ガンダムSEED編  PHASE−04
ショート71.
一流は一流を知る……?

 ?「いかがですか?」
 ?「うむ、見事だ。この手触り、そして、このフィット感。相変わらず、いい仕事をする」
 ?「喜んでいただけて何よりです。お客様の喜ぶ顔が、何よりの報酬ですから」
 ?「私も嬉しいよ。君のような素晴らしい職人に出会えた事に、感謝しよう」

 アスラン「クルーゼ隊長、ご機嫌ですね。昨日の休暇は楽しかったんですか?」
 クルーゼ「ああ。私の最大の理解者の所へ行ってきた。彼はいい仕事をしてくれる」
       (そう言って、仮面を自慢げに撫でる)



ショート72.
マナーは守りましょう

 クルーゼ「ぬうっ、『ドラグーン』を上手く操れん。誰だ、戦場で携帯電話を使っているのは!」
 フラガ「プロテクト弱すぎるぞ」
 キラ「飛行機の離着陸の時に、携帯電話は使っちゃダメだよ。電波で計器が異常をきたす可
     能性があるからね」



ショート73
SEED−MSVより

その1.Gがいっぱい

 キラ「色々なMSが出てきたね。スーパーグーンとか、新しいガンダムとか」
 アスラン「ああ。だが、ガンダムが多すぎないか? ハイペリオンやドレッドノートだけでなく、東
       アジア製のガンダムや、ザフト製ガンダムもまだあるみたいだし……」
 キラ「そうだね。…………もしかして、次のSEEDって、ガンダムファイトやるのかも?」
 アスラン「あり得ない、と言い切れないのが怖いな」


その2.あと、ジンのバリエーションの多さにもビックリ

 アスラン「G以外に、興味深い機体はあるか?」
 キラ「そうだね。バスターダガーとか、105ダガー、あとオーブのM2も気になるな」
 アスラン「新しい量産機か。こういうのが造られると言う事は、戦乱がまだ続くという事だから 
       な」
 キラ「うん、残念だけどね。アスランは気になるの無いの?」
 アスラン「ザウートの後継機かな。どんなMSなのか、少し気になる」
 キラ「そうだね。ザウートにはぜひ、『MS界のイザーク』という汚名は返上してほしいね」
 アスラン「ああ、そうだな」
 イザーク「……貴様ら、ちょっとこっちへ来い」


その3.専用機って、ちょっといいよね

 キラ「SEEDの続編があるとしたら、MSVの機体も出るのかな?」
 アスラン「かもしれんな。Zでも、わずかだが出ていたそうだし。特に量産機は、その可能性が
       高いだろう」
 キラ「楽しみだね」
 アスラン「いや、続編が決まったわけじゃないから」
 キラ「そうか、残念だなあ。あ、そういえば少し気になることが」
 アスラン「何だ?」
 キラ「MSVでミゲルさんとかイライジャさんとか、たくさん専用機が出てるよね」
 アスラン「ああ」
 キラ「アスランも専用機があったの?」
 アスラン「……………ノーコメントだ」
 キラ「どうして?」
 アスラン「俺にも分からんからだ。今は無いが、これから出てくるかもしれんし、迂闊なことは 
       言えん」
 キラ「そう、残念。まあ、イザークには無いのは分かるけど」
 アスラン「ああ、それは決定事項だ」
 イザーク「貴様ら、ホントに殴るぞ!」



ショート74.
アークエンジェルの七不思議

その1.真夜中に廊下をうろつく美女の影

 フレイ「もしかして、私の事かしら? キラの部屋に行くのを見られてた?」
 ミリアリア「『美女』っていうのが、ちょっと引っかかるけどね」


その2.男子トイレの一番端から時折響く謎の声

 カズイ「出番が欲しい〜、出番が欲しい〜……」


その3.自分以外の顔を映す洗面所の鏡

 フレイ「そうよ、これは別人なのよ。こんなポッチャリした顔なんて、私の顔じゃない!」
 ミリアリア「現実逃避もほどほどにね、フレイ」


その4.収めたはずの食材が勝手に消える食堂の冷蔵庫

 マリュー「誰かのつまみ食いじゃないの?」
 ムウ「監視カメラをつけたけど、食材が消えた時に人影は映っていない。扉が勝手に開いて、
     物を食べているんだ」
 マリュー「じゃあ、まさか本当に幽霊?」
 ムウ「幽霊が食事を取るのか?」
 マリュー「うーん……」

 ディアッカ「闇に紛れて盗み食い〜♪ 色黒って、こういう時に便利だな〜♪」


その5.いいスコアを出した人は必ず撃墜されるシミュレーションゲーム機

 カガリ「…………」
 トール「…………」
 キラ「いや、シャレにならないからやめようよ、こういうネタ」


その6.使われなくなったモビルアーマーが消えてしまう格納庫

 ムウ「わーっ! 久しぶりに乗ろうと思ったら、俺のメビウスゼロがーーーっ!」
 キラ「実際、どこへ行ったんだろ? 途中でバラしたか、最終話までホコリ被ってたのかな?」


その7.どれだけ被弾しようが翌週には無事に飛んでいるアークエンジェル

 ムウ「これがオチか。まあ、確かに不思議だな」
 マリュー「放送されていないけど、ちゃんと整備士さんたちが修理とかしてるのよ」
 マードック「ふん。所詮、俺たちは裏方よ……」



ショート75.
SEEDキャラで演ってみよう/シャーマンキング編
(麒麟さんのリクエスト)

