ガンダムSEED編 PHASE−12
ショート211.
フレイとミーア
(鬼王さんのリクエスト)

 フレイ「なぜかしら? あなたには凄く親近感を感じるの。私と同じように、ニブチンな男にモー
      ションかけまくって、一時はいい関係になるんだけど、結局振られて、悲しい最期を迎え
      そう気が…」
 ミーア(ニッコリ笑って)「大きなお世話ですわ。あの世へ帰れ」
 フレイ「ムカつくわね、この娘。ふん、せいぜい頑張りなさい」

(番組終了後の追記:予想的中しました。恐るべしフレイ)



ショート212.
デスティニー第24話・再会、困惑、そして天使湯(笑)

その1.アスランとミリアリア、実は今回が(アニメでは)初会話です

 アスラン「そういえばディアッカは…」
 ミリアリア「あいつの事は口にしないで。今度、私の前であいつの名前を言ったら、殺るわよ」
 アスラン「は、はい!」(な、何だ、このプレッシャーは!? ディアッカ、お前、彼女に何をやっ
       たんだ?)
 ミリアリア「……あー、宇宙に行きたいなあ。そしてあいつに会いたい。会って殴りたい。て言う
        か殺したい。銃を使おうかしら? それともナイフで…」
 アスラン「ガクガクガク」(子犬のように震えています)


その2.アスラン、かなりストレスが溜まっているようです

 アスラン「キラ! お前、一体どういうつもりなんだ!」
 キラ「アスラン……」
 アスラン「戦艦に銭湯なんか作って! しかも男女混浴だそうじゃないか。俺にもカガリと一緒
       に入らせろ!」
 カガリ「死ね!」
 アスラン「ごふっ!」
 キラ「大丈夫、アスラン? えーと、まず、あのお風呂を作ったのは僕じゃないから。あと混浴と
     言うのはデマ。情報が乱れているみたいだね。気を付けないと大変な事になるよ」
 ミリアリア「そのツッコミは、ちょっと違うわよ」


その3.盗聴中

 ルナマリア「私も入りたいなあ。もちろん隊長と…ウフッ♪」
 カガリ「! 今、敵の気配がしなかったか?」
 キラ&ミリアリア「敵って誰?」
 アスラン「俺は寒気を感じたんだが……」



ショート213.
デスティニー第25話・別れ、そして彼女との再会

その1.思わぬ『お宝』を手にして

 ルナマリア「この録音テープを偽ラクスの所へ送れば、アスランから手を退かせる事も出来る 
         し、ちょっとお小遣いも……って、ダメダメダメ! 私は誇り高きザフトの軍人なの
         よ! ああ、でも……」


その2.意外なゲスト出演

 クロト「ははははははっ! 連合三人組で初めてデスティニーに出演したぜ! 感激!」
 オルガ「写真だけじゃねえか。はしゃいでんじゃねえよ」
 シャニ「うざー……」

 サイ「ふん、写真だけじゃないか。俺なんて一話まるまるナレーションとして活躍したんだ。悔し
     くなんか、悔しくなんか…!」
 カズイ「気持ちは分かるよ。俺たち、似た者同士だね」
 サイ「一緒にするなああああああ!」


その3.ロドニアのラボ探検で

 アーサー「うげええええええっ!」
 タリア「アーサー、そんな所で吐かないで」
 アーサー「か、艦長、この光景を見て、よく平然としてられますね」
 タリア「私達は軍人なのよ。人の死体を見たぐらいで吐いていたら、この仕事は出来ないわ」
 アスラン「それに父殺しのお兄さんの頭を打ち抜いた人が、この程度で吐くはず無いでしょう」
 タリア「アスラン、いい加減ファーストネタは…」
 シン「何の話ですか? 艦長ってお兄さんがいたんですか?」
 アスラン&タリア「…………はあ。時代は確実に流れているんだなあ」
 シン「?」


その4.という事は、シンはそういうのが好きなのか? いや、まさか…

 シン「ステラ!? どうして彼女がガイアに…まさか、俺に会いに来たのか?」
 アスラン「ポジティブシンキングは結構だが、彼女、お前を殺す気満々だったぞ」
 シン「いや、あれはステラなりの愛情表現だ。以前、海で助けた時も暴れたから。あの子は好 
    きな相手ほど痛めつけるタイプだと思う」
 ステラ「ネオ、あのバカを殺したい……」



ショート214.
なぜなにSEED・パート5
(ゼロさんのリクエスト)

