ガンダムSEED編 PHASE−25
ショート349.
ああ、勘違い

その1.ONE PIECEのゲッコーモリアとか、ゲキレンジャーの臨獣ゲッコー拳
の意味が分からなかったので調べてみました

 シン「へえ、ゲッコーってヤモリの英名なのか」
 レイ「ああ。月の光の『月光』と同じ発音だが、何の関係も無い。あまり知られていない英名な 
    ので意味を間違える人もいるそうだ」
 シン「ゲッコー……月の光……月の別名はルナ……ルナマリア……ヤモリのマリア?」
 ルナマリア「そんなこじつけみたいな発想ができるアンタに感心したわ。でも、ちょっとこっちへ
         来なさい」


その2.武者シリーズは好きです

 レイ「英名を知らない人も多いが、日常的に使っている言葉を漢字でどう書くのかを知らない人
    も多い。シン、この字はどう読むか分かるか?」

 法螺貝  子守熊  田圃  髑髏

 シン「えーと、最初のは『ほらがい』だよな。他は……ダメだ、全然分からない」
 レイ「正解は『こあら』、『たんぼ』、『どくろ』だ」
 シン「子守りする熊でコアラか。凄い当て字だな」
 レイ「漢字はそういうのが多い。頑駄無(ガンダム)もそうだしな」
 ルナマリア「レイ、字は合っているけど、根本的なところで間違っているわよ」



ショート350.
マスコットキャラは難しい

その1.こんな事ばかり書いてますが、私はシンは好きですよ。いやホントに

 シン「SEEDから出演しているキャラと比べて、デスティニーから出演しているキャラは人気が 
     低い」
 ルナマリア「そんな事無いわよ。シンだって、カズイとかトールとかには勝ってると思うわ。多  
         分、きっと、恐らく」
 メイリン「お姉ちゃん、フォローになってない」
 シン「うっ……と、とにかく! どうして俺達が人気が無いのか考えてみたんだ」
 レイ「前作からの出演者が新作の出演者より人気が出るのは当然だ。視聴者も、製作してい 
     るスタッフも愛着があるからな。ギルはこれを『仮面ライダーやウルトラマンで先輩ヒーロ
     ーが出てくると嬉しくなる法則』と言っていた」
 ルナマリア「長い名称ね」
 レイ「この法則を打ち破るのは簡単な事じゃないぞ。シン、何か考えがあるのか?」
 シン「ああ。俺は前作とデスティニーを何度も見て、そして気が付いた。俺達の人気が無い最 
    大の理由、それは…」
 ルナマリア「主役がシスコンだから」
 メイリン「主役が逆ギレばかりしてるから」
 レイ「主人公に感情移入できないから」
 シン「お前らーーーーっ!!」


その2.好きな子ほどイジメたくなるというやつです。いやホントに

 ルナマリア「冗談よ、冗談。シン、落ち着いて」
 シン「はあ、はあ……」
 メイリン(小声で)「えっ、あれ、冗談だったの?」
 レイ(小声で)「俺は割と本気だったんだが」
 ルナマリア「そこの二人、余計な事を言わないで。シン、話を続けて」
 シン「あ、ああ。俺達の人気が無い最大の理由、それはマスコットキャラがいない事だ」
 レイ「マスコットキャラ? ふむ、そういえば確かにいないな」
 メイリン「SEEDではキラさんのトリィと、ラクス様のハロ、二つもあったのに、どうしてデスティニ
       ーでは作られなかったのかしら?」
 ルナマリア「ああいうマスコットキャラはデスティニーの雰囲気に合わないからでしょ。シンもマ 
        スコットキャラと遊ぶようなキャラクターじゃないし」
 シン「マスコットキャラを作れば、デスティニーの人気もアップするはずだ。だから俺、考えてみ
     たんだ。携帯電話から人型に変形するロボット…」
 ルナマリア「やめなさい」
 シン「ロボットじゃダメか。それじゃあ本命の、携帯電話から美少女ロボットに変形する…」
 ルナマリア「だからやめなさいって」
 レイ「シンの携帯電話がデスティニーのマスコットキャラと言えなくもないな」
 メイリン「嫌なマスコットね……」