 キラ「このマンガも、結構長いよね。でも、その割には話があまり進んでいないような…」
 アスラン「キラ、それは禁句だ。それで、キャスティングの方はどうなったんだ?」
 ディアッカ「主人公の麻倉葉は俺だ。お前らじゃ、あいつのユルさは演じられないだろ」
 アスラン「確かにな。俺は阿弥陀丸役を頑張るとしよう」
 イザーク「ふん。俺は道 蓮か。このキャラ、何となく、俺とダブる気がするんだが……」
 ニコル「僕はリゼルグ・ダイクンです。モルフィン役はトリィさんにお願いします」
 トリィ「トリィ!」
 フラガ「俺が木刀の竜だって? おいおい、あんなリーゼントにしろって言うのか?」
 キラ「意外と似合うかもしれませんよ。それより、どうして僕がチョコラブなんだろう……。ギャ 
     グなんて言った事も無いのに……」
 ラクス「あら、ハードな過去を背負っているところは、よく似ていると思いますわ。わたくしはア 
      イアンメイデン・ジャンヌさんを演じさせていただきます」
 ミリアリア「それって、ちょっと怖いわね……。あ、私はたまおちゃんです」
 バルトフェルド「私の役はファウスト二世か。まあ、ケガ人というのは同じだが……」
 フレイ「私は蓮のお姉さんの道 潤よ。チャイナドレスって、一度着てみたかったのよね〜♪」
 シャニ「俺はホロホロか。クールなようで、意外と熱い男……。なるほど、俺にピッタリだ」
 カズイ「ぼ、僕もキャスティングされてる! それもまん太役! いやったーーーーっ!」
 クルーゼ「狂喜するほどの役かね? 私はX−LOWSのナンバー2、マルコか。………誰だ、
       今、『ちょっと変態入ってるところがソックリ』と言ったのは!」
 カガリ「私じゃないぞ。けど、その通りだと思うが。私の役はハオか。悪役というのは初めてだ
      な。……何だ、アスラン? えっ? このキャラは意外と入浴シーンが多い? ……管
      理人、ちょっとこっちへ来い!」
 マリュー「ま、まあまあ、落ち着いて。取りあえず、メインキャストはこんなところかしら? 私は
       今回、裏方だし」
 ナタル「いえ、まだ一人、残っています。このマンガのヒロインで、実は主人公より強いんじゃ 
      ないか、いやきっとそうだと噂されている恐山アンナ嬢です」
 マリュー「そういえばそうね。で、誰なの?」
 ナタル「私です」
 一同「…………………降参します。シャーマンキングは貴方です」
 ナタル「物語が終わってしまった。これはある意味、ミスキャストでは?」



ショート76.
ムウ・ラ・フラガ少佐の特別講座、そして実践
(ymaさんのリクエスト)

その1.口が軽いのは、いい男の条件じゃないよね

 フラガ「女心というものがまったく全然ちっともさっぱり分かっていないSEED男性陣の諸君、
      この『エンデュミオンの鷹』、ムウ・ラ・フラガが特別に講義してやろう!」
 男性一同「………」(余計なお世話、という顔をしている者と、メモを取り出している者が半々)
 フラガ「まず、相手の意思を尊重する事。自分の独りよがりは、恋愛とは言わない! 親しい
      仲にも礼儀あり、ストーカー扱いされたくなかったら、相手の事も考えるように!」
 男性一同「おー」(意外とまともな事を言っているので、全員ちょっと驚く)
 フラガ「自分を磨き上げるのも忘れるな。外見だけでなく、中身も磨き上げろ! 心身共に優
      れた男に惹かれない女はいない!」
 ディアッカ「だったら、俺たちコーディネイターは有利だな。ナチュラルより外見も中身も優れて
        いるし」
 フラガ「甘い! いちごみ○くキャンディにハチミツをかけて、砂糖を塗した物より甘い! 能 
      力だけではない、精神も磨き上げなければならない! 能力だけが優れている者は、
      能力でしか他人を見なくなり、結果、人間関係を破壊してしまう。相手の長所も短所も
      受け入れてやる懐の深さ。これこそ、いい男には絶対必要なアイテムなのだ!」
 キラ「じゃあ、ムウさんはマリューさんの長所も短所も認めているんですね」
 フラガ「当然だ。俺はマリューのする事なら、何でも認め、許してやる。たとえ大イビキをかこう
      が、寝相が悪くてベッドから俺を蹴落とそうが、仕事中なのにみんなの眼を盗んで、こ
      っそりキスしてこようが、許す! まああいつが隠していた美少年系のホモ雑誌を見つ
      けた時はさすがに焦ったが、俺は全て許して…」
 マリュー「………………」
 フラガ「あら? いつの間に…」
 マリュー「ちょっと前からいたわよ。覚悟はいいかしら、ムウ・ラ・フラガさん?」
 フラガ「………許して?」
 マリュー「ダーメ」(満面の笑顔)

 (そして、死刑執行)


その2.この後、キサカに見つかり、二人とも怒られました

 アスラン「最後はああなったが、参考にはなった。俺もカガリに対する態度を考えるか。まずは
       相手の意思を尊重する事…」
 カガリ「おっ、アスラン。ちょうどいい、この書類、整理しといてくれないか? キサカがうるさく 
      て」
 アスラン「カガリ、自分の仕事は自分で……いや、分かった。俺がやろう」
 カガリ「すまない。じゃあな!」
 アスラン「ああ。……何か間違っている気もするが、まあいいか」


その3.さすがと言うか、凄いよカガリさん

 アスラン「相手の長所も短所も認めてやる、か。確かにそうだな。完璧な人間などいない。相 
       手の全てを認めて、愛してやるのが、本当の愛というものだ」
 カガリ「お、アスラン。何をボーッとしてるんだ?」
 アスラン「カガリか。いや、本当の愛について考えていたんだ」
 カガリ「アイ? アイに本当も何もないだろう。昔からアイは一つだけだ」
 アスラン「カガリ……。凄いな、君は。何気に真理を言う」
 カガリ「そうか? プラントにはアイがたくさんあるのか?」
 アスラン「いや、無い。そうだな、本当の愛とは一つだけだ」
 カガリ「そうか。それにしてもアスランは難しい言葉を知っているんだな。私はお父様に教わる
      まで知らなかった」
 アスラン「えっ?」
 カガリ「私は結構好きだぞ。一日の終わりというものは、少し寂しいけど、新しい明日が始まる
      と考えれば……」
 アスラン「ちょっと待て。カガリ、君の言ってるアイって何だ?」
 カガリ「? アイはアイだぞ。こういう字だ」

 (そう言って、カガリがメモ用紙に書いた字は≪曖≫。日が落ちて暗い様子を表す言葉です)

 アスラン「……………こういう、常人にはまったく出来ない勘違いをするところも愛してやろうと
       思います。ええ、努力しますよ。なるべくね」
 カガリ「?」