その1.お子様です

 ナタル「今回の講義には特別ゲストに参加してもらう。入りたまえ」
 オルガ「うーす」
 クロト「はははははは! クロト・ブエル、参上!」
 シャニ「あ〜、だる〜〜〜……」
 スティング「スティング・オークレーだ。よろしく頼む。オクレ兄さんって言うな」
 アウル「俺、勉強って嫌いなんだよなあ。帰っていい?」
 ステラ「ダメ……。アウルを帰したら、ステラが一番成績の悪い子になっちゃう。帰らないで」
 アウル「って、俺はドンケツ決定かよ」
 ルナマリア「何だか騒がしい人達が来たわね」
 サイ「先生、どうしてこの人達を呼んだんですか?」
 ナタル「彼らは今回の講義の内容に深く関わっているからだ。今回のテーマは『特殊兵器につ
      いて』。単なるミサイルやビーム砲ではない、少し変わった兵器について説明しよう」
 ミリアリア「特殊な兵器とあの人達が、何か関係あるんですか?」
 ナタル「それについては後で説明する。まずは特殊兵器の代表格、ミラージュコロイドについて
      だ。これは光学迷彩の一種だ。機体周辺にコロイド状のチャフ粒子や光を屈折させる
      粒子を高濃度に随時散布し続ける事で、その機体はレーダーでは一切探知不可能に
      なり、又、光の屈折を自由にコントロールする事により、完全ではないが透明になる事
      が出来、光学系センサーだけでなく、肉眼でも識別が困難になる」
 スティング「ステルスシステムとしては完璧に近いな。俺のカオスにもあれば…」
 シン「インパルスにもあれば、もっと活躍できたかもしれないのに…」
 ナタル「それはどうかな? このシステムにも弱点はある。機体の推進部から出る熱赤外線は
      遮断できない為、接近されると熱探知されるし、展開中はPS装甲を使用する事は出 
      来ない。まあ見つからなければ問題は無いのだが、わずかな被弾が命取りになる」
 カガリ「使いどころが難しい装備という訳か」
 フレイ「そうね。カガリには使えそうも無いわね」
 カガリ「なっ…! ふ、ふん! 別に使えなくても構わないさ。こんな卑怯な武器は私の趣味じ 
      ゃない!」
 アウル「…………」
 オルガ「どうした後輩? 何を考えている?」
 アウル「いや、この装備を付けた服を作れば、かなり売れるだろうなあと思って」
 オルガ「確かに。俺なら買うな」
 クロト「俺も!」
 シャニ「俺も〜」
 カズイ「買うね」
 シン「まるでカメレオンの様に姿を隠せる服か。男の夢だな」
 サイ「ああ、そうだな。けど作るのは難しそうだな」
 レイ「いや、プラントの技術力を持ってすれば不可能ではないだろう。今度ギルに相談してみよ
    う」
 女性一同「ふーん。で、君たちはその服で何をするつもり?」
 男性一同「!」
 シン「えっ? 忍者ごっこに使うつもりだけど、それってダメなの?」
 女性一同「…………」
 ルナマリア「シンは本気で言ってるわね。ホント、お子様なんだから…」
 ステラ「忍者ごっこ……。ステラもやりたい……」


その2.核融合と核分裂の違いについては各自で調べてみてください(手抜きじ
ゃありませんよ。自分で調べて、考えてみた方が面白いと思います)