その3.時間の波を捕まえて

 シン「そ、それじゃあ本命中の本命、携帯電話から…」
 ルナマリア「携帯電話から離れなさい!」
 メイリン「ねえ、ミーアさんの持っていたハロはマスコットキャラじゃないの?」
 レイ「所詮は二番煎じだ。ファンの間でも、アスラン製の物と比べると評価は低いな」
 メイリン「そうよねえ。英語を喋っているミーアさんのハロは何言ってるのか分からないし」
 レイ「メイリン、君が喋っている言葉は何だ?」
 メイリン「アニメ語よ。万国共通、宇宙人とも会話できる最強の言語」
 レイ「そんな言葉が本当にあればいいんだが。それはともかく、ミーア・キャンベルのハロも単 
    なるコピーではなく、アレンジをそれば人気が出たかもしれん」
 メイリン「アレンジ? 例えばどんな風に?」
 レイ「ガンダムのようにハロを武者や騎士にするとか、ハロを電車に乗せるとか、おとぎ話のキ
    ャラと組み合わせるとか」
 メイリン「どれも却下」
 レイ「…………いーじゃん、いーじゃん、すげーじゃん」
 メイリン「キャラと合わないセリフを言わないで」


その4.ワガママな人達

 キラ「アスラン、武者トリィとか騎士トリィとか作れない?」
 アスラン「無理だ」
 デュランダル「ジェネシストリィでも構わんのだが」
 ジブリール「デストロイトリィ、いやレクイエムトリィを…」
 アスラン「帰れ」



ショート351.
ツンデレ

その1.ツンツンとは「ナイフでツンツン刺す」という意味ではありません。念の為

 アスラン「ツンデレ? 何だ、その言葉は。連合やザフトの新兵器の名前か?」
 キラ「違うよ。ヒロインのジャンルの一つだよ。出会った頃はツンツンしているけど、付き合うよ
     うになるとデレデレするからツンデレ。詳しい説明はこのページを見てね」
 アスラン「日本語の乱れを感じる略語だな」
 キラ「SEEDにもこのタイプのヒロインはいるよねるカガリなんて典型的なツンデレじゃないか 
     な?」
 アスラン「確かにそうだな。俺と彼女は最初に出会った時は殺し合いをした程険悪だったが、 
       今では親しい間柄だからな」
 キラ「僕も似たようなものだよ。アフリカで再会した時は結構大変だったよ」
 ディアッカ「いいや、SEEDのツンデレヒロインはミリィだぜ。俺に対する憎しみでツンツンしてい
        たけど、それがやがて愛に変わってデレデレに……グゥレイト!」
 ミリアリア「妄想に浸っているところ悪いんだけど、私、あんたにデレっとした事なんてあったか
        しら? 結局別れたし」
 アスラン「ツンデレじゃなくて単なるツンツンか」
 キラ「ディアッカにとってはツンデレなんだよ。彼の頭の中でだけだけどね」


その2.クルーゼやフラガ父の嗜好は私の勝手な考えです

 アスラン「ラクスはツンデレじゃないな。ラミアス艦長やミーアも違う」
 キラ「ナタルさんはツンデレの素質充分あったんだけどね」
 ムウ「そうだな。ちっ、逃がした魚は大きかったか」
 マリュー「ムウ、今あなたバカな事を言わなかったかしら?」
 ムウ「空耳だろう。もしくは気のせい」
 アスラン「フレイ・アルスターはどうだ? コーディネイター嫌いのツンから表面的なデレになっ 
       てお前を惑わせたが、いつしか本当のデレへ。二段式のデレは強力だと思うが」
 キラ「そうだね。あれは本当に強かったよ」
 クルーゼ「ほう、私と会う前の彼女はそういうキャラだったのか。惜しい事をしたな」
 ムウ「クルーゼ、お前もツンデレ好きだったのか。という事は、まさか親父も…」
 クルーゼ「ふっ。これもフラガ家の宿縁だな。あるいは遺伝子が決めた運命の一つか」
 マリュー「いい加減にしなさい、このダメ男ども。いや、ダメ一族」


その3.攻略に失敗していたようです

 ルナマリア「ふっ、キラさんもアスランもまだまだですね。SEEDシリーズ最強のツンデラキャラ
         を忘れてませんか?」
 アスラン「いや、君やメイリンはツンデレキャラじやないだろう。グラディス艦長も違うし…」
 ルナマリア「はあ、やっぱり忘れていますね。あの人を忘れてませんか? ある意味SEEDで 
         一番精神的に成長したキャラ、イザーク・ジュールさんの事を!」
 アスラン「えっ!? いや、あいつは男だぞ」
 ルナマリア「ツンデレキャラは女性限定じゃありません。ううん、むしろ男性の方が多いんで  
        す! イザークさんなんて典型的なツンデレキャラじゃないですか。最初はアスラン
        への対抗意識を剥き出しにしてたけど途中で和解して、デスティニーでは凄く仲良
        くなって、最終決戦ではデュランダル議長に背いてアスランと一緒に戦う道を選  
        ぶ。見事なまでのツンデレじゃないですか」
 アスラン「そ、そうなのか?」
 メイリン「お姉ちゃん、だったらシンもツンデレにならない? 最初はアスランに突っかかってい
      たけど、実力を認めてからはちょっと仲良くなって…」
 ルナマリア「でも決定的なデレには至らなかったわ。アスランがもう少し頑張ってくれれば、シン
         もツンデレキャラになれたのに…。もう、アスランのせいですよ!」
 アスラン「あ、ああ、すまない。って、どうして俺が謝るんだ?」
 キラ「女の子の妄想力は凄いね。僕はツンデレキャラじゃなくて良かった」