ショート77.
第17話の衝撃のセリフより

 フレイ「私、昨夜はキラの部屋にいたんだから!」
 サイ「!」
 カガリ「!」
 キラ「…………」
 サイ「で、具体的には何してたんだ?」
 カガリ「って、おい!」
 キラ「うん、大変だったよ。疲れてる僕をベッドに押し倒して…」
 カガリ「答えるな!」
 フレイ「……ポッ」
 カガリ「照れるな! ああ、もう、どいつもこいつも壊れすぎだ!」
 キラ「戦争やってるからね」
 カガリ「便利な言い訳だな、おい」



ショート78.
SEEDキャラで演ってみよう/スクライド編
(麒麟さんのリクエスト)

 ニコル「スクライドは、2001年7月4日から12月26日までテレビ東京系で放送されたアニメ
      です。週刊少年チャンピオンで漫画も連載されて、こちらも面白いですよ」
 キラ「じゃあ、配役を発表するね。主人公のカズマはイザークだって」
 イザーク「ふっ、任せろ。ついに俺の時代が来た!」
 ディアッカ「おーおー、張り切っちゃって。俺はカズマのダチの君島邦彦か。前半しか出ないけ
        ど、なかなか美味しい役だ。頑張りましょうか」
 アスラン「俺はカズマのライバルの劉鳳か。まあ、妥当な役だな」
 フレイ「私はその劉鳳の幼なじみの桐生水守ね。……誰よ、全然性格が違うなんて言ったの 
      は!」
 カガリ「いや、意外と似ているところもあると思うぞ。一途に相手を想っているところとかな。私
      の役はシェリス・アジャーニか。ん? 今、妙な視線と言うか、思惑を感じたような…」
 ラクス「カガリさんに漫画版は見せない方がいいですね。わたくしは由詫かなみ役です。キラ 
      は何の役ですの?」
 キラ「僕? ストレイト・クーガー」
 一同「えええええーーーーーーっ!!!!」
 キラ「…………まあ、僕も驚いたよ。けど、あの人の早口セリフを言えるのは、僕ぐらいだから
    って」
 クルーゼ「ふむ、そう言われると確かにそうだな。私の役はラスボスの無常矜持か。まあ、さす
        がにこういう役にも慣れてきたな」
 ニコル「僕はさりげなくセクハラ発言の多い、橘あすか役です。……母さんには見せられませ
      んね」
 パトリック「私はマーティン・ジグマールか。定番すぎやしないかね?」
 ニコル「出番が無いよりはいいと思いますよ。あれ、ムウさん、どうかしたんですか?」
 ムウ「いや、ちょっと気になる事が。俺の役の来夏月のアルター、常夏三姉妹って誰がやるん
     だ?」
 ニコル「それが……マリューさんとナタルさん、ミリアリアさんにお願いしてたんですけどね。ナ
      タルさんがどうしても嫌だ、と言うので、ある方に代役をお願いしました。どうぞ!」
 アズラエル「どうも、よろしく」
 ニコル「よろしくお願いします。女装も意外と似合いますね」
 ムウ「ダッシュ!」
 キラ「あ、逃げた!」
 アスラン「追え!」
 アズラエル「おやおや。男の心まで困惑させるとは。美しさは罪、というやつかな?」
 ニコル「絶対に違います」



ショート79.
祝! アストレイアニメ化決定!(店頭放送だけど)

その1.管理人さん、ゴメンナサイ(by樹里)

 ロウ「よっしゃあ! ついに来たぜ、俺たちの時代が!」
 樹里「やったー! これでこのSSにも出演できるわね!」
 プロフェッサー「こらこら、そんなに騒がないの」
 リーアム「まあ、無理も無いですよ。このHPには初めて出たんですから」
 ハチ「ナマエダケデハ出テルケドナ!」
 プロフェッサー「ふう……。でも、こんな場末のHPのヘッポコSSに出たぐらいで、そんなに喜 
           ぶ必要は無いんじゃないの?」
 一同「わーわーわー!!!」


その2.管理人、お前を殴ってもいいか?(byイライジャ) ヤダ(by管理人)

 劾「やれやれ。少しは落ち着いたらどうだ?」
 風花「そうよ。ハシャぎすぎよ、ロウ。ジャンク屋って、品が悪いわね」
 ロレッタ「まあまあ。初めての出番なんだから、しょうがないわよ」
 イライジャ「ふん、余裕見せやがって……。まあ、あんたたちにはロウたちの気持ちは分から
        んだろうな」
 リード「ああ、そうだ。あいつらの気持ち、俺たちにはよーく分かる!」
 劾「? おい、何を怒ってるんだ?」
 イライジャ「裏切り者と話す口は無い」
 リード「同じく!」
 劾「???」
 風花「劾、鏡伝アンノンエピソード第一話」
 ロレッタ「もう住む世界が違うのね……」(遠い目)



ショート80.
異名の由来
(以下の設定は当然、私の勝手な妄想です)

その1.【砂漠の虎】アンドリュー・バルトフェルド

 バルトフェルド「どうしてそう呼ばれるようになったか? 自分でも分からんのだ。いつの間に 
           か敵からそう呼ばれていた」
 キラ「あのパイロットスーツのせいじゃないですか?」
 バルトフェルド「だが、敵は私がどんなスーツを着ているのか知らないんだぞ」
 キラ「あ、そう言えばそうですね。なら、どうしてだろう…?」

 (という訳で、副官のダコスタさんに聞いてみた)

 ダコスタ「地球に来た頃、隊長は『味方の士気を上げるため』に戦闘中に音楽をかけていたん
       です。ええ、コクピットの外に響くぐらいにガンガン。曲ですか? 東洋の小国の民謡
       で、タイトルは『六甲…』」
 キラ「もういいです」


その2.【黄昏の魔弾】ミゲル・アイマン

 イザーク「俺たちにも異名がついてないのに、なぜ奴だけ…!」
 ニコル「ま、まあ落ち着いて。それで、どうしてそう呼ばれるようになったんですか?」
 ミゲル「うーん、やっぱり俺の戦い方からじゃないか? 黄昏時に現われ、夕日を背にして、敵
      を遠くから次々と撃ち抜いたからな」
 ディアッカ「それって、ただの卑怯者じゃないのか?」
 ミゲル「う」


