ガンダムSEED編 PHASE−13
ショート224.
パーソナルカラーの理由

その1.エースパイロットの義務と責任

 キラ「バルトフェルドさんのムラサメと、地球軍のネオ・ロアノーク大佐が乗っているウィンダム
     は機体色が量産機とは違いますね」
 バルトフェルド「エースパイロットの特権、ってやつだな。他とは機体色が違うせいで敵に狙わ
           れ易いが、そういう窮地を潜り抜けてこそのエースだ。頼もしいエースの活躍
           は味方の士気を上げる効果があるからな」
 キラ「ガンダムのトリコロールカラーも似たようなものですか?」
 バルトフェルド「そうだな。白・青・赤という組み合わせは非常に目立つ色だ。ジャスティスやガ
           イアなどのような単一色も意外と目立つがな」
 キラ「エースパイロットは戦場では目立つ事が大切なんですね」
 バルトフェルド「そうだ。俺の虎カラーのパイロットスーツもそういう意味があって…」
 キラ「それは違うと思います。絶対に」


その2.ザクパイロットたち

 イザーク…青
 「理由? 特に無い。嫌いな色でもないしな」

 ハイネ…オレンジ
 「目立つ色だから。砂漠の虎が言っているように、エースパイロットは戦場では目立つ事が仕
  事だからな」

 レイ…白
 「白旗の色、じゃないぞ。好きな色だからだ。汚れの無い白は美しい……」

 ルナマリア…赤
 「赤は情熱の色。『カッコいい女』の色だからよ。…………ツッコミが無いわね。はっ! もしか
  して、私、飽きられている?」

 ミーア…ピンク
 「パイロットではありませんが、わたくしのザクも可愛いピンクカラーに染められていますわ。…
  …本当はあまり好きな色じゃないんですけどね。うふふふふふ」(黒い笑い)

 ディアッカ…無し
 「クソッ、どうして俺はダメなんだよ! グレイトな色にしてやろうと思ったのに! ん? 『グレ
  イトな色ってどんな色?』だって? そんなの決まっているじゃないか。ミリィが好きな色だ  
  よ。…………自分で言ってて悲しくなってきた。ミリィーーーっ! 俺を捨てないでーーっ!」



ショート225.
デスティニー第31話「恐怖! 機動デストロイ」(違う)

その1.ミリアリア、温泉にビックリ。でも…

 ミリアリア「スカンジナビア王国がある北欧は、実は温泉大国。サウナ風呂は北欧フィンランド
        地方が発祥なのよね。戦艦に温泉があるなんてビックリしたけど、この国とオーブ
        が協力したのなら不思議じゃないわね。私も入ろうかな?」

 ディアッカ「ぐおーーーーーっ! 俺を今すぐアークエンジェルに行かせてくれーーーっ! でな
        いと俺は一生後悔する事にーーーーっ!」
 イザーク「シホ、俺の銃を持って来い。いや、バズーカの方がいいかな?」


その2.デストロイガンダム、強すぎです

 スティング「なんで俺にデストロイを操縦させてくれないんだよ。あの女の方が俺より適正があ
        るらしいけど、そもそも適正って何だよ?」
 ネオ「適正、と言うより『法則』だな」
 スティング「法則?」
 ネオ「ああ。『巨大なガンダムには女性パイロットが乗る』というガンダム世界の法則だ。「Z」 
     のサイコガンダム(フォウ・ムラサメ)とサイコガンダムMk−U(ロザミア・バダム&プル
     ツー)、あとデビルガンダム」
 スティング「いや、最後のはちょっと違う気がする。あれも強かったけどな」


その3.シンの増長

 アスラン「………(ボソッと)月夜の晩ばかりじゃないぞ」
 シン「何か言いましたか?」
 アスラン「いや、別に」



ショート226.
サングラスだけじゃバレそうなので
(ゼロさんのリクエスト)

その1.時期的には第1話でアーモリーワンに行く前です

 カガリ「アスラン、そのサングラスは?」
 アスラン「ああ、プラントには俺の事を知っている人がいるかもしれないからな。だから、念の
       為に…」
 カガリ「なるほど。でも、その程度の変装じゃあ、すぐにバレると思うぞ」
 アスラン「そうか?」
 ユウナ「そのとおり!」
 カガリ「うわっ! ユ、ユウナ、お前、どうしてここに?」
 ユウナ「気にするな。それよりアレックス、いや、アスラン君。オーブ行政府公認・秘密コスプレ
      同好会会長である僕から見たら、君の変装は甘い。甘過ぎる! ここはこの僕がコー
      ディネイトしてあげよう。……コーディネイターをコーディネイトか。ぷっ、くくくく…」
 カガリ「つまらないダジャレで自爆しているところをすまないが、ユウナ。最近、政府の予算が
      妙な事に使われているという噂を耳にした。オーブ行政府公認・秘密コスプレ同好会 
      について詳しく教えてくれ。詳しく、な」


