ガンダムSEED編  PHASE−03
ショート54.
SEEDでしりとり(キャラもメカもOK)

その1.ルールは守りましょう

 キラ「じゃあ、僕からいくよ。まずは……ストライク!」
 アスラン「クルーゼ
 イザーク「ゼ、か……。ゼルマン艦長
 キラ「誰、それ?」
 イザーク「俺たちが乗っていたガモフの艦長だ」
 ニコル「かなりマイナーなキャラですね。僕は、う、ですよね。えーと……それじゃあ、カガリさん
      のお父さんのウズミさん」
 ディアッカ「ミ、か。よし、ミーティア
 ラクス「アークエンジェル、ですわ」
 カガリ「ル……ル……ルプス・ビームライフル
 フレイ「またルなの? えーと、他にルのつく言葉なんて、あったかしら?」
 ラクス「無ければ、フレイさんの負けですわ」
 フレイ「うっ! うーん、ル、ル、ル……。あ、あった! ルシフェルガンダム!」
 キラ「あ、鏡伝関係はNGだよ」
 イザーク「ゲームをやる前に説明しただろうが、バカ女め」
 ラクス「それでは、フレイさんには罰ゲームを。一週間、体重計を見る事を禁止します。体重を
     一切気にする事無く、バカバカドカドカ食べてください♪」
 フレイ「うっ……」
 ミリアリア「女の子にとっては、禁断の蜜の味ね。一週間後、きっと地獄を見るでしょうけど」
 カガリ「ご愁傷様、だな」


その2.この二人のツーショットなんて見たい人、いるのか?

 ミリィ「それじゃあ、ゲーム再開ね。まずは私から。えーと……ヘリオポリス!」
 フラガ「ス、か。それじゃあ……ストライク」
 キラ「それはもう言いました」
 フラガ「い、いや違う! ストライク・ダガーだ!」
 ナタル「上手く逃げましたね。それでは、アーマーシュナイダー
 マリュー「またアね。えーと……アースダラー。SEED世界の通貨単位よ」
 バルトフェルド「おいおい、またアじゃないか。まあいい、それでは我が愛しのアイシャだ」
 クルーゼ「ヤか。では、ヤキン・ドゥーエだ」
 サイ「エールストライク
 トール「クサナギ
 カズイ「ギ……えーっと、ギ? ギ、ギ、ギ…………うううう???」
 ラクス「はい、タイムオーバーですわ」
 キラ「あーあ、焦ってパニクっちゃったね」
 アスラン「キなら、キラとかキサカとかたくさんあるのにな」
 ラクス「それでは罰ゲームを。男の方が負けた場合は、ビキニパンツでアスランとツーショット 
     撮影会、ですわ♪」
 ミリアリア「腐女子大喜びね」
 アスラン「…………俺は強制参加なのか?」
 カズイ「男とツーショット……。あ、でも、これで僕も人気が出るかも?」
 ラクス「それは絶対にありませんわ」
 カズイ「ガーン!!!!」



ショート55.
SEEDキャラで演ってみよう/遊戯王編

 キラ「まあ、管理人さんが『決闘王』を名乗っているから、いつかはやるとは思ってたけど…」
 アスラン「カードも集めまくっているらしいからな。えーと、配役は、主人公の武藤遊戯はキラ 
       か。SEEDが覚醒すれば、闇遊戯もOKだな。良かったな、キラ。今回は『あちら』に
       行かずに済んだぞ」
 キラ「うん、ホッとしたよ。アスランの役は何?」
 アスラン「バトルシティ編の敵役、マリク・イシュタールだ。背中に刺青様の特殊シールを貼らな
       いとな」
 ディアッカ「あれって刺青なのか? あ、俺はマリクの側近のリシド役だ」
 カガリ「私はヒロインの真崎杏子か。意外と活動的なキャラだから、私にピッタリだな」
 フラガ「俺は……ブラックマジシャン? おいおい、モンスター役かよ?」
 ラクス「あら、モンスターも結構人気がありますのよ。ちなみにわたくしはブラックマジシャンガ 
      ール役ですわ。よろしくお願いします、お師匠様」
 マリュー「私はイシズ・イシュタール? こういうちょっと不思議入ってるキャラは、ラクスさんの 
      方が似合うんじゃ…?」
 フレイ「そうよ、何でラクスがモンスター人気ナンバー1のブラマジガールで、私が孔雀 舞なの
      よ!」
 イザーク「お前にブラマジガールの衣装が似合わんからだろう。色んな意味でな。俺は主人公
       の親友、城之内克也だな。……ん? 何だ、どこからか笑い声が聞こえたような?」
 ミリアリア「き、気のせいよ、気のせい。あ、私は城之内の妹の静香ちゃんをやりまーす」
 ニコル「僕は、獏良 了&バクラですか? 悪役は難しそうだなあ……」
 サイ「俺は本田ヒロトか。地味な役だなあ」
 トール「こっちはもっと地味な役だよ。御伽龍児って、ホントに影が薄いからなあ……」
 アスラン「文句を言うな。さて、あとは『あの男』の役だが」
 キラ「海馬瀬人か……。管理人さんの大好きなキャラだね。一体、誰に演じさせるつもりなんだ
     ろう?」

 キラ「で、悩んだ結果が」
 アスラン「よりにもよって、こいつか」
 キラ「まあ、ある意味、ピッタリだけど……」
 アスラン「確かに、あのハイテンションなキャラを演れるとしたら、こいつぐらいか。だが、普段 
       からやかましい奴を選んでほしくなかったな」
 キラ「うん。撮影中もハイテンションで、うるさすぎるからね。ミスキャストじゃないかな?」

 (二人の足元には、気絶している(気絶させられた)クロトが横たわっている)



ショート56.
SEEDキャラで演ってみよう/ボボボーボ・ボーボボ編

その1.声が似てるからって、絶対に嫌だ!