その3.【エンデュミオンの鷹】ムウ・ラ・フラガ

 キラ「『エンデュミオン』は月のエンデュミオンクレーターの戦いで活躍したからですよね。でも 
    『鷹』は?」
 サイ「鷹のようにカッコよく戦ったから、とか?」
 ナタル「その通りだ。鷹という鳥は、狙った獲物は決して逃さず、しつこいくらいに追いかけて、
      確実に仕留める。その習性ゆえに、昔から鷹狩などに使われていたのだ」
 キラ&サイ「へえ」

 (キラとサイの視線、フラガの方へ。人目をはばからず、マリューとイチャつく『鷹』)

 キラ「狙った獲物は決して逃さず…」
 サイ「しつこいくらいに追いかける…」
 キラ&サイ「納得」
 ナタル「この艦は、青少年の教育に悪すぎる!」


その4.【変態仮面】ラウ・ル・クルーゼ

 クルーゼ「って、ちょっと待て! 本編で誰がいつ、そんな名で呼んだ!」
 キラ「けど、ファンの間では、ほとんど公称…」
 クルーゼ「ええい、黙れ黙れ黙れ! 認めん、私は認めんぞ!」
 アスラン「予備の仮面まで持っているくせに、何を今更……」(嘲りの視線)


その5.特別出演【漆黒のヴァルキュリア】ガーネット・バーネット

 キラ「ガーネットさんも、いつの間にかそう呼ばれるようになっていたんですか?」
 ガーネット「ああ。実は少し狙ってたんだけどね。機体を黒くしたのもそうだし。でも、私が呼ん
        でほしかった名前は違うんだけどね」
 キラ「そうなんですか? どんな名前で呼んでほしかったんですか?」
 ガーネット「『漆黒の伊達臣○』」
 キラ「男塾ファン!?」
 ガーネット「そう呼ばれたくて、槍をマスターしたのに」
 キラ「…………」(ああ、この人、基本的にバカなんだなあ、と確信する)
 ガーネット「キラ。今、なぜかあんたを殺したくなったんだけど」
 キラ「気のせいですよ」(最高の笑顔)



ショート81.
摩味さんから朴さんへ

その1.ハガレン

 ディアッカ「ニコル、お前、声が少し変わってないか?」
 ニコル「そうですか? 自分では気付きませんでした。声変わりかなあ?」
 ディアッカ「随分と遅い声変わりだな」
 イザーク「……ニコル。ちょっと両手を合わせてくれないか?」
 ニコル「? はい、こうですか?」

 (ニコル、両手をパンッ、と合わせる)

 イザーク「…………」(何かを期待する目)
 ニコル「?」
 イザーク「……………………ちっ。このチビが」
 ニコル「えっ? あ、あの、イザーク?」
 イザーク「チビと言われても怒らんとは……。とことん期待を外してくれるな、お前は! もうい
       い、期待した俺がバカだった!」
 ニコル「ええっ? ちょっ、ちょっとイザーク、僕、何かしましたか?」
 ディアッカ「何もしないから怒ってるんだよ。気にするな。あいつがバカなだけだ」


その2.ヒゲ

 ニコル「アスラン、どうして僕のブリッツにあんなヒゲみたいなパーツを付けたんですか? そ 
      れにその白ペンキは?」
 アスラン「いや、特に理由は無いんだが……何となく、な」
 ディアッカ「バカばっかりだな、ここは」



ショート82.
大人の事情

 キラ「SEEDのメカって、神話とか伝承からの引用が多いね。アークエンジェルとか、クサナギ
     とか。武器もアグニとかニーズヘグ(フォビドゥンの鎌)とかそうだし。神秘的な雰囲気が
     していいんだけど、どうしてだろう?」
 アスラン「神話の名前とかには、著作権とか無いからな」
 キラ「うわあ、夢ぶち壊しだね」



ショート83.
第二話のセリフより。保志さん、ご苦労様です

 キラ「キャリブレーション取りつつ、ゼロモーメントポンプおよびCPGを再設定……チッ! なら
    擬似皮質の分子イオンポンプに制御モジュール直結! ニューラルリンケージネットワー
    ク再構築……。メタ運動野のパラメータ更新。フィードフォワード制御再起動。伝達関数、
    コリオリ偏差修正! 運動ルーチン接続。システムオンライン」(これを約15秒で言う)
 マリュー「凄い……。言葉の意味は全然分からないけど」
 視聴者「いや、あんたは知ってなきゃダメだろ」



ショート84.
私はそんなに拘りは無いのですが

その1.カガリの家出前夜(声優ネタです)

 ウズミ「キサカ、あのバカ娘の事は頼むぞ」
 キサカ「はっ、お任せください。カガリ様は命に代えてもお守りいたします」
 ウズミ「苦労をかけるな。だが、無事に帰った来た暁にはお前の、いや、我々の望みは叶えら
      れているだろう」
 キサカ「! では、あの案をいよいよ議会に…」
 ウズミ「うむ。お前たちが帰って来たその時には………オーブ軍並びにモルゲンレーテ全女 
      性職員の制服はミニスカートになっている!」
 キサカ「ウズミ様……!」

 (がっちり握手する二人。ダメ人間、ここに極まれリ)


その2.ゴールドフレーム秘話

 エリカ「ロンド様、ミニスカート法案の阻止、おめでとうございます」
 ロンド「ああ。ウズミの石頭を押さえるのには苦労したがな」
 エリカ「ご苦労様です。ゴールドフレームの改修には全力を尽くしますので」
 ロンド「頼むぞ。大体、ウズミは分かっていない。女性の美は、ミニスカートなどでは現しきれ 
     ん。スパッツこそが美の頂点にして真理なのだ!」
 エリカ「……………」(オーブの未来に不安を感じる)


その3.帰還

 カガリ「? キサカ、どうして泣いているんだ?」
 キサカ「カガリ様……。いえ、理想は叶わないからこそ理想なのだと思いまして」
 カガリ「???」



ショート85.
不発カップルたちの挽歌

その1.ノイマン&ナタル

 ノイマン「副長とのラブロマンスを期待してたのに……」
 ナタル「わ、私はそんなキャラではない!」(顔が真っ赤)
 アズラエル「そうですよ。彼女はこの僕と…」
 ナタル「黙れ、既婚者」(銃声一発)
 ノイマン「信じられませんけど、アズラエル氏の結婚は事実です」