ショート352.
SEEDキャラで演ってみよう/コードギアス 反逆のルルーシュ編

その1.このアニメの登場人物は名前が長い人が多い

 キラ「2006年の秋から2007年の春まで放送されたアニメだね。毎週怒涛の展開で、管理人
     さんも凄くハマっていたんだよね」
 アスラン「ああ。ここまでハマったアニメはSEEDデスティニー以来だそうだ。22話を見終わっ
       た後は軽い心身喪失状態になったらしい」
 キラ「打ち切りになった『天保異聞 妖奇士』より、このアニメを土6でやるべきだったんじゃな 
     いかな?って思っていたそうだけど、22話を見て考えを変えたそうだよ」
 アスラン「確かに、いくら土6でもあの話は放送できないだろうな……。では、キャスティングを 
       発表するぞ。この作品は登場人物が多いから、鏡伝のキャラにも参加してもらう。ま
       ずは物語の中心にいる三人だ」

 ルルーシュ・ランペルージ(主人公。父と祖国に刃を向ける黒の皇子ゼロ)…レイ
 枢木スザク(白の騎士。ルルーシュの親友にして宿敵)…アスラン
 C.C.(シーツー)(ルルーシュに力(ギアス)を与えた少女。ピザ好き)…ガーネット(鏡伝)

 アスラン「レイがルルーシュ役なのは納得できる。性格が似ているし、人を乗せるのが上手い 
       からな。しかし俺がスザクなのか? キラの方が合っていると思っていたが」
 キラ「僕はそんなに過程は重視しないからね」
 アスラン「確かに。そこがお前の長所でもあり短所でもあるんだが。C.C.は鏡伝のガーネット
       姉さんか。あの人はピザ好きではなく、ニコル好きなんだが」
 キラ「ビ○ハットに代わる新しいスポンサーを探さないとダメだね」


その2.アッシュフォード学園の人々

 シャーリー・フェネット(ルルーシュを愛するが故に運命に翻弄される少女)…ルナマリア
 リヴァル・カルデモンド(ルルーシュの友人。ミレイの事が好き?)…ハイネ
 ミレイ・アッシュフォード(生徒会長。とにかくお祭り好き)…ミーア
 ニーナ・アインシュタイン(日本人が苦手。ユフィに憧れている)…シャロン(鏡伝)
 ナナリー・ランペルージ(ルルーシュの妹。車椅子に乗った盲目の美少女)…ラクス
 篠崎咲世子(ナナリーのメイドだが、その割には彼女から離れている事が多い)…メイリン

 ラクス「あら、わたくしはナナリーさんを演じるのですか? わたくしはユーフェミアさんを演じる
      のだと思っていました」
 キラ「管理人さんは『ラクスとユフィは似ているけど、決定的なところが違う』って思っているそう
     だよ。むしろラクスはナナリーさんに似ているんだって」
 ラクス「そうなのですか?」
 ディアッカ「確かに似ているな。胸のサイズはほとんど同じ…」
 ラクス「…………」
 ディアッカ「すいませんでした。許してください。違う世界にいるナナリーさんも」
 キラ「怒られる前に謝るなんて、勉強したね、ディアッカ」
 アスラン「あれはパブロフの犬みたいなものだろう。三秒後には忘れていると思うぞ」


その3.オール・ハイル・ブリタニア!

 シャルル・ジ・ブリタニア(ブリタニア帝国皇帝。ルルーシュの父にして宿敵)…ゼノン(鏡伝)
 クロヴィス・ラ・ブリタニア(第3皇子。戦闘よりも芸術が得意)…ノイズ(鏡伝)
 コーネリア・リ・ブリタニア(第2皇女。ブリタニアの魔女と呼ばれる武人)…ナタル
 ユーフェミア・リ・ブリタニア(第3皇女。この作品屈指の悲劇のヒロイン)…ミナ(鏡伝)
 シュナイゼル・エル・ブリタニア(第2皇子。皇族の中では最も優秀な人物)…クルーゼ
 ジェレミア・ゴットバルト(ブリタニア軍人。オレンジ。もしくは『全力』)…イザーク
 ヴィレッタ・ヌゥ(ブリタニア軍人。記憶を失い、数奇な運命を辿る)…フレイ
 ロイド・アスブルント(ブリタニアの研究者。少々マッドだけど一応貴族)…デュランダル
 セシル・クルーミー(ロイドの助手。スザクの世話も担当している)…ステファニー(鏡伝)
 アンドレアス・ダールトン(コーネリアの騎士。懐の広い実力主義者)…バルトフェルド
 ギルバート・G・P・ギルフォード(コーネリアの騎士。メガネキャラ)…ヴィシア(鏡伝)