 ナタル(監督)「フラガ少佐は見つかったか!」
 ダコスタ(スタッフ)「いえ、見つかりません!」
 フレイ(今回はスタッフ)「こっちにもいないわ!」
 ナタル「ええい、せっかく彼専用のカツラと鼻毛セットまで用意したのに……。何としても見つけ
      出せ!」


その2.非人間キャラは顔出しのぬいぐるみで

 キラ「見つからないなあ、ムウさん」
 ラクス「仕方ありませんわ。ボーボボ役は後回しにして、他の方々のキャスティングを発表いた
      しますわ」
 カガリ「これが台本か。なるほど、私がビュティで、アスランはヘッポコ丸か。ヘッポコ丸は私だ
      と思ったんだけどな」
 ラクス「声優ネタはフラガさんだけにしておくそうですわ」
 キラ「ふーん。けど、アスランがヘッポコ丸か……」
 イザーク「……ふっ」
 ディアッカ「ククッ……」
 アスラン「お前たち、何がおかしい!」
 ニコル「ま、まあまあ、落ち着いてください、アスラン。えーと、僕はソフトンさんですか。まだ原 
      作を読んでないんですけど、台本を読んでみるとカッコいいセリフが多いですね。どん
      な人なんですか?」
 一同「……………」
 ニコル「? ど、どうしたんですか、皆さん? そんな哀れむような眼で…」
 ディアッカ「……まあ、ソフトンはセリフだけはマトモだよなあ」
 イザーク「この漫画でマトモな役なんて、無いに等しいぞ。俺の首領パッチは出番が多いだけマ
       シか」
 ディアッカ「おっ、やった! 俺は人間キャラの破天荒だ! けどこいつ、出番が少ないんだよ
        なあ……」
 カズイ「ぼ、僕も役がもらえた! わーい、わーい!」
 アスラン「ところ天の助の役をあれほど喜ぶ奴は、あいつぐらいだな」
 ミリアリア「わ、私は田楽マン……。あのー、私、女の子なんだけど…」
 ラクス「SEEDの癒し系キャラ、という事で出演決定ですわ。ちなみにわたくしは、今回はお休 
      みです」
 キラ「僕も今回は出番が無いみたいだね。ホッとしたような、ガッカリしたような……」
 ラクス「あら、キラにはちゃんと役がありますわ。台本をよく読んでください」
 キラ「えっ?」

 (キラ、台本を読む。…………直後に逃走)

 ミリィ「あ、逃げた!」
 イザーク「追え! 絶対に逃がすな!」

 (ちなみにキラの役は敵のボス、マルハーゲ(アニメではマルガリータ)帝国皇帝、ツル・ ツリー
  ナ四世。毛狩り隊のボスだけあって、頭はツンツルテン。ハゲヅラ着用が義務である)


その3.鼻毛を伸ばせ! ハゲヅラを被れ!

 ムウ「ふっ……。甘いな、キラ。俺に比べたら…」
 ナタル「似た者同士だと思いますが」
 ムウ「!」

 (結局、キラもムウも捕まりました。……合掌)

 マリュー「あら、二人とも結構似合うわよ」



ショート57.
SEEDキャラで演ってみよう/鋼の錬金術師編
(YF−19kさんのリクエスト)

 カガリ「アニメはSEEDの後番組だったな。で、配役は、私が主人公のエドワード・エルリック 
      か。あんなにチビじゃないんだけどな」
 アスラン「カガリ、その言葉は禁句だ。『本物』が次元の壁も越えて、やって来かねない。俺は 
       『焔の錬金術師』ロイ・マスタング大佐か。人気の高いキャラだから、下手な演技は 
       出来ないな」
 ムウ「おう、頑張れよ。で、俺は家族思いなキレ者、ヒューズ中佐か。いいねえ、こういうクセ者
     キャラ。俺、好きだぜ。あ、奥さんは当然、マリューね」
 ラクス「申し訳ありません、フラガ様。ラミアス様は、エルリック兄弟の師匠のイズミ役に決まっ
     ておりますので」
 ミリアリア「私はウィンリィ? 管理人さん、声優ネタは控えるんじゃなかったの?」
 ナタル「だが、悪くない配役だと思うが。私は、マスタング大佐の側近、ホークアイ中尉か。射 
      撃の練習をしておかないとな」
 サイ「俺も大佐の部下の一人、フュリー曹長の役で出ます。眼鏡をかけた、ちょっと地味な人で
     す」
 ダコスタ「お、俺にも役がある! マスタング大佐の部下の一人、ハボック少尉か。頑張るぞー
       ーーーっ!」
 トール「ハボック少尉って、大佐のせいで彼女に振られたり、結構不幸な役なんだけど……。 
      あ、俺は大佐の部下の一人、ファルマン准尉です」
 キサカ「私は荒川先生のお気に入り、アームストロング少佐役か。SEEDのキャラは細身が多
      いから、彼を演じられるのは私しかいないな。いいだろう、やってみせよう」
 バルトフェルド「で、私はキング・ブラッドレイ大総統か。なかなかのクセ者らしいな」
 フレイ「ちょっと! 何で私がウロボロスの組織の一人、ラストの役なのよ! 悪役なんて冗談
      じゃないわ!」
 ディアッカ「お前さんはまだマシだ。俺なんか、デブのグラトニー役だぞ……。肉じゅばん、暑苦
        しいんだよなあ」
 ニコル「ま、まあまあ、お二人とも、落ち着いて。僕だって悪役のエンヴィーですから、三人で仲
      良くやりましょう。ね?」
 イザーク「俺は傷の男、スカーか。ふっ。ついに俺にも、こういう渋い役が来るようになったか。
       俺の名演技を見せてやる!」
 キラ「顔に傷があるから、選ばれただけじゃないかな。僕とラクスは、今回はお休みだね。… 
     …あれ? そういえばまだ、アルフォンス・エルリックの役が決まってないけど、誰がやる
     の? 鎧はムレるから大変な役だけど…」
 ラクス「ご心配なく。特別ゲストをお呼び致しました」

 ストライク「ドウゾ、ヨロシクオ願イシマス」
 一同「ホントに『特別』だ!」



ショート58.
戦争が終わって、ふと思った

 キラ「もし、戦争なんか起こらなかったら、みんな平和に暮らしていたんだろうなあ……。僕は 
    普通の学生として、死んでしまった人たちも生きてて、みんな笑顔で…」
 アスラン「そうだな。だが、戦いの中で得られたものもある。俺やカガリとの出会いもそうだ。変
       わってしまったものや、失ったものは多いが、それでも俺たちは立ち止まってはなら
       ない。その全てを受け入れて、新しい時代を作らないとな」
 キラ「うん、そうだね。……でも」
 アスラン「?」
 キラ「戦争が起きても起こらなくても、あまり人生変わらなかっただろうなあ、と思うキャラもいる
    んだよねえ」

 カズイ「ハックション! うー、風邪でもひいたかな?」

 アスラン「確かに。ある意味、『神』だな」



ショート59.
愛称というのは、自分で考えるものではないと思うのですが

その1.名は体を現す?