その2.イザーク&フレイ

 イザーク「このHPではくっついているんだがな。あの女がもう少し積極的だったら、あるいは 
       成立したかもしれんが……まあ、キラとのドロドロな関係を見ていると、くっつかなく
       て正解か」
 フレイ「あんたにそういう事を言われると、妙にムカつくわね」


その3.キラ&カガリ、アスラン&ラクス

 カガリ「いや、私たちは成立しちゃマズいだろ。一応、姉弟なんだし」
 キラ「さりげなく自分が『姉』ってアピールしてるね、カガリ」
 アスラン「まあ、成立しない方が俺にとってはいいんだがな」
 ラクス「わたくしは特に。キラもアスランも素晴らしい御方ですし」
 カガリ「……それって、どっちでもいいって風に聞こえるんだけど」
 ラクス「ご想像にお任せしますわ」(ニッコリ)



ショート86.
『数奇な運命』の仮定

その1.どっちみちそういう運命?

 キラ「僕とカガリは色々あって、それぞれ別の家に引き取られたけど、もしかしたら僕がオーブ
     に、そしてカガリが僕の両親に引き取られたかもしれないな」
 カガリ「そうだな。そうなったら、キラはオーブの王子で、私が月でアスランと知り合って、ヘリ 
      オポリスの学生になっていたのか」
 アスラン「カガリと早く知り合えるのなら、俺はそっちの方がいいな。ああ、でもそうなるとカガリ
       と戦う事になるのか。微妙だな……」
 ラクス「ですが、カガリさんとアスランが幼なじみとなると、無人島で一夜を過ごす相手はキラと
      いう事になりますわね」
 キラ「………………」
 アスラン「………………」

 キラ&アスラン「うがあーーーーっ!! これ以上のホモ疑惑は嫌だーーーーっ!!」
 ラクス「逃れられない運命ですわ」


その2.間違えたかなあ。いや、正しい選択のはずだ!

 ウズミ「キラ君が私の息子……」
 キサカ「彼がオーブの王子……」

 キサカ「ウズミ様! なぜ、なぜ貴方は!」
 ウズミ「言うな、キサカ! 私は、私は……娘が欲しかったんだ! たとえ考えるより先に行動
      するようなバカ娘になったとしても!」
 キサカ「ですが、それではオーブの未来は!」
 ウズミ「それでもだ! 私やお前の白髪を増やすことになっても、それでも…!」
 カガリ「お・ま・え・ら・な〜〜〜〜!」


その3.軍から見れば

 マリュー「カガリさんがストライクに乗るの? でも、ナチュラルのあの娘にストライクの操縦は
       無理じゃないの? 初戦でいきなり撃墜されてるんじゃ…」
 ナタル「その可能性は大きいです。それに、戦力としても不安です」
 ムウ「まあ、その辺は俺がフォローするよ。そして彼女は、自分を助けてくれる年上の魅力的
     な男に恋心を抱くようになり…」
 ナタル「妄想は語らないように。艦内の風紀が乱れます」
 マリュー「これも一種のセクハラね」


その4.バカにするな! バカじゃないぞ!

 サイ「カガリが僕たちの同級生か。だったら、随分と賑やかな学生生活になっただろうなあ」
 ミリィ「そうね。いい意味でも悪い意味でも、私たちの中心になっていそう」
 トール「フレイのアイドルの座も危ないかもね」
 フレイ「うっ……」

 ミリィ「けど、問題はカレッジに入れるかって事よねえ」
 サイ「意外とレベル高いからな」
 カガリ「お前らもかあっ!!!!」


その5.オーブの見る夢

 エリカ「キラ君がオーブにいたら、MSの開発はもっと順調だったでしょうね。歴史が変わって 
      いたかもしれないわ。それに…」

 ジュリ「キラ君が私たちの王子様だったら、か……」
 アサギ「カガリ様には悪いけど、いいわよね〜、それ」
 マユラ「うん。すっごくやる気が出るわ! 王子様のためなら、私、頑張る!」

 エリカ「士気もかなり上がるみたいね。一部限定だけど」
 ロンド・ミナ・サハク「……ふっ。王子様、か」
 ロンド・キナ・サハク「忠誠誓っちゃおうかなあ、と思ってもみたり」
 エリカ「ええええっ!?」



ショート87.
イメージカラーを考えてみました

 キラ……白。状況次第でどんな色にも染まる。されどその逆もあり。清純にして複雑な色。
 アスラン……赤。簡単には染まらない、自分の信念を貫く確固たる色。
 カガリ……金色。どんなに深い闇の中でも、決してその輝きを失わない。
 ラクス……桃色。説明の必要がありますか?(笑)
 フレイ……朱色。赤にも桃にも染まりきれない、悲しい中途半端。
 イザーク……青。赤の反対、されど実は近い色。
 ディアッカ……緑。地味だしねえ(笑)。でも眼と心には優しい色。
 ニコル……黒。ピアノと愛機の色から。黒イコール悪ではありませんよ。
 ムウ……黄色。目立つようで目立たない、でも自分の仕事はきっちりやる。
 クルーゼ……灰色。光と闇を併せ持つ、彼の心そのもの。