 アスラン「ユフィ役はミナさんか。なるほど、『穏健で天然だけど実は最強キャラ』というところは
       そっくりだな」
 ゼノン「アスラン、レイを射殺してもいいかね?」
 アスラン「気持ちは分かりますけど、やめてください。彼はルルーシュの役を演じているだけで
       すから」
 デュランダル「私の専門は遺伝子であって、ナイトメアフレームは専門外なのだが
 ステファニー「性格的には凄く似ていると思いますよ。部下を苦労させているところなんかも。 
          私も苦労しそう……」


その4.この作品では日本は「にほん」ではなく「にっぽん」と読みます

 カレン・シュタットフェルト(日本人とブリタニア人の混血。ゼロを崇拝している)…カガリ
 扇 要(黒の騎士団の副司令。記憶を無くしたヴィレッタと出会い、恋愛関係に)…ムウ
 玉城真一郎(黒の騎士団の幹部。言葉遣いが悪く、会計能力は低い)…ディアッカ
 ディートハルト・リート(ブリタニア人だがゼロを信奉し、黒の騎士団に入る)…アズラエル
 ラクシャータ・チャウラー(褐色の美女。ロイドの知人でライバル?)…レヴァスト(鏡伝)
 藤堂鏡志朗(黒の騎士団の軍事責任者。『奇跡の藤堂』と呼ばれるサムライ)…ダン(鏡伝)

 カガリ「誰だ、私の机に特大の胸パットを置いたのは。ディアッカ、お前の仕業か!」
 ディアッカ「ち、違う、俺は無じつぼおっ!」
 アスラン「まったく信じてもらえなかったか」
 キラ「普段の行いが悪いからね。それで、真犯人は誰なの?」
 アズラエル「ふふふ、面白い。これもまたカオスの一つですね」
 キラ「役に成り切っているね」
 アスラン「やりすぎだろう。劇が終わるまでは生きてもらわないと困るから、カガリには黙ってお
       こう。終わったらカガリと一緒に制裁を加えるが」
 キラ「さりげなく怒っているね、アスラン」


その5.トラブルメーカーたち

 マオ(もう一人のギアス能力者。C.C.に偏執的な愛情を抱いている)…シャニ
 V.V.(ブイツー)(スザクの前に現れた少年。皇帝シャルルと関係あり)…メレア(鏡伝)

 シャニ「俺がマオかよ……。俺にあんなバラバラ殺人鬼をやれっていうのかよ」
 メレア「後半のキーポイントになりそうなキャラを僕にするなんて、管理人も見る目があるね。…
      …えっ、『子供っぽい外見のキャラがいなかったから』だって? そんな単純な理由だっ
      たのか。前言撤回、失望したよ」
 シン「出番があるだけいいじゃないか。俺なんて…ううっ」
 キラ「僕も出番無しだよ。後半戦に出てくるキャラの中に僕達にピッタリな人がいればいいんだ
     けど」
 アスラン「こればかりは期待するしかないな。待つ身は辛い……」



ショート353.
コズミック・イラのUMA
(コスモさんのリクエスト)

その1.素人には定義が難しい世界です

 シン「UMA? それって、アメリカ合衆国っていう意味じゃ…」
 アスラン「それはUSAだ。UMA(ユーマ)とはUnidentified Mysterious Animalの略称で、日本語
       に訳せば「正体不明で未確認の動物」という意味になる。存在の可能性は高いが、
       生物学的に確認されていない未知の動物の事だ」
 キラ「例えば、パンダやゴリラは今ではよく知られている動物だけど、20世紀まではその実在
     は確認されていなかった。つまりUMAの一種だったんだよ」
 シン「へえ。ドラゴンとかゴブリンみたいなモンスターとは違うんですね」
 アスラン「勘違いしている人も多いが、UMAはファンタジー上の怪物ではなく、あくまで『実在が
       確認されていない生物』だ」
 シン「じゃあ、どんなのがUMAなんですか?」
 アスラン「ネッシーとか雪男とかヒバゴンとかチュパカブラとかツチノコとかだな」
 シン「……あんまりモンスターと変わらない気がする」
 キラ「特にネッシーはね」
 アスラン「言うな。こういうのは考えすぎたら負けだ」