 サイ「キラたちぐらい活躍すれば、何か凄いニックネームがついてもいいのにな。『エンデュミオ
     ンの鷹』とか『砂漠の虎』みたいな」
 トール「でも、キラのニックネームはもう決まってるんじゃないかな? 『女殺し』、もしくは『恋人
      関係壊し』」
 キラ「そんなあだ名、絶対嫌だ!」
 イザーク「自業自得だろうが。だが、確かに俺たちには何かニックネームがついてもいいと思う
       な。仮にも『赤』なんだし」
 ディアッカ「そうだな。じゃあ、赤いのが四人揃っているから……『アカレンジャー』?」
 一同「いや、あらゆる意味で違うから」


その2.元ネタはこちらです

 オルガ「俺たちにもニックネームが欲しいな」
 クロト「ファンの間では、色々な名前で呼ばれているけどな」
 シャニ「でも、あんまりカッコいいのは無いんだよねえ。『連合の極悪三人組』とか『常夏三兄 
      弟』とか」
 オルガ「じゃあ、俺たちで勝手に名乗るか。『ガンダム三連星』ってのはどうだ?」
 シャニ「どこかで聞いたような名前だね」
 クロト「あ、今、管理人の奴から『俺たちにピッタリの名前がある』って連絡があったぞ」
 オルガ「ほう、どれどれ……」

 オルガ「オルガ・サブナック!」
 クロト「クロト・ブエル!」
 シャニ「シャニ・アンドラス!」
 三人「我ら、無敵の、アクマイザー3!」

 オルガ「……って、おい! 管理人、てめえ!」
 クロト「抹殺!」
 シャニ「一応正義の味方の名前なんだけどね。でも、やっぱりオシオキ」



ショート60.
SEEDキャラで演ってみよう/DQ・ダイの大冒険編
(一剣さんのリクエスト)

 キラ「ちょっと古い漫画だけど、凄く面白いから、古本屋とかで探して読んでみてね。配役は、 
    僕は主人公のダイか」
 アスラン「俺は魔剣戦士ヒュンケルだ。色々と複雑な事情を抱えた、管理人さん一押しのキャラ
       だな」
 サイ「お、俺が、準主役のポップ? うわあ、凄いプレッシャーだな」
 フレイ「私はマァム役ね。僧侶戦士から武闘家に転職した女の子。…………なーんか「ミスキ 
     ャストだ!」って声が聞こえてくるんだけど、気のせいよね。うん」
 イザーク「便利な耳をしているな。俺は獣王クロコダインか。……おい管理人、貴様、傷がある
       から、ってだけで選んでるだろ?」
 ディアッカ「まあまあ、イザーク、落ち着け。ちなみに俺の役は………チウ? おいこら、管理 
        人! 何で俺が、こんなネズミ小僧の役なんだよ!」
 ミリアリア「あら、ピッタリだと思うけど。私は占い師の女の子、メルルの役ね。ちょっと地味な 
        役だけど、頑張りまーす!」
 ラクス「わたくしはヒロインのレオナ姫ですわ。自分で言うのも何ですけど、ベストな役だと思い
      ますわ」
 カガリ「私は今回は男役だな。陸戦騎ラーハルトか。槍の練習をしないとな」
 ムウ「俺は『勇者の家庭教師』アバンか。ふっ、当然のキャスティングだな」
 バルトフェルド「で、私は主人公ダイの父親、バランか。アイシャは妻のソアラ役だな。これは譲
           らんぞ」
 パトリック「ほう、私が魔軍司令ハドラーか。彼の最後には、私も感動したよ」
 クルーゼ「大魔王バーンの役とは、実に光栄だ。悪役として、彼の行動と智謀には見習う点が
       多くある。だが……老バーンと真バーンのダブルキャストというのは、少々不満なの
       だがね」

 ニコル「…………あのー、どうして僕はこんな金ぴかの気ぐるみを着ているんでしょうか?」
 ラクス「ゴールデンメタルスライムのゴメちゃん役だからですわ。セリフも簡単ですし、お願いし
      ます」
 ニコル「…………ピィ〜〜〜〜〜」(ちょっと悲しげ)



ショート61.
双子ネタの定番です

その1.時期的には46話と47話の間ぐらい

 カガリ「キラ、私と入れ替わってみないか?」
 キラ「えっ? な、何だよ、カガリ、唐突に……」
 カガリ「最近、お前、元気が無いからな。気分転換だ。私の服を貸してやる。さあ、来い!」
 キラ「ちょっ、ちょっと、嫌だよ、僕! 女装なんて………うーん……」
 カガリ「? どうした、ボーッとして」
 キラ「いや。カガリの服なら『女装』にはならないか。性格もこんなんだし」
 カガリ「!」

 (ボッコボコにされました)


その2.二代目セクハラ魔王襲名?(初代はフラガ)

 カガリ「まったく、失礼な奴だ。まあ、確かに私の服は女っぽい物は少ないが……。おい、着替
      え終わったか?」
 キラ「う、うん。もうちょっと待って。……はあ、何でこんな事に」
 カガリ「私を侮辱した罰だ。まあ、私の服はキツいと思うが、我慢しろ」

 (着替え終了)

 キラ「うわあ、ピッタリだ」
 カガリ「…………」
 キラ「あ、でも胸の辺りがちょっとキツいかな」
 カガリ「……!」

 (ボッコボコにされました)


その3.ダメだ、こりゃ(色んな意味で)

 キラ「髪も金髪に染めたし、これでOKか。……ううっ、殴られた後が痛い。カガリももう少し、手
    加減してくれても……」
 キサカ「カガリ様! ここにおられましたか!」
 キラ「えっ、キサカさん……じゃない、キサカか。何か用ですか……じゃない、何か用か?」
 キサカ「何か用か、ではありません! 勝手に帝王学の授業を抜け出して、家庭教師の皆さん
      が嘆いておられますぞ!」
 キラ「えっ!?」
 キサカ「さあ、お戻りください! 課題を全てクリアするまで、今日は休ませませんぞ!」
 キラ「えええっ? そ、そうか、カガリの奴、だからこんなバカな事を言い出したのか!」
 キサカ「さあ、一緒に来てもらいます!」
 キラ「あ、い、いや、僕は、あの、その……ああ、どうしてこんな目にーーーーっ!!!」

 アスラン「あれは……カガリか。今日のあいつの悲鳴、遠い昔にどこかで聞いたような…。あ 
       あ、昔、課題が全然終わらずに四苦八苦していたキラの悲鳴に似てるんだ。悲鳴ま
       で似てるなんて、さすがは双子だな」


その4.やはり天性の素質だと思います

 カガリ「さてと、メンドくさい事はキラに任せて、私はのんびりするか」
 ラクス「あら、キラ。ちょっといいかしら? 手伝ってほしい事があるのですが」
 カガリ「あ、ああ、別にいいぞ」(下手に断わったら、怪しまれるからな)
 ラクス「ありがとうございます。補給物資の中にあったわたくしの荷物を、部屋まで運んでほし 
      いのですが……」