その2.ユウナの特別講座、開講です

 ユウナ「いいかい? コスプレ、もとい変装で一番大事なのは、自分を忘れる事だ。普段の自
      分を忘れて、虚構のキャラを演じる。そのキャラの気持ちになって、衣装を選ぶ。そう
      すれば自然に自分を隠せるはずだ」
 アスラン「そのキャラを演じる、か……。俺の場合、『アレックス・ディノ』という人間を演じろ、と
       いう事だな。うーん……」

 デュランダル「ようこそ、アスハ代表。ところで……そちらのチョバムアーマーを着た方は?」
 カガリ「アレックスという名前から『ガンダムアレックス』を想像したバカです」
 アスラン「……………」
 デュランダル「アーマーが重過ぎて動けないようですな。しかも暑くて気を失いかけている」
 カガリ「ここまで来るだけで体力を使い果たしていますからね。議長、こんなバカは放っておい
      て、さっさと会談をやりましょう」
 アスラン「ぐっ……。カ、カガリにバカって言われると……屈辱感が…倍増……ぐむ」


その3.時間を巻き戻して、やり直し

 アスラン「変装とはそのキャラを演じる、という事か。でも、俺が演じる『アレックス・ディノ』とい
       う人間には性格設定とかは無いぞ。どうすればいいんだ?」
 ユウナ「だったら、君が憧れている人間を演じたらどうだ? その人をモデルにして、君が理想
      とする人間を演じればいい」
 アスラン「俺が憧れている人間、か。……それなら『あの人』だな」

 デュランダル「ようこそ、アスハ代表。ところで……そちらのヘアスタイルを辮髪(べんばつ)に
          して、チョビ髭のつけ髭を付け、チャイナ服を着ている方はどなたですか?」
 カガリ「ガンダム史上最強の漢、東方不敗マスターアジアのコスプレをしている大バカです」
 デュランダル「ああ、彼は強かったですからねえ」
 カガリ「MSを素手で壊す事を人生の目標にしているそうです。さあ、こんな救いようの無いバ
      カは放っておいて、会談をやりましょう」
 アスラン「お、おい、カガリ! 俺を置いていくな! ……うーん、ユウナの言うとおり、憧れて 
       いる人間の変装をしたのに、何か間違っているのかな?」


その4.三度目の正直?

 アスラン「今までのは『変装』ではなく『コスプレ』だった。もうユウナは当てにしない。モルゲン 
       レーテの人たちに協力してもらって、変装用の道具を作ってもらった。これなら…」

 デュランダル「ようこそ、アスハ代表。ところで……そちらの変わった形のベルトをつけた方は
          はどなたですか?」
 アスラン「見ててください、デュランダルさん。俺の…」
 カガリ「それは『変装』じゃなくて、『変身』だ!」
 アスラン「ごふっ!」
 デュランダル「おお、見事なシャイニングウィザード。オーブは敵にしない方が良さそうだな」


その5.再び時間を巻き戻して、今度はシンプルな方法でやってみました

 デュランダル「ようこそ、アスハ代表。ところで……そちらの妙に魂を揺さぶられるヘアスタイ 
          ルをされた方はどなたですか?」
 カガリ「何も訊かないでください。そして見ないでください。行きましょう。さっさと行きましょう」
 アスラン「お、おい、カガリ! 俺を置いていくな! ……今回はツッコんでもくれなかったな。 
       オーブ軍の人たちには大絶賛だったのに、何がいけないんだろう?」

 ステラ「あ、スティング、アウル、あれ見て。黒いカリフラワーが歩いてる」
 アウル「はあ? …って、あ、あれは! 何て見事なアフロヘアー!」
 スティング「くっ、男の闘争心を呼び覚ますヘアスタイルをしやがって…。コーディネイター、侮
        れないぜ」
 ステラ「………サラダが食べたくなっちゃった。ネオ、作ってくれるかな?」