 キラ「これはあくまでも管理人さんの意見で、しかもあまり考えずに言ってるから、自分のイメ 
    ージと違うからって、ツッコミは入れないでね」

 カズイ……深緑。地味以上に地味。絶対に目立たない色。

 一同「うん、これには異論は無い」
 カズイ「そ、そんなあああああっ!!!!」



ショート88.
特別編『虚空の戦場』より

その1.やっぱりフレイ様は『フレイ様』でした

 キラ「僕たちとカガリの出会いのシーンが、ちょっと変わってたね」
 サイ「ヘリオポリスが崩壊した後、俺たちとフレイが再会するシーンも変わっていたな。フレイ 
     が抱きつく相手がキラじゃなく、俺になっていた」
 トール「サイはそっちの方が嬉しいだろう?」
 サイ「うーん…………。微妙。今後の展開の事を考えるとなあ」
 ラクス「わたくしがアークエンジェルにいた時、部屋から出るシーンが追加されました。ご覧の
      通り、わたくし、ちゃんと断わってましたのよ?」
 サイ「色々と変更されたり、追加されているな」
 フレイ「そうね。でも、こうして改めて見ると、私が一番輝いているわね。SEEDのヒロインは、
      やっぱりこの私なのよ! ふふ、あははは、あははははは…!」
 サイ「…………まあ、確かに一番目立っているけど」
 キラ「うっ、ううううう……」
 トール「ああ、ほら、泣くなキラ。女の子に押し倒されるなんて、なかなか出来る経験じゃない 
      ぞ? むしろ喜べ」
 ミリィ「トール、慰めになってないわよ」
 サイ「俺もある意味、被害者じゃないのかなあ……」


その2.シャワーシーン

 アスラン「俺のシャワーシーンが新しくなっていたな。あと、キラもシャワーシーンが追加された
       ぞ」
 キラ「うーん……。男のシャワーシーンなんか見て、みんな嬉しいのかな?」
 アスラン「女性ファンは喜ぶだろうな。ここの管理人は男だから、苦笑していたらしいが」
 キラ「だろうね。ああ、そういえばカガリのシャワーシーンも最初は『ケッ、またキラのシャワー
     シーンかよ! 二度もシャワーシーンがあるとは、さすが主人公と言うべきか?』って勘
     違いしたそうだよ」
 アスラン「いや、あれは仕方ないだろう。俺も見たけど、胸と金髪が映るまでは…」
 カガリ「……………」
 キラ&アスラン「!!!!!」
 カガリ「お前ら、それから管理人、話がある。ちょっと来い」
 
 (この日、『金髪の鬼姫』の伝説が生まれた……。合掌。あ、私は何とか逃げました)


その3.ビビアン・スーさんから平野文さんに

 アイシャ「ねえアンディ、ラゴゥの調整について整備班から話があるって……どうしたの、ニヤ
       ニヤ笑って?」
 バルトフェルド「いや。うん、やはり、これはこれでいいものだな」
 アイシャ「?」
 バルトフェルド「なあ、アイシャ」
 アイシャ「何?」
 バルトフェルド「ついさっき、ダコスタ君に買わせてきた虎縞のビキニを着てくれないか?」
 アイシャ「イヤ」(即答)


その4.ラスティ初登場(声は私市淳さん)

 ラスティ「まあ、初の顔見せという事だな。これで俺のファンも増えるだろう」
 イザーク「おい、あいつのファンなんているのか?」
 ディアッカ「意外といるみたいだぜ。マニアックな趣味をしていると言うか……」
 ニコル「でも、登場から数分で死んでしまいましたけどね」
 ラスティ「うっ」
 ニコル「そういう地味なところは、これまでも、そしてこれからも変わらないんでしょうね。ラステ
      ィらしいですねえ」
 ラスティ「う……うわあああああんんんっ!」
 ニコル「あ、どこへ行くんですか、ラスティ! 逃げたらますます出番が減りますよ!」
 イザーク「……ニコルの奴、声変わりしてから、性格少し変わってないか?」
 ディアッカ「出番少なかったからな。気持ちは分かる。俺たちも砂漠編の出番、カットされたし」
 イザーク「ああ、そういえば……。けど、あの戦いはむしろカットしてほしかったからな。俺もお
       前もいいトコ全然無しだし」
 ディアッカ「いいんだよ。それでも出番がありさえすれば!」
 イザーク「必死だな。まあお前も前半は出番少なかったからなあ……。元気を出せ、ディアッ 
       カ・エロスマン」
 ディアッカ「そのあだ名で呼ぶんじゃねえええっっっ!!!」
 ニコル「ま、まあまあ、二人とも落ち着いて……」

 ラスティ「みんな俺の事なんて忘れてるみたいだな……。ふっ、所詮、俺はこんなキャラか」

 カズイ「はっ! ラ、ライバル出現!?」



ショート89.
SEEDキャラで演ってみよう/機動戦艦ナデシコ編
(こーべぇさんのリクエスト)

その1.普通にエルちゃんにすれば……

 フレイ「私、じゃなかった、私の声を演じてくれた桑島法子さんの声優デビュー作ね。という訳 
      で、当然私は主人公のミスマル・ユリカね! ぶいっ!」
 キラ「こ、声は同じなのに、凄い違和感を感じる……。僕はテンカワ・アキトか。このキャラ、僕
     と少し似ているような気がするなあ」
 アスラン「声が同じなら、ナタルさんがユリカ役でもいいんじゃないのか? 俺は…アオイ・ジュ
       ンか。自分で言うのもなんだが、俺にアレ(とフレイを指差す)を好きになれと?」
 ディアッカ「まあまあ、アスラン。役の上での事だ、あんまり深く考えるな。俺は正体バレバレの
        青年社長パイロット、アカツキ・ナガレの役だ。ちなみにここの管理人は、こいつの
        正体に全然気付かなかったそうだ。バカだねえ〜」
 カガリ「ディアッカ、あまり管理人の事を悪く言うと、出番が貰えなくなるぞ。私の役はスバル・リ
      ョーコか。まあ手堅いと言えば手堅いか。面白みも無いがな」
 ラクス「あら、そんな事はありませんわ。カガリさんにぴったりの役だと思いますけど。わたくし
      はリョーコさんの同僚のマキ・イズミさんの役ですわ。暗い雰囲気の歌はあまり得意で
      はないのですけど、頑張ります。あと、ダジャレの勉強もしないと」
 ムウ「お嬢ちゃんとは正反対のキャラだな。俺は木星連合の軍人、月臣元一郎だ。大義のた
     め、あえて友を手にかけた男……。いいねえ、こういうキャラも」
 バルトフェルド「だが、少し二次元オタクが入っているんだけどねえ。俺はプロスペクターの役
           だ。経済面などから一同を支える、意外と渋い役柄だな」
 イザーク「俺はダイゴウジ・ガイと白鳥九十九の二役か。管理人め、また声優で決めたな」
 ミリアリア「そうかしら? キャラ的にも似てると思うけど。あ、私はエステバリス三人娘の一  
        人、マンガ家目指して頑張っているアマノ・ヒカルちゃんの役です。よろしくね」
 ナタル「私が説明おばさんことイネス・フレサンジュの役とは納得出来ません! 年齢的にも 
      ラミアス艦長の方が…」
 マリュー「言うようになったわね、ナタル。けどゴメンなさい、私はメグミ・レイナード役に決まっ
       てるの。『おばさん』役、頑張ってね〜」
 アサギ「あっ! わ、私にも役がある! それもレギュラーキャラのハルカ・ミナト……。ジュリ
      やマユラには知られないようにしないと!」
 キラ「えーと、これで主要キャラのキャスティングは完了したのかな?」
 アスラン「まだだ、キラ。このアニメで一番の人気キャラ、ホシノ・ルリがいるだろう」
 キラ「ああ、あの女の子か。それじゃあ……」