 カガリ「う、うう、結構キツかった……」
 ミリアリア「あら、キラ。ねえ、新作の料理の味見してくれない?」

 マリュー「キラ君、今後の戦略について、パイロットの意見が聞きたいんだけど…」

 シモンズ「キラ君、フリーダムの修理についてだけど…」

 アサギ「キラ君!」
 ジュリ「暇なら、私たちと一緒に遊びませんか?」
 マユラ「クッキー焼いたんですけど、一緒にどうですか?」

 カガリ「ぜ、全然休めない……。にしてもあいつ、声をかけてくるの女の子ばかりだな。男の友
      達、いないのかな? 姉として、ちょっと心配だな」


その5.まあ、キラは気分転換にはなったようです

 カガリ「はあ、あんまり面白くなかったなあ。そろそろ戻るか…って、あれはキサカじゃないか。
      何、泣いてるんだ? あのー、キサカ…さん? どうしたんですか?」
 キサカ「お、おお、キラ君か。いや、ちょっと感動してな」
 カガリ「感動?」
 キサカ「うむ。カガリ様が、『あの』カガリ様が、ちゃんと勉強をしているのだ! あれほど嫌がっ
      ていた料理もダンスも見事にこなしているし、食事のマナーも完璧だ! 何より、非常
      に下の者に気を配るようになった! うう……。お喜びください、ウズミ様! カガリ様
      は立派に成長されておりますぞ!」
 カガリ「………………」

 キラ「ふう、やっと戻れた。けど、カガリ、どうして僕をビンタしたんだろう?」



ショート62.
これを書いたのは12月24日でした。という訳で、
(ymaさんのリクエスト)

その1.それは上官命令ですか?

 アークエンジェル一同「お誕生日、おめでとうございます、ナタルさん!」
 ナタル「み、みんな、ありがとう……。だが、少し照れ臭いな」
 マリュー「気持ちは分かるけど、みんなあなたの事を慕っているのよ。さあ、ケーキのロウソク 
       を消して」
 ナタル「はい。……随分と大きなケーキですね。それに、ロウソクの数もかなり…」
 マリュー「クリスマスイブのケーキも兼ねてるから。さ、吹き消して。一息で」
 ナタル「ひ、一息で? いえ、ですが、いくら私でも百本以上のロウソクを一息では…」
 マリュー「一息で」
 ナタル「…………」
 マリュー「吹き消して」
 ナタル「………………………」

 キラ「うわーっ! ナタルさんが酸欠で倒れたーっ!」
 ノイマン「誰かタンカ! 医務室へ運べ!」


その2.上司に恵まれなかったら

 ムウ「おいおいマリュー、ちょっとやり過ぎじゃないのか? 何であんな意地悪をしたんだ?」
 マリュー「少し悔しかったのよ。先月のあなたの誕生日は誰も祝ってくれなかったのに…」
 ムウ「知らせてないんだから仕方ないだろ。まあ、副長のセリフじゃないけど、誕生日を祝って
     もらうような年でもないしな。それに、マリューはちゃんとプレゼントをくれたじゃないか。 
     俺はそれで満足だよ」
 マリュー「ムウ……」

 ナタル「…………転属を激しく希望します」


その3.そして彼女はドミニオンへ

 ナタル「失敗しました」
 アズラエル&三人組「うわあ、あっさりと」



ショート63.
それぞれの好きな歌は、私の想像です

 キラ「SEEDの音楽って、主題歌も挿入歌も名曲揃いだね」
 アスラン「そうだな。俺は初代EDの『あんなに一緒だったのに』が好きだな。唯一、2クール放
       送された曲だし」
 カガリ「私は『暁の車』だ。新生オーブの国歌にしたいくらいだ」
 ニコル「それはさすがにやめた方が……。僕は二代目OPの『moment』ですね」
 イザーク「ふん、バカめ。男なら初代OPの『 INVOKE』だろうが! あの燃える歌こそ、SEED
       のテーマに相応しい!」
 ディアッカ「俺は最終OPの『Realize』がいいと思うけどな」
 フレイ「それはあんたとミリィがツーショット決めてるからでしょう? 私は最終EDの『FIND TH
      E WAY』ね」
 サイ「俺は二代目EDの『RIVER』かな。新曲なのに絵は前のEDと同じだから評価は低いけ 
     ど、やっぱり名曲だよ」
 キラ「僕は三代目OPの『Believe』だね。フリーダムがカッコいいし」
 ラクス「………………」
 キラ「あ」
 ラクス「………………」
 キラ「も、もちろん『静かな夜』も好きだよ。というか、田中理恵さんの歌はみんな好きだ! CD
    も全部買ってるし、これからも買うよ、うん」
 ラクス「まあ、キラったら」(嬉しそう)
 アスラン「キラ。アルバイト先、探してやろうか?」
 キラ「……お願いします」



ショート64.
マスコットキャラ対決

その1.鳴き声(?)対決

 トリィ「トリィ!」
 ハロ「ハロ、ゲンキ!」
 トリィ「トリィ!」
 ハロ「オマエモナ!」
 トリィ「トリィ!」
 ハロ「ミトメタクナイ!」

 ムウ(審判)「人と会話が出来るので、ハロの勝ち!」
 キラ「会話……してるの、あれ?」
 アスラン「相手はラクス限定だがな」


その2.特殊機能対決

 トリィ:本物の鳥のように飛ぶ。宇宙空間でも飛行可能。
 ハロ:ボールのように跳ねる。鍵を開ける事が出来る。

 ムウ「実は結構、凄いテクノロジーが使われているらしいトリィの勝ち!」
 キラ「アスラン、張り切りすぎだよ」
 アスラン「お前がああいうのを欲しいと言ったんだろうが」
 ラクス「ある意味『愛』の力ですね」
 カガリ「…………お前たち、やっぱりそういう…」
 キラ&アスラン「絶対に違う!」


その3.自己PR(?)対決

 トリィ:本物の鳥のように飛び、首を傾げたりする。かわいい。
 ハロ:ピンクちゃんからおヒゲちゃんまで、ハロ軍団大集合。多い。とにかく多い。

 ハロ軍団「オマエモナ! ミトメタクナイ! ハロ、ゲンキ! ミンナモゲンキ!」
 ムウ「戦いは数だよ、という訳でハロの勝ち! でもうるさいので、トータルで両者引き分け!」
 キラ「強引だなあ。けど、だったらトリィも大量に作れば、トリィの完全勝利だったのかな?」
 アスラン「いや、それはそれで気持ち悪いぞ。ヒッチコックの『鳥』、見た事あるか?」


その4.考えてみたら

 キラ「トリィもハロもアスランが作ったんだよね」
 ラクス「両方ともグッズとして売り出せば、大ヒット間違い無しですわ。実際、マスコットロボのハ
      ロはかなり売れたそうですし」
 カガリ「この前、オーブのオモチャメーカーがアスランに専属のデザイナーになってくれ、とスカ
      ウトに来ていたぞ。意外とそっち方面の才能があるのかもな」
 アスラン「カガリ、それ、褒めているのか? …………まあ、平和でいいけど」


