り物をすると約束しました。
 ヘラは『世界の王の座』を。
 アテナは『戦場での勝利』を。
 アフロディーテは『この世で最も美しい女』を。
 パリスはアフロディーテを選び、その結果、スパルタの王の妻ヘレネを手に入れました。
 これに怒ったスパルタ王は、同盟を結んでいたギリシャの諸王国と共に、トロイアに攻め
込みました。こうして伝説のトロイア戦争が始まったのです。
 戦いは長きに渡って続きましたが、結局ヘラとアテナを敵に回してしまったトロイアは敗
れ、パリスも戦いの中で死にました。ヘレネは夫の元に戻り、仲良く暮らしたそうです。め
でたし、めでたし。

 ロックオン「というのが、元ネタのあらすじだ。参考になったか?」
 刹那「理解した。それで、俺にパリスの役をやれと言うのか」
 ロックオン「そうだ。こんな難しいミッションが出来るのは、お前しかいない」
 アレルヤ「僕もそう思うよ」
 ティエリア「同感だ。今回ばかりは君に全て任せよう」
 刹那「了解した。刹那・F・セイエイ、このミッションに挑む」
 沙慈「刹那、君はこの作戦の危険度を理解していないと思うよ」

 マリナ「…………」
 留美「…………」
 スメラギ「…………」
 フェルト「…………」
 マリー「…………」
 ミレイナ「…………」
 ルイス「…………」
 ネーナ「…………」
 マネキン「…………」
 シーリン「…………」

 沙慈「三人どころか、この作品の女性キャラのほとんどが参加してるし。誰を選んでも恨まれる
     けど、その人数が元ネタより多いし」
 刹那「問題無い。全員ヒロインではないからな。『機動戦士ガンダムOO』のヒロインは、髪を伸
     ばしたティエリアだ」
 女性キャラ全員「ちょっと待てコラ!」


その2.イノベイターの女性メンバーは「バカバカしくて興味が沸かない」そうです

 マリナ「せ、刹那、私を選んでくれたら、私とのラブラブルートに突入よ? 本編ではやらないみ
      たいだし……はは、あはははははは」
 留美「マリナさん、目が空ろですわよ。刹那、私を選んでくださったら、あなたに有益な情報を 
     差し上げますわ。そして、私の元でこの世界に変革を!」
 スメラギ「はいはい、黒幕っぽくなった上にチャイナドレスを着なくなったせいで人気が急降下し
       ている人は、そこまで。刹那、私を選んでくれれば、もうお酒は飲まない。勝率10  
        0%の作戦を考えてあげるわ」
 フェルト「スメラギさん、普段は手を抜いているんですか? 刹那、私を選んで。最高のハロを 
       サポートに付けてあげる」
 マリー「私を選んでくれたら、オーライザーに乗ってあげるわ。沙慈君より役に立つと思うわよ」
 ミレイナ「私を選んでくださいですぅ。そうしたらパパに頼んで、最高のパーツを提供してあげま
       すぅ」
 ルイス「私はこんな物に興味は無いけど、もし選んでくれるのなら、あなただけは見逃してあげ
      るわ。CBなんか辞めて、静かに暮らしなさい」
 ネーナ「あはははは、改造人間の一歩手前な女が何言ってるのよ。刹那、私を選んでくれるわ
      よね? 選んでくれたら、あなたの力になってあげる。私、四年前より役に立つ女にな
      ってるわよ」
 マネキン「姑息な小娘だな。自分の美しさに真に自信があるのならば、媚びもワイロも送らん。
       刹那とやら、お前は自分の目と心で相手を見て、選べばいい。もっとも、おかしな人
       選をした場合の命の補償はしないが」
 シーリン「それって脅迫じゃない。刹那君、私を選んでくれればカタロンは全面的にあなた達に
       協力します。一緒に連邦を倒しましょう」
 沙慈「な、何か、凄い事になってるね。刹那、誰を選ぶんだい?」
 刹那「選ぶ必要すら無い。最も美しいものに与えるべきだというこのリンゴに相応しい者は、既
     に決まっている」
 沙慈「それは……」
 刹那「俺のダブルオーガンダムだ。これこそ世界で最も美しいMSだ」
 女性キャラ全員「いい加減にしろ、このガンダムバカ!」



ショート60.
セカンドシーズン11話。オーライザー、飛びます飛びます

その1.ここが彼女の楽園(ティルナノーグ)?