その2.声優さんはUMAじゃありません

 シン「俺達の世界にもUMAっているのかな?」
 キラ「いると思うよ。こういうのは人間がいる限り、想像できるからね」
 アスラン「言っておくが、エヴィデンス01は実在が確認されたからUMAじゃないぞ」
 キラ「トリィとかハロは? 時々UMAみたいな動きをするんだけど」
 アスラン「いや、あれは俺が作ったメカで生物じゃないから」
 シン「中に生物が入っているっていう話を聞いたんだけど…」
 アスラン「中の人などいない!」
 キラ「アスラン、アニメでそれを言っちゃダメだよ」


その3.ショッカーの怪人ですか?

 キラ「MSが活躍している世界で、ネッシーや雪男の噂が語られている……。考えてみたら、凄
     く変な光景だね」
 アスラン「そうだな。しかしこの頃にはネッシーなどに代わる新しいUMAが誕生しているかもし
       れん。特に戦時下では、その手の話が広まりやすいからな」
 シン「コズミック・イラのUMAか。オーブにいる恐竜の生き残りでオッシーとか?」
 アスラン「あの国になら、そんなのがいてもおかしくないな。いや、冗談だが」
 キラ「遺伝子操作で人間と動物を掛け合わせて作った獣人とか」
 アスラン「キラ、それはこの世界では笑えないジョークだ。現実の世界でも笑えない話になりつ
       つあるみたいだが……」



ショート354.
SEEDキャラで演ってみよう/ウルトラマンメビウス編
(ymaさんのリクエスト)

その1.防衛隊CREW GUYSの人々

 ヒビノ・ミライ(メビウスの人間態。純粋で優しい心の持ち主)…シン
 アイハラ・リュウ(GUYSの副隊長格。バカといわれるほどの熱血漢)…イザーク
 サコミズ・シンゴ(GUYSの隊長。謎めいた言動が多い)…キラ
 イカルガ・ジョージ (元サッカー選手。驚異的な空間把握能力の持ち主)…ムウ
 カザマ・マリナ(男勝りな性格の美女。元はレースライダー)…カガリ
 クゼ・テッペイ(大病院の御曹司。ウルトラマンや怪獣の知識が豊富)…ディアッカ
 アマガイ・コノミ(子供好きで保育氏を目指す女性。チャームポイントは眼鏡)…メイリン
 トリヤマ補佐官(コミカルでトラブルメーカーな中間管理職。でもやる時はやる人)…アーサー
 マル補佐官秘書 (トリヤマの部下。一言多いけど、上司より優秀?)…ダコスタ
 ミサキ・ユキ(GUYS総監の代行。不在がちな総監に代わり、GUYSの指揮を執る)…ラクス

 アスラン「シンがミライだと!? いや、よく考えれば、本質的には似ているな。新人の割に戦 
       闘力は高いところとか、純粋で人に騙されやすいところとか、先輩キャラが出てきた
       ら目立たなくなるところとか」
 シン「それ、褒めてるんですか? それともバカにしているんですか?」
 キラ「ミライは仲間に恵まれたね。もしサコミズ隊長がデュランダル議長みたいな人だったら、
    確実に利用されていたと思うよ」
 アスラン「そうなったら、メビウスそのものが別の作品になっていただろうな。ネクサスの悪夢再
       び…いや、あれはあれで面白いが。ところでサコミズ役がキラなのは、やはりあの秘
       密が関係しているのか?」
 キラ「みたいだね」
 シン「色々な意味で最強キャラだもんなあ、あの人も。うらやましい……」
 アスラン「嘆くな、シン。お前にはお前のいいところがある。こっちの世界でも上司に恵まれてい
       ないダコスタよりはマシだ」
 シン「フォロー、ありがとうございます。けど、全然嬉しくない」


その2.ゲストキャラと恐るべき敵たち

 アスラン「宇宙人の敵キャラもキャスティングしたのか。これはどうイメージすればいいんだ?」
 キラ「ボガールみたいに人間態に変身していると考えてくれればいいよ。実際、ヤプールは人 
     間態に変身しているし。それじゃあ発表するよ」