 ナタル「PS装甲やTP装甲については以前やっているので省略する。次はSEEDを語る上で 
      は忘れてはならない物の一つ、ニュートロンジャマーについてだ。これは核分裂の際の
      中性子の運動を阻害する特殊なフィールドを展開して、反応を停止させる事が出来る 
      機械だ。電波を阻害するECM効果も備えているので、長距離のレーダーや電波通信 
      は使用不可能となった。レーザー通信や音響センサーなどは除くがな」
 アウル「つまり、こいつがある所では核兵器は使えないって事か。ウザい兵器だな」
 レイ「プラントにとってはMS以上に重要な兵器だ。地球との戦争に踏み切ったのも、これがあ
     ってこそだ。歴史の扉を開けた兵器と言えるだろう」
 ミリアリア「地球に住んでる人にとっては大迷惑よ。これを地球に大量に打ち込まれた事で、エ
        ネルギー不足になっちゃったのよ」
 ナタル「『エイプリルフール・クライシス』だな。C.E70年4月1日、オペレーション・ウロボロス 
      の発動と共に大量のNジャマーが地球に打ち込まれ、各地に多大な被害を出した。こ 
      れにより地球の反コーディネイター感情は最高に高まってしまった。敵の補給やエネル
      ギー源を断つのは確かに有効な戦略だが、これは少しやり過ぎた。早期の戦争終結 
      は不可能となり、戦争は泥沼化してしまったのだからな」
 カガリ「上手くいかないものだな。あ、そういえばアークエンジェルなどの戦艦は問題なく動いて
      いるな。あれも核動力のはずだぞ」
 サイ「アークエンジェルなんかの動力は『レーザー核融合』だからね。Nジャマーが阻害するの
     は核分裂で、核融合は阻止できないんだ。ちなみに歴代のガンダム作品の核動力も核
     融合システムだよ」
 シン「そんな事も知らないのかよ。アスハのお姫様は世間知らずだな」
 カガリ「なっ…!」
 ナタル「ほう、シン、君は自分の知識に自信があるようだな。ではNジャマーの天敵とも言うべ 
      き機械、Nジャマーキャンセラーについて説明してみろ」
 シン「え? えーと、Nジャマーキャンセラーって言うのは、文字どおりNジャマーの働きを妨害 
   する装置で、これを使えば核兵器も通常通りに使用できます」
 ナタル「そのとおりだ。では、この機械はどんな外見をしており、どんな仕組みで動いているの
      だ?」
 シン「!? あ、あの、えーと、その……」
 ナタル「少し意地悪な質問だったな。この装置については、公式でもあまり説明されていない。
      外見については「Xアストレイ」でハイペリオンガンダムに外付け装備されているが、こ
      れがフリーダムやジャスティスなどに搭載されている物と同じ装置なのかどうかは不 
      明だ。知らない事や分からない事は誰にでもある。他人の事をバカにする前に、自分
      を磨き上げる事だ。分かったな?」
 シン「は、はい……」
 ルナマリア「ワガママモードに入ったシンをやり込めるなんて、ナタルさん、凄いわ……」
 ステラ「ちょっとしょげてるシン……。可愛い♪」


その3.悲劇を呼ぶ存在・強化人間

 スティング「ナタルさん、そろそろ俺達の事について説明してやったらどうだ? 俺達はその為
        に呼ばれたんだろう?」
 ナタル「そうだ。個人的には君達を『特殊兵器』というカテゴリーで括りたくはないが、そういう意
      図で作られた以上、無視する訳にはいかない。まったく、上の連中は何を考えている 
      のか……」
 オルガ「気にする必要は無いって。俺達は気にしてないしさ」
 ナタル「そう言ってもらえると助かる。今回のゲストの六人はエクステンデットと呼ばれる存在 
      だ。彼らは薬物投与や細胞強化、精神操作などによって『戦うためだけの存在』として
      生み出された人間兵器だ。」
 ミリアリア「酷い……」
 カガリ「最低の行為だな」
 シン「遺伝子を弄るのはダメで、薬を使ったり、記憶を弄ったりするのはいいのかよ!」
 ステラ「シン……」
 ナタル「確かに許される事ではない。このような存在を生み出した地球軍やブルーコスモスは 
      裁きを受けるべきだろう。人の心や命を弄ぶものに勝利など無いし、あってはならない
      のだが……」
 シャニ「けど、戦争だからね。勝たなくちゃならないし、その為には力が必要だ。プラントがMS
      やNジャマーを作ったのと同じだよ。あれだって大勢の人を殺す兵器だし」
 ルナマリア「どっちもどっちって事? それはちょっと違うと思うけど…」
 サイ「コーディネイターへの嫉妬も原因の一つかもしれないな。彼らの能力は凄いし、敵に回せ
    ば恐いから」
 フレイ「経験者は語る、ね」
 ルナマリア「それに対抗する為にエクステンデットを作ったって事? 悪いのはナチュラルを嫉
         妬させた私達なの? そんなのって…ちょっとレイ、黙ってないで何か言いなさい 
        よ」
 レイ「いや、俺にはこの論議に参加する資格は無い気がする。ついでにギルもな」
 ルナマリア「?」
 レイ「ふっ、いずれ分かるさ。いずれな」



ショート215.
私があの子であの子が私で
(秋水さんのリクエスト)

その1.時期はユニウスセブン落下の少し前ぐらいかな?