その5.という訳で

 オーブ最大のオモチャメーカー『ダンバイ』が新発売!
 救国の英雄、アスラン・ザラ印のペットロボット『ハロトリィ』! 終戦記念に期間限定で
特別価格で販売します。お求めの方は……、

 キラ「結構、売れてるみたいだね」
 ラクス「デザインがかわいいですから。管理人に絵心が無いので、どんなオモチャなのか、絵で
      現せないのが残念ですわ」
 カガリ「言い逃れに聞こえるぞ」



ショート65.
メガネ騒動

その1.これはこれで

 ラクス「アーガイル様、メガネを貸してもらえませんか?」
 サイ「? ええ、どうぞ」
 ラクス「ありがとうございます。どうですか、キラ? 似合います?」
 キラ「うん。萌え」
 サイ「メガネフェチ!?」


その2.キャラクターの個性って…

 キラ「いや、フェチとかじゃないよ。けど、今までとは違う雰囲気というか、そんなのが新鮮なだ
     けで…」
 サイ「お前、『萌え』とか言ってなかったか? けど、確かに新鮮ではあるな。コーディネイターっ
     て視力落ちないから、メガネかけないんだろう?」
 ラクス「そうですね。劇中ではメガネをかけていたコーディネイターはいませんでしたね」
 キラ「サイにとってはその方がいいだろ? 『メガネ=サイ』の方程式が壊れちゃうから」
 ラクス「良かったですね」
 サイ「……あんまり嬉しくないな」
 キラ「じゃあ『フレイに振られた男』の方がいい?」
 サイ「振られたんじゃない! 俺が振ったんだ……と思う。うん、多分、きっと、そう」
 ラクス「微妙ですね」


その3.女心の分からない奴

 カガリ「メガネをかけると、違った魅力が出るのか……。よし」

 アスラン「!? カガリ、お前、そのメガネは…」
 カガリ「あ、ああ。どうだ、似合うか…」
 アスラン「暗いところで本を読んでいるからだ。視力の低下は体調管理がなってない証拠だ。 
       大体、お前は…」
 カガリ「バカーーーーッ!!!!」
 アスラン「はぶうっ!?」



ショート66.
C.Eにド○クエがあるのかどうかはツッコまないように

その1.戦闘

  “スライムAの攻撃、クルーゼは5ポイントのダメージを受けた”
  “クルーゼは死んだ”

  “スライムBの攻撃、キラは3ポイントのダメージを受けた”
  “キラは死んだ”

  “パーティーは全滅しました”

 フレイ「うふふふふ……。うふふふふふふふ……。RPGって、楽しいわね。うふふふふ…」
 キラ&クルーゼ「怖っっ!!!」


その2.小さなメダル

 “キラはタンスの中をさがした”
 “小さなメダルをみつけた!”

 キラ「この瞬間って、地道な捜索が報われたって感じがして、ちょっと幸せな気分になれるんだ
    よ。僕は好きだなあ」
 アスラン「他人の家に勝手に上がりこんで、タンスの中を漁って、幸せな気分も何もないと思う
       んだが」
 キラ「大丈夫。他人の家に上がってもいいのは、RPGの勇者の特権だから」
 アスラン「そうなのか?」
 ラクス「では、フリーダムなどを拝借したわたくしたちも、ある意味、勇者ですわね」
 キラ&アスラン『勝手に盗った、っていう自覚はあるんだな』


その3.Xの究極の選択(私はフローラでした)

 キラ「ビアンカとフローラ、まあどっちを選んでもストーリーに変化は無いんだけど…」
 ディアッカ「フローラを選んだ方が特だぜ。実家から色々貰えるし、結構強いし」
 イザーク「待て。幼い頃、冒険を共にした仲間を見捨てるのか。そんな事、俺にはできん!」
 キラ「こういうのって、微妙にその人の性格が出るんだなあ。じゃあ、どっちにしようか……。う
     ん、ここでセーブして、両方やってみよう」
 イザーク&ディアッカ「うーん、確かに人間性が出るな」



ショート67.
意外ですけど

その1.そりゃそうだけどね

 キラ「『かつての親友同士が敵味方に分かれて戦う』って、ロボットアニメではよく使われている
    設定だけど、ガンダムではSEEDが初めてなんだよね。恋人同士なら『F91』や『08小 
    隊』とかがあるんだけど」」
 アスラン「少し意外だな」
 カガリ「いや、そうでもないだろ」
 キラ&アスラン「そうかな?」
 カガリ「だって、歴代のガンダムの主人公って、友達いない奴ばかりじゃないか。『かつての親
     友』自体いない…」
 キラ&アスラン「カガリ、それは禁句!」


その2.姉or妹論争、決着?

 キラ「い、いや、そんな事ないよ。『ZZ』のジュドーさんとか、『F91』のシーブックさんには友達 
     がたくさんいたじゃないか」
 アスラン「そ、そうそう。他の先輩たちだって、物語の中で仲間や友達が大勢出来るし、決して
       友達が一人もいないネクラな奴じゃないぞ。みんな立派な人たちだ!」
 カガリ「ネクラな奴って、そこまでは言ってないぞ。で、他にもSEEDの意外なところってあるの
      か?」
 キラ「そうだね……。あ、主人公が双子、っていうのもガンダムでは初めてだね。ガンダムの主
    人公は一人っ子が多いから」
 アスラン「きょうだいがいるのは『ZZ』のジュドーさんと『F91』のシーブックさん、それから『Gガ
       ンダム』のドモンさんだけか。あ、小説も入れれば『閃光のハサウェイ』のハサウェイ・
       ノアもそうか。それでも意外と少ないな」
 カガリ「そうだな。それに『姉』というのも初だな。ジュドーさんやシーブックさんは妹だし」
 キラ&アスラン「えっ、『姉』?」
 カガリ「何だ、文句があるのか?」
 キラ&アスラン「…………」

 (ジュドーの妹リィナと、シーブックの妹リィズを想像する。二人ともお兄ちゃん思いの、とっても
  いい子です)