ショート227.
デスティニー第32話、ギャグにし難い話ですが、何とかやって
みました

その1.声は『兄上』とは違うけどね

 ジブリール「ふふふふ……。圧倒的じゃないですか、デストロイは」
 タリア「兄上も意外と甘いようで……。あら? 今のセリフは台本には無かったわね。私、どう
     うしてあんなセリフを言ったのかしら?」


その2.ムラサメ強し

 スティング「くっ、まさかムラサメごときに落とされるとは……。カオスの性能が百パーセント発
        揮できる宇宙で戦っていれば、こんな事には!」
 アスラン「そうかもしれないな。ところで、百パーセントの力を発揮できないカオスを落とせなか
       った俺の立場は?」
 スティング「知るか」


その3.ネオが助けられたその頃、宇宙では

 バルトフェルド「!? 今、いい事と嫌な事が同時に襲って来たような感じがしたぞ。いや、や 
           っぱり嫌な予感のほうが強いな。何だ、この感じは?」



ショート228.
デュランダルファン急増? デスティニー第33話

その1.感動のシーンの舞台裏を想像してみました

 ステラ「……あのー、この湖に沈むんですか? 雪が降ってるのに? 防寒具も無しで?」
 シン「大丈夫。服の裏に重りを付けてあるから、自然に沈むそうだよ。あ、準備運動はしっかり
     しておいてね」
 ステラ「うう、役者のお仕事って大変……」


その2.オトコノコですから

 (アスラン、シンとレイに言い負かされ、部屋から出て行く)

 シン「行ったな」
 レイ「ああ」
 シン「よし、それじゃあ…」

 (シンがパソコンのスイッチを押すと、画面が切り替わる)

 シン「まったく、こっちの返事も聞かずに突然入ってくるんだもんなあ。デリカシーってもんがな
     いよ、あいつは」
 レイ「確かに。あ、シン、その画像を落としてくれ」
 シン「了解。へー、レイってこういうのが好きなのか。俺はこっちの方が…」

 (二人が何を見ているのかは、ご想像にお任せします)


その3.デュランダルの演説終了後

 アーサー「艦長、やはりここは『ジーク・ザフト!』って叫ぶべきなんでしょうか?」
 タリア「どうして私に訊くの?」
 メイリン「ファーストのキシリア様も『ジーク・ジオン!』って叫んでいたのかしら? そういうキャ
       ラじゃないから想像できないわね…」



ショート229.
チャットルーム「SEED」より・パート9

悠々>というわけで、あいつら、僕のいう事を全然訊いてくれないんですよ。まったく、上司を何
     だと思っているんだ!

A・Z>お気持ちはよく分かります。私の下にも言う事を訊いてくれない部下がいるので

新仮面>けど、手のかかる子ほど可愛いって言うしね。よーく話し合えば、きっと分かってくれる
      さ

悠々>はあ、そんなもんですかねえ

A・Z>新仮面さんも部下がいるんですか?

新仮面>部下というより、手のかかる子供かなあ。いや、俺は独身だけどね。男が二人と女の
      子が一人。女の子が俺によく懐いててね。頭を撫でてやると喜ぶんだ

悠々>うわー、なんかすっげームカつく(w

A・Z>ちょっと不純な気もしますが、羨ましいです。私の周りにいる女性は、みんな気が強くて

悠々>私の方もです。以前からある女性にアプローチをかけているのですが、全然振り向いて
     くれません。ちょっと強引な手を使って結婚寸前まで持ち込んだのですが、これもご破算
     に。うう、どうして私ばかりがこんな目に。最近は変な妖精が見えるんです。ストレスが溜
     まっているのかな?

A・Z>元気を出してください、悠々さん。きっといい事がありますよ

新仮面>まあ、苦あれば楽ありって言うしね。元気を出しなさいよ

悠々>ありがとうございます。そうですね、もっと前向きになって頑張ります!

 ユウナ「よーし、ストレス解消終了! いいアドバイスも貰ったし、今日も頑張るぞー!」
 トダカ「出来れば頑張らないでほしいのだが……。誰だ、こいつにやる気を出させたのは」



ショート230.
元ネタは「仮面ライダーBLACK」

その1.分かり易い悪役のせいにすれば、楽でいいよね

 タリア「デュランダル議長。議長は我々が倒すべき真の敵は、死の商人であるロゴスだとおっ
      しゃいましたが…」
 デュランダル「そうだ。この戦争も、全てはロゴスの仕業だ」