 ルナマリア「ふわあああああ……。あー、良く寝た。さあ、今日も張り切って…って、えええええ
         えええええええ!? 私、カガリさんになってる!? ど、どうしてこんな事に…」
 カガリ「ルナマリア!」
 ルナマリア「うわっ! 私がいる!」
 カガリ「それはこっちのセリフだ! どうして私がそこにいて、私がお前になっているんだ!」
 ルナマリア「私にだって分かりませんよ。でも…」
 カガリ「でも?」
 ルナマリア「カガリさんって、意外と胸あるんですね。てっきりペッタンコだと…」
 カガリ「そこへ座れ。ボコボコに殴るから」


その2.理想と現実は違うもの

 カガリ(体はルナマリア)「困ったなあ。これからどうすればいいんだ?」
 ルナマリア(体はカガリ)「アスランさんに相談してみたら?」
 カガリ「こんな事を話しても、信じてもらえるわけ無いだろ。明日になったら元に戻っているかも
      しれない。しばらく様子を見よう」
 ルナマリア「そうですね。じゃあ私はしばらくの間、オーブのお姫様をやらせていただきます。プ
        リンセスって憧れていたんですよねー」
 カガリ「………あまり夢は見ないほうがいいと思うぞ」
 ルナマリア「?」

 オーブのユウナ「ぶえっくしょん! うー、風邪かな?」


その3.バトル!

 レイ「ルナマリア、敵がそっちへ行ったぞ!」
 カガリ(体はルナマリア)「任せろ!…じゃない、任せて! 最近ストレス溜まっていたからな。 
                やってやる!」

 シン「ル、ルナが俺より活躍している……」
 メイリン「撃墜スコア更新……。敵を10機も撃墜するなんて……。こんなのお姉ちゃんじゃなー
       ーーーい!!」
 カガリ(体はルナマリア)「いや、確かに別人だけど、仲間のパイロットへの評価としてそれはい
                いのか?」


その4.真・バトル!

 ルナマリア(体はカガリ)「アースラン♪」
 アスラン「うわっ! カ、カガリ、いきなり抱きつくな!」
 ルナマリア(体はカガリ)「いいじゃない。私達は恋人なんだし」
 アスラン「そ、それはそうだけど……今日の君は積極的だな」
 ルナマリア(体はカガリ)「あら、こういう私って嫌い?」
 アスラン「大好きです」(即答)
 ルナマリア(体はカガリ)「そ、そう……。微妙な気分ね。まあいいわ。それじゃあ続きは私の部
                 屋で…」
 ?「待て」
 ルナマリア(体はカガリ)「あ」
 アスラン「ルナマリア!?」
 カガリ(体はルナマリア)「私がお前の代わりに必死に戦っている間に、何をやってるんだお前
                は!」
 ルナマリア(体はカガリ)「あー……あはははははは」
 カガリ(体はルナマリア)「笑って誤魔化すな! 殺す!」
 アスラン「お、落ち着けルナマリア、ってごふっ!?」
 ルナマリア(体はカガリ)「そんな、アスランさんが一発KO!? そうか、コーディネイターの肉
                体にカガリさんの凶暴性がプラスされた事で驚異的な戦闘力に!」
 カガリ(体はルナマリア)「そういう事だ。覚悟は出来ているだろうな」
 ルナマリア(体はカガリ)「あー……あははははははは」
 カガリ(体はルナマリア)「笑って誤魔化すなと言ったはずだ。死ね!」
 ルナマリア(体はカガリ)「きゃああああああああっ!」


その5.だってルナマリアだし

 ルナマリア「きゃあああああああああっ!……って、夢か。そうよねえ。あんな事、実際に起き
         るはず無いわ。私がカガリさんより撃墜スコア下回るなんて、あははは……」

 メイリン「お姉ちゃん、今日も撃墜数ゼロか。うん、それでこそお姉ちゃん♪」
 カガリ「いや、だからいいのか、それで?」



ショート216.
SEEDデスティニー第三期OPとED

その1.OP

 キラ「デスティニーガンダムやデストロイガンダム、新型フリーダムやジャスティス……。後半も
     たくさんMSが出るみたいだね。戦争は激しくなる一方なのか……」
 アスラン「カガリにルナマリア、ミーアにメイリン……。後半も俺の女難は続くみたいだな。人間
       関係はドロドロになる一方なのか……」
 ラクス「仕方ありませんわ。平和になったらこのアニメが終わってしまいますし、人間関係が複
      雑になるのは主人公の責務ですから」
 キラ「クールだね、ラクス。ところで……」

 シン「…………」
 カガリ「…………」

 キラ「アスランよりもっと人間関係が大変な事になりそうなあの二人へのフォローは?」
 ラクス「必要ありませんわ。作品の中で立ち直ってもらいます」
 キラ「厳しいなあ」