 マリナ「子供達には慕われているし、何もしなくてもご飯を食べさせてもらえるし、ここって天国
      みたいね。これであとはテレビがあれば……」
 シーリン「忘れているみたいだけど、ここ、テロ組織の秘密基地だから。あと、そろそろ働きなさ
       い。でないと最終回まで出番が無いわよ」
 マリナ「んー、何だかもう、それでもいいかなーって感じになってきたわ」
 シーリン「ダメ人間になりつつあるわね。世界の行く末より、この人の将来が心配だわ」


その2.「変人」と書いて「こんなの」と読む

 ロックオン「ん? どうかしたのか?」
 アニュー「い、いえ、今、妙な電波を受信してしまって」
 ロックオン「え?」
 アニュー「あなたは受信しないんですか? 電波」
 ロックオン「えーと……あー、たまーに受信するかなあ。こう、ピピーッと」
 アニュー「ピ、ピピーッと、ですって!? それは危険です! すぐに治療しないと!」
 ロックオン「い、いや、あの、ちょっと待って! ソレルタルビーイングのメンバーって、こんなの
        ばっかかよ!」


その3.イアンさんのうっかりミス

 沙慈「うっ、じ、Gがキツい! 刹那達はこんな衝撃に耐えているのか……!」
 イアン「あ。オーライザーに耐G装置を付けるのを忘れてた。まあいいか、『乗ってくれ』と頼ん 
      だのはハロだし」
 ハロ「沙慈、何ノ為ニ乗ッタ? 乗ッタ?」


その4.お決まりごととか、お約束とも言う

 コーラサワー「大佐、今回は落ちませんでしたよ! 俺、最高ってね」
 マネキン「安心しろ。次回でダブルオーライザーにボロボロにやられるはずだ。私の戦術予報
       に間違いは無い」
 コーラサワー「それ、戦術予報なんですか?」
 マネキン「ワンパターンの予測とも言うがな。水戸黄門の印籠みたいなものだ。効果は全然全
       く違うが」


その5.ルイスがこうじゃなくて良かったね、沙慈

 沙慈「GN粒子の効果で精神感応したみたいだけど……」
 ルイス「殺す、殺す、ソレルタルビーイングはみんな殺す!」
 刹那「ガンダムだ、ガンダムだ、俺がガンダムだ!」
 沙慈「こんな人達と心を通わせたくない。誰か助けてーっ!!」



ショート61.
セカンドシーズン12話、ダブルオーライザー無双

その1.体を粒子化するとは、つまり

 ティエリア「スナスナの実の能力を再現したのか。ではセラヴィーにはゴムゴムの能力を」
 イアン「いや、いくらGN粒子でもそれは無理だろ。……多分、な」


その2.個人的には、主役の二人が結婚した辺りで終わるべきだったと思います

 刹那「沙慈・クロスロード、ルイス・ハレヴィを取り戻したいのなら戦え」
 沙慈「戦えって、そんな事、僕は人殺しなんてしたくない!」
 刹那「人を殺せとは言っていない。戦え、と言っている」
 沙慈「だから、戦うって事は人を殺す事じゃないか。そんなの僕は…」
 刹那「そうとは限らない。この前、読んだ本では人を殺さずに戦い、長年に渡って戦い続けてき
     た二人が和解を果たしている。お前もこの本を読んで、同じようにすればいい」
 沙慈「美○しんぼ……。つまり、僕に料理を作れと?」
 刹那「筑前煮を希望する」
 ロックオン「ツッコミどころがありすぎて、ツッコめないぜ。兄さん、あんた苦労したんだな」


その3.アンドレイ君はパパを見習いましょう

 アンドレイ「華奢な腕……でもないな。いや、むしろ太って、痛たたたたたたたたたたたたたた
        たたた!!!!! 腕が、腕が折れる! ハレヴィ准尉、手を離してくれ!」
 ルイス「うふふふふふふふふふ。どうしようかなー、うふふふふふふふふふふふ」
 アンドレイ「あーっ!」
 セルゲイ「乙女への気遣いがなってないな、アンドレイ。この未熟者め」


その4.禁断の扉を開けてしまったルイス

 ルイス「沙慈の隣に住んでいた刹那・F・セイエイはソレスタルビーイングのメンバーだった。そ
      して沙慈と一緒にガンダムに乗っていた。つまりあの二人はあの頃から親しくて、一緒
      のMSに乗るくらい仲が良くて、今では裸でMSに乗るくらいの関係で……」
 マネキン「どうした、准尉。顔が赤いぞ。興奮しているのか?」
 ルイス「い、いえ、何でもありません。…………やっぱり気弱な沙慈が『受け』よね。ううん、沙 
      慈のヘタレ攻めもありかも。それにクールな刹那が敏感に反応して、ああ、もう!」
 マネキン「? 何だか良く分からんが、私は知らない方がいい世界の話らしい。程々にな」



