ガンダムSEED編 PHASE−02
ショート32.
SEEDキャラで演ってみよう/ONE PIECE編

 フレイ 「私がヒロインのナミの役なの? へえ、分かってるじゃない。いいわよ、あの娘しっか
      りしてるし」
 カガリ 「私はビビか。彼女はアラバスタ編が終わってから、出番がないんだが…」
 ラクス 「あら、わたくしがニコ・ロビンですか? 難しい役ですわね。でも、頑張りますわ」
 キラ 「次は男性陣だね。アスランがゾロ、ディアッカがウソップ、ニコルがチョッパーか。…… 
     みんな、難しい役だけど大丈夫?」
 アスラン 「まあ、頑張ってみるさ。声だけならゾロ役はマルキオ導師が一番なんだがな。それ
        でキラはルフィ役か?」
 キラ 「いや、僕はサンジ。ルフィはイザークだよ」
 アスラン 「うーん………。まあ確かに、ああいう熱血系の役が似合うのは、あいつだけだから
        な。けど…」
 キラ 「?」
 アスラン 「イザーク以外、みんな海賊には向かない面々だと思うんだが」
 キラ 「そうかな? 本編では結構、海賊みたいな事やってるじゃないか。モビルスーツ奪った 
     り、戦艦奪ったり」
 アスラン 「キラ、それは禁句だぞ……」



ショート33.
SEEDキャラで演ってみよう/アイシールド21編

 キラ 「…………何、この肉じゅばんは。栗田役って、こんなの着るの? 引き受けるんじゃな
     かった……」
 オルガ 「我慢しろ。それより俺がヒル魔役っていうのは、ミスキャストじゃないのか? こういう
       役はアズラエルとかクルーゼとかがが演った方がいい気がするんだが」
 ミリアリア 「あの人たちが演ると似合いすぎてシャレにならないわよ。で、私は鈴音役ね。よろ
        しくお願いしまーす」
 トール 「モン太は俺か。よーし、頑張るぞ!」
 アスラン 「俺は進清十郎か。こういう企画だと俺はライバル役が多いな」
 ラクス 「わたくしは姉崎まもりさんの役ですわ。少し過保護ですけど、いい人ですわね」
 ニコル 「僕が主人公のセナ君の役ですか? うーん、足には少し自信がありますけど…」
 イザーク 「背も低いから、ピッタリだろ。まあ、背の高い俺には出来ない役だな」
 ディアッカ 「おいおい、イザーク。いくらホントの事でも、それはちょっと言いすぎだろう」
 クロト 「ふん。ま、せいぜい俺たちの足を引っ張らないでもらいたいね」
 フラガ 「あ、いたいた。おーい出番だぞ、ハァハァ三兄弟!」
 イザーク 「ハ?」
 ディアッカ 「はぁっ!?」
 クロト 「はぁあぁあぁあ!!?」
 ニコル 「あ、ピッタリ」



ショート34.
もしかして乗組員全員……?

 キラ 「エターナルはどうしてピンク色なんですか? 目立ちすぎるんじゃ……」
 バルトフェルド 「では訊くが少年、『ラクス・クラインの船』として他に似合う色があるかね?」
 キラ 「……無いですね」
 バルトフェルド 「つまり、そういう事だ」(不適に微笑む)
 キラ 「はあ。けど、いいんですか?」
 バルトフェルド 「ああ。『ラクス・クラインファンクラブ』のみんなも承知の上だ」
 キラ 「はあ……って、えっ?」



ショート35.
新コスチュームについて

 ラクス 「桃太郎侍ならぬ桃太郎娘、ですわ」
 キラ 「ツッコミどころ満載なんですけど……」
 ラクス 「あら、キラはこの服はお嫌いですの?」
 キラ 「いえ、全然」(キッパリ)



ショート36.
ムウ・ラ・フラガとその仲間たち
(ムウちゃんさんのリクエスト)

その1.キラ&アスラン

 (食堂にやって来たフラガ、キラとアスランを見つける)

 フラガ 「ん? キラ、それにアスラン、だったか。こんな所で何をしているんだ?」
 キラ 「あ、ムウさん。トリィをメンテナンスしてもらってたんですよ。これ、アスランが作った物だ
     から」
 アスラン 「こいつを弄くるのは久しぶりだが、キラ、あまり整備してないだろ、ちょっとホコリが
       溜まってたぞ」
 キラ 「うっ……。ご、ゴメン」
 フラガ 「はっはっは。まあ、そう苛めてやるな。キラだって、最近は忙しかったんだからな。そ 
      れじゃあ、仲良くやれよ」

 (水を一杯飲んで、去っていくフラガ)

 アスラン 「あの人が『エンデュミオンの鷹』か。イメージとは全然違う人だな」
 キラ 「けど、いい人だよ。イメージってアスラン、ムウさんにどんなイメージを抱いていたの?」
 アスラン 「メビウスでジンを五機も落とした凄腕だからな。当然、そういう人をイメージしていた
       さ。例えるなら……」
 キラ 「うん」
 アスラン 「タキシード仮面」
 キラ 「あれはエンディミオンだよ。それに、そんなに強いキャラじゃないし」
 アスラン 「けど、ある意味リアルだろ?」
 キラ 「…………うん」(ちょっと納得)


その2.ディアッカ&ミリアリア

 ミリアリア 「あ、少佐。こんにちは」
 ディアッカ 「何だ、おっさんか」
 フラガ 「おっさんじゃない、と何度も言ってるだろうが。まあそれはそうと、道の真ん中で何して
      るんだ、お二人さん?」
 ディアッカ 「別に大した事じゃねーよ。ミリィをデートに誘っていただけだ」
 ミリアリア 「ディ、ディアッカ! ち、違うんです、少佐! 一緒に食事に行かないか、って誘わ
         れただけで…」
 フラガ 「おいおい。そんな必死に言い訳したら、ディアッカが気の毒だろ。それに俺はバジル 
      ール副長じゃないんだ。不純異性交遊、大いに結構! というより、そうしとかないと
      大半の人間はこの船降りる事になるからな。まったく、どいつもこいつも…」
 ミリアリア&ディアッカ 「いや、あんたが文句を言うか?」