 セリザワ・カズヤ(ウルトラマンヒカリと同化した、元GUYS隊長)…アスラン
 謎の女(ミライを狙う女。正体は怪獣を食らう高次元捕食態ボガール)…ステラ
 ジングウジ・アヤ(海洋生物学者。ミライに好意を抱く。映画にも登場)…ルナマリア
 ヒルカワ(悪辣なジャーナリスト。この作品における「人間の悪」の象徴)…ユウナ
 ヤプール(かつてウルトラマンAと戦った異次元人。暗黒四天王、邪将)…アズラエル
 デスレム(狡猾な策謀宇宙人。暗黒四天王、謀将)…ジブリール
 グローザム(不死身の冷凍星人。暗黒四天王、豪将)…バルトフェルド
 メフィラス星人(暗黒四天王、知将。初代マンと戦った星人とは別人)…デュランダル
 エンペラ星人(暗黒宇宙大皇帝。この作品のラスボス。とにかく強い)…クルーゼ

 バルトフェルド「おいおい、僕は敵の役なのかい?」
 キラ「グローザムみたいな武人タイプのキャラって、SEEDではあまりいませんから。僕と戦っ 
    ていた頃のバルトフェルドさんでお願いします」
 アスラン「それにしても、暗黒四天王のキャスティングは凄いな。ある意味、オールスターだ」
 キラ「管理人さん的には、ヒルカワも含めて五天王らしいよ」
 アスラン「ヒルカワのキャスティングには誰も異論は挟まないだろう。もちろん俺も」
 シン「どっちも『俺があの場にいたら殴っていた』キャラだ」
 キラ「手加減はしてあげてね」


その3.偉大なる先輩たち

 キラ「メビウスには先輩ウルトラマンが当時のキャストのままで出てきて話題になったね」
 アスラン「ああ。どの客演エピソードも質が高い。特に80(エイティ)の話は、ファンの間では『ウ
       ルトラマン80の真の最終回』とも言われている程だ」
 シン「80の再評価にも繋がったみたいですね。で、この人たちのキャスティングはどうするんで
     すか? 前にやったのでやるんですか?」
 キラ「あのキャスティングも悪くないけど、あれじゃ『先輩キャラの客演』という感動と面白さは再
     現できないよ。だから、今回はこの人たちに来てもらったんだ」
 シン「なっ!」
 アスラン「あ、貴方たちは……」
 キラ「それじゃあ、よろしくお願いします」

 ハヤタ・シン(初代ウルトラマン)…アムロ・レイ(初代〜逆襲のシャア)
 モロボシ・ダン(ウルトラセブン)…シャア・アズナブル(初代〜逆襲のシャア)
 郷秀樹(ウルトラマンジャックこと帰ってきたウルトラマン)…カミーユ・ビダン(Zガンダム)
 北斗星司(ウルトラマンエース)…シーブック・アノー(F91)
 南夕子(北斗と共にエースに変身した女性)…セシリー・フェアチャイルド(F91)
 おおとりゲン(ウルトラマンレオ)…ドモン・カッシュ(Gガンダム)
 矢的猛(ウルトラマン80)…ブライト・ノア(初代〜逆襲のシャア)

 アスラン「『SEEDシリーズ以外のキャラは使わない』という原則を破ってまでのキャスティング
       か。だが、確かにこれくらいのインパクトは必要だな」
 シン「うわあ、ちょっと感動だなあ……。あれ? ウルトラマンタロウはキャスティングしないんで
    すか?」
 キラ「タロウは人間態の東光太郎では出ていないからね。出てたらジュドー・アーシタさんにお 
     願いしたんだけど」
 シン「ジュドー? ああ、劇場版Zで富野監督に存在そのものを抹消された…」
 アスラン「シン、それは禁句だ! 新作のZZが製作されるかもしれない……と思う。多分。きっ
       と。いや、望みは捨てるな。希望はある。と考えよう。うん」
 キラ「アスラン、もうそれ以上言わない方がいいよ」



ショート355.
SEEDキャラにやってもらいましょう・ラジオ編

その1.司会がキラ&ラクスの場合

 キラ「ラクス……」
 ラクス「キラ……」

 ムウ(スタッフ)「二人とも、見つめ合ってないで、話をするか、葉書を読んでくれ。このままだと
           放送事故扱いになる」
 マリュー(スタッフ)「両想いの男女を一緒の部屋に閉じ込めちゃダメね」


その2.司会がキラ&ラクスでゲストがフレイの場合

 ラクス「…………」
 フレイ「…………」
 キラ「あ、あの、二人とももっと和やかに、ね?」

 ムウ「凄い緊張感だ。見ているこっちも脂汗が出てくる」
 マリュー「そしてまた放送事故扱いになるのね。恋のライバルを一緒の部屋にするのもダメね」


その3.司会がアスラン&カガリでゲストがミーア&メイリンの場合

 ミーア「アスランは私のものよ!」
 メイリン「ふん。胸だけしか取り得の無い人が、何言ってるんですか」
 カガリ「お前ら、いい加減にしろ!」
 アスラン「いやカガリ、君も落ち着いてくれ。これは公共の電波を使って…」
 カガリ「黙れ! 大体、お前がハッキリしないのがいけないんだ」
 メイリン「そうですね」
 ミーア「その点に関しては同感だわ。アスランの意見を訊かせてくれないかしら?」
 アスラン「えー、ではここでリスナーからのお葉書を紹介します」
 三人「スルーするなーっ!」