 キラ&アスラン「いえ、ありません。カガリは『お姉さん』です」
 カガリ「妙に引っかかる言い方だな」



ショート68.
SEEDキャラで演ってみよう/仮面ライダーファイズ編2

 キラ「以前、書いた時はまだ番組が途中だったからね。後半のキャラを配役するよ。あ、巧や 
     真理たちの配役はこちらに載ってます」
 アスラン「デルタの正装着者、三原修二役は誰だ? キャラ的に考えればイザークだが…」
 イザーク「どういう意味だ!」
 ノイマン「三原役は俺です」
 一同「えーーーーーっっっ!!!!!」
 ノイマン「いや、そんなに驚かなくても……。ちょっと傷付くな」
 ミリィ「で、私は三原さんの恋人?の阿部里奈さんね。地味だけど、いい娘よね」
 シャニ「スパイダーオルフェノク、澤田は僕がやるよ。帽子、帽子と。あ、折り鶴の練習もしとか
      ないとね」
 シーゲル「私は花形社長だ。SEED本編では出番が少なかったが、今回は…!」
 キラ「……あまり出番は多くないんだけど、言っておいた方がいいんじゃないかな?」
 アスラン「いずれ分かる事だ。今は夢を見せてあげよう」
 パトリック「ふん。私は警視庁の幹部、南雅彦か。本編と似たような役だな。安直な」
 アスラン「いいじゃないですか、父さん。白髪交じりのくせに、若い人の役が出来るんですから」
 パトリック「言うようになったな、アスラン。お前には失望したぞ」
 アスラン「俺もです。とっくの昔から」
 ラクス「はい、親子ゲンカはその辺にしてください。わたくしは今回は裏方です。皆さん、頑張っ
      てくださいね」
 キラ「あ、ラクス、まだ照夫君(実はラスボス)の役が決まってないんだけど」
 ラクス「あら、そういえばそうでしたね。では…」

 ハロ「ハロ、ガンバル! ヨロシクナ! オマエモナ!」
 一同「ハガレンに続いて、またメカかよ!」
 ラクス「だってSEEDって、ホントに子役がいませんもの。ちなみに今回はネイビーちゃんにお
      願いしましたわ」



ショート69.
こんなSEEDはちょっと…/キャラクター編

その1.第一クール

《もの凄ーーーく仲が悪いキラとアスラン》
 キラ「アスラン! どうして宿題をやってくれなかったんだ! おかげでいつも廊下に立たされて
     たんだよ!」
 アスラン「お前こそ、俺のおやつを勝手に食べやがって! プリンの恨み、今こそ晴らす!」

《とっても純真だけど、顔が怖くて信用されないガルシア》
 ガルシア「ううう……。みんなで僕の事、イジメるんだ。けど、ガルシア負けない! 左遷させら
       れたけど、アークエンジェルの秘密を手土産に本国に…」
 フラガ「気持ち悪いので、このままアルテミスにいてくれ。頼むから」

《凄く冷静で頭のいいイザーク》
 出演者一同「はっはっは。おいおい、そんなの、イザークじゃないよ」
 イザーク「どういう意味だ!」

《捕虜にしたラクスにサインをねだるアークエンジェル一同》
 ラクス「はい、並んでください。一枚、3000円ですわ」
 キラ「ちゃっかりしてるなあ。さすが芸能人」

《パパと仲が悪くて「殺されてスッキリした」などという親不孝娘フレイ》
 フレイ「そうね。だったら私も暴走せず、『二代目カテ公』なんて言われなくて済んだかも」
 ラクス「けど、そうなるとカズイさん以上に目立たないキャラになったかもしれませんわね」
 フレイ「ぐっ……」

《「みんなを守ってくれてありがとう」とラフレシアの花をあげるエルちゃん》
 キラ「でかっ! そして、臭っ!」
 フラガ「ちなみにラフレシアとは、東南アジアに生息する世界最大の花だ。ハエなどをおびき寄
      せるため、もの凄い腐臭を放つ。見た目も悪いぞ」


その2.第二クール

《コーヒーではなく、コーヒー牛乳が好きなバルトフェルド》
 バルトフェルド「いや、これはこれで」

《恋愛の達人カガリ》
 カガリ「キラ、お前ももう少し女心というものを勉強した方がいいぞ。ちなみに『明けの砂漠』の
      連中は、全員私の『僕』(しもべ)だ」
 キラ「うわあ、射程範囲、広っ!」

《言葉遣いが普通なアイシャ》
 バルトフェルド「うむ、これはこれで」
 ダコスタ「何でもいいんですか、貴方は」

《無人島で過ごすアスランと……カズイ》
 アスラン「発見次第、銃殺」
 カズイ「うわあああん!!!」

《オーブへの入港を拒否されるカガリ》
 カガリ「なぜだ! アフリカで買った武器の請求書をモルゲンレーテに回したからか、それとも 
      お父様の貯金をアズキ相場に突っ込んで大損させたのがバレたのか、いや、もしかし
      たら…」
 マリュー「家出したんじゃなくて、国を追い出されたんじゃないの?」
 キサカ「………………」


その3.第三クール

《オーブからの返答を素直に信じて引き上げるザラ隊》
 クルーゼ「まったく、これだから世間知らずのお坊ちゃんどもは……」
 ニコル「でも、そうしたら僕は生き延びる事が出来たんですよね」

《感動の再会を演出しながら、台無しにするトリィ》
 トリィ「トリィ! トリィ!」
 アスラン「うわあっ! 突付くな、そして妙な所から水を出すな!」
 キラ「アスラン、嫌われてるね」
 アスラン「そんな知能は無いはずなんだが、この、バカ鳥ロボ!」
 トリィ「トリィ!」

《息子が会いに来ないので、こっちから押しかけるキラの両親》
 キラの母「どうも皆さん、うちの息子がいつもお世話になっています。あ、これはつまらない物で
       すが……」
 キラ「うわあああっ! やめてよ母さん、凄く恥ずかしい!」

《肝心な場面でコケるニコルorブリッツ》
 ニコル「…………すいません、NG出しちゃいました」

《自爆コードをど忘れしたアスラン》
 アスラン「えーと、確か1124、いや、1134……」
 コンピューター「ハイ、タイムアップデス」
 アスラン「時間制限あり!?」

《ストレートに物を言うマルキオ導師》
 マルキオ「あなた方はSEEDを持つ者です。ぶっちゃけ言えば、キレると眼の色が変わって、 
       凄く強くなる人たちです」
 キラ「ストレート過ぎるよ」

《信念の欠片も無いウズミ》
 ウズミ「大西洋連邦が、オーブに降伏しろって言ってきましたー。私はまだ死にたくないので降
      伏しまーす」
 カガリ「お父様の裏切り者!」

《仲のいい連合三人組》
 オルガ「大丈夫か、クロト、シャニ!」
 クロト「心配するな、オルガ! 俺たちの友情パワーに敵は無いぜ!」
 シャニ「二人とも休んでていいよ。君たちの分まで俺が戦うから」
 アズラエル「……………キモッ!」


その4.第四クール

《自分に敏感なアズラエル》
 アズラエル「このまま地球にいても出番ありませんから。さっさと宇宙に行きましょう」
 サザーランド「出番の為なら命も惜しくないようですな。さすがです」