その3.カガリ&ラクス

 ラクス 「あら、フラガ様」
 カガリ 「よ、少佐」
 フラガ 「おや、オーブのお姫様にプラントの歌姫様か。珍しいツーショットだな。二人でどこへ 
      行くんだ?」
 カガリ 「ラクスの部屋。アスランの子供の頃の写真とか見せてくれる、って言うからな」
 ラクス 「フラガ様もいらっしゃいますか? 歓迎いたしますわ」
 フラガ 「いや、遠慮します。男の写真を見て喜ぶ趣味は無いので。お二人の水着写真でも見
      せてくれるというのなら、考えますが」
 ラクス 「まあ。うふふ……」
 カガリ 「お前、それってセクハラだぞ」
 ラクス 「というより、オヤジ発言ですわね」
 カガリ 「さらに、スケベという呼び名がつくな」
 ラクス 「救いようがありませんわね」
 カガリ 「救う必要なんてあるのか?」
 ラクス 「まったくありませんわね。それではフラガ様、ごきげんよう」
 カガリ 「じゃあな」

 (去っていく二人。後に残されたのは、半ば灰となったフラガ)

 フラガ 「…………ふっ。さすがはお姫様。言葉だけで人を殺す術を身に付けているとは…… 
      ……。俺、まだ28なのにオヤジか。それもスケベオヤジ……」
(かなりダメージは大きいようだ)


その4.バルトフェルド

 バルトフェルド 「よお、フラガ少佐。こんな所で何を黄昏ているんだ?」
 フラガ 「ん? ああ、あんたか……。いや、ちょっとジェネレーションギャップというか、女の怖
      さというものを改めて思い知らされたというか……」
 バルトフェルド 「? 何だかよく分からんが、一緒に酒でも飲むか? ダコスタがいい酒を手に
           入れたんだ」
 フラガ 「ほう、いいねえ。お付き合いさせてもらおう。酒というとウイスキーか、それともワイン 
      か? ワインだったら、俺は赤より白の方が…」
 バルトフェルド 「残念ながらウイスキーでもワインでもない。アジアのジャパン地区で生産され
           ている、知る人ぞ知る幻の銘酒だそうだ」
 フラガ 「幻の銘酒、か。いいねえ。どんな酒だ?」
 バルトフェルド 「ジャパンの地酒でな。名前は『清正の虎殺し』」
 フラガ 「……………」
 バルトフェルド 「どうした?」
 フラガ 「いや、何でもない。深い意味は無いよな、うん……」


その5.最後はやっぱりこの人に

 フラガ 「うー、ちょっと飲みすぎたかなあ……。頭がクラクラする……」
 マリュー 「ムウ? 何をしているの、こんな所で」
 フラガ 「ん? あ、あー、マリューちゃんじゃないか。どーしたんだよ、そんなに顔赤くして」
 マリュー 「顔が赤いのはあなたの方じゃ…うっ、お酒臭い……。あなた、昼間からお酒なんか
        飲んでいたの!? 一体、何を考えて…」
 フラガ 「あっはっは! まあ、そんなに怒らないで。可愛い顔が台無しだよ、愛しのマリューち
      ゃん」(いきなりマリューに抱き着く)
 マリュー 「なっ……! ちょっ、ちょっと、ムウ、こんな所で…。人が見てる…!」
 フラガ 「気にしない、気にしない。どーせ、みんな俺たちの関係知ってるんだし」
 マリュー 「そういう問題じゃなくて! ちょっと離れて……」
 キラ 「あ、艦長にムウさん。こんにちは」
 アスラン 「こんにちは」
 マリュー 「!」
 キラ 「相変わらず、仲が良いですね」
 アスラン 「ほら見ろ。やっぱり少佐はタキシード仮面役だ。艦長の声といい。ピッタリだろ」
 キラ 「肝心のムウさんの声が違うじゃないか。それにタキシード仮面は、酔っ払ったり、抱きつ
     いたりしないよ」
 アスラン 「ああ、それもそうだな」

 (平然とその場を去る二人)

 マリュー 「……………あのー、いろいろ言いたい事はあるんだけど、取りあえずこの酔っ払い
       を何とかしてちょうだい」
 フラガ 「ぐおーっ、ぐおーっ……」(寝ている)



ショート37.
マーチン・ダコスタの日記より(かなり短め)
(ymaさんのリクエスト)

その1.地上編

 ○月×日……いよいよ地上に降りる。目標降下地点はアフリカ。バルトフェルド隊長の下、 
          ザフトのために頑張るつもりだ。
 ○月△日……ゲリラの基地を急襲。かなりの数のゲリラを捕らえるが、隊長は寛大な処置で
          対応する。尊敬に値する人だ。
 ○月□日……隊長の事は確かに尊敬している。だが、あのコーヒー好きは何とかならないも
          のか。今日は会議室にまでコーヒーメーカーを持ち込んで、会議に参加した人
          たちに新作のコーヒーを振舞っていた。まあ、この人らしいと言えばらしいの 
          だが……。
 □月×日……噂の足つきが地球に降下。恐るべきはストライクと呼ばれるモビルスーツ。か 
          なりの実力を持ったパイロットだ。油断ならない。
 □月△日……隊長が町で出会った少年と少女を連れてくる。アイシャさんと共に、楽しい一時
          を過ごしたようだ。この人、案外子供好きだからな。
 □月○日……足つきとの決戦。クルーゼ隊の隊員二人が協力してくれたが、はっきり言って 
          役立たずだった。けど、あの肌黒い少年には、妙に親近感を感じる。隊長が 
          ストライクと戦うが、敗北。アイシャさんと共に戦死……と思ったら、生きてい 
          た。殺しても死なない人というのは、隊長のような人の事を言うのだろう。恐る
          べし。


その2.護衛編

 □月△日……隊長の極秘命令で、ラクス・クラインのボディーガードをする事に。いい様にこ 
          き使われているような気がするのは、気のせいか?
 □月◎日……ラクス・クラインと対面。噂どおりの美少女だが、油断のならない雰囲気を漂わ
          せている。どことなく隊長に似ている。
 △月○日……国家反逆罪の汚名を着せられたラクス嬢のガードをする。コンサートホールで
          ザラ議長の息子と対面。彼を追跡してきた黒服たちと交戦、何とか逃げ延び 
          る。まったく、無茶をする人だ。
 △月□日……シーゲル殿が死亡。実の父親の死を訊いたラクス嬢だが、特に変わった様子
          は無し。哀しいぐらいに強い人だ。彼女が涙を流す時はあるのだろうか?