その2.ED

 カズイ「前作とデスティニーの主要キャラが大集合だね。でもサイ、僕たちは…」
 サイ「言うな!」
 アズラエル「気にする事はありませんよ。僕だって出てませんから」
 シーゲル「私も」
 パトリック「私も」
 ジブリール「私もだ」
 サイ「うわあああああああん!」
 カズイ「あ、泣いちゃった」
 ジブリール「精神的に弱いようだな。エクステンデットにしてやろうか? 死亡フラグが立つが強
        くなれるぞ」
 サイ「いえ、それだけは遠慮します。色々な意味で」



ショート217.
折り返し地点、通過。さて、これからどうなる?なデスティニー第
26話

その1.手術台に縛られているステラを見て

 シン「SM? 先生、俺のステラに何て事を! 俺も混ぜて…」
 先生「出てけ、このバカ」


その2.キラとラクスの会話シーン、その一方では…

 バルトフェルド「なるほど、腰に手を回す時は、ああやってさり気なくするのか。よし、俺も参考 
          にさせて…」
 マリュー「参考にして何をするつもりなのかしら? あと、いい大人が覗き見するな!」
 バルトフェルド「ごぶっ!」


その3.これも一種のファンサービス?

 ザフト軍人A「あれ?」
 ザフト軍人B「どうした?」
 A「いや、さっき書いてもらったラクス・クラインのサインなんだけど……隅の方に『本物の』って
   書いてあるんだ」
 B「あ、俺の貰ったサインにもあるな。どういう意味だろう?」

 ラクス「大切に取っておいた方がいいですわ。将来プレミアがつくでしょうから」



ショート218.
こんなSEEDデスティニーはちょっと…/キャラクター編@
(一部、有ルカナ無イトさんのリクエスト)

その1.ミネルバの面々

《もの凄ーく前向きなシン・アスカ》
 シン「父さん、母さん、マユ……。いや、悔やんでいても仕方ない。生き残ったこの命、大切に 
    使おう! プラントへ行って、力を身につける。そして憎い地球軍とオーブの奴らをぶっ殺
    す!」
 トタガ「私が励ます必要なし、か。嬉しいような、出番が減って悲しいような……」
 ルナマリア「それに後半のコメント、前向きというより、ただの危ない奴よ」
 レイ「大丈夫だ。本編でも同じような事をやっているからな」
 ルナマリア「……本当にこの子、子供向けアニメの主人公なの?」

《射撃の得意なルナマリア・ホーク》
 出演者一同「いや、そんな事は天地がひっくり返ってもあり得ないから」
 ルナマリア「どういう意味よ!」
 メイリン「お姉ちゃんの射撃が上手くなるのって、天変地異レベルで無理なのね……」

《プレイボーイなレイ・ザ・バレル》
 デュランダル「レイ、作業は順調かね?」
 レイ「ええ。ミネルバの乗員の八割は私の掌中にしました。男性乗員で落としていないのはア 
     ーサー副長だけです」
 デュランダル「いや、あれは放っておいてもいいだろう」
 レイ「そうですね。私のタイプではありませんし」

 アーサー「? 今、誰かにもの凄くバカにされたような、でも、ちょっぴりラッキーになったような
       気がしたぞ。何でだろう?」

《コスプレ趣味のあるタリア・グラディス》
 タリア「今日はどれにしようかしら? スーパーパワーのロボット眼鏡っ子か、戦国魔神を操縦
      する「いい女」か、魔法の国のミンキーなプリンセスか、それとも……」
 メイリン「全部分かった人は、かなりの声優通ですよ。小山さん、芸幅広いですね」

《実は最凶なメイリン》
 メイリン「アスランさんとお姉ちゃんのあの時の会話、実は録音してあるんです。カガリさんにば
       らされたくなかったら……」
 アスラン「ま、待ってくれ! 分かった、言う事を聞く!」
 タリア「スパイ役は彼女の方が適任だったかもしれないわね」

《実は『能ある鷹は爪を隠す』だったアーサー》
 アーサー「という訳だったんですよ、艦長。これからは頼りにしてください」
 タリア「戦争という非常事態でも能を隠し続けるなんて、大した鷹ね。無能よりタチが悪いわ」
 メイリン「そうですね。副長、最低です」
 アーサー「ぐおっ、大不評!?」


その2.先輩たちも苦労しました。いえ、今もしています

《もの凄ーく前向きなキラ・ヤマト》
 キラ「フレイが死んだのは残念だけど、悔やんでも仕方ないからね。前向きに生きてみる事に
     したんだ」
 アスラン「そうか。それはいい事だな」
 キラ「で、勢い余ってラクスを妊娠させちゃったんだ。カンパお願い」
 アスラン「それは『前向き』とは言わない行為だ。沈め!」