 シン「じゃあ、主人公のはずの俺が全然目立たなくて、悪役路線を突き進んでいるのも…」
 デュランダル「ロゴスの仕業だ」

 レイ「私がネオ・ロアノークと『ピキーン!』という感じになったのも…」
 デュランダル「ロゴスの仕業だ」

 ルナマリア「アスランに『好きです』って告白したのにスルーされたのも…」
 デュランダル「ロゴスの仕業だ」

 メイリン「じゃ、じゃあ、お姉ちゃんのスカートが私には着れなかったのも…」
 スティング「俺がムラサメなんかにあっさり落とされたのも…」
 アウル「アビスのMA形態がカッコ悪いのも…」
 ネオ「敵の艦の綺麗な艦長さんに声をかけたのに逃げられたのも…」
 キラ「僕がシンに負けたのも…」
 アスラン「セイバーを落とされて以来、みんなの俺を見る目が変わったのも…」
 ミーア「私が本物のラクスさんより胸が大きくて、歌が上手いのも…」
 ラクス「調子に乗っているミーアさんに一言言いたくなるのも…」
 ステラ「ステラが海が好きなのに泳げないのも…」
 ディアッカ「俺がミリィに振られたのも…」
 イザーク「俺に彼女がなかなか出来ないのも…」
 マリュー「天使湯のシャンプーが切れたのも…」
 ミリアリア「私の写真がボツばっかりだったのも…」
 カガリ「アークエンジェルの食堂のメニューが、なぜかみんな和風なのも…」
 デュランダル「うむ。みんなロゴスの仕業だ」
 ジブリール「濡れ衣だーーーーっ!!」
 タリア「何でもかんでも悪の秘密結社のせいにして、南光太郎ですか、あなたは」

(南光太郎…「仮面ライダーBLACK」の主人公。身の回りで起こったトラブルの全てを「暗黒結
社ゴルゴムの仕業だ!」と考える男。でも正解率は100パーセント。恐るべし)


その2.恐らく視聴者も同意見です

 アーサー「じゃ、じゃあ私がイマイチ目立たないのも…」
 ユウナ「僕が変態モミアゲなんて呼ばれて、アスカガファンからカミソリレターが送られてくるの
      も、ロゴスの仕業なのか?」
 デュランダル「うむ。そして私が腹黒議長と言われているのも、みんなロゴスの仕業…」
 出演者一同「んなわけねーだろ」
 アーサー&ユウナ&デュランダル「ガーン!」



ショート231.
デスティニー34話、真の悪夢はここから始まる

その1.抜かりはありません

 アーサー「オーブでミネルバを整備してくれたあの人が、アークエンジェルの艦長だったなんて
        ……。グラディス艦長は気付いていましたか?」
 タリア「当然よ。実はこっそりサインも貰っているわ」
 アーサー「はあ。さすがですね」
 メイリン「あのー、何気に問題発言をしているような気がするんですけど」


その2.実はキラより凄いんじゃないか?

 シン「ふん。管理人もようやく俺の実力が分かったみたいだな。そう、俺はキラ・ヤマトより強い
     んだ!」
 ルナマリア「あんたの事じゃないわよ」
 シン「えっ?」

 ノイマン「ええっ! お、俺の事ですか?」
 マリュー「そうよ。まさかあの距離からの攻撃をかわすなんて…」
 カガリ「凄すぎるな。スパロボやGジェネに出たら、歴代ガンダムキャラの中でも最高の能力を
      与えられるんじゃないか? ニュータイプの攻撃もかわせそうだ」
 アマギ「アークエンジェルの不沈艦伝説を陰で支えていたのは君だったのか。素晴らしい操艦
      技術だ。オーブ軍に入らないか?」
 デュランダル「うーむ、ナチュラルでありながらあの技量……。侮れん。真に撃つべきはキラ・
          ヤマトではなく、彼かもしれないな」
 シン「議長まで興味津々!? お、俺、頑張ったのに……うう」


その3.犬は鎖に繋いでおきましょう

 タリア「フリーダムに勝つには勝ったけど、こっちのダメージも大きいわね。シンにこの書類を
     回しておいて」

 シン「何だ、これ? ……えっ、捨て石代わりに使ったチェストフライヤーとフォースシルエット 
     の請求書!? こういうのって普通、軍が持ってくれるんじゃ…」
 タリア「フェイスの権限を発動します。支払うのが嫌なら、今後は私の指示に絶・対・に!従い
     なさい」
 シン「ううっ……わ、分かりました艦長、いえ、グラディス様」
 アスラン「見事な管理術だ。俺も見習おうかな?」