その3.宇宙編

 ×月□日……養生していた隊長が、新戦艦の艦長に任命された。奇跡の生還を成し遂げた
          英雄を利用しようという、プロパガンダなのだろう。利用させてもらおう。新戦 
          艦を見た時は絶句。何だ、あの色は? まさか隊長の趣味か?
 ×月○日……ザラ議長の息子、アスランが反逆罪で逮捕された。ラクス嬢の命令で彼を救 
          出する。が、当の本人のせいで段取りはメチャクチャ。事は上手く運んだが、 
         この少年もかなりの問題児だ。
 ×月△日……足つき、オーブの戦艦と合流。かつて沈めようとした艦と共に戦う事になるとは
          思わなかった。だが、不快ではない。バスターのパイロットであるあの肌黒い 
          少年もいた。少し驚いた。

 (45話までの日記です)


その4.それを言っちゃあオシマイよ

 ダコスタ 「これって、ショートショートとして成立しているんですか?」



ショート38.
忘れられかけている人々
(vmaさんのリクエスト)

その1.ジャッキー・トノムラ
     ダリダ・ローラハ・チャンドラU世
     ロメル・パル

 マードック 「っておい、俺もこっちのメンバーに入ってるのか!」
 ダリダ 「だって最近、マードックさん、セリフ無いじゃないですか」
 ジャッキー 「そうそう。絵だけじゃねえ……」
 ノイマン 「俺は結構、セリフあるんだけどなあ……」
 ロメル 「けど、地味なのは同じだろ?」
 ジャッキー 「クライマックスが近づくにつれ、俺たちの出番はどんどん減っていくなあ……」
 ダリダ 「まあ、しょうがないか。所詮、俺たちは裏方だしな」
 ロメル 「裏方は裏方らしく、頑張るとしますか」
 ジャッキー 「ああ、そうだな。取りあえずは……」
 ダリダ・ロメル・ジャッキー 「皆さん、俺たちのフルネームを知ってください! そして、覚えてく
                  ださい!」
 ノイマン&マードック 「くっ……」(目に涙)


その2.あちらさんに来てほしいんですけどねえ

 マードック 「出番は減っているけど、仕事は増えたんだよなあ。ストライクだけでなく、バスター
        の整備までしなくちゃならんから」
 ノイマン 「俺もですよ。艦の操縦だけでも大変なのに、雑用が色々と増えて……。ナタル副長
        がいてくれれば、もう少し楽が出来たんですけどね」
 マードック 「じゃあ、今からドミニオンに行くか? 出番も増えるかもしれんぞ」
 ノイマン 「ははははは……。魅力的な提案ですけど、そう簡単には……っておい、ロメル、ダ
        リダ、ジャッキー、どこへ行く! 誰か、その三人を止めろ!」

 (ぎりぎりで止めました)



ショート39.
管理人の誕生日は9月16日、星座は乙女座です
(カズさん&みっちいさんのリクエスト)

その1.まあ、別にいいんですけどね……

  1月11日…ダリダ・ローラハ・チャンドラ2世
  2月 5日…ラクス・クライン
    17日…ミリアリア・ハウ
  3月 1日…ニコル・アマルフィ
    15日…フレイ・アルスター
    29日…ディアッカ・エルスマン
  4月11日…トール・ケーニヒ
  5月18日…キラ・ヤマト&カガリ・ユラ・アスハ
  6月 9日…アーノルド・ノイマン
  7月 4日…ジャッキー・トノムラ
    20日…サイ・アーガイル
  8月 8日…イザーク・ジュール
    25日…カズイ・バスカーク
  9月26日…コジロー・マードック
    27日…ロメル・パル
 10月12日…マリュー・ラミアス
    29日…アスラン・ザラ
 11月29日…ムウ・ラ・フラガ
 12月24日…ナタル・バジルール

 キラ 「? 管理人さん、機嫌が悪いみたいだけど、どうかしたの?」
 アスラン 「察してやれ、キラ。9月生まれの顔ぶれを見てみろ」
 キラ 「あ」(ちょっと同情)
 マードック&ロメル 「どういう意味だああああっっっっ!」


その2.いや、ホントにどうでもいいんですけどね……

 牡羊座 ディアッカ・エルスマン
     トール・ケーニヒ

 牡牛座 キラ・ヤマト
     カガリ・ユラ・アスハ

 双子座 アーノルド・ノイマン

  蟹座 ジャッキー・トノムラ
     サイ・アーガイル

 獅子座 イザーク・ジュール

 乙女座 カズイ・バスカーク

 天秤座 コジロー・マードック
     ロメロ・パル
     マリュー・ラミアス

  蠍座 アスラン・ザラ

 射手座 ムウ・ラ・フラガ

 山羊座 ナタル・バジルール
     ダリダ・ローラハ・チャンドラ2世

 水瓶座 ラクス・クライン
     ミリアリア・ハウ

  魚座 ニコル・アマルフィ
     フレイ・アルスター

 キラ 「管理人さん、そんなに落ち込まないで……」
 アスラン 「そうだ。たかが星座が同じだけじゃないか。気にするな」
 カズイ 「……………僕の立場は?」


その3.色々と思うところがあるようです

 ディアッカ 「俺とトールが同じ星座というのは、何とも因縁めいているなあ……」
 キラ 「もう少し誕生日が遅かったら、僕とカガリにはピッタリな星座だったんだけどね」
 カガリ 「私は獅子座の方が良かったな」
 ニコル 「…………」
 イザーク 「どうした、ニコル? ずいぶんと複雑な表情をしているな」
 ニコル 「いえ、別に……ふう」
 フレイ 「? ちょっと、人の顔見て、ため息なんかつかないでよ。失礼ね」



ショート40.
プロヴィデンスガンダム出撃!