《隠し事の出来ないクルーゼ》
 イザーク「隊長、なぜナチュラルの女などを?」
 クルーゼ「Nジャマーキャンセラー託して、人類滅ぼしたいから」
 イザーク「えっ?」
 クルーゼ「あっ」

《異常にしぶといシーゲル》
 シーゲル「まだだ、まだ終わらんよ! せめて最後のセリフを…!」
 福田監督「却下」
 シーゲル「ぐほっ!」(神には勝てませんでした)

《お姫様みたいな服を着ないラクス》
 ラクス「? なぜでしょう、皆さんの士気が下がっているような気が……」

《あまり仲の良くないイザークとディアッカ》
 イザーク「…………誰だっけ、お前?」
 ディアッカ「ふん。どーせ俺は中盤まで目立たなかったよ。でも、お前と違って彼女が出来たも
        んねー。ざまーみろ」
 イザーク「ぶっ殺す!」

《正義も信念も無いナタル》
 ナタル「ドミニオンの諸君、我々はこれからアークエンジェルと行動を共にする。理由はただ一
      つ。こちら側にいると目立たないからだ!」
 アズラエル「私と似てますねえ」

《マッドじゃないヒビキ博士》
 キラ「でもそれだと僕は普通の人間で、クルーゼも生まれなくて、この物語自体、存在しなかっ
     たんじゃ……。やっぱりあの人はマッドじゃないと」
 ヒビキ「息子からそんな事を言われると、ちょっとヘコむなあ」
 キラ「そんなキャラじゃないでしょ、あなたは」
 ヒビキ「うわっ、キツっ!」
 キラの実母「こういうところは、あなたにそっくりですね」

《金に細かいパトリック》
 パトリック「うーむ、ジェネシスの電気代もバカにならんな。戦争、やめようかな」
 アスラン「こっちの父上の方が俺は好きだ」

《キスシーンで、なぜか眼を開けっ放しのカガリ》
 アスラン「…………やりにくいなあ。あと、必要以上に唇を突き出すのも……」

《最終決戦、クルーゼの言う事にいちいち反論するキラ…だったんだけど》
 福田監督「ごめん、放送時間がギリギリなんだ。ちょっと黙っててくれない?」
 キラ「そ、そんなあ!」



ショート70.
こんなSEEDはちょっと…/メカ編

その1.「G」と呼ばれる者たち

《専用パックが50種類もあるストライク》
 マリュー「ごめんなさい。研究者魂が騒いじゃって」
 キラ「エール、ソード、ランチャー、水中用のダイバーと砂漠用のデザート、パワーにエレキに 
    冷熱、レーダー……。一話につき一個ずつ使えば、最終話までには全部使えるかな?」
 フラガ「フッ。そういう『番組が始まる前の計画』ほど、当てにならないものはないんだぜ」

《MA形態の指が五本あるイージス》
 キラ「…………ウデゲルゲ?」
 アスラン「一部の人間しか分からない特撮ネタはやめろ」
 キラ「じゃあ、ガブリン?」
 アスラン「ウデゲルゲより分からんぞ」
 キラ「鏡伝のラスボス、エデン・ザ・パンデモニウムの武器≪ガブリン≫の元ネタなんだけど」
 アスラン「管理人しか知らないネタじゃないか。最悪だな」
 ニコル「ウデゲルゲは1972年に放送された『超人パロム・1』という特撮ヒーロー番組に出て 
      いた怪人です。ガブリンは1976年の『宇宙鉄人キョーダイン』というロボットヒーロー番
      組のボスキャラです。どちらも巨大な掌の形をしています」
 ディアッカ「バロム1の原作は、『ゴルゴ13』の作者のさいとう・たかを先生だ。人に歴史あり、 
        だな」
 イザーク「敵のボスの『ドルゲ』が実在する人物(子供)の名前だったから、ちょっとトラブルに 
       なったそうだ。やれやれだな」
 キラ「キョーダインの方は、主役のロボット兄弟の変形が凄く無茶なんだよね。ある意味、ゲッ
     ○ーロボを超えてるよ、あれは」
 アスラン「……お前たち、今、何歳だ?」

《機体の色がド派手なバスター》
 ディアッカ「よーし、これで俺も目立てるぜ! 番組序盤から大活躍間違いなし! 行くぜーー 
        ーっ!」
 キラ「そこっ!」
 ディアッカ「ぐわああああっ!」
 アスラン「後方支援用の機体が、前線に出てどうするんだ」
 ニコル「あんな派手な色をしてたら、『落としてください』って言ってるようなものですからねえ」
 イザーク「バカが」

《武装が接近戦のものしかないデュエル》
 イザーク「俺のこの手が光って唸る! お前を倒せと輝き叫ぶ!」
 アスラン「素手じゃないか!」
 ニコル「結構、強いかもしれませんね」

《左腕のピアザーロックがドリルになっているブリッツ》
 アスラン「って、それなら鏡伝に出てるじゃないか」
 ニコル「ちょっと違います。鏡伝のは小型ドリルが三本。こちらのは大きいのが一本です」
 アスラン「一本だけ? 戦闘力が下がるんじゃないのか?」
 ニコル「でも、ゲッ○ー2みたいでカッコいいですよ。漢のロマンを感じませんか?」
 アスラン「……………………ちょっとだけ、な」

《背中の翼が『羽ばたく』フリーダム》
 キラ「あ、ウイングゼ○カスタム」
 ラクス「無駄な技術を使ってますわね」
 キラ「いや、こういう『無駄』から新しい発明や発見が生まれるんだよ」
 ラクス「その言葉、アスランが聞いたら喜ぶでしょうね」
 キラ「えっ?」
 ハロ「ミトメタクナイ!」

《リフターではなく、ドダイ(初代ガンダム)を背負っているジャスティス》
 アスラン「……どうしてみんな、ジャスティスの背中に乗ってくるのか分からなかったが、そうい
       う事か」
 キラ「MSパイロットの本能だよ」
 アスラン「黙れ、このバカ」

《頭に牛の角が付いているカラミティ》
 コンピューター「ファイナルベント」
 キラ「マグ○ギガ!?」
 オルガ「はははははは! みんな吹き飛べ! エンドオブワールド!」
 ディアッカ「シャレにならないから、このネタはヤメろ」

《80%しか完成しておらず、足の無いレイダー》
 クロト「口のビーム砲がジ○ングに似てるからって、ちょっと強引過ぎないか、このネタ?」
 アズラエル「まあ、いいじゃないですか。それに足なんて飾りです。お偉いさんには、それが分 
         からないのだよ」
 クロト「いや、その『お偉いさん』って、あんただろ」
 アズラエル「あ」