 キラ「…………よし、出来た。うん、結構似合ってるよ」
 フレイ「うっ、ちょっと嫉妬しちゃうくらい似合ってるわ」
 カガリ「確かに。これは凄いな」
 ラクス「お似合いですわ。出番が貰えて良かったですね、ニコルさん」
 ニコル「うーん……………良かったのかなあ?」
 アスラン「キラ! お前、何て事を!」
 キラ「えっ? ダメかな。似合ってると思うんだけど……」
 アスラン「だからだ! こんな、ツインテールが似合いすぎて、ちょっと怖いぐらいに可愛いニコ
       ルがここにいると知ったら……『あの女』が黙っていない! 次元や作品の壁を越え
       てやって来るぞ!」
 キラ「! そ、そういえば、さっきから妙な寒気を……」
 ?「ふふふふふふ……。私のニコルに女装なんかさせたのは、だ〜れ〜だ〜〜〜!?」
 キラ「うわああああああああっ!!!」


その2.言われてみれば

 カガリ「この場合、女装するニコルにも問題があるんじゃないか?」
 ラクス「ええ。ですが愛の力は、人を盲目にさせるものですわ」



ショート90.
勝手な設定作ってゴメンナサイ
その1.ショート88・その4のオチより

 カズイ「…………」
 ラスティ「…………」

 ガシッ!(友情の証、バロムクロスの擬音。通じ合うものがあったらしい)

 ラスティ「バロムクロスとは、要するに腕を組む事なんだが、ただの腕組みじゃない。詳しくは 
      『超人バロム1』というキーワードで調べてくれ」
 カズイ「特撮マニア!?」


その2.さあ、君たちも一緒にクロスしよう!

 ミゲル「一緒にするな! 声は西川さんだし、スペシャルエディションでは出番が増えたし、立 
      派なあだ名だって付いてるんだ! うわ、こら、しがみ付くな!」
 モラシム「確かに地味な役だったが、水中戦では大活躍したぞ! あ、でも、やっぱり地味か
       なあ……。顔も美形じゃないし……」(自爆しました)
 アサギ「ち、違う! 私たちは絶対に違うわよ! アストレイやGジェネSEEDにも出たし!」
 ジュリ「でも、私たちの本編での出番って、少ないのよね……」
 マユラ「うん。あっさり死んじゃうし……。あはははは。やっぱり私たちも、お仲間かも」
 アサギ「何言ってるのよ、二人とも! 気をしっかり……きゃああああああっ!」(強制連行)
 トール「ぼ、僕は違うぞ! 最期は思いっ切り目立ったし、回想シーンもバンバン流れたし!」
 ニコル「それは僕も同じですけど、喜ぶべきことなんですか?」

 ディアッカ「シリーズ前半の俺も危なかったなあ……。神(監督)に感謝!」



ショート91.
SEEDキャラで演ってみよう/サクラ大戦編
(鬼王さんのリクエスト)

その1.夢ぐらい見せてくれてもいいじゃない……

 ラクス「管理人様に代わって、お詫びとお断りを致します。管理人様は「サクラ〜」のゲームは
     1と2しかプレイしていません。その為、3以降のキャラは、キャスティングの対象からは
     外させていただきます。ご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。あと、今回
     は女装ネタは無しです。楽しみにしてくださった方には申し訳ありませんが、これ以上、
     某戦女神を怒らせたくないので……」

 ラクス「それではキャスティングを発表させて頂きます。わたくしは華撃団の最年少メンバー、
      アイリスことイリス・シャトーブリアン役です。喜怒哀楽の激しい役ですが、精一杯演じ 
      させていただきますので、よろしくお願いします」
 カガリ「私は桐島カンナか。…………いや、このキャラが嫌いな訳じゃない。むしろ好感の持 
      てるキャラだ。だが、何かこう、胸の辺りがムカムカするのは……」
 フレイ「胃腸薬でも飲んだら? 私は神崎重工のお嬢様、神崎すみれね。私に相応しい役だ 
      わ。けどこの衣装、ちょっと大胆じゃない?」
 ミリアリア「フレイがそんな事言っても、説得力が無い気がするわね。私は発明少女の李光蘭
        ね。メガネ、メガネと……。管理人さん、もしかして私にチャイナ服を着せるために
        この役に選んだんじゃないでしょうね?」
 ナタル「ありえない話ではないな。後日、徹底検証してみよう。今回、私はマリア・タチバナ役で
      出演するのだが、このキャラクターには親近感を感じる。いい演技が出来そうだ」
 マリュー「羨ましいわ、ナタル。貴方ぐらいなら若い子達に混じっても、違和感無いもの。私な 
       んて、どんなに若作りしても藤枝あやめ&かえで姉妹が精一杯……。はあ」
 アサギ「か、艦長さん、元気出してください! 私たちなんて若いけど、地味な帝劇三人娘役な
      んですよ。ちなみに私が事務局のお姉さん、藤井かすみで…」
 ジュリ「私は噂好きの榊原由里」
 マユラ「そして私は売店でプロマイドを売っている高村椿の役です。よろしくお願いします!」
 樹里「はいはーい! 私もソレッタ織姫役で出演しまーす!」
 風花「私はレニ役よ。同じ外伝キャラとして、頑張ろうね、樹里! 皆さん、よろしくお願いしま
     す!」
 カガリ「アストレイのキャラまで出すのか。まあ確かに、本編の女性レギュラーだけでは人数が
      足りないからな」
 ラクス「いえ、まだ正ヒロインの真宮寺さくら役が決まってませんわ。どなたに演じてもらいまし
      ょうか?」
 ロレッタ「ドキドキ」
 プロフェッサー「ドキドキ」
 ラクス「本気ですか?」
 ロレッタ&プロフェッサー「…………ゴメンナサイ」