《様式美、というよりサングラスに拘るアスラン》
 アスラン「なぜだ、カガリ! なぜサングラスの購入費を国家予算として認めてくれないんだ!」
 カガリ「当たり前だ。大体、何であんなに大量のサングラスを買う必要があるんだ! お前一人
      の為にあんな…」
 アスラン「あれはオーブのSPに配布する為の物だ。SPの制服は、昔からサングラスに黒スー
       ツと決まっているからな」
 カガリ「プラントへ帰れ!」

《狡猾なカガリ》
 カガリの日記より「○月○日。またシンに酷い事を言われた。これであいつが私に言った暴言
             の数は五十を超えた。奴の暴言を記録したこの日記と録音テープをデュラ
             ンダル議長に送りつけてやる。これを利用してプラントとの交渉を有利に進
             めて…」
 アスラン「ウズミ様は泣くだろうな。でも、これぐらい強かな方が政治家としては……いや、こん
       なのカガリらしくないな。だが……」

《妥協したバルトフェルド》
 キラ「バルトフェルドさん、マリューさんの事が好きなんてしょう? どうしてマリューさんと結婚 
     しないんですか?」
 バルトフェルド「好きだからこそ、彼女の気持ちを尊重したいのさ。それに、彼女の心の中には
           まだ『あの男』がいるようだしね」
 キラ「…………」
 バルトフェルド「という訳で、髪を彼と同じ金髪にしてみたんだが、どうかな?」
 キラ「似合ってません。マリューさんに呆れられる前に元に戻した方がいいですよ」


《悩み続けるラクス》
 ラクス「…………これを使えば勝てるかもしれません。ですが、わたくしにもプライドというもの 
     があります。ああ、でも……」

 (ラクスの眼前には、通販で頼んだ胸パットが。サイズは秘密)


その3.ファントムペインは生き残れるのか?

《白い仮面を被ったネオ》
 ネオ「サンクキングダム……リリーナ……ノイン……。な、何だ、頭に自然と浮かんでくるこの 
     言葉は?」

《無責任なスティング》
 スティング「あー、もーお前らの面倒なんか見てやらねー。好きにしろ、バーカ。……自分で言
        ってて、違和感バリバリだな。ったく、損な性分だぜ」

《やかましいステラ》
 ステラ「あははははー。死ね、死ね、みんな死ねーっ! ネオとステラの敵はみんな死んじゃえ
      ーーっ!」
 アウル「あーっ、うるせえ!」
 スティング「あいつは黙っていた方が世の為、人の為だな」

《怠け者だけど勘のいいアウル》
 アウル「あー、だりーーーー。今日はもう何もしねー。出撃もパス。今日辺り落とされそうな気が
      するし」
 (時期は第28話の少し前です)
 アウル「100分の1スケールのプラモのアビスガンダムが出るまでは生きてやる。生き抜いて
      てやるぞー。ぐー……」
 ネオ「アウル、残念だが、お前の望みは叶わない。せめて安らかに眠れ」



ショート219.
こんなSEEDデスティニーはちょっと…/MS編@

その1.新世代のGたち

《分離合体機能が複雑すぎるインパルス》
 デュランダル「アスハ代表、これがザフトの最新鋭MSインパルスです。コアスプレンダーを中 
          心とした分離・合体機能を有しております。ちなみにパーツ構成は頭部、胸部、
          右上腕部と右下腕部、左上腕部と左下腕部、腰……などなど、計十五のパーツ
          に分離する事が出来ます。予算はかかりましたが、非常に効率のいいものだそ
          うです」
 カガリ「デュランダル議長、あなたは絶対に騙されています」

《パイロット選択権を持つセイバー》
 アスラン「アスラン・ザラ、セイバー、発進する!……って、どうして動かないんだ? コンビュー
       ターが起動拒否? どうなっているんだ!?」
 デュランダル「ううむ、コンピューターにアスラン・ザラの今までの戦歴を入れたのは失敗だった
          か。自機を二度も自爆させているからな、彼は」

《兵装ポッドではない『ポッド』を背負っているカオス》
 スティング「これでもくらえ!」
 アスラン「うわっ!……って、これは…水、じゃない、この香りはコーヒー?」
 スティング「特別製の大型エスプレッソポッドで作った極上のエスプレッソコーヒーだ! 思う存
        分飲みやがれ!」
 アスラン「あ、ああ。いただきます。……こういう場合、ダメなのはMSなのか? それを本気で
       操るパイロットなのか?」