その4.質問タイム

 メイリン「皆さんに質問しまーす。今回の戦闘でシンはキラ・ヤマトさんに勝利しましたが、次に
       戦う時はストライクフリーダムにコテンパンにやられるだろうなーと思う人、手を上げ
       てくださーい」
 出演者全員「はーい」
 シン「全員挙手!? レ、レイまで、そんな……」
 メイリン「では、次の質問です。売れ筋商品のフリーダムを落としちゃったシン、バ○ダイから
       すっごく怒られるだろうなーと思う人、手を上げてくださーい」
 出演者全員「はーい」
 シン「また全員挙手!? って、この場合、怒られるのは俺じゃなくて福田監督のような気がす
     るんだけど……」
 メイリン「最後の質問です。前作の主人公に勝ったシン、人気もアップすると思う人は手を…」
 シン「ははははは。そんなのするまでもないよ。結果は分かっているさ。あはははははは!」
 ルナマリア「あ、壊れちゃった」
 アスラン「少しやり過ぎたかな?」
 レイ「大丈夫です。あいつならすぐに立ち直ります。ルナマリアがマユちゃんの物真似をすれ 
    ば…」
 ルナマリア「絶対イヤ」
 アスラン「この艦、人間関係がどんどんささくれ立って来たなあ……。ニ年前のアークエンジェ
       ルが懐かしい。脱走しようかな?」



ショート232.
デスティニー第35話、決戦へのプレリュード?

その1.デスティニーガンダム登場!(白黒だけど)

 ルナマリア「ようやく登場したわね。OPではずっと前から出ていたけど、登場まで時間がかか
        ったわね」
 レイ「いや、そうでもないだろう。前作でフリーダムが登場したのは34話。決して遅いペースで
    はない」
 ルナマリア「そうね。でも、フリーダムの初登場シーンに比べて、こっちはインパクトが弱くない
         かしら? カラーでは出てないし」
 レイ「そうだな。レジェンドも一緒だし」
 ルナマリア「『デスティニー』っていう、そのまんまな名前や武装もツッコミどころ満載なのに、イ
        マイチ話題にならなかったみたいだし」
 レイ「スーパーフリーダム→ストライクフリーダムの改名騒動の陰に隠れてしまったな」
 ルナマリア「まあ『シンの新しいMS』って事を考えると、そうなったのも納得できるけどね」
 レイ「確かに」
 シン「お前ら、ホントーに俺の仲間なのか? 特にレイ、お前、俺に対する評価が本編とは全
    然違うじゃないか」
 レイ「SS仕様だ。気にするな。それに本編も、本心ではどう思っているか分からないしな」
 ルナマリア「男の友情って……黒いわね」


その2.なぜミリアリアは病室にカメラを持っていったのか?

 ミリアリア「この戦争が終わったら写真集を出すの。キラの写真集って売れるのよね。最近は
        なぜか男性読者も増えてて…」
 キラ「僕の写真集なんて出てたの? 本人に一切報せずにそんなのを出すのは、ちょっと…」
 ミリアリア「大丈夫。宇宙に行ったラクスさんから許可は貰っているから。あーんな写真やこー
        んな写真も貰っているし」
 キラ「ラ、ラクス!?」

 ラクス「ドムトルーパーの開発資金を得る為です。キラ、耐えてください」
 バルトフェルド「初回特典付きのキラ・ヤマト写真集を見ながら言うセリフじゃありませんね。ち
           なみに初回特典は100分の1スケールのフリーダム・レッドカラーバージョン 
           だ。別名、アスラン専用カラー」
 ダコスタ「議長専用じゃないんですね。悪趣味というか、バ○ダイなら本当にやりそうで怖いと
       いうか」


その3.さて、どうなる事やら

 秘書「デュランダル議長、地球各地でロゴスへの武装蜂起が相次ぎ、議長への支持率が急上
     昇しています!」
 デュランダル「そうか。戦火が広がっているのは残念な事だが、我々が地球の人々から期待
          されるのは喜ぶべき事だな」
 秘書「それに伴い、視聴者からの『こいつ絶対に腹黒キャラだ』ランキングも急上昇。二位の 
     ラクス・クラインに大きく差を付けて、一位の座を不動の物にしました!」
 デュランダル「ふっ……。こちらの期待にも応える日が近いようだな」
 ミーア「議長、眼が輝いていますね。これからの展開が楽しみですわ」
 秘書「ちなみに『こいつ絶対に腹黒キャラだ』ランキング、ミーアさんは三位でした」
 ミーア「………………ああ、いけません。アイドルがこめかみに青筋を立てるなんて、はしたな
     いですわ。うふふふふふふ」
 デュランダル「ミーア君、笑顔が固まっているぞ」



ショート233.
SEEDキャラにやってもらいましょう・すごろく編

その1.運命をサイコロに委ねて、振るべし!