 クルーゼ 「ふっ、ついに私もガンダムのパイロットか。『プロヴィデンス』とは『神の摂理』という
        意味だそうだ。私の愛機として相応しい名前だな。行くぞ!」
 キラ 「くっ、来たな、ラスボスガンダム!」
 アスラン 「機械獣ガンダムめ、貴様の好きにはさせん!」
 クルーゼ 「ちょっと待て。何だ、その名前は。特にアスラン」
 キラ 「えっ? だって能力かなり高いだろうし」
 アスラン 「装甲厚いだろうし、HPは50000以上ありそうだし」
 キラ 「モビルスーツの常識、超えているだろうし」
 クルーゼ 「スパロボネタか。だが、それは私だけじゃないだろう。ハマーンのキュベレイとか、
        シャアのサザビーもモビルスーツの規格外だぞ」
 キラ&アスラン 「………………ふっ」
 クルーゼ 「何だ、その『あの二人と、お前みたいな変態仮面を一緒にするなよ』という感じの 
        嘲笑は!」
 ラクス 「少し被害妄想が入ってますわね」
 フラガ 「ああいう奴ですよ、あいつは。テロメア、短いし」
 マリュー 「それは関係ないと思うけど……」



ショート41.
SEEDキャラで演ってみよう/仮面ライダーファイズ編

 アスラン 「俺が主人公の乾巧役なのか? 夢を守るために戦う男、か。好感が持てるな」
 カガリ 「私が真理を演るのか。そういえば彼女、映画では私と同じようにレジスタンスの一員 
      だったな」
 キラ 「僕が木場勇治だね。馬に変身するのか……」
 フレイ 「私がツル女の結花なの? 誰よ、今、ピッタリだな、って言ったのは! イザーク、あ 
      んたね!」
 イザーク 「本当の事だろうが。で、俺が海堂かよ。俺はあんなにバカじゃないぞ」
 トール 「僕は啓太郎役か。いいね、ああいう明るいキャラは好きだよ。死にそうにないし」
 ディアッカ 「あれは『明るい』というレベルじゃない気がするんだが……。で、俺はラッキークロ
        ーバーのジェイか。見たまんまだな」
 サイ 「俺は琢磨さんか。……あんまり嬉しくないなあ。ヘタレ扱いされてるし」
 マリュー 「贅沢言わないの。私は冴子さんね」
 ニコル 「へえ、僕が北崎さんですか。演り甲斐のある役だなあ」
 フラガ 「俺が村上社長役か。悪役ってのも面白いな」
 ラクス 「まあ、わたくしはスマートレディですの? でもあの方、あまり出番がございませんね」
 キラ 「これで大体決まったかな?」
 アスラン「いや、肝心な奴を忘れているぞ」
 キラ 「あ」

 クルーゼ 「この私に草加雅人を演らせるとは……。ふふふっ、ふははははははははっ!」
 キラ 「凄くぴったりなんだけど……いいのかな?」
 アスラン 「ファイズ本編以上に困ったキャラになりそうだな」



ショート42.
ガンダムSEED放送終了!

 キラ 「終わったね……」
 アスラン 「ああ。長いようで短い一年だったな」
 キラ 「最終回、色々と言われてるね……」
 アスラン 「ああ。かなり手厳しい意見が出ているな」
 キラ 「けどさ……」
 アスラン 「?」
 キラ 「『ガンダムSEEDが嫌いになりました』とか、『もうSEEDは見ません』なんて意見はあま
     り出てないんだよね」
 アスラン 「そうだな。恐らく、みんな分かっているんだろう」
 キラ 「うん、そうだね。SEEDは……」
 アスラン 「この物語は……」
 キラ&アスラン 「まだ、終わっていない!」



ショート43.
不思議ミステリーbyガンダムSEED

 ディアッカ 「いや、不思議だらけだろ。羽クジラとか、SEEDの力とか」
 ニコル 「カガリさんまでSEEDを発動させるとは、思いませんでしたね」
 イザーク 「他にもまだあるぞ。バルトフェルドの生還とか、クルーゼ隊長とフレイの父親の声 
        が似ている理由とか」
 ニコル 「あれはスタッフのお遊びなんじゃないですか? けど、そうですね。やはり最大の不 
      思議ミステリーは……」
 ディアッカ 「そうだな。やはり『あれ』だな」
 イザーク 「?」
 ディアッカ&ニコル 「お前が「あなたが」三人組を二人も撃墜した事だ「です」
 イザーク 「なっ…」
 ニコル 「改造手術でもしたんですか?」
 ディアッカ 「薬はやめておけ。体に悪いぞ」
 イザーク 「き……貴様らああああああっ!」



ショート44.
ガンプラ万歳!

 ニコル 「♪〜〜〜」
 アスラン 「嬉しそうだな、ニコル。何かあったのか?」
 ニコル 「あ、アスラン! ブリッツの100分の1スケールプラモデルの発売が決まったんです 
      よ! これで僕も皆さんの仲間入りですね」
 アスラン 「そうか、良かったな。これで100分の1スケールで、主要ガンダムが勢揃いか。け 
        ど正直に言って、俺はブリッツは出ないと思っていたぞ」
 ニコル 「実は僕も。これもファンの皆さんの声援のおかげですね。感謝します」
 アスラン 「そうだな。…………なあ、ニコル」
 ニコル 「何ですか?」
 アスラン 「肩のブーメランも再現したPG(パーフェクトグレート)ジャスティスの発売予定は…」
 ニコル 「ありませんね」(笑顔)
 アスラン 「……くっ」
 ニコル 「気長に待ちましょう」



ショート45.
夢の三姫会談・放映終了後

その1.結構、積極的だよね。第48話とか

 フレイ 「♪〜〜〜〜〜」
 カガリ 「フレイ、随分とご機嫌だな。本編では結構、悲惨な最期だったのに」
 フレイ 「まあね。けど、私が死ぬ事は噂されてたから、そんなにショックじゃないわ。最終回で
      は完全に私がヒロインだったし、それなら別にいいかな、って思う事にしたの」
 カガリ 「前向きだなあ……。まあ、暗くなられるよりはいいけど」
 フレイ 「カガリも良かったじゃない。アスランと仲良くなれて。戦後は結婚するの?」
 カガリ 「なっ! い、いや、まだ、そんな話は…」
 フレイ 「アスランって、私は会ったことないけど、話に聞くと結構、奥手そうね。さっさと捕まえ 
      ないと逃げられちゃうかもよ」
 カガリ 「うーん……。逃げられる、というより、横から誰かに持って行かれるような気がするん
       だが……」