《尾が九つあるガイア》
 ステラ「ガイアは悪いキツネじゃない……。黒いワンワン」
 スティング「いや、その呼び方もどうかと思うぞ」

《水中以外でも強いアビス》
 ファントムペイン一同「それは無い。パイロットがアウルだし」
 アウル「ネオまで! ちくしょー!」


その2.新たな戦いを彩る者たち

《接近戦用の武器がトマホークではないザクウォーリア》
 カガリ「トマホークじゃないなら何なんだ?」
 デュランダル「ザクに武器などいりませんよ。その昔、ク○ルス・ドアンという伝説のパイロット 
          がおりまして…」
 カガリ「いや、ファーストネタはいいから。若い視聴者には分からないし」
 デュランダル「ふっ、カガリは賢いな」
 カガリ「だから、やめい」

《頭部と左肩だけでなく、全てがザクウォーリアとは違うザクファントム》
 デュランダル「却下だ。金型の使い回しが出来ないから、スポンサーが納得しないだろう」
 設計者「確かに。神(バンダイ)には逆らえませんな」
 デュランダル「大人の世界とはそういうものだ。我々とて霞を食って生きていけるわけではない
          のだからな」

《カエル型に変形するアッシュ》
 隊長「ザフト特殊部隊、出撃! 合言葉は…ゲロゲロゲロゲロゲロ……」
 隊員たち「はっ! ゲロゲロゲロゲロゲロゲロ……」
 キラ「うるさいなあ。安眠妨害!」(フリーダムで上陸前に完全撃破)

《変わったパックを装備したウィンダム》
 ジブリール「これがウィンダムの新装備、セブンパックです。頭には切れ味バツグンのアイスラ
         ッガーを装備し…」
 ロゴス「ジブリール。君、田舎に帰りたまえ」

《真っ赤なザムザザー》
 シン「あ、かに○楽の動く看板だ」
 レイ「似たような看板は、昔はか○将軍も出していたんだが、裁判で負けてからは動かなくなっ
     たそうだ。かに看板の陰に戦いの歴史あり、だな」

《スピーカーを装備したグフイグナイテッド》
 ハイネ「偽者のラクスなんかに負けてられるか! 俺の歌を聴けーーーっ!」
 アスラン「ハイネ、それは違うアニメだ!」



ショート220.
デスティニー第27話、届かないのは「思い」か「願い」か

その1.マーチン・ダコスタ、デスティニーに初登場

 ダコスタ「……したら、次の日からカミソリレターとか時限爆弾とか、物騒な物ばかり届くんです
       よね。一体、誰の仕業だろう?」


その2.豚もおだてりゃ木に登る

 ネオ「ユウナ・ロマ・セイラン。決して無能ではないが、それ故に自分の地位と力に自惚れ、自
     分が道化だとは気付かない。滑稽ではあるが、我々はあの男の事を笑えんな。我々もま
     た、戦場という舞台で踊る道化なのだから……」


その3.ミリアリア、爆弾発言!

 チャンドラ「エルスマンとは?」
 ミリアリア「フッちゃった♪」

 ディアッカ「ミリアリア……そんな笑顔で言うなよ……。うううううううう」
 イザーク「えーい、泣くな、うっとおしい!」
 ディアッカ「けど……。イザーク、俺、アークエンジェルに行ってもいいかな?」
 イザーク「行け。そしてザフトと戦え。俺が打ち落としてやる」



ショート221.
デスティニー第28話、散っていった命の声は、生きている者た
ちに届くのか?

その1.トダカさん、ご冥福をお祈りします

 トダカ「かつて助けた少年の手によって命を落とすことになるとはな……。これも運命という事 
      か。だが、私の思いはきっと彼らが受け継いでくれる。そしてカガリ様を、オーブを守っ
      てくれるだろう。アークエンジェルの諸君、カガリ様を、そして未来を頼むぞ」

 ルナマリア「という渋くてカッコいい最期を遂げたトダカさんはファン急増。一方、『彼』へのプレ
        ゼントも急増しています」

 シン「カミソリレターに爆発物入り小包……。ふっ、もう慣れたよ」
 レイ「大変だな、シン。MSの操縦より、爆発物の解体の方が上達していないか?」


その2.涙

 マリュー「カガリさん、今回は号泣しっぱなしね」
 ミリアリア「色々と大変でしたから。そういえば前作ではキラもよく泣いていましたね。妙なところ
        で姉弟の共通点が…」
 ラクス「ですが、あの涙が彼らを成長させるのですわ。それにお二人とも、泣き顔が凄くセクシ
      ーですし♪」
 ミリアリア「そうね…って、今、この場にいないはずの人の声が!?」
 ラクス「うふふふふふふ♪」