 キラ「新企画だね。どういう企画なの?」
 アスラン「タイトルどおり、SEEDに出演しているキャラに色々なゲームやスポーツ、演劇や仕
       事などをやらせてみようという企画だ。ショート125の発展版だな。今回はみんなで
       すごろくをやってみよう。まずは俺からだ。サイコロを振って……それ!」
 キラ「5だね。コマを5つ進んで……『スタートに戻る』だって」
 アスラン「またか! くっ、ツイてないな」
 キラ「アスランって、昔から微妙にツイてないよね」
 アスラン「そうだな。誰かさんと幼友達という事自体、そうかもしれない」
 キラ「ふふふふふ」
 アスラン「ははははは」
 カガリ「くっ、な、何だ、この異常なプレッシャーは?」
 ラクス「楽あれば苦あり、苦あれば楽ありと申しますわ。過去は変える事は出来ないのですか
      ら、未来に向かって歩きましょう」


その2.歪んでいるなあ(笑)

 カガリ「私の番だな。それ! ……えーと、『最下位のプレイヤーと望まぬ結婚式をする。五万
      ドル払えば破談に出来る』」
 キラ「五万ドルは今のカガリの全財産だね。どうするの?」
 カガリ「最下位って誰だ?」
 ルナマリア「あ、私です」
 カガリ「………………五万ドル払おう」
 ルナマリア「ええ。よろしくお願いします。こら男性陣、変な想像して鼻血を出さない!」


その3.すごろくとは人との『戦い』です

 シン「俺の番か。よっ、と。1、2、3……えーと、『ラッキーチャンス! 次のプレイヤーにジャン
     ケンで勝てば、その人の所持金を全て貰える』。お、本当にラッキー! えーと、俺の次
     のプレイヤーって……」
 ステラ「私……」
 シン「えっ?」
 ステラ「シン、ステラをいじめるの? 『守る』って言ったのに……」
 シン「うっ、あ、その……」

 スティング「結局、ジャンケンはしなかったか。逆転のチャンスだったのに、バカな奴だ」
 メイリン「涙は女の子の最終兵器なのよ。ステラ、恐ろしい子」


その4.エンドレス・スゴロク

 ラクス「『コンサートが大成功。全員から一万ドルずつ貰えるが、喉を痛めて二回休み』。あら
     あら、コンサートなどで喉を痛めるなんて、歌手としては未熟ですね。まるで、どこかの
     ニセモノさんみたいですわ。うふふふふ♪」
 スティング「『三人組のチンピラに囲まれ、ボコボコにされる。三回休み』だと? クソっ!」
 アウル「『海水浴をしていたら、浮き輪がパンクして溺れる。10コマ戻る』。がーっ!」
 イザーク「『左隣のプレイヤーを一分間褒め称えよ。それが出来たら10コマ進む事が出来  
       る。出来なかったら一回休み』」
 ディアッカ「よし、イザーク、俺を褒めてくれ。お前のボキャブラリィを全力にして、伝説の英雄 
        王を褒め称えるように!」
 イザーク「一回休む」
 ディアッカ「即断かよ」
 ミリアリア「『手料理を作って、みんなに試食してもらう。『美味しい』といった人の数だけ、コマ 
        を進む事が出来る』。楽勝ね。作ってくるわ」
 一同「やめてくれーーーーーーっ!!」
 シン「くっ、もう二時間以上もやっているのに、誰一人としてゴールにたどり着けない……。誰 
     だ、こんなすごろくを作ったのは!」

 ニコル「僕たちが作ったすごろく、みんな手こずっているみたいですね」
 トダカ「ふむ。天国式のすごろくはお気に召さなかったようだな。こっち(天国)は出番が無くて
     暇だから、長時間用のすごろくでも楽しめるのだが……」
 マユ「お兄ちゃんって短気だから、その内、すごろく板をひっくり返すかも」
 ニコル「マユさん、予想的中です。シンさんがすごろく板をひっくり返しました。そしてみんなと 
      大喧嘩しています」
 マユ「マユ、短気な人、嫌ーい。トダカさんみたいに落ち着いた大人の人が好きー♪」
 トダカ「う、ううむ、それは、その、困ったな……」
 ニコル「あははは……。シン君、頑張ってください。色々な意味で」



ショート234.
デスティニー36話、アスランの未来は?