 ムウ「見事なまでの痴話喧嘩だな。放送事故にはならずに済みそうだが、違う意味で苦情が殺
     到しそうだ」
 マリュー「それが意外と好評みたいよ。『三人とも本気なのが面白い』って」
 ムウ「アスランのスルーっぷりも本気だけどな」


その4.司会がイザーク&ディアッカの場合

 ディアッカ「でさあ、その女(ピー)が(ピー)で(ピー)(ピー)(ピー)(ピー)なんだよ。グゥレイトだ
        と思わないか?」
 イザーク「思わん。そしてお前はもう喋るな」

 ムウ「ラジオのパーソナリティー向きの人材じゃないな」
 マリュー「ゲストとしては面白いキャラなんだけど、編集が大変だわ」


その5.司会がデュランダル&クルーゼの場合

 デュランダル「では最初の葉書を紹介しよう。ペンネーム・ピアノとガーネットさん大好きっ子さ
          んから。『クルーゼさんはどうして仮面を被っているんですか? 顔が見えないラ
          ジオでは意味が無いと思います。芸としては中途半端だと思うのですが』」
 クルーゼ「余計なお世話だ。そもそも私の仮面は芸などではない」

 ムウ「でも、確かにラジオの世界じゃ仮面の意味は無いな」
 マリュー「それは言わないでおきましょうよ。あの人の貴重なアイデンティティの一つなんだし」


その6.司会がキラ&アスランでゲストがシンの場合

 ムウ「って、これはアニメ本編と同じポジションじゃないか。変わり映えしないな」
 シン「俺はゲストキャラじゃない! 主人公だ!」
 マリュー「空しい叫びね……」



ショート356.
誘拐事件発生!
(避雷針さんのリクエスト)

その1.ムルタ・アズラエル誘拐事件

 誘拐犯「アズラエル理事を誘拐した。返してほしければ身代金を…」
 ナタル「払わない」
 誘拐犯「交渉のつもりか? そんな事をしても無駄…」
 ナタル「いや、本当に払う気は無い。好きにしたまえ。では」
 誘拐犯「あ、お、おい! ……お前、嫌われているんだな」
 アズラエル「もう慣れましたよ。はははははは」


その2.ミリアリア・ハウ誘拐事件

 誘拐犯「小娘は俺が預かっている。返してほしければ…」
 ディアッカ「ミリィ、助けに来たぜ!」
 誘拐犯「なっ、どうしてここが分かった?」
 ディアッカ「ふっ、愛の力ってやつさ」
 誘拐犯「くそっ、これから誘拐犯の特権として、あーんな事やこーんな事をして楽しもうと思った
      のに!」
 ディアッカ「お前とは気が合いそうだな。でもダメだ。ミリィにあーんな事やこーんな事をするの 
        は俺だけで充分なんだよ!」
 ミリアリア「欲望を剥き出しにしてるんじゃないわよ、このガングロスケベ!」


その3.アンドリュー・バルトフェルド誘拐事件

 誘拐犯「バルトフェルドは預かった。返してほしければ身代金を用意しろ」
 ダコスタ「分かりました。隊長は無事なんですか?」
 誘拐犯「無事だ。だが、コーヒーの入れ方に煩く言ってくる。こんな不味いコーヒーは飲めない
       とか、豆のブレンドが間違っているとか」
 ダコスタ「すいません、ご迷惑をおかけして。よろしければ隊長の好みのブレンドを教えましょう
       か?」
 誘拐犯「おお、頼む」

 警察「逆探知成功! 誘拐犯め、御用だ!」
 誘拐犯「げっ、しまった! あの男、これが狙いだったのか?」
 ダコスタ「隊長のコーヒー好きが初めて役に立ちましたね」
 バルトフェルド「狙ったわけじゃないんだが、まあいいか」


その4.カガリ・ユラ・アスハ誘拐事件

 カガリ「いや、もう発生しているだろ」
 キラ「あはははは……」
 ユウナ「カガリーーーーっ! 戻ってきてくれーーーーっ!」


その5.ロード・ジブリール&ユウナ・ロマ・セイラン誘拐事件

 アスラン「この二人を誘拐して、身代金を取れると考えたのか? 犯人の考えは浅はかすぎ 
       る。類は友を呼ぶ、か……」
 キラ「どうするの? 身代金、払うの?」
 アスラン「カンパを募ろう。みんなが二人を助けたいと思っているのなら、かなりの額が集まる 
       だろう」
 キラ「アスラン、それはあの二人を見捨てるって言っているようなものだよ」
 アスラン「お前もな」


その6.キラ・ヤマト誘拐事件…?