その3.あ、そういえば

 アウル「俺も今回で戦死してるんだぞ。それなのに、トダカの奴が妙にカッコいい死に方をした
      せいで全然目立たない。クソッ!」
 ?「まあまあ、いいじゃないですか。それでもあまり活躍しないまま死んだ俺よりはマシだと思 
    うよ」
 アウル「誰だ?」
 ?「初めまして。俺、セイバーガンダムっていいます。いやあ、アスランさんが乗るから、てっき
    り最期は自爆するものだと思っていたんだけど…」
 アウル「通常版でMSキャラがしゃべるなーーーーっ!」
 セイバー「がっ、ここでもバラバラに!?」



ショート222.
デスティニー第29話、隠しタイトルは『類は友を呼ぶ』

その1.ノーコメントです

 タリア「『類は友を呼ぶ』……。それって、私の事も含まれているのかしら?」(ニッコリ)


その2.意外?な繋がり

 タリア「議長はラウ・ル・クルーゼとご友人だったそうですが、どこで知り合ったのですか?」
 デュランダル「仮面キャラ同好会」
 タリア「…………」
 デュランダル「前世からの因縁でね。そういう集まりには必ず参加している。参加メンバーは 
          我々ガンダム系仮面キャラの他にも、虎の穴の覆面レスラーや歴代の仮○ライ
          ダーの皆さん、あと福田監督繋がりでサイバーフォーミュラのナイト・シューマッ 
          ハ君やGEARの副指令も…」
 タリア「聞いてません。ちょっと行きたいけど」



ショート223.
デスティニー第30話・迷う者、悩む者、行動する者

その1.習慣の違いって大変です

 マリュー「オーブの人たちが仲間になってくれたのは嬉しいわ。この艦は慢性的な人手不足だ
       し」
 キラ「そうですね。この艦の設備はオーブの物を使っているし、戸惑うことも無いでしょうね」
 ミリアリア「それがそうでもないのよ。ちょっと意見を集めてみたんだけど、色々と不満や要望 
        があるみたいね」
 マリュー「これが要望書ね。えーと、『天使湯に卓球台とフルーツ牛乳の販売機を!』『食堂の
       料理の味付けは関東風ではなく関西風に』『みそ汁の具に納豆やタマネギを入れる 
       のはやめてください』『朝食は絶対にご飯で。パンでは力が入りません』……」
 キラ「こういう事にうるさいバルトフェルドさんが帰って来たら、賑やかになりそうですね。色々な
    意味で」


その2.さて、どうでしょう?

 アスラン「恋人とは離れ離れ、部下には恵まれない、友達と戦う羽目になる、せっかく仲良くな
       りかけていた人は戦死、一番腕のいいパイロットはワガママで命令違反ばかりする、
       せっかく貰った愛機はスクラップにされる……。はあ〜、ザフトに復帰してからの俺 
       は運に見放されているなあ。このままじゃ俺の人気は下がる一方……はっ! まさ 
       か、これがデュランダル議長の狙いなのか?」
 タリア「考え過ぎ……と言えなくも無いわね。あの人、タヌキだから」


その3.友情への邪推…なのかな?

 タリア「どういう事、レイ? これもあの人からの指示かしら?」
 レイ「今回の事は私の一存です。通常の処分をお願いします。シンは彼女を帰しに行っただけ
    です。必ず戻ります」
 タリア「そう……。知らなかったわ、あなたとシンがそういう関係だったなんて。という事は、あな
      たとシンと議長は三角関係になるわね。いえ、私も含めれば四角関係に……」
 レイ「仮面を付けた故人も含めれば、五角関係になります」
 タリア「…………」
 レイ「冗談です」
 タリア「私もよ。そういう事にしておきましょう。それがお互いの為だわ」


その4.「優しくて、あったかい世界」など、今のこの世界にあるのだろうか

 シン「死なせたくないから帰すんだ! だから絶対に約束してくれ! 決して戦争とか、MSと 
    か、そんな死ぬような事とは絶対に遠い、優しくて、あったかい世界へ彼女を帰すって!」
 ネオ「約束しよう。でも、それはこの番組からのリタイアという事になるな。そういえば前作にも
     途中でリタイアしたキャラがいたな。名前は確か、カズイ…」
 ステラ「嫌……。私はヒロインなのよ。それなのに、あんなワキ役と同じ道を辿るなんて……イ
      ヤーーーーーッ!!」
 シン&ネオ「大絶叫!? 命をかけたヒロインの意地を見た!」

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