その2.で、結局この人に決まりました

 シホ「わ、私なんかでいいのかしら? 本編には出たけどチョイ役だったし、声優さんも決まっ
     てないし、性格だって詳しい事は分からないのに……」
 ラクス「構いませんわ。このヒロインは『剣の達人』と『ヤキモチ焼き』という以外、これといって
      特徴はありませんから」
 カガリ「今日のラクスは何気にキツいな……」


その3.お目当ては誰ですか?

 カガリ「それで他の役はどうなっているんだ?」
 ラクス「米田中将役はウズミ様、加山さんは声繋がりでフラガ様。敵キャラは1のラスボスの葵
      叉丹役はアズラエル様、2のラスボスの京極役はパトリック様にお願いいたしました」
 カガリ「まあ妥当なキャスティングだな。…………それで、あれは何なんだ?」

 (カガリ視線の先には、睨み合っているキラ、アスラン、イザーク、ディアッカの姿が)

 ラクス「大神一郎役の候補者さんたちですわ。お目当てのヒロインと役の上でも仲良くなれる 
      のですから、皆さん真剣ですね」
 カガリ「女としては嬉しいけど、困った連中だな」
 ラクス「あらカガリさん、アスランのお目当てがあなたとは限りませんわ。何しろヒロイン選択の
      自由がある『ゲーム』ですから」
 カガリ「……ラクス、でもそれは、キラにも言える事じゃないのか?」
 ラクス「その心配はありません。そんな事をすればどうなるか、キラの体に叩き込んであります
      から」
 ラクス「そうか。…………ん? 何か変な言葉を聞いたような気が……」


その4.結局、ケンカばかりしている四人は降板。大神役はニコルになりました

 カガリ「ニコルか……。また時空を超えて、『あいつ』が来たりしないだろうな?」
 ラクス「大丈夫です。彼女には裏ヒロイン役を用意しておきました」
 カガリ「裏ヒロイン? 誰だ、それは?」
 ラクス「各ヒロインのお母様役ですわ」
 カガリ「全員分!? 人件費の節約にも程がある!」



ショート92.
SEEDキャラで演ってみよう/仮面ライダーSPIRITS編
(スペリオンさんのリクエスト)

 キラ「これは一つのマンガというより、歴代の仮面ライダー役を決めるようなものだね」
 アスラン「1号からZXまでの10人をな。まずは1号ライダー、本郷猛は…」
 フラガ「俺が演ろう。技の1号の華麗なアクションを見せてやる!」
 バルトフェルド「では2号ライダー、一文字隼人は私だな。フラガ君と並びダブルライダー演る
           ためには、ある程度の渋さが必要だ。なあに、体の事は心配するな。最近は
           いい義手や義足があるからな」
 アスラン「見事な役者魂ですね。ではお二人の後輩に当る風見志郎、仮面ライダーV3は僕が
       演じます」
 サイ「えっ、俺がライダーマン? 眼鏡が科学者っぽいからかな? アクションにはあんまり自
     信が無いんだけど……やるしかないか」
 イザーク「俺は深海の覇者、神敬介ことXライダーだ! 砂漠は嫌いだが、海は好きだ!」
 ニコル「言ってる意味が分からないんですけど……。僕はアマゾンライダーですか。野生の強
      さと暖かさを持った青年役……難しいですね。僕に出来るのかな?」
 ディアッカ「いや、意外と合ってると思うぜ。そして俺はニヒルなナイスガイ、城茂こと仮面ライ 
        ダーストロンガー! いいねえ、こういう王道ヒーローこそ俺に相応しい。お前さん 
        もそう思うだろう?」
 ロウ「ふん、まあいいさ。という訳で外伝からも参加させてもらうぜ。俺は八人目、空を飛ぶラ 
    イダー、筑波洋ことスカイライダーだ! ……おい、誰だ! 俺にはこんな知的な役は似
     合わない、なんて言った奴は!」
 キラ「ロ、ロウさん、落ち着いて! えーと、そして僕が沖一也、仮面ライダースーパー1です!
     うわっ、だからロウさん、落ち着いて! 劾さんも止めてください!」
 劾「それは出来ん。俺は今、俺の役であるゼクロスこと村雨良のセリフを覚えるのに忙しいの
    でな。与えられた仕事はきっちりやる。それが俺の流儀だ」
 アスラン「そして悪役が、暗闇大使がクルーゼ、ニードルがアズラエル、それからサラマンダー
       がクロト、プワゾンがシャニ、アスラがオルガか。ゼクロスのライバル、三影英介こと
       タイガーロイドはキサカさん、お願いします」
 イライジャ「サポート役も必要だろう? 俺が滝和也で、海堂博士はシーゲル・クラインだ。そ 
        れから…」
 ミリアリア「私がアンリさんの役ね。アクションヒロイン役がピッタリのカガリにしないところは、 
        管理人さんの捻くれ具合が現われているわね。そして、真打ち登場!」
 風花「ヒロインの一条ルミ役です。よろしくお願いします!」
 アスラン「よろしく。「サクラ〜」に続いての出演だね。大変じゃないか?」
 風花「大丈夫です! 売れる時に売れておかないと、出番が少なくなって、やがて消えてしま 
     います! だから、今は頑張ります! あ、報酬は銀行振り込みでお願いします。口座
     番号は……」
 キラ「しっかりしてますね。可愛いし」
 劾「ああ。だが、キラ君」
 キラ「はい?」
 劾「手ぇ出すなよ」(凄く怖い眼で睨む)
 キラ「…………信用無いんですね、僕」
 劾「自業自得だ」
 キラ「うううっ……。僕は、僕は、ロリコンじゃないのに!」

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