ショート62.
セカンドシーズン13話、メメントモリ陥落

その1.空気の読める人、読めないというか逆らえないイノベイター

 ビリー「メメントモリが落ちたのに、あまり驚かないんだね」
 ミスターブシドー「当然だ。むしろ落ちない方がおかしい。宇宙要塞が落とされるのは、ガンダ 
            ムシリーズの定番だ」
 ビリー「ガンダムシリーズだけじゃないんだけどね」
 ミスターブシドー「だから私は宇宙には行かなかった。負け戦になるのは目に見えていたから 
            な。そういう事が分からない程、バカではない」
 サーシェス「俺も上がらなかったぜ。負けると分かっている戦いに参加するのはバカだぜ」
 ヒリング「こんな奴らでも空気を読んで参戦しなかったのに、私はやっちゃった。イノベイターっ
       て、本当に人間より優秀なの?」
 リボンズ「すまないね、ヒリング。監督と脚本には逆らえないんだよ。それがイノベイターの限界
       なのさ。敵役は辛いね」


その2.メメントモリ攻略戦におけるガンダムマイスターの役割

 刹那……強敵を引き付けるオトリ役
 ティエリア……メメントモリの外壁を破壊する
 ロックオン……プトレマイオスを守りつつ、メメントモリの中枢部を撃ち抜く
 アレルヤ……トランザムの音声入力

 アレルヤ「あのー、今日の夕食、僕の分だけ少なくない? ご飯だけだなんて、ちょっと酷すぎ
       ないかな。働かざる者食うべからずっていうのは分かっているけど、作戦を立案した
       のはスメラギさんで僕のせいじゃ、ああ、ごめん、すいません。大人しく食べます、は
       い。うう……」
 マリー「ごめんなさい、アレルヤ。今回ばかりは私もフォロー出来ないわ。ぶっちゃけ私がガン
      ダムに乗った方が活躍出来そうだし」
 アレルヤ「反論できないのが辛いよ、マリー」


その3.平和とは、物語の終焉を意味する

 クラウス「ああ、そうだ。メメントモリのような物騒な物は未来に残してはならない。子供達の為
       にも、世界を平和にしないと」
 シーリン「でもそうなったら、ガンダムOOの物語も終わるわね。そして私達もお役御免に…」
 クラウス「前言撤回。戦争を続けよう。テロをバンバン起こして、シリーズ続行だ」
 シーリン「『平和』と『終わり』が一緒になるのは、アニメの宿命ね。特にガンダムシリーズは。宇
       宙世紀では、まだ戦いの歴史が続いているのかしら?」



ショート63.
セカンドシーズン14話、歌の力は無限大?

その1.新OPと、あのEDについて

 アニュー「祝、ヒロイン昇格!って喜んでいいのかしら? 凄く嫌な予感がするんですけど」
 ルイス「私も……。沙慈と仲直り出来そうで出来ないような、そんな気が……」
 マリナ「ふふっ、贅沢な事を言っている小娘さん達、神の罰を与えますよ? 私の歌を聞きなさ
      い!」
 アニュー&ルイス「ご、ごめんなさーい!」
 刹那「マリナ・イスマイール、少し性格が変わったな。強くなった。でもあの歌の歌詞は、大人と
     してどうかと思うぞ」
 ハロ「ミンナデゴロゴロ、ゴロゴロ! 朝ハ寝床デグーグーグー!」


その2.大半の視聴者も同じ意見?

 スメラギ「マリーさんを戦いに参加させて、ごめんなさい」
 アレルヤ「過ぎた事です。でも、もう二度としないでください」
 スメラギ「それは無理。スポンサーから『目立たないアレルヤより、可愛いマリーの方が人気が
       あるから、もっと出番を増やせ』って命令が来てるの」
 アレルヤ「目立たないのは僕のせいじゃないのに……。超兵の施設より、スポンサーの家を潰
        すべきだったね、ハレルヤ」


その3.要約すると

 リボンズ「僕が一番ガンダムを上手く使えるんだ。だから君はダブルオーライザーから降りたま
       え」
 刹那「断る。時代は変わった。俺がガンダムだ」
 サーシェス「どっちもどっちだな、こりゃ。新しいスポンサーを探そうかな?」


その4.タイミング悪すぎる歌でした

 刹那「歌が聴こえた……。頭の中に鳴り響いて、頭から離れない。どうすればいいんだ?」
 ロックオン「あー、あるよな、そういう事。そんな時はカラオケに行って、思う存分歌った方がい
        い。付き合ってやるよ。もちろんお前のおごりで」
 刹那「了解した。そして、みんなで家でゴロゴロ、ゴロゴロ……」


その5.ラを抜くと

 ミスター・ブシドー「マスラオか。いい響きの名前だが、どういう意味だ?」
 カタギリ「日本語で最強の男って意味だよ。日本アニメ史上で最も長く働いている、ある家庭の
       婿養子さんから貰ったんだ。僕と同じ眼鏡キャラだし」
 ミスター・ブシドー「婿養子にはなり損ねたがな。……ああ、すまん、言い過ぎた。だから泣くな」

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