《武器が鎌ではなく、オカマなフォビドゥン》
 キラ「いい加減、公式サイトの誤植ネタはやめようよ」
 アスラン「いや、今回はチョット違うようだ。お釜じゃなくて…」
 シャニ「うら〜〜〜〜〜!」
 キラ「うわっ! くっ、フォビドゥンのこの動きは……オカマ拳法!?」
 アスラン「盆暮れ直伝だそうだ。管理人、ついにワ○ピースネタまで引っ張り出してきたか…」

《某宗教団体のご本尊になったプロヴィデンス》
 クルーゼ「もちろん教祖は私だ! この世界に破滅をもたらすのだ!」
 キラ「似合ってるなあ。ある意味、天職かも」
 アスラン「だが、すぐに強制捜査が入りそうだな」
 フラガ「そうなったら、プロヴィデンスは俺がいただこう。あいつに扱えて、俺に扱えないはずが
      ない!」
 キラ「凄い理屈。けど、間違ってはいないかな?」


その2.MSは「G」だけじゃない

《頭のトサカがニワトリみたいなジン》
 パトリック「パイロットが全員、出撃拒否だと! なぜだ!?」
 ミゲル「お偉いさんには、現場の苦労は分からんのさ」
 クルーゼ「苦労というより、羞恥心なのだがね」

《機体のパリエーションが豊富なシグー》
 アスラン「砲撃戦仕様に強行偵察型、エース専用機か……。けど、シグー自体がジンのバリエ
       ーションみたいなものじゃないのかな?」
 クルーゼ「身も蓋も無い言い方だな。だが、はっきり否定できんのが辛い」

《お手やチンチンが出来るバクゥ》
 バルトフェルド「いや、出来るぞ、私なら」

《玉乗りが出来るラゴゥ》
 バルトフェルド「案外、簡単だぞ。教えてやろうか?」
 ダコスタ「MSが乗れるほどの玉をどうやって作ったかは訊かないでください……。地獄の三日
       間でした」

《凄く強いザウート》
 一同「はっはっは。そんなバカな。『MS界のイザーク』と呼ばれてるのに」
 イザーク「重ね重ね、どういう意味だ、貴様ら!」

《本物のイカみたいに触手が生えてるグーン》
 キラ「…………じゅるり」
 カガリ「イカ焼き、刺身、塩辛にイカそうめん……。うふふふふ」
 アスラン「さすがは双子だ。あとカガリ、料理の好みが渋いな」

《助けてあげたら竜宮城に連れて行ってくれるゾノ》
 キラ「で、玉手箱をもらってきた。中身は…………あ、無料ドリンク券だ。また、行こう」
 サイ「キラ、それって、典型的な…」
 ミリアリア「まあまあ。本人は楽しいみたいだから、いいんじゃない?」

《羽が透明なディン》
 キラ「!? モ、モビルスーツが翼も無いのに、飛んでいる? ………まさか、プリンセス・テ○
    コー? それとも、デビッ○・カッパーフィールド?」
 フラガ「落ち着け、キラ! いくらあの二人でも、モビルスーツを空に飛ばすなんて……出来る
      かもしれないな」

《機体の色をパイロットたちが『趣味』で決めているM1アストレイ》
 ジュリ「私、ピンクの花柄がいいなー」
 アサギ「ジュリ、ちょっと趣味悪いよ。やっぱりここは、高級感漂わせるシックでエレガントなデ 
      ザインに……」
 マユラ「二人とも、まだまだね。こういうのは目立たなくちゃダメなのよ。だから…」
 エリカ「いつまで経っても決まらないので、やっぱり統一カラーでいきます」
 ウズミ「その方が懸命だな」

《Nジャマーキャンセラーを搭載したストライクダガー》
 キラ「それって、歩く核爆弾じゃないか!」
 アスラン「最強の兵器だな。唯一の欠点は、爆発したら味方も巻き込むという事だ」
 キラ「実際の戦車や戦闘機に核動力が使われないのは、それが原因だからね。強すぎる力は
    自分の身を滅ぼす。どうしてみんな、それが分からないのかな…」

《正式名称がちょっと違うゲイツ》
 クルーゼ「正式な名前は『ビル…』」
 一同「裁判起こされるから、ダメーーーーッ!」


その3.戦艦やMAも頑張っています

《メビウスの三倍のスピードで動くメビウス・ゼロ》
 フラガ「MAの性能の差が、戦力の決定的な違いじゃないって事、教えてやるぜ!」
 クルーゼ「いや、こっちはMSなんだが」
 キラ「それにメビウスの三倍って言っても、メビウス自体、そんなに速くない…」
 フラガ「言うなあ!」

《ミラージュコロイドを搭載したアークエンジェル》
 マリュー「そうしたら、もっと楽にアラスカまで行けたでしょうね」
 ナタル「ですが、それだと番組が盛り上がらず、私たちの出番も減少していたと思いますが」
 マリュー「微妙よねえ」

《とっても頑丈なスカイグラスパー》
 カガリ「けど、それだと、トールは助かるかもしれないけど、私とアスランが出会う事も無いんだ
     よなあ……。うーん」

《大気圏突破能力を持つヴェサリウス》
 アデス「そうすれば、もっと出番が増えたのに……」
 アサギ「あんなにカッコいいラストシーンを貰ったくせに、まだ出番を欲しがるなんて…」
 ジュリ「許せないわ」
 マユラ「おしおき、決定ね♪」

《艦首にビームラムを取り付けているクサナギ》
 カガリ「すぐに外せ! こういう装備を着けた艦は、最終回で敵艦と相打ちになって沈むんだ 
      ぞ!」
 キサカ「ですがカガリ様、これは三艦の内、最も地味なこの艦が目立つ為なのです! 出番の
      為ならこの命、惜しくはありません!」
 アサギ「うーん、凄い役者魂」
 ジュリ「ホントに目立たなかったもんね、この艦」

《虎縞模様のエターナル》
 バルトフェルド「まあ、私の艦だしね」
 ダコスタ「艦長! ラクス様が乗船を拒否されて、どこかに行ってしまいました!」
 バルトフェルド「おや?」

《艦内の設備がアークエンジェルより整っているドミニオン》
 アズラエル「この私が乗る艦ですからね。そこいらの戦艦より、そちらの設備は充実させてもら
         いました」
 オルガ「あー、サウナが気持ちいいなあ」
 クロト「今日のメシはバイキングだってさ。食いまくるぞーっ!」
 シャニ「カラオケルームの僕専用の部屋。今日は帰さないよ…!」

 ナタル「…………で、サブナック少尉はサウナで失神、プエル少尉は食べすぎ、アンドラス少尉
      は歌いすぎで喉を痛めてダウン、か。そして…」
 アズラエル「ウィーッ、ヒック。艦長さんもどうですか? このワイン、美味しいですよ」
 ナタル「古今東西の銘酒を取り揃えたバーで飲んだくれるオブザーバー……。今の連合は間 
      違っている。色々な意味で」

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