 誘拐犯「いや、それは無理。俺はまだ死にたくない」
 キラ「殺したりしませんよ。それに、アスランよりは誘拐しやすいと思うんだけど」
 アスラン「フリーダムの強さのイメージが固定されているからな。ある意味、自業自得だ」


その7.カズイ・バスカーク誘拐事件

 誘拐犯「身代金を要求する電話をかけたら、『そんな人知りません。つーかSEEDにそんな人
      出てましたっけ?』と言われたんだが…」
 カズイ「それ以上言わないで。ううっ、どうせ僕なんて、僕なんて……」
 誘拐犯「頑張って生きろ。夕飯、おごってやるから」



ショート357.
夢のタッグチーム?
(シェリーさんのリクエスト)

その1.背中を任せられる人はいますか?

 キラ「僕の背中を任せられる人? アスランだね。心から信頼できるよ」
 アスラン「その割には、セイバーで戦った時は容赦しなかったな」
 キラ「戦争って哀しいよね」
 アスラン「ごまかすな。まあ俺も他人の事は言えないが。シンはそういう奴はいるのか?」
 シン「俺ですか? やっぱりレイかな。強いし冷静だし頼りになるし」
 アスラン「ルナマリアは?」
 シン「……………………ハッ」
 ルナマリア「鼻で笑うな!」


その2.彼らは仲間がいない方がいいのかも

 スティング「背中を任せられる奴? そんなのいねえよ。お友達ごっこなんて、ファントムペイン
        には必要無いぜ」
 アウル「そうそう。俺達は一人でやれるからな」
 ステラ「それって、テレビの悪役とかがよく言うセリフ。そして最後に負ける……」
 アウル「ステラ、落ち込むような事を言うなよ」
 スティング「実際負けたしな。はあ〜〜〜〜〜……」


その3.タッグを組んでも…

 アスラン「シンの腕は認める。だが、結局俺達はいいコンビにはなれなかった。もし二人だけで
       戦っていたら、足を引っ張り合っていたかもしれんな」
 キラ「あの頃のアスランとシンの精神状態じゃ仕方ないよ。それに、足を引っ張り合ってもそれ
     なりに強い人達はいるし」
 オルガ「オラオラーーーーっ!!」
 クロト「撃滅!」
 シャニ「うらあああ〜〜〜〜!」
 アスラン&シン「何だかなあ……」


その4.ナタルのパートナー

 キラ「SEEDの女性コンビといえば、マリューさんとナタルさんだよね。お互いの欠点を補い合
     っていて、理想的な『艦長と副長』だった気がする」
 アスラン「アークエンジェルがアラスカまで行けたのは、この二人の力も大きいな」
 キラ「でも、その後のナタルさんはパートナーに恵まれなかったね」
 ナタル「あんな奴をパートナーなどと言ってほしくないな」
 アズラエル「僕もですよ。貴方には本当に足を引っ張られました」
 アスラン「最高のパートナーと最低のパートナーの差が激しすぎるな」
 ノイマン「あのー、俺と副長はパートナーでは……」
 キラ「ノイマンさんのパートナーはアークエンジェルじゃないですか。これからも艦の操縦、頑張
    ってください」
 アスラン「操舵士も大変だな」


その5.妄想タッグ(コメントは作者の勝手な想像です)

 キラ&シン…最強だけど、なぜか「飼い主と可愛い犬」という光景が目に浮かびます
 クルーゼ&レイ…プロヴィデンスとレジェンドの区別が難しいのでスタッフからダメ出し
 ラクス&フレイ…対キラ用最凶コンビ。でも仲は悪し
 アスラン&ステラ…アスランの女難の歴史が更新されます
 マリュー&タリア…女艦長コンビ。って副長は誰がやるの?
 アズラエル&デュランダル…腹黒コンビ。でもアズラエルは利用されるだけかも
 オルガ&スティング…新旧強化人間コンビ。夜はグチの言い合い
 ミゲル&ハイネ…声が同じ人コンビ。フレイ&ステラ、マユ&ルナマリアも同じグループ

 キラ「ここまで書いて気付いたけど、『&』の文字を『×』にしたら凄い事になるね」
 アスラン「思考レベルがディアッカレベルまで下がっているぞ。正気を取り戻せ、キラ!」
 ディアッカ「そこまで言うかよ」

HPトップページに戻る
「創作ギャラリー」トップページに戻る