その2.結局、本編でこの三人が集う事は無かったな……

 フレイ 「とにかく、最終話で私がガンダムSEEDのヒロインだった事が証明されたわ。続編と 
      か出来たら、ファーストのララァみたいに、キラの心の中に生き続けるのね……。ちょ
      っとロマンチックだわ」
 カガリ 「本当に前向きだなあ……。あ、ラクス」
 ラクス 「…………」
 フレイ 「あーら、誰かと思えば、最終話ではほとんど出番が無かったプラントの歌姫さんじゃな
      い。第4クールが始まる前は、色々言ってたけど、結局キラに意味不明の指輪を渡し
      ただけだったわね。何か言いたい事でもあるの?」
 ラクス 「……………ふっ」
 カガリ 「? ラ、ラクス?」
 フレイ 「な、何よ、その意味深な笑みは?」
 ラクス 「いいえ。ただ……うふふ。ふふふふふふ……」
 フレイ 「何よ、何よ、何なのよ、その笑いは!」
 ラクス 「うふふふふふふふ……」
 カガリ 「女の戦いは終わってない、という事か。キラ、苦労しそうだな」



ショート46.
SEEDキャラで演ってみよう/新世紀エヴァンゲリオン編
( I /Dさんのリクエスト)

 アスラン 「未完のラストといい、話題になった事といい、SEEDとよく似ているアニメだな」
 キラ 「そうだね。僕の役は碇シンジ?」
 カガリ 「みたいだな。で、私はアスカか。アスランはやっぱり、渚カヲルなのか?」
 アスラン 「いや、今回はあえて声優ネタは外すそうだ。俺は鈴原トウジ役だ」
 ディアッカ 「お前が関西弁で喋るのか? 想像出来んな……。あ、俺は相田ケンスケね」
 ラクス 「わたくしが演じるのは、綾波レイさんですか。お肉は嫌いではないのですけど」
 バルトフェルド 「俺は冬月副司令か。やっぱり髪は白く染めなきゃダメなのかい?」
 ミリアリア 「私は委員長のヒカリ役ね。……カガリ、そんなに睨まないでよ。あくまで役なんだ 
        から」
 フレイ 「ちょっと! 何で私が赤木リツ子なのよ! 29歳の嫁き送れで、男に散々利用された
      挙句、最後はその男に殺されるキャラなんて、嫌よ!」
 ナタル 「私も納得が行きません。葛城ミサトというキャラは、私とはあまりにかけ離れている気
      がするのですが……」
 フラガ 「まあまあ、いいじゃないの。かけ離れているからこそ、見ている方は面白く感じると思
      うよ。で、俺は……オペレーターの日向マコトか。同じオペレーター役でも、青葉シゲ 
      ルじゃないのか。こだわっているな」
 サイ 「シゲル役は僕です。あまり目立たない役ですけど……」
 マリュー 「けど、スパロボFでは、ネルフのスタッフで唯一声が収録されていたキャラなのよ。 
       あ、私は伊吹マヤを演るから」
 ニコル 「それは、かなり無理があるような気もしますけど……。ちなみに僕はカヲル役です」
 イザーク 「俺はダブルスパイの加持リョウジか。ふん、面白い。やってやろうじゃないか!」
 キラ 「あとは、あの人の役か……。誰に演ってもらうの?」
 アスラン 「ああ。俺の父やアズラエルも候補に挙がったんだが……」

 クルーゼ 「ご心配なく。その為のネルフです。……ふはははは、ふはははははははっ!」
 キラ 「うわあ、ノリノリだね」
 アスラン 「碇ゲンドウは笑わないキャラなんだが……。まあ、いいか」



ショート47.
ヒロイン……?
(ymaさんのリクエスト)

 イザーク 「情報によれば、SEEDのヒロインの中で、フレイの奴だけがアニメ誌の表紙を飾っ
        た事がないそうだ。無様だな」
 マリュー 「あら、私も無いわよ」
 ナタル 「私も無いぞ」
 ミリアリア 「私も」
 イザーク 「お前たちは『ヒロイン』じゃなくて、脇役だろ。図々しい女どもだ」
 マリュー・ナタル・ミリアリア 「あんたにだけは言われたくない!」

 (イザーク、当然のごとく袋叩き)

 ディアッカ 「番組終盤では株を上げたのに……。バカな奴」



ショート48.
SEEDキャラで演ってみよう/るろうに剣心編
(ymaさんのリクエスト)

 キラ 「不殺の大先輩だね。そして、僕が緋村剣心か。メイク係のダコスタさーん、十字傷のメ 
     イク、お願いしまーす」
 イザーク 「ほう、俺が相良左之助か。ちなみにこいつの声は、アニメでは上田祐司さんだった
        が、アニメ放映前に発売されたCDブックでは、俺と同じ関智一さんが演じていたん
        だぞ」
 ニコル 「トリビア(別に知らなくても生きていける知識)ですね。あ、僕は十本刀の一人、瀬田 
      宗次朗を演じます。どうぞよろしく」
 フレイ 「私はヒロインの神谷薫役ね。アクションシーンも多いけど、頑張るわ」
 カガリ 「頑張れよ、フレイ。それじゃあ早速、殺陣の稽古だ。私も巻町操役で出るから、一緒 
      に稽古しよう。アスランも付き合え」
 アスラン 「ああ。ちなみに俺は四乃森蒼紫役だ」
 クルーゼ 「ほう。私は斉藤一か。元・新撰組三番隊隊長……。演り甲斐のある役だ。だが、仮
        面は付けさせてもらうぞ。何、時代劇の雰囲気に合わない? ふっ、何を今更…」
 ディアッカ 「俺は十本刀の沢下条張か。こいつ、人誅編にも出番がある、結構おいしいキャラ
        なんだよな」
 マリュー 「私の役は女医師の高荷恵ね。医学の勉強もしておかないと……」
 ナタル 「? 私は……佐渡島方治? 男の役を演れというのか? まあ、面白そうではあるが
      ……」
 フラガ 「いいねえ、副長の男装。カッコいいと思うよ。さて、俺は……っておい! 何で俺が翁
      の役なんだ! 俺はあんなに年寄りじゃないぞ!」
 アズラエル 「そうですか? 実はSEED本編では年長キャラじゃないですか。付け髭を付けれ
         ば、ほーら、ピッタリ。違和感ありませんよ。ちなみに私は志々雄真実を演じさせ
         ていただきます。包帯を巻くのが面倒くさいですけど、仕方ありませんね。出番 
         は多いし、我慢しましょう」
 オルガ 「ニヤニヤ笑って『我慢する』って言われてもなあ……。あ、おいクロト、俺が演る魚沼
      宇水って、どんな奴なんだ?」
 クロト 「お前、台本ぐらい読めよ。管理人は『ラストシーンが本編のお前に似てるから選んだ』
      って言ってたぞ。で、俺はマッチョ坊主の悠久山安慈か。おーい、この肉じゅばん、ち
      ょっと汗臭いぞ! ちゃんと洗っとけ!」
 シャニ 「俺は本条鎌足……。オカマのカマ使い……。ふっ、あはは、ははははははっ!」
 サイ 「俺は人誅編の雪代縁か。管理人さん、メガネだけで選んだな……」
 ラクス 「わたくしは雪代巴の役ですわ。主人公の『昔の女性』。SEED本編のフレイさんの役 
      に似てますわね」
 フレイ 「…………気のせいかしら。何か、凄く嫌味に聞こえるんだけど」
 ラクス 「気のせいですわ」(ニッコリ)
 バルトフェルド 「まあまあ、落ち着けよご両人。で、俺が比古清十郎で、我が愛しのアイシャは
           駒形由美か。まあ妥当な役割だな。お、そういえば元気小僧の明神弥彦は 
           誰が演るんだ?」
 キラ 「うーん……。SEEDって、子供キャラがいませんからね。今のところ、案は二つあるんで
     すけど」
 アスラン 「男装したミリアリアか、人間型のボディを取り付けたハロか。微妙なところだな」