その1.レジェンドには誰でも使えるドラグーンシステムを搭載しています

 アーサー・サイ・カズイ「えっ! じゃあ私(僕)もガンダムのパイロットになれるんですか?」
 デュランダル「いや、それは無理だ。絶対に。完璧に」


その2.ミーアさんの胸は『天然物』でした

 ミーア「私はラクス・クラインみたいになりたかった。だから顔を変えて、議長の言うとおりに動
      いたの。そう、何もかも議長の言うとおりに!」
 アスラン「そうだったのか。じゃあ、あのピンクザクも議長の趣味だったのか」
 ミーア「そうなの! 何もかも議長の指示だったの。私は何も悪くないの!」

 デュランダル「レイ、アスラン・ザラとミーア・キャンベルの射殺許可を出す。特にミーア・キャン
          ベルは確実に殺ってくれたまえ」
 レイ「了解しました。議長が好きな色は赤と金ですからね」


その3.意外な実力者?

 シン「アスランとメイリンが脱走するなんて……。でも、メイリンが行っちゃったら、ミネルバの 
    オペレーターは誰がやるんだろう?」
 アーサー「よし、私に任せろ。MS発進時のアナウンスもやってあげよう。デスティニー、発進し
       たまえ!」
 シン「すいません、艦長。俺も脱走します」
 ルナマリア「私も」
 レイ「私はギルの所へ帰ります」
 アーサー「ガーン!」
 タリア「この艦の快進撃を支えてたのって、もしかしてメイリンだったのかしら?」



ショート235.
SEED日本昔話・パート2

その1.桃太朗・Ver2

 シン(桃太郎)「あれが鬼ヶ島か。ようし、悪い鬼どもをやっつけるぞ!」
 レイ(犬)・ルナマリア(猿)「おーっ!」
 ルナマリア(猿)「あ、偵察に行っていたメイリン(キジ)が戻ってきたわ。鬼ヶ島の様子はどうだ
           った?」
 メイリン(キジ)「鬼たちは宴会していたわ。凄いのよ。赤鬼(ムウ)は火の出るバチで太鼓を叩
           いたり、青鬼(アスラン)はトランペット型のマシンガンを連射したり、緑の鬼 
           (スティング)は槍みたいなギターをかき鳴らしたりして……」
 シン(桃太郎)「…………」
 レイ(犬)「シン、撤退を提案する。あそこにいる鬼には絶対に勝てん」
 ルナマリア(猿)「そうね。正確には鬼じゃなくてライダーだし」
 シン(桃太郎)「い、いや、まだ何とかなる! 魔化魍を作る黒衣の人を呼べば…」
 レイ&ルナマリア「ダメだろ、それは。色々な意味で」


その2.かぐや姫・Ver2

 ミーア(かぐや姫)「私と結婚したいのなら、世界に二つと無い宝を持ってきてください。石作皇
             子は仏の御石の鉢、車持皇子は蓬莱の玉の枝、右大臣阿倍御主人は火
             鼠の裘、大納言大伴御行は龍の首の五色の珠、中納言石上麻呂は南海
             の燕の子安貝を手に入れてください。持ってきてくれた人と結婚します」

 石作皇子(イザーク)……只の鉢を持っていって失敗。
 車持皇子(ディアッカ)……精巧なニセ物を作ったが、バレて失敗。
 阿倍御主人(シン)……手に入れたけど、ニセ物だった。
 大伴御行(レイ)……龍に会うため海に出るが、嵐に遭遇して断念。
 石上麻呂(ハイネ)……燕の巣から子安貝を取ろうとして腰を打ち、死亡。

 ハイネ「って、ちょっと待て! どうして俺の役の奴だけ死亡しているんだよ!」
 ルナマリア「そんな事言っても、原作がこうですから」
 ハイネ「配役に文句言ってるんだよ!」
 レイ「この五人の貴族は実在していたそうだ。石上麻呂だけが死ぬのは、竹取物語の作者が
    石上麻呂の事を嫌っていたのかもしれないな」
 シン「そうなのか? 個人的な感情を物語に持ち込むなんて、大人気ないなあ」
 一同「うわー、説得力ねー」


その3.三年寝太朗

 アスラン「………」
 キラ「………」
 アスラン「この物語の主人公には、何となく共感するものを感じるな」
 キラ「うん。僕たちが寝続けたのは二年だったけどね」
 アスラン「目覚めたら大活躍しているのも似ているな」
 キラ「…………」
 アスラン「ツッコまないのか?」
 キラ「うん。最後まで見ないと分からないしね」