 (全員、真剣に悩んでいる)

 ミリアリア 「私、ハロと同じ扱い? 屈辱だわ……」
 ハロ 「テヤンデイ!」



ショート49.
SEEDキャラで演ってみよう/勇者王ガオガイガー編
(KENTさん&T/Dさんのリクエスト)

 キラ 「これは、かなりの難題だね……」
 アスラン 「主要キャラのほとんどがロボットだからな。管理人さん、どうするつもりだ?」
 ディアッカ 「おーい、配役が決まったぞ! これが配役表だ」
 アスラン 「どれどれ? …………なるほど。ロボットキャラはそのままで、人間キャラだけ俺た
       ちが演るのか」
 キラ 「でも、いいのかな? これだと、僕たちと『ガオガイガー』との共演になっちゃうけど」
 アスラン 「管理人さんも、空っぽの頭を振り絞って考えたんだ。我慢してやろう」
 キラ 「アスラン、何気にキツい事を言ってるね……。まあ、いいか。それで僕の役は……猿頭
     寺耕介? あの、いつも頭をかいて、フケを落としている人? あれを僕が演るの?」
 アスラン 「システムエンジニアという共通点からの抜擢だな。頑張れよ、キラ。ちなみに俺はソ
       ルダートJだ」
 キラ 「うわっ! ズルイよ、アスラン! TVシリーズ後半の主役じゃないか! 管理人さんの 
     悪口を言ったくせに、どうして!?」
 ラクス 「キラ、落ち着いてください。わたくしはパピヨン・ノワールの役ですから、慰めてさしあ 
      げますわ」
 カガリ 「で、私はルネ役か。最近、こんな役が多いな。まあ、いいけど」
 フレイ 「あら、私が卯都木命の役なの? ふふん、『剣心』といい、今回といい、ようやくここの
      おバカな管理人も、私がSEEDの真のヒロインだって分かったみたいね」
 マリュー 「イメージが合うからだけじゃないのかしら? 私はスワン・ホワイト役ね。……何を 
       期待されているのか、分かりやすい役だわ」
 ニコル 「僕は主人公の一人、天海護の役を演らせてもらう事になりました。皆さん、よろしくお
      願いします」
 ディアッカ 「おいおい、いくらニコルが子供っぽいからって、そいつはちょっと無理があるぞ!
         俺の火麻参謀役もだけど、それ以上に……」
 ミリアリア 「私の役は初野華ちゃんか。……うーん。別に子供役が嫌なわけじゃないけど、ディ
        アッカの言うとおり、やっぱり無理があるわね」
 トール 「それを言ったら、この企画そのものに無理があるんだけどね。あ、ちなみに僕は機密
     情報を簡単に身内に話しちゃう困った男、牛山一男役です。
 サイ 「トール、毒を吐くなあ……。俺もミリィやニコルと同じ子供役の戒道幾巳か。本当に無理
    があるなあ……」
 フラガ 「そんなに無理だ無理だ、って言うなよ。だったら俺が演ってやろうか? 俺の獅子王 
      麗雄博士役(付け髭使用)と交代、という事で」
 クルーゼ 「年寄り役が嫌だからといって、他人に押し付けるのは感心せんな、ムウ。では私が
       演じる獅子王雷牙博士と代わるか? 出番は増えるぞ」
 フラガ 「遠慮する。全体で見たら、あんまり変わらんだろう」
 バルトフェルド 「ファイナルフュージョン、承認! …………ふむ、こんなところか。大声で叫ぶ
           と気分がいい。お、『ガオガイガー』の勇者ロボ諸君も来たようだな。それじゃ
           あ本番、始めようか!」
 一同 「おーーーーーーっ!」
 キラ 「って、あれ? 誰か忘れているような気が……?」

 (同時刻、控え室にて)

 イザーク(獅子王凱役) 「さ、サイボーグの衣装が重くて動けん……。誰か、助けて……」



ショート50.
2003年11月1日、〈SEED Cleb〉開始!

 キラ 「SEED Clebとは、ガンダムSEEDのオフィシャルサイトファンクラブの事です。育成コ
     ンテンツやデータファイル、ウェブショップやゲーム、掲示板など、色々なコーナーがあ
     ります。興味のある方はこちらからどうぞ」
 フラガ 「料金は月300円か。月一で雑誌を一冊、買うようなものだな。ところで…」

 サイ 「♪〜〜〜」

 フラガ 「何であいつは、あんなに嬉しそうなんだ?」
 キラ 「本編終盤では出番が少なかったから、その反動でしょうね」
 フラガ 「?」
 キラ 「このオチの意味は、SEED Clebを来て頂ければ分かります。皆さんのご来店をお待
     ちしています」
 フラガ 「うーん、あざとい奴」



ショート51.
SEEDキャラで演ってみよう/仮面ライダーアギト編
(ymaさんのリクエスト)

 ディアッカ 「お、やった! 俺が主人公の津上翔一かよ。管理人さん、サンキュー!」
 イザーク 「まあ、記憶を失っても明るく振舞えるノーテンキなキャラとなると、お前ぐらいだから
       な。で、俺は……。おい、俺が演る尾室隆弘って誰だ?」
 ニコル 「ほら、G3ユニットのオペレーターですよ。影が薄かったけど、G3マイルドとか装着し
       た面白いキャラです。あ、ちなみに僕はアンノウンの支配者だった謎の青年役です」
 バルトフェルド 「そして俺が、その使徒である沢木哲也、本物の津上翔一役か。となると、恋 
           人の沢木雪菜役は…」
 アイシャ 「ウン、ワタシ、頑張ルヨ!」
 キサカ 「イメージが違いすぎるような気がするが。私は美杉教授役です。どうぞよろしく」
 トール 「僕は真島浩二です。えっ、誰、それ?って、ほら、木野さんを慕ってて、ギルスにアギ
      トの力を与えてエクシードギルスにした学生ですよ。あかつき号に乗ってた人で、数少
      ない最後まで生き残った役なのに、人気無いのかなあ……」
 アスラン 「俺は氷川誠か。仮面ライダーになろうとする男。どことなく、俺とダブるような気がす
       るな」
 カガリ 「あ、それ、私も思った。私の役は超能力少女の風谷真魚か。……ミリィ、役、代わろう
      か?」
 ミリアリア 「い、いいわよ、別に! 小沢澄子のセリフ、ようやく覚えたばかりだし」
 フラガ 「やれやれ、素直じゃないねえ。俺は木野薫、アナザーアギトか。赤いマフラーを巻い 
      ているのがオールドファンを泣かせるんだよなあ」
 クルーゼ 「正確には、あれはマフラーではなく、翼のようなものなのだがね。さて、私は北條透
       か。もう一人の主人公、という触れ込みだが、どうなのかね?」
 ミリアリア 「もう一人の主人公、って、この作品、結構そういうキャラ多いわよね」
 ディアッカ 「ああ。あれ、そういえば、もう一人の『もう一人の主人公』がいないな?」
 ミリアリア 「ややこしい言い方ね。でも、ホントにいないわ。どこ行ったのかしら?」

 (撮影所の裏、台本を前に落ち込む人影と、それを慰める人影が)

 キラ 「うっ……ううっ」
 ラクス 「泣かないで、キラ。出番があるだけ、いいじゃないですか。わたくしは今回、お休みで
      すし」
 キラ 「けど、僕の役……。管理人さん、絶対、僕の事をいじめてるんだ……」
 ラクス 「そんな事、ありませんわ。管理人さんも、貴方にピッタリだと思ったから、この役をお 
      願いしたのでしょう」
 キラ 「ううっ、それはそれで、嫌な気分……」

 (キラの役は、仮面ライダーギルスこと葦原涼。恩師に捨てられ、恋人とは別れて、父親は謎
  の死を遂げ、一度は殺され、やっと出来た新しい彼女には目の前で死なれ、と、アギトで最
  も運の無い男。いえ、嫌いじゃないんですよ。むしろ大好きなキャラです)



ショート52.
マーチン・ダコスタの日記 完結編(ショート37の続き)

 △月◎日……ついに地球軍とザフトの決戦が始まった。ジェネシス……。恐ろしい兵器だ。 
          あんな物を作るとは、パトリック・ザラは何を考えているのだ? 地球軍も核を
          使うつもりのようだし、この世界は一体どうなってしまうのだろう?
 △月○日……いよいよ決戦。我々もヤキン要塞に向かう。にしても、艦内の空気が少し甘っ 
          たるいというか、妙な感じがするのは気のせいか? 隊長に聞いたら「ほう、 
          君も少しは分かるようになったか」などとからかわれるし。まあ、暗くなるよりは
          いいが。
 △月×日……長いようで短い一日が終わった。生きて、こうしてこの日記が付けられる事を嬉
          しく思う。多くの犠牲はあったが、生き残った我々は、死んでいった者たちの分
          まで頑張らなければならない。この平和を永遠のものとするために。

 ダコスタ 「…………ふう。こうして読み返してみると、色々あったなあ。次からの日記は、平和
       な日々を書くものでありたいなあ。あと…」
 バルトフェルド 「おーい、ダコスタ君。こっちの書類も整理しといてくれ。俺は出かけるから」
 ダコスタ 「ちょっ、ちょっと隊長、出かけるなら仕事を片付けてから!……ああ、行ってしまっ 
       た。うう、俺はいつまであの人のお守りを続ければいいんだろう?」
 ラクス 「多分、一生ですわ」
 ダコスタ 「!」



ショート53.
SEEDキャラで演ってみよう/仮面ライダークウガ編
(進一さんのリクエスト)

 キラ 「平成ライダーシリーズ最初の作品だね」
 アスラン 「少し前の作品だから、忘れている人も多いだろうな。だから今回は、少し説明のパ
       ターンを変えるそうだ。ちょっと文章が多いが、頑張って読んでくれ」

 五代雄介……ディアッカ・エルスマン
 (主人公。クウガに変身。みんなの笑顔を守るために戦う、強さと優しさを兼ね備えた青年)
 ディアッカ 「アギトに続いて、またまた主役か。いよいよ俺の時代が来た!」

 一条 薫……アスラン・ザラ
 (五代と共にグロンギを追う警視庁の刑事。正義感の強い立派な警察官)
 アスラン 「どうも最近、こんな役ばかりだな。まあ、不満は無いが」

 沢渡桜子……ミリアリア・ハウ
 (城南大学・考古学研究室の大学院生。古代文字を解読して、雄介たちをサポートする)
 ミリアリア 「なーんか、ディアッカの作為を感じるんだけど……。まあ、ラブラブになるわけじゃ
         ないから、いいか」

 五代みのり……ラクス・クライン
 (雄介の妹。保育園の先生として働いている。兄を心から信頼する、素晴らしい妹)
 ラクス 「子供と遊ぶのは大好きですわ。よろしくお願いします」

 おやっさん……ムウ・ラ・フラガ
 (喫茶店「ポレポレ」のマスター。両親のいない雄介の良き理解者。本名は……苦笑)
 フラガ 「…………俺、まだ28なのにおやっさんか。28なのに……」