その4.花咲かじいさん

 カガリ「灰を枯れ木に撒いたら、花が咲いた。じゃあ人間に使ったらどうなるんだろう?」
 マリュー「!」(眼の色が変わった)
 タリア「!」(同じく)
 
 クルーゼ「デュランダル。君がくれた薬だが、灰のような味がするのは…」
 デュランダル「気のせいだ」(ニヤリ)


その5.笠地蔵

 キラ(おじいさん)「あ、六体のお地蔵さんたちが雪に埋もれかけている。たきぎを売ったお金 
            で笠を買って、被せてあげよう。年を越す為の大切なお金だけど、これでお
            地蔵さんたちも寒くないだろう。良かった良かった。おばあさん(ラクス)も納
            得してくれるだろう。それじゃあ家へ帰ろう」
 アスラン(お地蔵さんA)「なんて親切な人だ。みんな、お礼の品を送ってあげよう」
 イザーク・スティング・シン・ディアッカ・アウル(お地蔵さんB〜F)「おーっ!」

 (翌日、おじいさんの家の前には六つの米俵が。中身は大量のハロ)

 キラ(おじいさん)「…………嫌がらせ?」
 ラクス(おばあさん)「わたくしはこれでも構いませんわ♪」
 ハロ「ハロ、ゲンキ! ミンナ、ゲンキ!」



ショート236.
SEED世界昔話・パート2

その1.シンデレラ・Ver2

 ミーア・整形前(シンデレラ)「ああ、今日はお城では舞踏会が開かれているのに、私は着てい
                   くドレスさえ持っていない。ううう……」
 デュランダル(魔法使い)「泣くのはやめたまえ、シンデレラ君。私が君に美しい顔とドレスを与
                 えてあげよう。料金はこのくらいで」
 ミーア(シンデレラ)「まあ、お手頃価格! ドレスも素敵。あ、顔はとなりの国のラクス姫そっく
              りでお願いします」

 ミーア(シンデレラ)「……と、親切な魔法使いさんのおかげで私は生まれ変わる事が出来まし
             た。あなたも試してみませんか? お問い合わせコールは二十四時間受
             付中です。電話番号は…」
 アスラン「いや、通販のCMじゃないんだから」


その2.アラジンと魔法のランプ・Ver2

 バルトフェルド(ランプの精)「初めまして、ご主人様。私はこのランプの精です。何なりとご命 
                   令を…」
 デュランダル「世界平和を。そして、私に逆らう者に死を」
 ジブリール「同じく」
 クルーゼ「人類滅亡」
 マリュー「昔の恋人を生き返らせてくれないかしら?」
 バルトフェルド(ランプの精)「どうしてご主人様が四人もいるのか、という事にはツッコまない。
                   でも……泣いてもいいかな?」


その3.みにくいアヒルの子

 キラ「このアヒルの子って、SEED時代の僕に似ている気がする」
 アスラン「それは自分の事を、実は美しい白鳥だと言っているのか? 考えているのか?」
 ディアッカ「ザフトにいた頃の俺にも似てるな」
 アスラン「お前の場合は、白鳥じゃなくて黒鳥だろ」
 ディアッカ「微妙なツッコミだな。オーブにいた頃のお前だってそうじゃないのか?」
 アスラン「……ノーコメントだ」


その4.オオカミと七匹の小ヤギ

 クルーゼ(オオカミ)「子ヤギたち、お母さんが帰ってきたよ。ドアを開けておくれ」
 子ヤギ「うん、どうぞ」
 クルーゼ(オオカミ)「む、随分あっさりと開けるな。まあいい、覚悟はいいか子ヤギども…」

 (扉を開けたらラクス、ルナマリア、ステラ、カガリ、メイリン、フレイ、ミリアリアが待っていまし
  た。全員、ビームライフルやサーベルやバズーカで完全武装しています)

 七匹の子ヤギというか魔女たち「いらっしゃーい♪」
 クルーゼ(オオカミ)「え」

 マリュー(お母さんヤギ)「最近は物騒だから。殺られる前に殺っちゃうように教えているの。ダ
                 メかしら?」


その5.王様の耳はロバの耳

 デュランダル(王様)「くっ、なぜ私の耳はロバの耳なのだ。ネコミミだったら私のファンが増えた
              かもしれないのに……」
 タリア(家臣)「もしそうなったら発禁レベルですね。その耳、切り落としてあげましょうか?」

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