 椿 秀一……イザーク・ジュール
 (関東医大病院の法医学士。一条の友人。桜子に好意を持つが、あまり脈は無い)
 イザーク 「ふっ、俺にもこういう知的な役が割り当てられるようになったか。どうだ、白衣も似 
        合うだろう?」
 一同 「……………」
 イザーク 「なぜ黙る!」

 朝比奈奈々……カガリ・ユラ・アスハ
 (おやっさんの姪。役者を目指して勉強中。自称『雄介ファンクラブ会員第一号』)
 カガリ 「よろしくな、オ・ジ・サ・ン!
 フラガ 「……………うっ」

 榎田ひかり……マリュー・ラミアス
 (科学警察研究所の責任者。仕事が多忙なため夫と離婚、母親と息子と共に暮らしている)
 マリュー 「子持ち……か。はあ……。憂鬱なような、憧れるような……」

 ジャン・ミッシェル・ソレル……サイ・アーガイル
 (桜子と同じ大学に通う留学生。ゴウラムの発掘指揮を担当。榎田ひかりといい雰囲気に)
 サイ 「ちょっ、ちょっと、フラガさん、落ち着いてください! ラミアスさんも止めて!」

 神崎昭二……アンドリュー・バルトフェルド
 (雄介の小学校時代の恩師。彼の生き方に多大な影響を与えた)
 バルトフェルド 「現実に、こういう立派な先生がいてくれる事を願っているよ」

 バラのタトゥの女(ラ・バルバ・デ)……フレイ・アルスター
 (グロンギの殺人ゲームを取り仕切る謎の美女。額にバラの刺青をしている)
 フレイ 「だから、どうして私が悪役なのよ! 管理人、ちょっとこっちへ来なさい!」

 (嫌です)

 ズ・ゴオマ・グ……ラウ・ル・クルーゼ
 (コウモリ種怪人。勝手に殺人を行った事でゲームへの参加権を失い、パシリとして奔走。後
  にダグバの力を手に入れ、反旗を翻すが、ダグバ本人に瞬殺された)
 クルーゼ 「どんな役だろうとこなしてみせる。それが真の名優というものだ。だが……管理人
        君、ちょっとこっちへ来たまえ」

 (だから、嫌ですってば)

 メ・ガリマ・バ……ナタル・バジルール
 (カマキリ種怪人。妖艶な女性。メ集団のリーダー。金の力(ライジングフォーム)を身に付け 
  たクウガに倒された最初の怪人)
 ナタル 「相手に気付かれる事無く、その首を切り落とす凄腕の戦士か。面白い役だ。分かっ 
      た、やらせてもらおう」

 (ほっ)

 ナタル 「……だが」

 (!)

 ナタル 「私は剣術の心得が無い。このシーンはどうすれば……って、おい、管理人、なぜ逃げ
      るんだ?」

 メ・ガルメ・レ……シャニ・アンドラス
 (カメレオン種怪人。元はズ集団の一員だったが、殺人ゲームを成功させて、ズ集団からメ集
  団にランクアップした。ゲームを成功させた唯一の怪人)
 シャニ 「ねえ、管理人さん。ひょっとして、俺の髪の色がカメレオンに似ているっだけで選んだ
       んじゃ……」
 (管理人、逃走)

 ズ・バヅー・バ&ゴ・バダー・バ……クロト・ブエル
 (双子のバッタ種怪人。劇中では同じ役者さんが演じていました。兄のバダーは専用バイク ・
  バギブゾンを操り、クウガと高速バトルを繰り広げました)
 クロト 「赤いマフラーなびかせて、行くぜ必殺、バギブゾンアタック! ハハハハハハッ!」
 (そんな技はありません)

 ゴ・ガドル・バ……オルガ・サブナック
 (カブトムシ種怪人。グロンギ最強のゴ集団の中でも最強の戦士。クウガと同じくいくつもの形
  態に変身する。クワガタをモデルにしたクウガに対するライバルキャラである)
 オルガ 「お、渋い役をくれたじゃないか。ありがとよ。それじゃあ、金の力を手に入れるために
      発電所を襲撃に…」
 (行くな、バカモノ)

 ラ・ドルド・グ……ムルタ・アズラエル
 (コンドル種怪人。バルバと共にゲームの管理を担当する。殺した人間の数を数えるためのカ
  ウンターボードを持っている)
 アズラエル 「これはまた、ずいぶんと地味な役ですねえ。この怪人って、最期はクウガじゃなく
         て人間に倒されるんでしょう? 僕にはこういう地味な役、似合わないなあ」
 一同 「じゃあ、『あっち』へ行く?」

 (『あっち』……。そこは、役がもらえなかった者たちの吹き溜まり所。カズイやダコスタ、サザ
  ーランドの姿が見える)

 アズラエル 「さあて、台本のチェック、チェック」

 ン・ダグバ・ゼバ……ニコル・アマルフィ
 (グロンギの長。圧倒的な戦闘力を誇り、クウガも一度は敗北した。究極の闇を齎すべく、日 
  本各地で殺戮を行うが、アルティメットフォームに変身したクウガとの死闘で倒れる)
 ニコル 「悪役なんだけど、ピュアな心の持ち主だそうですね。頑張ります。えっ、別に不満なん
      てありませんよ。どうしたんですか管理人さん、ちょっと涙ぐんだりして……」

 アスラン 「まあ、こんなところか」
 キラ 「…………」
 アスラン 「ん? どうした、キラ?」
 キラ 「僕の役、まだ決まってないんだけど」
 アスラン 「何だ、聞いてなかったのか? お前、今回は休みだぞ」
 キラ 「!」
 アスラン 「お前のキャラ、クウガのキャラとは雰囲気がちょっと違うからな。まあ、あとは俺た 
       ちに任せて、『あそこ』でゆっくり休め」

 (アスラン、『あそこ』を指差す。カズイやダコスタたちが「おいで〜、おいで〜」と手招きしてい 
 る)

 キラ 「い……嫌だああああああっ!」

 (ワガママは通りません。キラ、強制連行)

 ラクス 「キラ……。あなたの分まで頑張りますわ。どうか安らかに眠ってください」
 アスラン 「いえ、死んでませんから」

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